ときどき「一緒にいて楽しい人は恋愛的な意味で好きなのか」というテーマで恋愛相談をうけることがある。
ある程度の恋愛経験を重ねると、自分の恋愛感情が掴みやすくなって、「一緒にいて楽しい人」と「好きな人」の違いも分かりやすくなるけど、恋愛経験が浅い人は「一緒にいて楽しい人を好きになることはあるのか」とか「一緒にいると楽しい人は恋愛対象なのか」など、多くの疑問が湧く。
そこでこの記事では、一緒にいて楽しい人と好きな人の違いを徹底解説する。
一緒にいると楽しいは恋愛感情なのだろうか?
「一緒にいて楽しい人」が恋愛的にどんな存在なのか詳しく解説するので参考にしてみてほしい。
記事後半では、「一緒にいると楽しい人と付き合うメリット」と「一緒にいて楽しい人が好きか分からない時の対処法」についても解説している。
- 一緒にいて楽しい人を好きになるのは普通のことだが、「一緒にいると楽しい」と「恋愛感情」は違う感情
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い① ドキドキするか、しないか
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い② 嫉妬するか、しないか
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い③ 触れたいと思うか、思わないか
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い④ 振られた時に心地良いと思うか、何にも思わないか(不快に思うか)
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑤ 離れた後すぐに会いたくなるか、また会えるのを楽しみにするか
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑥ 無理をしてでも会いたくなるか、遊ぶ相手を探してる時に浮かぶか
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑦ 顔面偏差値がどうあれ、かっこいい・可愛いと思うのか、いい人だなと思うのか
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑧ ずっと緊張感が消えないか、どんどん崩れた関係になるか
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑨ 相手のことを想って何か言いたくなるか、適当に合わせているのが楽か
- 一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑩ いつも2人でいたいと思うのか、たまにはグループで遊びたいと思うのか
- 一緒にいると楽しい人と付き合うメリット
- 一緒にいると楽しい人が好きか分からない…、一緒にいて楽しい人が「気になる人」になったらどうするべきか
- まとめ
一緒にいて楽しい人を好きになるのは普通のことだが、「一緒にいると楽しい」と「恋愛感情」は違う感情
一緒にいて楽しい人を好きになるのは普通によくあること
恋愛の基本として、「一緒にいて楽しい人」は、好きになる可能性を持った相手だ。
一緒にいて楽しい人を好きになるのは、多くの人にとって普通のことであり、よくある恋の落ち方でもある。ある人と親しくなって、一緒にいる時間が楽しくていつの間にか好きになっていたという恋の仕方は、片思いのあるあると言っても過言ではない。
なぜ一緒にいて楽しい人を好きになるかと言うと、理由は以下の7つだ。
なぜ一緒にいて楽しい人を好きになる?
- 一緒にいる時間が幸せな時間になるから(※少し大げさな表現だが、「充実する」「喜びを感じる」と変換すると納得できるかと思う)
- 会話する時間が長くなって相手の色々なことを知れるから
- 特別に仲良くなるから(※人は異性と親密な関係になると好きになる傾向がある)
- また会いたいと思って相手のことを考える時間が長くなるから
- そもそも「一緒にいて楽しい人が好きなタイプ」という人がいるから
- 相手が自分を楽しませようと頑張っていた場合、愛情を感じるから
- 付き合った後も楽しい交際が具体的にイメージできるから(※深層心理で彼氏がほしい、彼女がほしいと思ってる人は一緒にいて楽しい人を好きになる傾向がある)
もし一緒にいて楽しい人に「好きなのかな?」と思ったり、「どうして気になるんだろう?」と思ったら、恋愛感情である可能性は低くない。
しかし、恋愛においては「一緒にいて楽しい=好き」ではない。
「一緒にいると楽しい」と「恋愛感情」は違う感情:なぜ一緒にいると楽しいのに好きにならない?
「一緒にいると楽しい」は「恋愛感情」とは違う感情だ。
恋愛感情を持つと、ほぼ無条件に好きな人と一緒にいると楽しい気持ちになるが、だからと言って “一緒にいると楽しいと思ったら好き” は、恋愛的に成立しないことが多々ある。
なぜ一緒にいると楽しいのに好きにならないかと言うと、理由は以下の2つだ。
なぜ一緒にいると楽しいのに好きにならないのか
- 見た目がタイプじゃない(好きになるのに総合的な外見は非常に重要な要素になっている)
- 異性として魅力を感じない(振る舞い方や接し方、会話の雰囲気など)
ある異性が「一緒にいて楽しい人」になると、恋愛の方向に考える瞬間くらいはどんな人にもあって、特に相手の内面や相性を重視する(無意識に重視している)人は、好きになることも多い。
だが、一緒にいて楽しいだけじゃ恋愛感情とは言えず、異性であっても友達に持つ感情と変わらない。
では、一緒にいて楽しい人と好きな人の違いとは、何なんだろう?
次の見出しで詳しく解説する。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い
このパートでは、「一緒にいて楽しい人」と「好きな人」の違いについて、10個のポイントを挙げて解説する。
自分の気持ちがよくわからなくなったら、チェックポイントしても活用してみよう。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い① ドキドキするか、しないか
一緒にいて楽しい人は、恋愛感情がなかったらドキドキしないのが特徴だ。
相手が異性だったらある瞬間を切り取ると “ドキドキする瞬間” くらいはあるが、好きな人じゃなかったら何度もドキドキしないし、何分もドキドキしない。
もし一緒にいて楽しい人に「好きなのかな?」と思ったら、「ドキドキするかしないか」で感情の種類を判断してみよう。
相手が好きだったら何度会ってもドキドキするし、好きじゃなかったらどんどんドキドキする瞬間がなくなる。
恋愛経験が少ないとちょっとしたことでドキドキしてしまう人もいるけど、経過観察するとわかりやすくなる。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い② 嫉妬するか、しないか
一緒にいて楽しい人は、恋愛感情が無かったら嫉妬しないのが特徴だ。ある人との仲の良さに嫉妬することはあっても、好きじゃないなら “ワナワナする” くらいの気持ちに留まり、我慢できないほどの感情にはならない。
一方、もし一緒にいて楽しい人が好きな人だったら、ちょっとしたことが引っかかるようになり、嫉妬してしまった場合は普通の雰囲気を装うことも難しくなる。
嫉妬の感情は個人差が大きいから少し解説が難しいけれど、第三者との関係を原因に「怒り」の感情が芽生える時は、好きになっている時に多い。
一緒にいて楽しい人が自分にとって大切な人になっていると、「取られたくない」と思うこともあるのだけど、恋愛感情がない場合は2人の関係を直接的に脅かす存在が現れない限り、怒りまでは覚えない。
些細なことは聞き流せるし、「どういう関係?」と思っても、その場が楽しい雰囲気なら許容できる程度の動揺で済む。
もし、一緒にいて楽しい人に対して「ちょっとしたことで嫉妬するようになってしまった」「相手の交友関係を調べたくなる」などの状況になった場合は既に好きになっている可能性が高いので、以前の自分の感情と比較してみよう。
一緒にいて楽しい人を好きになる時は、だんだん好きになるような展開になるので、「いつの間にか好きになっていた」ということが起きやすい。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い③ 触れたいと思うか、思わないか
一緒にいて楽しい人は、相手がたとえ異性でも触れたいと思わない対象だ。むしろ、そういうことをして男女を意識させたくないと思うし、今の関係を守るために一定の距離感を保ちたいと思う。
しかし、もし好きな人にまでなっているなら、本能的に触れたいと思うし、もっと近づきたいと思う瞬間が定期的にやってくる。
ここら辺の感情に疎い人は、無意識に触れていたり、距離を詰めていることがあるので、振り返ってみると良いだろう。
ある異性が一緒にいて楽しい人になると、恋愛感情がない場合は「相手が自分に恋愛感情を持つこと」がリスクに感じるので、触れ合うような状況は回避したくなる。
もっとサバサバした関係性もあるけれど、その場合は「雑な触れ方をする(軽く叩くような触れ方)」「近づいても2人に緊張感がない」などが特徴になっているので、私の解説を読まなくても雰囲気で察することができる。
好きか分からないような相手と一緒にいる時に自分がどんな振る舞い方をしているか客観視することは難しいが、もし相手に触れようとしている自分に気づいたり、無意識に物理的距離を詰めようとしていた時は既に好きになっている可能性があるので、その他のチェックポイントを意識的に確認してみよう。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い④ 振られた時に心地良いと思うか、何にも思わないか(不快に思うか)
上の見出しに関連して、一緒にいて楽しい人への感情に迷ったら「触れられた時」の自分の気持ちを確かめてみると良い。
もし相手から触れられた時に「心地良い(ドキドキする、キュンとするを含む)」と思うなら、その相手はただ一緒にいて楽しいだけじゃなく、好きな人になっている可能性が高い。
一緒にいて楽しい人は、恋愛的に好意を持ってない場合、触れられた時に何も思わない。潔癖ぎみだったり、恋愛経験が少ないと「不快に思う」こともあるくらいだ。
恋愛では、触れる・触れられるという点において、相手に対してどんな気持ちを持つかがすごく重要な意味を持っている。恋愛感情が本能的な側面を持っているからだ。
理屈じゃなく感情の営みである恋愛において、相手と触れ合った時に持つ感情の種類を見極めると、自分が持っていた気持ちに気づくことができる。
好きな人だったら触れたいと思い、触れられたいと思うものなので、もちろん個人差は大きいが、「一緒にいて楽しい人」が自分にとってどんな存在なのか知りたい時は、確認してみると良い。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑤ 離れた後すぐに会いたくなるか、また会えるのを楽しみにするか
一緒にいて楽しい人は、ある程度の時間を一緒に過ごすと「しばらく会わないで平気な相手」である。
一緒にいる時間が楽しいからまた会いたくなるけど、「明日も明後日も会いたくなるか」と言うと、そうじゃない。
一方で、好きな人は、どれだけ長い時間を一緒に過ごしてもすぐにまた会いたくなる。それこそ、付き合う前後の時期は「今日も明日も明後日も一緒にいたい」と思ってしまうのが好きな人だ。
一緒にいて楽しい人とバイバイした後、すぐに会いたい気持ちになったら、あなたの中の気持ちは、既に恋愛感情として育ち始めている状況なのかもしれない。
「次、会えるのが楽しみだな」くらいだったら恋愛感情ではないけど、離れた瞬間に寂しさがこみあげてくるなら恋をしてる状態だ。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑥ 無理をしてでも会いたくなるか、遊ぶ相手を探してる時に浮かぶか
今述べたように、好きな人に対しては「恋しい」という気持ちを持つため、もし一緒にいて楽しい人を好きになったら、無理をしてでも会いたい気持ちになる。
たとえば、「毎週誘うのはさすがに迷惑だよね」「この間会ったばかりなのにまた誘ったらウザいと思われそう」などの悩みが切迫感を持った時は、恋に落ちてる状態だ。
少し強引でも、どうにかして会えないかと考える時間に「焦り」や「恋しい」といった気持ちが含まれているなら、その相手はあなたの好きな人である。
また、「少しの時間でも会いたくなる」「他の予定をキャンセルしてでも会いたくなる」などの気持ちも好きな人に持つ気持ちだ。
これらの感情になることが何度かあったのなら、単純に一緒にいて楽しいだけではなく、相手のことが好きなのだろう。
好きな人は、無理をしてでも会いたい人であり、会うために最大限の努力をしたくなる相手だ。
一方、一緒にいて楽しい人は、「暇な時に会いたくなる」「休みの予定を考えてる時に浮かぶ」「しばらく会ってないと会いたくなる」などの感情止まりなので、好きな人とは会いたい気持ちの強さが違っている。
一緒にいて楽しい人は、友達の上位に位置する人ではあるものの、特別な人まではいかないので、会いたいと思った時の気持ちの強さや焦燥感に注目すると、好きな人との違いが見えてくる。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑦ 顔面偏差値がどうあれ、かっこいい・可愛いと思うのか、いい人だなと思うのか
一緒にいて楽しい人がもし一般的にイケメンや美女と思われるタイプじゃない場合は、相手を「かっこいい・可愛いと思うのか」それとも「いい人だなと思うのか」で自分の感情の違いを見抜くことができる。
「一緒にいて楽しい人を好きにならない理由」の項目で解説したように、外見がタイプじゃない場合はどれだけ親しくなっても相手を好きにならないことが多いのだけど、最初は「そんなにかっこよくない・可愛くない」と思っても、好きになった後は “恋愛感情補正” みたいのが働いて、相手の容姿が良く見えるようになる。
好きな人がやけにかっこよく見える、なぜか可愛く見える現象は、多くの人が体験したことがあるだろう。一般的な評価とは裏腹に、自分の中で好きな人の評価が上がっていき、「何でかっこよく見えるんだろう?」「どうして可愛く見えるんだろう?」と自分でも不思議な体験をする。それが好きな人だ。
一方で、一緒にいて楽しい人は、恋愛感情を持っていない場合、「いい人だな」というイメージが強く、一般的に顔面偏差値が高くないなら外見的魅力は感じない。親しくなっているなら、異性として「悪くない」のだが、決して「良い」と思わないのが、単純に一緒にいて楽しいと思ってる相手だ。
一緒にいて楽しい人と同じ時間を過ごす中で、「最近、やけにかっこよく見える」「最近になってどんどん可愛く見えるようになってきた」というなら好きになった可能性があるので、自分の気持ちを確かめてみよう。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑧ ずっと緊張感が消えないか、どんどん崩れた関係になるか
一緒にいて楽しい人は、2人の間に信頼関係が生まれ、安心感を持つことで、どんどん崩れた関係になっていく。
最初は異性同士ということもあって他人行儀な「常識」を重んじる接し方をするけど、2人の時間が良好且つ良い雰囲気で保たれると、お互いに気を遣わない「ラフな接し方」をするようになるのが、一緒にいて楽しい人との関係性だ。
その方がより楽しい時間を共有できるし、仲が深まっている実感もあるため、お互いに気を遣わない関係を望んでいく。
しかし、これが好きな人になると、縮まった距離を無視してずっと緊張感が続く状態になる。
なぜなら、相手からの評価を良くしたいという心理が働くからだ。自分の中の恋愛感情に気づいていないと、無意識に緊張感を保ってる場合もある。
もし、一緒にいて楽しい人との関係性が「出会った頃と同じ」ように気を遣う状況が続き、言葉遣いや接し方、行動や態度に緊張感が抜けない場合は、恋愛的な好意が理由になっている可能性があるので、振り返ってみよう。
一緒にいて楽しい人は、お互いがそう思ってることがほとんどのため、大切に思っていても恋愛感情がないなら同性の友達のように接し方が変わって行く。そうならないなら「異性」として相手を意識しているということだし、積極的に自分の評価を高めようとする行動・態度を取るなら、好きになったからだ。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑨ 相手のことを想って何か言いたくなるか、適当に合わせているのが楽か
一緒にいて楽しい人は、「2人でいる時間が楽しければそれでいい」という感情を持つので、特に衝突は起きないし、衝突を避ける傾向がある。
好意がないなら相手への思い入れも大したことがないので、「話を合わせる」のも容易にできる。
しかし、好きな人に対しては特別な気持ちへの強いこだわりが原因で衝突が起きそうなことでも言いたくなることがあるし、我慢できずに余計なことを言ってしまう瞬間がある。仲良くなったらなおさらだ。
ここは、特に父性を持った男性心理の場合に顕著で、たとえば「厳しい優しさ」を表現する相手は、異性に限定にすると好きな人が該当しやすい。
下の記事で解説している通り、喧嘩しやすいのは「好きな人」だ。一緒にいて楽しい人とは、なかなか喧嘩になるような出来事は起きない。

また、思いやりの気持ちに関しても、好きな人に対しては言葉で表現しやすいという特徴がある。女性の場合、お節介になってしまう相手は「好きな人」である。
一緒にいて楽しい人に対しては、「その場が楽しければいい」と発想して、気軽に楽しむ意味もあってお節介になるようなことは起きないけど、好きな人になると簡単に聞き流すことができない話があったり、良かれと思って何かしたくなる。
もし、一緒にいて楽しい人に対して厳しい優しさやお節介の気持ちを表現することが増えてきたら、友情とは違う愛情を持った可能性があるので、直近の会話をいくつか思い出してみよう。
一緒にいて楽しい人と好きな人の違い⑩ いつも2人でいたいと思うのか、たまにはグループで遊びたいと思うのか
一緒にいて楽しい人は、グループ交際でも十分に満足でき、2人になりたいと強く思う相手ではない。むしろ、一緒にいて楽しい人を集めてみんなで遊びたいと思うこともある相手である。少なくても、たまにはグループで遊びたいと思うのが恋愛感情がない場合である。
しかし、これが好きな人になると、相手以外の人は “余計な人” となり、いつも2人でいたいと思うし、2人きりになりたいと思う。
もし、一緒にいて楽しい人が「他に誰か誘う?」と聞いてきた時に、「2人がいい」と思うだけでなく、「なんで他の人を呼びたいんだろう?」と思い、ショックを受けたり、悲しい気持ちになる場合は、恋愛感情を持った可能性がある。
ここは2人の関係性による部分があって、共通の友達や知り合いがいない場合だと使えない指標だけど、たとえば「自分と仲がいい他の友達を紹介したい(そして、みんなで遊びたい)」と思ったり、「一緒にいて楽しい人が○○(あなたの他の親友)とも友達だったら良かったのに」と思ったりするなら、恋愛的な好きではない状態だと分かる。
一緒にいて楽しい人を好きになったら、2人で一緒にいたいと思うし、他の人がいる時は残念な気持ちになるから、第三者が絡むシチュエーションで自分の気持ちが分かることがある。
一緒にいると楽しい人と付き合うメリット
一緒にいると楽しい人を好きになった場合、そのまま付き合うことになれば2つの恋愛的メリットがある。
素敵な恋になる確率が高いので、その理由を解説しよう。
一緒にいると楽しい人と付き合うと、付き合い始めから楽しい交際ができる
一緒にいると楽しい人と付き合うと、気まずくなりがちな「付き合い始め」から楽しい交際ができるのが特徴だ。
付き合いたてのカップルは、お互いに相手の恋人になることで精神的に構えてしまったり、関係性が変わることで一時的に空気が重くなることも多いのだけど、付き合う前の恋愛で「一緒にいると楽しい」が共有できていて、「一緒にいると楽しいから好きになった」という展開になると、付き合う瞬間にハレーション(悪影響)が起きにくい。
シャイな人や奥手な人、恋愛経験が少ない人は、一緒にいて楽しい人を彼氏や彼女に選んだ方がイメージ通りの交際ができる確率が高い。
一緒にいると楽しい人と付き合うと、恋人の前で自分らしくいられる
一緒にいると楽しい人と付き合うと、付き合いたてから安心感が漂う空気になるので、「自分らしさ」を表現しやすい状況になる。
彼氏や彼女ができたばかりの時期は「嫌われたくない」と思ってなかなか自分を出せない場合も多いのだが、会話がスムーズに続き、信頼関係を築きやすい「一緒にいると楽しい人」と付き合うなら、そういう心配がいらない。
好き同士で付き合っても3ヶ月待たないカップルがいるのはあなたもよく知っていると思うけど、なぜ短期間に別れるカップルがいるかと言うと、付き合い始めの緊張感や遠慮、気まずさが主な原因になっている。

一緒にいると楽しいと付き合うと、最初から自分らしくいることができて、付き合いたてから仲良しカップルになれる確率が高いのは大きなメリットである。
当然、「本当に好きになる」のは前提条件になっているから、軽い気持ちで付き合うのはおすすめできないけれど、一緒にいて楽しい人を好きになった場合は付き合う前後の恋愛に前向きなイメージを持っておいて良い。
相性が良い人と付き合う方が楽しい付き合い方ができるのは間違いないところなので、何度か2人で会う中で「一緒にいると楽しい」と思った異性に関しては、縁を確かめてみよう。
一緒にいると楽しい人が好きか分からない…、一緒にいて楽しい人が「気になる人」になったらどうするべきか
一緒にいると楽しい人は、後に好きな人に変わる可能性がある相手だが、人によって、又は恋愛の展開によっては、長い時間「好きか分からない」と思いながら過ごすことがある。
では、一緒にいて楽しい人が「気になる人」になったらどうするべきなのだろう?
4つのポイントを挙げて解説する。
一緒にいると楽しい人が好きか分からないなら、自分の気持ちが分かるまで一緒にいてみる
一緒んいると楽しい人が好きか分からない状態になったら、一つ上の見出しで解説した「好きな人との違い」を意識しながら、自分の気持ちを確かめる期間を長めに想定しよう。
ある人に対する感情は、変化する可能性がある。
「好きか分からない」「なんか気になる」という状況になると、おさまりが悪くてすぐに答えを出したくなるが、一緒にいると楽しい人については時間をかけて自分にとってどんな存在か確かめていった方が良い。
幸い、一緒にいて楽しい人は自分の気持ちを確かめる期間にあまりストレスを感じない。その時間も「楽しい」と感じる時間の方が長いからだ。
中途半端な気持ちを持つことのデメリットはあるけれど、どこかでポジティブな気持ちで相手をジャッジしようとしているなら、不誠実ということではないので、縁を確かめてみるのをおすすめしたい。
人の気持ちは変化すると言っても、「好きになるかならないか」は一定の時間が過ぎることでほぼ完全な答えが出る。その時間の長さは個人差があるし、相手との関係性や展開でも変わってくるが、「好きか分からない」という感情は今すぐに、又はなるべく早く答えを出すよりも、分かるまで時間をかけた方が後悔がない。
もし好きになる瞬間がくるなら素敵な恋愛になる可能性がある相手なので、気になるならコミュニケーションを取っていこう。
一緒にいると楽しい人が好きか分からないでも、なるべく素直に接する
ある異性に対して「好きか分からない」「なぜか気になる」という感情になると、自分の中でストレスがかかることがある。
モヤモヤする感覚があるからだ。その上で一緒にいることに対して、はっきりさせたい気持ちも強まっていく。
しかし、「好きになるかならないか」の過渡期にある可能性もあるので、悩みになった場合もなるべく素直に接することを心がけよう。混乱すると変な態度を取ってしまうことがあるのだけど、意識的にそれを防ぐようにする。
特に、恋愛経験が少ない人は、好きになりかけてる時や、意識した瞬間から態度が変わってしまうことが多いので、ある人を恋愛的な視点で考えるようになったら、自分の気持ちを確認することだけに意識を向けないで、「一緒にいて楽しい」という感覚も強く意識しよう。
そうすることで素直に接することができ、2人の雰囲気も良好に続く。本当は友情か愛情かすぐにはっきりするのがベストかもしれないけど、仲の良さや相性の良さから始まる恋愛は時間をかけて好きになることもあるので、モヤモヤ期間が長くなりがちだ。
その期間でうまくいかなくなることも多いので、「一緒にいて楽しい関係性を維持できるように」と考えて頑張ってみよう。
一緒にいると楽しい人が好きか分からない状況の時は、2人でデートらしいデートをしてみる
一緒にいて楽しい人が好きか分からない状況になったら、デートらしいデートをするのもおすすめだ。
こういう関係性は飯友や飲み友になりやすく、2人で会う時に友達の雰囲気になっていることも多い。お互いに「相手はどういうつもりだろう?」と思っていることがよくあるから、2人で会う場所を変える、やることを変えると、雰囲気が変わる可能性がある。
たとえば、2人でテーマパークに行ってみたり、水族館に行ってみたり、ご飯だけだったのなら映画に行ってみるでも良い。
一緒にいると楽しい人は、相手も同じように思ってくれるから、関係性を発展させるのに必要なのは実質的に「誘う勇気」だけだ。
2人の雰囲気が恋愛から遠い時ほど「どうしたの?」と聞かれてしまうリスクがあるけれど、どんな関係性であれデートらしいデートに誘うのは違和感を持たれやすいので、覚悟を決めて誘ってみよう。
何か言われても「嫌?」とか「忙しい?」と聞くだけで話を進めることができるから、誘いの趣旨について答える必要はない。
会い方と言うか、遊び方と言うか、そういうことを変えるといつもと違った会話ができたりして、自分の気持ちがはっきりしやすいし、デートらしいデートをすれば2人の恋愛的相性も分かりやすくなる。
好きか分からない相手をジャッジする時は「デートしてみてどう思うか」が最も答えを出しやすく、そのデートで2人の関係が進展する可能性があることも踏まえると、おすすめの行動となる。
電話で話すことで、一緒にいると楽しい人と「一緒にいない時のコミュニケーション」から自分の気持ちを探ってみる
一緒にいると楽しい人が好きか分からない状況になったら、コミュニケーションの取り方を変えてみるのもおすすめの方法だ。
LINEは頻繁にしていると思うけど「電話」はしたことがない人が多いと思うので、声だけのコミュニケーションでどんな気持ちになるか確かめてみよう。
なぜ電話をお勧めするかと言うと、お互いの顔を見ないでとるコミュニケーションは、お互いに素直になりやすいからだ。LINEも状況的には一緒なのだけど、文字と声では情報量がまるで違う。声と声のコミュニケーションでいつもと違った雰囲気の会話をすると、2人の雰囲気が変わる可能性があるし、自分の気持ちがはっきりすることがある。
もし好きな人になっていた場合は、「声が落ち着く」「話してると安心する」などの心理になったり、楽しいだけじゃない感情も持つので、電話したことがない人についてはおすすめしたい。
男性は経験が少ない人が多いと思うので、下の記事を参考にしてみよう。
まとめ
今回は、「一緒にいて楽しい人と好きな人の違い」を中心に、「一緒にいると楽しいは恋愛感情なのか」好きか分からない時の対処法にまで踏み込んで解説した。
一緒にいて楽しい人は、恋愛対象だと好きになることも多い相手だが、ただ楽しいと思うだけじゃ恋愛感情ではない。
ただ、これから気持ちの変化が起きる可能性があるので、まだ2人でいる時間の総量が少なかったり、色々な形のコミュニケーションが取れてない場合は、少しずつ踏み込むタイミングを計ってみると良い。
仲がいい異性は友達としても大切だが、恋愛的にも大切な人になることがあるので、自分の気持ちに迷ったら、ぜひ確かめる行動を取ってみてほしい。
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