「ずるい男・ずるい女」を好きになると、恋愛の副作用に悩むことが多い。
いわゆる “つらい恋愛” になるのがずるい人との恋愛の特徴で、進みそうで進まない感じに気持ちの消耗も大きい。
恋愛は惚れたら負けと言われるが、それを最も自覚する瞬間が「ずるい男」「ずるい女」を好きになってしまった時である。
また、立場を変えて好きな人にずるいと言われた男性や女性についても、「ずるいとは?」「ずるいの意味とは?」という部分の理解が大切になり、答え方・返信の仕方を間違うと変に誤解されることもある。
そこでこの記事では、恋愛における「ずるい男」「ずるい女」とはどのような人を言うのか、恋愛時の特徴から心理も解説するので、好きになった人がずるいタイプだったり、ずるいと言われることがあるなら参考にしてみてほしい。
恋愛でずるい人とは、どんな人なのだろう?
記事後半では、ずるいと言われた時の返信の仕方や対処法も解説する。
恋愛では、無責任な人がずるい人だと思われる
恋愛で言うずるい人とは、無責任な人であるのが大きな特徴だ。
では、恋愛的に無責任な人はどんな人かいうと、「好きじゃないのにアプローチしてくる人」や「付き合う気がないのにアプローチしてくる人」などが挙げられる。
好きになられても責任が取れないのに、人の気持ちをかき乱してくるのは、ずるい男であり、ずるい女だ。
上の原則を踏まえて、どんな人が無責任でずるい人だと思われるのか解説する。
恋人がいるのに、又は既婚者なのにアプローチしてくるのは、ずるい男・ずるい女
「どうせ責任が取れないくせにちょっかいを出してくる。あの人はずるい人だ」
こんな言われ方をするタイプで、何も言い返すことができないのは、彼氏・彼女がいるのにアプローチしてくる人や、既婚者なのに好きっぽい行動を取るような人である。
恋愛における「ずるい男」「ずるい女」とは、大事な人がいるのにモーションをかけてくる人が典型的なタイプで、もし好きになってしまえば「好きにさせといてずるい」と思われるし、遊ぶ気が満々なイメージを持たれることもある。
アプローチ中に彼女や彼氏がいると誤解された場合はずるい人だと言われるから、ただでさえずるいと言われることが多い「モテるタイプ」は、好きな人に対して真剣さを伝える努力が求められることがある。
自分が好きな人にずるい男やずるい女だと思う理由は、「相手から真剣な気持ちが伝わってこないから」というケースが多い。
恋人がいることが確定してるなら本当に相手がずるいけど、恋愛中の不安が原因なら信じる勇気も大切だ。
好きになられても責任が取れないくせに好きにさせようとしてくる人はずるい人
好きになられても責任が持てないのにアプローチしてくるのはずるいし、気持ちを弄んでいるような態度に映る。
当然それは、疑いレベルからどれだけ確信に変わるかが重要だが、相手の行動や態度からずるい心理に気づけば、怒りや落胆などネガティブな気持ちが強まる。
ずるい男やずるい女と恋愛すると、自分の気持ちがバレていそうな状況でも関係を中途半端にされながら「これって付き合っているの?」って状態になることもあり、実際に気持ちを利用されてセカンドやキープ扱いになっていることもある。
下は、ずるい男性に絞った記事だが、行動や心理を知りたい女性は合わせて読んでみよう。
ずるい男は、中途半端な関係を作って恋愛のいいとこ取りをしようとしてくることが少なくない。自分は本気にならないくせに相手を本気で好きにさせるのは、ずるいとしか言いようがない考え方であり、行動だ。
思わせぶりな態度を取るのはずるい男女の特徴
思わせぶりな態度を取る人は、意図してそうする人と、意図せずにそうなっている人に分けられるが、意識的に思わせぶりな態度を取る人だけでなく、無意識に思わせぶりな態度を取る人も恋愛的に評判が悪くなりがちで、ずるい男女の特徴にもなっている。
ずるい男や女は、気軽に思わせぶりな態度や行動を取る
「思わせぶりな態度をとるな」というのは、言い換えれば「好意がないのに好意があるようなことはするな」と言う意味でもあって、男女の友情は曖昧なものだからこそ、人付き合いの中では、恋愛感情を疑わせることなく、常識的な行動が求められている面もある。
しかし、ずるい男とずるい女は、気軽に思わせぶりな態度を取るのが特徴であり、気がないのに気がある素振りをして、「異性を釣る」ように色々な人と接する。
ずるい人はちやほやされたい心理が強いのも特徴だから、ずるい男や女を見抜くことができないと、標的にされた時に傷つけられる経験をすることになる。
チャラいな、軽い人だなと思った時は、きちんと「他の人と比較する」ことで相手の気持ちの重さを計ろう。誰にでも気軽に思わせぶりな態度を取る人は、恋愛感情があってアプローチしているのではなく、ただ餌をまいて好意を得ることだけが目的のずるい人だ。
ずるい男やずるい女に捕まりたくないなら、思わせぶりな行動の意味をしっかり把握する必要がある。
ずるい男や女は、相手の好意に気づいた時も好意がある振りをする
ここで特に問題となるのは、相手の気持ちに気づきながら思わせぶりな態度を取る男や女の存在だ。
好きじゃなかったり、意識していなかったらやんわり脈なしを伝えるべきタイミングで、ずるい男とずるい女は逆に脈ありサインを出して余計に混乱させ、無意味に人を傷つける。
付き合う気がないのに好意があるかのように振る舞って他人の好意を繋ぎとめるのは、ずるい人の特徴である。
あなたからアプローチしていたタイミングで好きな人がずるい人だと思ったら、立ち止まって自身の恋愛と向き合う必要がある。
ずるい彼氏やずるい彼女は、付き合った後も傷つける態度を多く取るので、十分に注意してほしい。
人懐っこい性格の人は、何気ない行動や態度が思わせぶりだと思われて「ずるい人だと言われた」という経験を多くしている
しかし一方で、性格上、人懐っこい人も「思わせぶりな態度を取っている」と言われてしまい、よくずるい人だと勘違いされる。
もしあなたが好きな人にずるいと言われたことがあるなら、「気がないのに気がある振りをしている(=思わせぶり)」と勘違いされたからかもしれない。
人懐っこいタイプが異性からずるいと言われる時は雰囲気が恋愛的になってしまっているのが特徴なのだが、甘えるタイプだったり、色々な人に愛想を振りまくタイプは、特に恋愛の雰囲気を出さなくても、ずるい人だと言われるタイプの人だ。
一つ一つの行動と好意との関係を判断しながら動いていれば「ずるい人」だと思われることなく「ずるくない人」でいられるのだが、このテーマは “ずるいか ずるくないか” の印象が受け取り手次第で変わるところが、余計に難しい問題にしている側面がある。
異性からずるいと言われた時は、被害妄想だと思う人の意見に出くわすことも多いから、もしあなたが特に問題行動を起こしてないのにずるい男や女だと言われたなら、距離を取るほかない状況だろう。
世の中には好きな人や気になる人に対して「具体的な理由がないのにずるいと思う人がいる」ため、恋愛体質の女性や男性からストレスをぶつけられるように「ずるい人だね」「○○はずるいよね」と言われる時は、一種の地雷だと思って対応しないといけない場合もある。
ずるいと言われた時に相手の心理が白いのか黒いのかは接する態度に出るため、客観的に「本当にずるい態度や行動を取っていたのか」という点を考えてみることも重要だ。
ずるい男やずるい女は、恋愛中に駆け引きする人
恋愛している相手に「ずるい」と思ってしまうのは、相手に振り回されている感覚になることも原因だ。
その最たる例は「恋愛中の駆け引き」があげられる。
ずるい人は、押したり引いたりを楽しむかのように、気持ちを掴ませない恋愛の仕方をする。
真正面から接してくれず、いつもどこかふわっとした印象で接してくるのが特徴で、真意や本音が掴めないタイプがよくずるい男・ずるい女だと思われている。
ずるい男や女は、恋愛にゲーム的要素を持ち込み、本気で好きにならない
普通、本気で好きなら押し引きがあっても僅かな期間だし、駆け引きする余裕が持てないものだ。
それにもかからわらず、ずるい男や女は、恋愛にゲーム的要素を持ち込み、本気で好きにならないから「気になった人をたぶらかす」ことができる。
誰かを好きになった時に駆け引きされる状況になった場合は、自分と相手との精神的余裕の差が顕著になるため、ずるいと思う理由に良い意味がないと思った時は、見切りをつけるべき恋愛もある。
逃げれば追いたくなるのが恋愛感情だけど、ずるい男や女は人の心を弄ぶかのごとく近づいてくるからこそ、離れていく態度に色々な感情をかき乱され、ストレスを与えられる。
相手がずるい男や女なら、付き合っていてもつらい恋愛になるから、付き合う前にずるい人だと気づいたら一旦立ち止まって深入りするかどうか決断するべきだ。
気持ちを繋ぎとめる行動を取られたり、少しでもキープされている感じがする場合は、相手の心理に喜ぶべき要素はないため、嫌な駆け引きのされ方をしたら、舞い上がらないで一度冷静に考えてみよう。
恋愛自体をゲームのように感じているかはわからないが、そうした態度をとり続ける相手に対しては黒い心理がある。
恋愛中にずるいと思われる人は「受け身な人」「何も言わない人」も多く含まれる
恋愛中にずるいと思われる人は、「受け身な人」や「何も言わない人」も多く含まれる。
このような人がなぜずるいと言われるのかと言うと、相手が一方的に頑張る恋愛になってしまうからだ。
受け身の人は、同じ熱量で向き合ってくれない印象を与えていて、相手としては「自分だけが相手のために頑張ってる」のが不平等な感覚を持つから、「相手がずるい」と思ってしまう。
付き合う前の恋愛は、「恥ずかしい心理」と戦って好きな人にアプローチしているから、受け身の人はずるいと思われる
付き合う前の恋愛は、みんなが「恥ずかしい」と思いながらアプローチしている。好きになったのが自分なのだから仕方がないことなのだが、2人の関係が進んでもずっと受け身の人は「相手にだけ頑張らせる恋愛」をしていて、相手からしたらずるい恋愛の仕方をしているように見えることがある。
「ずっと自分だけが誘うのはしんどい」と思うと、「たまには相手から誘ってくれてもいいのに、なんかずるい人だな」と思ってしまうのも無理はなく、まさにエゴだとわかっていても、受け身の恋愛をする人に頑張り続けるのは確かに辛くなる面がある。
もし、好きな人に受け身になってしまう人がずるいと言われた場合は、自分から行動することで好きな人のストレスを減らせることがあるから、頑張るべき局面では勇気を出そう。
付き合う前の恋愛は、2人の関係が進んだ時ほど ”双方向的なコミュニケーションを望む” ところがあるので、自分から誘えないならせめて自分からLINEするなどの受け身になりすぎない対策をする必要がある。
「何も言わない人」もずるいと思われる人!好きと言っても流される、自分の気持ちを話さない人は、相手目線ではずるく見える
恋愛中は、(相手が望む言葉を)何も言わない人がずるいと思われることも多くなっている。何を考えてるか分からない人や、本心を隠す人は、相手が正直に、素直に接しようと頑張ってる時ほど、ずるいと思われるタイプだ。
なぜ何も言わないのか、その理由は様々あるが、気持ちを言葉にするのが苦手な人は恋愛相手からずるいと言われることが多いので注意しよう。
恋愛中は、相手が勇気を出して気持ちを言葉にした時は、その勇気に応えないといけない。そこをスルーするからずるいと思われる。
自分の性格や得手不得手があることは相手も重々承知しているけど、何も言わない人は向き合ってくれない印象があって、恋愛の世界ではずるい人の特徴になってしまっている。
特に、好きと言っても流される女性や男性、自分の気持ちを話さない人は、相手目線ではすごくずるく見えている。相手としては、重い言葉を伝えているつもりなのに、その気持ちが返ってこないからだ。こんな時は、「嫌いだったら嫌いって言ってほしい」とすら思うこともある。
ずるいという言葉の意味には「自分だけ○○している」という相手の心理が絡みやすいので、好きな人が相手のコミュニケーションでは一方的な印象を与えないように注意しよう。
恋愛中は真面目な人でもずるくなる瞬間がある!ずるい人の判断基準は慎重に設定する必要がある
恋愛は理屈を度々超える非常に感情的な営みのため、黒い感情がなくても結果的に「ずるい人」になっていることもよくある話だ。
本当は真面目な人でも、恋愛中のある瞬間にずるい人になることがある。
恋愛中にずるい男やずるい女になる理由
迷い・不安・不満・怒り・悲しみなどなど、恋愛はその人の感情次第で天使のような行動が取れたり、悪魔のような行動を取ることもあって、恋愛に真面目なタイプも、時と場合によっては、ずるい男・ずるい女になる瞬間がある。
ずるい!と感じたその瞬間は、確かに悪いことをしたのかもしれないけれど、人格の否定が必要かと言えば、ケースバイケースだ。
ずるい男だと決めつける、ずるい女だと決めつける時の判断は、慎重に設定する必要がある。
ずるい行動をとる、ずるい態度をとる時、相手は複雑な心理になってることもある
軽やかにずるい態度を取るその人も、実は内心でとんでもなく悩んでいることもある点は、この問題の心理を考える時に知っておきたいことだ。
例えば、もう冷めた恋の延長戦をやっているような恋人関係なら、「恋人へ誠実に接しないといけないと思いながらも、他の誰かに魅かれることで自分の気持ちと行動のバランスを失ってしまう」ということが起こる。
それでも付き合っている恋人がいるのは事実なのだから、「自分がとる態度」と「恋人がいる事実」に矛盾が生じ、相手からすれば「ずるい男・ずるい女」の典型になることさえある。
こんな状況になれば、本心なんて言えるわけもなくて、「付き合ってる人がいるのにずるい」と思われても何も言えない。
特に、その本人が自分を上手く制御できていない場合は、周囲の人が振り回されることになるのだが、それが本当に不誠実な態度かと言えば、その判断は案外難しいものとなる。
ずるい男の本音や、ずるい女の本心は、自分にストレスがかかった時ほど慎重に判断する必要がある。裏にある事情や状況も勘案して「人間性」を判断しよう。
ずるい男との恋愛や、ずるい女との恋愛は、どう考えると「自分の幸せ」を追求できるのか
ずるい男・ずるい女との恋愛で、そのずるさがなくなって自分と真正面から向き合ってくれる日を待つという判断は、誰かに相談すれば否定されることも多いし、実際に可能性の面では良い方向に進むことが少ない。
しかし一方で、誠実な人であっても状況次第でずるくなることもある点を踏まえると、最後は「自分がどこまでその人を信じるか」と「自分がどこまで相手を好きか」ということが判断基準になる。
当然、悪意を持って遊ぶ人は自分に都合がいいように言い訳にするのだから、正しい判断は相当に難しいし、相手が迷っているなら結果論でしか語れない面もある。だが、好きな人がずるい人だと思った時は、ある意味で間違っても良い(裏切られてもいい)とまで考えを煮詰めないといけない場合も出てくる。
ただただ「ずるい!」と恨みにも似た感情だけでいるよりは、進むべきか撤退するべきか、相手が全くつれない態度ではないからこそ、苦しくても向き合わないといけない問題になる。
流されるとどうしても後悔が大きくなる恋愛なので、そこには注意をしよう。
好きな人にずるいと言われたらどうしたら良いか:ずるいと言われた男性や女性の返信の仕方と対処法
好きな人にずるいと言われたら、その意味によって自分の行動や態度の改善の仕方が違う。
まずは、ずるいと言われた時の反応の仕方から解説して、その後の対処法を解説しよう。
ずるいと言われたら、LINEの返信はどうするか:ずるいと言われた時の反応の仕方
恋愛中は様々な場面・理由でずるいと言われることがあるから、LINEの返信については一般的な答えが難しいのだが、好きな人からずるいと言われたら「否定する」ことと、「ずるいと言う意味を聞く」のがセオリーになる。反応の仕方に困ったら、下の例を参考にしてみよう。
ずるいと言われた時の返信の例
- 「ずるくないよ、なんでずるいって思うの?」
- 「ずるいことしてるつもりはなかったよ、どういう意味?」
- 「どっちかって言ったらずるいのは○○の方だと思ってた。俺(私)のどこがずるいと思うの?」
好きな人や気になる人からずるいと言われたら、返信に迷っても「流す」のは間違いで、ある程度は相手の言葉を受け止めてる返信をするべきだ。
ずるいと思われてる状況は、思った以上に相手にストレスを与えてる可能性がある状況なので、理由を聞いてあげたり、言葉の意味が気になってると思われる返信の仕方・反応の仕方をしよう。
付き合ってない男女の場合は、はっきりと「なぜずるいと言われたのか」の答えを示さないことが多いけど、ずるいと言われたことを気にしている態度を取れば、いくらか相手の気持ちは救われる。(※ずるいと言う心理には、態度を改めてほしい気持ちが含まれているため)
「ずるくないよ」「ずるいってなんだよ」だけだと変にこじれることがあるので、丁寧に返信する方が良い。
例文の3つ目は「○○の方がずるい」という趣旨で返信をしているが、恋愛的な雰囲気がある中で相手にずるいと言う心理には「脈あり」の意味があるので、このようにしている。
相手を何とも思ってない時はずるいと思わないから、付き合う前の男女はよくお互いに相手がずるいと思ってるケースがあるので、もしずるいと言われた時に「相手の方こそ!」と思うなら、そのまま返信してみよう。
「○○(あなた)もずるいって思ってたんだ…」と相手が思うと、「同じ気持ちだった」という事実に気持ちが落ち着くことがある。
対処法①怒りの感情でずるいと言われたら、告白の準備に入る
もし、ストレスを発散するようにずるいと言われた時は、「そろそろはっきりしないといけない時期」という恋愛サインなので、対処法としては告白の準備に入るのが正しい行動になる。
恋愛的な意味で好きな人にずるいって言われた時は、特に怒りの感情がこもっていた時ほど相当に強い脈ありサインになっているから、きちんと気持ちを伝えるタイミングだ。
ただ、気持ちがはっきりしていない時もあると思うので、まだ告白するまでに気持ちが固まってない時は「他の女子と仲良くしない」「他の男と仲良くしない」という行動が対処法としてはおすすめとなる。
好きな人が付き合う直前に気持ちが煮詰まる段階でつらくなった場合は、嫉妬のストレスを与えるのが1番恋愛が壊れる理由になる。
まだ告白するつもりがないなら、せめて嫉妬させないように振る舞うべきだ。
時間稼ぎをするこ自体がずるいと言われる原因になるけど、誠実に行動していれば愛情が憎悪に変わることはない。
嫉妬されてるかどうかわからない人は、男女別に用意した下の記事を参考にしてみよう。嫉妬心は非常にナイーブであるため、「嫉妬されても気づかない人」は恋愛に失敗する傾向が強い。
対処法②怒り以外の感情でずるいと言われたら、あなたの本心が知りたいと思われてるから、自分の話をシリアスな雰囲気でするのが効果的
その他に好きな人からずるいって言われる時は、「本心が分からない」と思われていたり、軽い・チャラいと思われてる時に多い。
この時の対処法は「シリアスな会話」が効果的だ。
気持ちが無さそうに見える瞬間があるなら、好きな人にだけ話す内容を話してあげて、二人が親密であることをしっかりわかってもらい、好きな人があなたにとって特別な人だと遠まわしに伝えていこう。
ずるいと言われたら愛情を伝えていくのも効果的であるため、かるい感じで話しかけることが多いなら、もう一歩踏み込むことで本気の恋愛感情を疑ってもらう必要がある。
下の記事も役立つと思うので、興味があったら読んでみてほしい。
良い意味でずるいとはどういうことか
世の中には良い意味でずるい男女もいる。
でも、この良い意味のずるいとはどんな意味なのだろう?
3つのポイントで解説する。
良い意味のずるいとは、ずるい行動や態度に嫌な印象を持ってない(相手の主観が大きく関係する)
基本的に人はずるい人が嫌いだが、好きな人や気になる人の「ずるい行動や態度」は、意外と好意的に受けとる人が多い。
特に、ずるいと思う頻度が低い場合や、ずるい行動のレベルがそうでもない時は、良い意味でずるいと思われる確率が高いパターンだ。
ずるい男や女と出会うと、最初はそのずるさを好意的に見る向きがあり、だんだんイライラしてきたり、信じられないと思うようになるので、時期による心理変遷も起こる。
- 最初=「ずるいな」と思うけどあんまり悪い気はしない、気になっていたらむしろ好意的に受け取る
- 何度もずるい行動や態度を取られた後=いい加減ずるいことはしないでほしい、ムカつくからやめてほしいと思うようになる
ある異性と仲良くなる中でそこまで親しくなる前にずるいと言われた場合は良い意味であることが多い。
もっと好きになる「ずるい行動や態度」は、良い意味でずるいと思われるパターン
良い意味でずるい行動を取る男性や女性は、ずるいと思ってる人がもっと好きになるようなことをしているのが特徴だ。
たとえば、誰にでも優しい男性を好きになった女性は、自分に優しくしてくれるのを「ずるい」と思ってしまうところがあるけど、こんなタイミングに良い意味でずるいと思った女性は内心で下のようなことを考える。
「私が好きなのにちょっとは気づいてるでしょ?だったらその優しさはずるいよ。もっと好きになっちゃうじゃん…」
この女性は、優しくしてくれる好きな人にキュンとしたという意味でずるいと思っているが、悪い意味でずるいと思ってない。
ずるいという言葉を使ったのは「ずるい行動をしないで」と思ったのではなく、「優しさの意味が愛情だったらいいな」と思ったからだ。そうじゃないから、自分目線でずるいと思った。
好きな人以外に優しくすることは悪いことじゃないから、優しい性格の好きな人に「相手はそんな気がないってわかってるのにずるいと思っちゃう」という心理状態になっている。
ずるいと思われた原因によっては、良い意味でずるいと思われた可能性がある。
キャラ勝ちするタイプは良い意味でずるいと言われる
お願い上手の女子などに多いが、キャラ勝ちするタイプの人は良い意味でずるいと言われることが多い。
たとえば、上目遣いで男性に頼みごとをする女子に対して男性は「○○ちゃんはずるいよ、そんな頼まれ方したら断れないじゃん」と言ってしまうが、悪い意味でずるいと思ってないことを証明するように本当にお願い事を聞いてしまう。
恋愛的な意味でずるい男女は「ずるをする」という言うことではないのだが、ずるいと言われる時はこういうパターンもある。頻度が多くなければ良い意味でずるいと思われるパターンだ。
好きな人に「ずるい」と感じる恋愛は辛い:否定的に見た場合の「ずるい男との恋愛」「ずるい女との恋愛」について
ずるい男や女をテーマを扱うなら、やはり最後は否定で終わらないといけない。
なぜなら、「ずるい」と感じている恋愛は辛いものだからだ。
理由は大きく2つある。
本気で好きな人にずるいと思う時は、自分が利用されてる時に多い
好きな人にずるいと思うような恋愛がつらい理由の一つ目は、本気で好きな人にずるいと思う時というのが、相手に利益があって、自分が損をしている状態になっているからだ。
都合のいい女・都合のいい男にされている場合などはその典型と言えるけれど、自分の気持ちを利用されたり、寂しさを埋めるためだけに利用されたり、ずるい人は実際に悪意のある人の方が多く、実際に利益を享受している。
恋愛で幸せになりたいと思ったら、軸足を置くのはあくまでも自分であって、好きな人に必要以上に譲歩すると、あなたの幸せは遠ざかっていく。
利用されてる時でも、好きな人とのコミュニケーションが密に多く発生していれば一時的な幸せはあるのだけど、いずれ捨てられた時に何も残らない。むしろ、尽くしていた場合は後悔することの方が多いくらいだ。
ずるい男や女に合わせてしまった際に「何をしていたんだろう?」と思うのは、自分だけが本気で好きで、相手が本気で好きじゃなかったから。
こういう思いをしないために、恋愛では自分を粗末に扱うことが最もしてはいけないことだ。
好きな人に対して「ずるい」とむかつくなら、すでにストレスがある恋愛になっている
好きな人に悪い意味で「ずるい」と感じる時というのは、既に相手の行動や態度に負の感情を持っている。
それがむかつくと思うまでストレスを受けている原因なら、その恋愛はもう不幸せに向かって動き出してしまっていると、あらゆる恋愛を見てきて感じるところだ。
ずるいと思う感情が爆発するくらいストレスが大きくなった恋愛は、なかなか幸せになれない。
恋愛は苦しいと思うことがあっても、基本的に付き合う前に心の底から好きな人がむかつくということは起きない。「好きだからこう思ってしまうんだろうな」とどこかで思うからだ。もし本気でムカつくことがあるとすれば、好きな人がひどい人だった場合や、本当に最低だった場合だ。
「ずるい」という言葉自体は相手を否定する言葉である。自分の気持ちを受け入れてくれないことで持つ負の感情とは違った種類の苦しみが既に発生してしまっているなら、その恋愛はどこまで行っても良い恋愛にはならないだろう。
「それでもいい」と言い切れずに、相手の文句を言わないと気が済まないという状態になってしまうと、不平等な関係に悩んだ結果、相手との衝突も避けられなくなる。
ずるい人を好きになったら、付き合う前から喧嘩するし、付き合った後はなおさら喧嘩が多くなるから、いくら好きでも人間性の否定が極まってきたら見切りをつけるべきだ。
ずるい男やずるい女を好きになると、たくさんの矛盾が関係を蝕むことになり、ただ距離を縮めていく片思いとは違った種類のしんどさがある。
ただの消耗戦になるだけなら、時間を見送ることで余計に傷つくだけだろう。
特に20代半ば以上の年齢に達していたら、将来を考えられる人と恋愛するようにしよう。ある程度の期間、様子見をしてもずるい人だと確信できてしまう人との恋愛は、傷つくだけで時間の無駄になることが本当に多いから気を付けてほしい。
まとめ
今回は、恋愛における「ずるい男」「ずるい女」について解説した。
ずるい人との恋愛は、しんどい恋愛になることが多いのが特徴だが、自分を受け入れてくれないわけではないから、進むのも断ち切るのも難しく、悩んだ経験のある人は少なくない。
ずるい男や女の心理としては、悪意があるパターンが多いと言えるけど、それだけでは語りきれないケースもあって、しっかり行動の意味や理由を考えたい。
時間をかけることで実際に進展することもあるから、「今はこのままで…」という判断が間違いとは言いたくないのだが、向き合わないといけない状態を放置すれば溜まるストレスも大きくなる。
はっきりさせることを恐れてばかりではいけないだろう。
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