結婚への考え方には、男女の違いがある。
特に言われるのが「結婚に焦る人の割合が女性に偏っている」という点だ。
「結婚したいか、結婚したくないか」
この問題について、あなたは男女差を意識したことがあるだろうか?
今は、昔に比べて結婚したくない人が増えたことで結婚そのものが幸せを完全には象徴しなくなったとも言われている。少なくても、個人的な価値観が、結婚するかしないかの選択に色濃く反映される時代だ。
付き合っても、結婚を考えない人がたくさんいる。
そこで注目されるのが「性別のよる結婚観の違い」だが、性別が違えば生き方が違うのだから、結婚観に関する考え方も違っている。
では、結婚への考え方には男女でどんな違いがあるのだろう?
この記事では、国立社会保障・人口問題研究所の行った調査結果を基に、男性と女性で結婚に対する考え方の違いを紹介して、結婚に焦る女性の理由と結婚に焦ってる女性の特徴を解説する。
結婚にメリットを感じる割合には男女で差がついており、興味深い内容もあるので、一緒に見ていこう。
「結婚するか結婚しないか」の考え方における男女の違い
今回の記事では、これから取り上げる全ての表を国立社会保障・人口問題研究所の行った調査(結婚と出産に関する全国調査 独身者調査の結果概要の結果 PDF)より作成している。
この記事で紹介するデータ以外の情報はリンクから飛べるので、興味がある人は読んでみよう。
この調査では18歳以上35歳未満の独身の男女に対し調査を行っており、 7826票の有効票を集計している。
まずは、結婚するか結婚しないかの男女の違いを見てみよう。
いずれは結婚するつもりの人の割合
1987年 | 1992年 | 1997年 | 2002年 | 2005年 | 2010年 | 2015年 | 2021年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 91.8% | 90.0% | 85.9% | 87.0% | 87.0% | 86.3% | 85.7% | 81.4% |
女性 | 92.9% | 90.2% | 89.1% | 88.3% | 90.0% | 89.4% | 89.3% | 84.3% |
結婚するつもりがある人の割合は8割を越えており、男女共に「いずれ結婚したい」と考えている人が多いことが分かる。
「良い人がいれば結婚したい」と言う人や、結婚するのが夢に近い感覚の人も含まれているが、結婚を前向きに捉えている人は多いと言えるだろう。
しかし一方で、1987年のデータでは男女共に9割を超えていたのが現在は8割ちょっとに下がっており、男女共に結婚するつもりがある人の割合は減少傾向がはっきりしている点は特筆すべきことである。
社会で言われている通り、結婚したい人の割合が減少しているのは事実で、晩婚化へも影響している。
次に、積極的に結婚を考えている割合について確認してみよう。
1年以内に結婚したい人の割合
1987年 | 1992年 | 1997年 | 2002年 | 2005年 | 2010年 | 2015年 | 2021年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 40.8% | 38.7% | 42.0% | 42.1% | 42.1% | 43.3% | 45.5% | 46.9% |
女性 | 49.0% | 47.8% | 51.1% | 52.6% | 50.1% | 53.2% | 52.6% | 50.8% |
今すぐに結婚したいと思っている人の割合は、男女に約4%の違いがあり、男性は過半数割れしている中、女性は過半数以上になっている。
1年以内に結婚したい人の割合が高いからと言って「女性は結婚に焦ってる人の割合が高い」というのは少し乱暴な言い方だが、なるべく早く結婚したいと思っているのに結婚できてない人の割合は、女性に多いのは明らかだ。
結婚する意志がある人は、男性より女性に多い
ここまで取り上げたデータによると、女性の方が結婚に積極的である点は、結婚への考え方の男女の違いとして顕著である。
元データでは年齢を18~24歳・25歳~29歳・30歳~34歳の3つのカテゴリーでさらに詳細な傾向を出しているのだが、それを参考にすると年齢が上がるにつれ女性は1年以内に結婚の意欲がある人の割合が増える傾向が明確になっている。
特に30歳~34歳の女性に関しては、2021年調査で81.5%の人が1年以内に結婚の意欲があると答えており、男性は同70.3%という結果で、男女の違いは約11%まで拡大する。
アラサ―の人は、結婚したい女と結婚したくない男の組み合わせで今なお付き合ってるカップルが多いことを想定させる。
では、結婚に魅力を感じている人の割合は男女でどのくらい違いがあるのだろうか。
結婚にメリットを感じる人の割合の男女の違い:結婚した方がいいと思ってる人の割合
1987年 | 1992年 | 1997年 | 2002年 | 2005年 | 2010年 | 2015年 | 2021年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 69.1% | 66.7% | 64.6% | 62.3% | 65.7% | 62.4% | 64.3% | 63.3% |
女性 | 70.8% | 71.4% | 69.9% | 69.4% | 74.0% | 75.1% | 77.8% | 70.9% |
上の表を見てみると、昔に比べ男性は結婚にメリットを感じる人が減っており、女性は2015年調査までは結婚にメリットを感じる人が増えていたが、2021年調査で一気に下落する形となった。
男女ともにある程度高い数値を記録しているものの、男性は6割強しか結婚にメリットを感じていないことは、結婚願望が強い女性には少し驚きかもしれない。
昔に比べて男性の結婚に対するメリットが減ったとは思っていたが、結婚にメリットを感じる女性が一気に減った2021年調査でも結婚する意味があると思う人の男女差が7ポイント以上もある点は、衝撃である。
では、独身の方がメリットがあると考えている人が増えたのだろうか?
独身にメリットを感じる人の割合の男女の違い
1987年 | 1992年 | 1997年 | 2002年 | 2005年 | 2010年 | 2015年 | 2021年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 83.0% | 83.6% | 82.7% | 79.8% | 83.8% | 81.0% | 83.5% | 84.1% |
女性 | 89.7% | 89.0% | 88.5% | 86.6% | 87.2% | 87.6% | 88.7% | 90.3% |
独身にメリットがあると思っている人の割合は、男女ともに8割を超え、特に女性は9割が独身にメリットを感じている。
結婚にメリットを感じる人と、独身にメリットを感じる人の両方で多いのが「女性」である点は少し矛盾した結果にも見えるが、独身の状態に不満があるのではなく、結婚するメリットを取りたい人が女性に多いということだろう。
簡単に言えば、女性は現状に満足しつつも、結婚願望を持ちながら生活している人が多いということ。
調査概要では、女性が結婚するメリットとして考えていることは下の3つだった。
女性が思う結婚するメリット上位3つ
- 子供が持てる
- 経済的余裕が持てる
- 親の期待に応えられる
ここは大方の予想通り、「子供のこと」で結婚するメリットがあると思ってる女性が多く、ついで経済的余裕を結婚のメリットだと挙げる声が多かった。
では、男性はどうかというと、男性が言う結婚するメリットは「子供が持てる」と「精神的安らぎの場が得られる」で二分されていた。
ここは、結婚への考え方で男女の違いになってい部分だ。結婚は男女で意味合いも変わっているので、結婚観には明確に男女差がある。
カップルで「結婚」と向き合う時、あるいは自分の生き方を考えて「結婚」と向き合う時は、どうしても男としての人生・女としての人生が同時にテーマになってしまう。
そうだとすれば、結婚に焦らない男性に対して、女性はなぜ結婚を焦るのだろう?
次はそこを詳しく解説する。
女性が結婚を焦る理由:なぜ女は結婚に焦るのか
婚活している女性、約70人に独自調査したところ、女性が結婚を焦る理由は大きく7つの要素があることが分かった。
結婚に焦る理由① 男性が若い女を結婚相手に選ぶから結婚に焦る:女性心理では「年をとると結婚できなくなる」と考える
結婚に焦ってる女性に話を聞くと「自分の年齢」のことを話す女性が多いのだけど、その根本にある問題は「男性は若い女を結婚相手に選ぶ」という問題である。
詳しくは下の記事でも取り上げている通り、男性は年上女より年下女を好む傾向が強く、特に結婚相手に選ぶ相手は自分より年下の女子になっている。
婚活している女子に話を聞くと、「いつも若い女の子が人気になっている」という点はほぼすべての女子から出る意見で、「このまま年を取ると余計に結婚できなくなる」という焦りを生んでいる。
年上女性には年齢を重ねているからこその魅力があるが、男性は見た目を重視する恋愛観を持っているので、どうしても女子は結婚する上で自分の年齢を戦わないといけない部分がある。
結婚したいと思いながら婚活している期間が長くなれば、焦らない方が難しい。
結婚に焦る理由② 結婚しないと親のプレッシャーがつらいから結婚を焦る
20代後半以降の女性は、結婚に焦る理由で「親のプレッシャー」を挙げる人が多かった。
20代半ばを超えると、親は「いつ結婚するの?」「いい人いないの?」「○○さんの孫がね…」と娘の結婚について詮索することが増えていき、アラサーになると本人も結婚への不安を持つために親のプレッシャーがつらい。
自分のライフプランでは「35歳までに結婚できたら…」と思っていても、女性の場合は周囲の意見が結婚を焦らせる側面がある。
結婚に焦る理由③ 友達の結婚ラッシュで自分の結婚に焦るようになった
今はインスタをはじめとしたSNSが全盛の時代なので、友達の幸せ自慢が結婚願望がある女性にとってつらいところだが、それが最大化するのが「周りが結婚ラッシュの時」である。
結婚できない女性にとっては友達の結婚式だけでもつらいのに、普段の幸せアピールが友達同士で “合戦” 状態になると、結婚できない自分が余計にみじめに思えて、結婚への焦りを強めていく。
そうじゃなくても、友達の結婚ラッシュに乗り遅れた女性は結婚願望を強くする傾向があるので、SNSで煽られているように感じるとストレスがひどいとの声が目立った。
友達の結婚は自分の結婚に焦る理由となるが、それが重なる結婚ラッシュは特にアラサー女性の場合に本当につらいものとなる。
結婚を焦る理由④ いい男が次々結婚するから結婚に焦る
結婚相手に求める条件が高い女子は、結婚に焦る理由で「いい男ほど早く結婚する」という意見を挙げていた。
ここで言ういい男とは、スペックの問題と外見の問題の2つがあるため、特に結婚の条件を考えていない女子についても、「早く結婚相手を見つけないと他の女に取られちゃう」という意見を持つ。
確かに結婚には売れ残りとの概念もあって、晩婚になればなるほどいい男と結婚できる女子は減ってしまうため、結婚願望がある女子にとっては焦る理由になっている。
結婚を焦る理由⑤ 若いうちに子供を産みたいから結婚に焦っている
結婚の魅力に「家族を持てる」ことはメリットだが、子供に色々な期待をしているタイプの女性は「若いうちに子供がほしい」という理由で結婚に焦るタイプがいる。
このタイプは彼氏との交際中にも子供の話をしてしまって彼氏に変なプレッシャーを感じさせてしまう点で自分から結婚を遠ざけるところがあるので注意してほしいと思うが、事実として「結婚」よりも「子供」に焦っている女性は多い現状がある。
また、アラフォーの女性にとっては子供を生めるかどうかの実質的タイムリミットが迫っているので、さらにコトは深刻だ。今は子供がいない人生も普通に認められる世の中になったけど、本人が子供を望む場合は35歳を超えた当たりから非常に切迫した問題になる。
結婚を焦る理由⑥ 結婚したいのにできないから、余計に結婚に焦る
これは高学歴の女子に多かったのだが、それまでの人生で頑張れば何かと上手くいった女子が、結婚の問題と向き合った時に「結婚したいのにできない」ことで焦る傾向が見て取れた。
結婚に限らず、恋愛でもそうなのだが、頑張っても頑張り方が分からないものに関しては、能力的に「自分に自信があるタイプ」が焦る気持ちを高める傾向がある。
結婚相手を探すことについては一般的に有効な努力の仕方があるけど、結局は自分の恋愛力が最終ゴールに直結するので、地道な頑張りが実を結びにくい “結婚” に高学歴の女性やキャリアウーマンの女性は焦りの気持ちを強める。
世の中には恋愛だけうまく行かない女子がいるが、そういう女子に結婚願望があると結婚に焦るようになる割合が高い。
結婚を焦る理由⑦ 35歳の壁が迫っているから結婚に焦る
女性が結婚するには、統計上「35歳の壁」が存在する。
35歳を過ぎると結婚できる確率が著しく下がるのだが、これはキャッチフレーズ的に有名な話であるため、30歳を超えたあたりから結婚願望を持つ女性のほとんどが結婚に焦りの気持ちを持つようになる。
既婚者への真剣な相談も30歳前後で急増するところがあって、アラサーから35歳にかけて女性は事実上、結婚への勝負の年を繰り返す。
もちろんそんな女性も「結婚に焦る」ことがむしろ結婚を遠ざける原因になることは百も承知なのだが、30歳を過ぎても交際相手がいないとどうしても結婚に焦る自分の気持ちをコントロールするのが難しくなってしまう。
20代なら結婚に焦る必要はないけど、「ヤバイかも…」と思った瞬間から男性が結婚したい女子ではなくなってしまうことがあるから、やはり時間を無駄にしないことが「幸せな結婚」に重要になってくる。
結婚に焦る気持ちが「真剣に結婚相手を探す行動」に結びつくなら、結果にコミットできる確率が増すのは間違いないから、結婚に焦ったらすぐにでも具体的な行動をとっていくべきだ。
結婚に焦ってる女性の特徴
結婚に焦ってる女性はここで取り上げる7つの特徴がある。
女性は男性から結婚に焦っていると思われないように、男性は結婚に焦る女性と付き合うことがないように、参考にしてほしい。
結婚に焦ってる女性の特徴① 結婚のことを話題にしたがる(特に酔った時)
結婚に焦ってる女は、とにかく結婚のことを話題にしたがるのが特徴で、特に酔った時にこの傾向が顕著になる。
本当に結婚に焦っている女性と飲むと、男性としてはやたらめんどくさい話を続けることがあって、婚活女子にめんどくさいイメージを持ってる人が少なくない。
自分が出す話題は「自分の興味関心事」がベースになるから当たり前の話だけど、結婚のことを気にしている女性は意識的にセーブするようにしないと、「あの人、絶対結婚に焦ってるよね…」と悪い噂をされるから気をつけよう。
結婚のことを考えながら生活していると、ちょっとした話題からすぐに「結婚」や「子供のこと」に結び付けてしまい、話題が偏ってしまうことがある。
結婚に焦ってる女性の特徴② 親に紹介したがる
結婚に焦っている彼女は、とにかく早く親に紹介したがるのが特徴だ。
その理由は大きく2つある。
- 親に会わせることで、親から結婚にプレッシャーをかけられないように対策したい(交際相手を紹介して安心させたい)
- 親に会わせることで暗に彼氏へ結婚のプレッシャーをかけたい(外堀を埋めるような意味合い)
結婚に焦る女性は親からのプレッシャーに悩んでるケースが多いので、親に交際相手を紹介することで「ちょっとでも安心させて余計なプレッシャーを排除したい」と思ってることが多い。
彼氏へのプレッシャーもかねて親に紹介したがる傾向もあるので、これが狙いだった場合は相手方の親から具体的に結婚のことを聞かれたりするケースが多々ある。
親も娘の結婚に向けてアシストしたい心理が働くので、中には「結婚を前提にお付き合いしてる」と約束させるようなタイプも存在する。
そんな展開になればストレートに結婚へ圧力をかけているのと同義だから控える女性も多いのだが、結婚に焦ってる女性は親の方がさらに焦ってるケースもあるので、親から半強制的に紹介するように言われることもある。
彼女に変な意図がなくても、アラサー以上の年齢の彼女の親に会う時は一定の覚悟が必要になる事が多いから注意しよう。
結婚に焦ってる女性の特徴③ 付き合う前後の微妙な時期でも真剣さを測りたがる(恋愛相手として「怖い」という印象を持つことも)
結婚に焦ってる女性は、付き合う前後の微妙な時期から相手の真剣さが非常に気になるのが特徴で、実際に「本気かどうか測るような発言をする」のも特徴になっている。
男性側も結婚を意識してる場合は特に気にならないこともあるけど、そうじゃない男性は親しくなってきたタイミングで彼女が変わって行くことに「怖い」と思うことがある。温度差があると引く人も多いだろう。
ただ、結婚に焦ってる女性からすれば次に付き合う人は「結婚相手になってほしい人」だから、時間の無駄になるような相手とは付き合えない。早い段階でどのくらい真剣なのか確かめたいという気持ちは仕方のないものだろう。
男性と女性とでミスマッチが起きやすいのが難点だが、付き合う前から真剣度を測るような女性は結婚に焦ってる傾向があるので、遭遇したらきちんと向き合って自分の答えを出そう。
女性についてはあまり圧力をかけないようにしないと怖いと思われる部分なので、相手の気持ちを見定めたいと思ったら方法をしっかり考えた上で実践しよう。
結婚に焦ってる女性の特徴④ 毎週のように街コンや合コンに行き、マッチングアプリで知り合った男と会う
結婚に焦ってる女性は、結婚するための行動を具体的に取っている人が多く、毎週のように街コンや合コンに行って彼氏候補を探したり、マッチングアプリを複数駆使して積極的に男性と会ってる人が多い。
結婚に焦ってる男性は気持ち的に焦っているだけで何もしてない人もよくいるのだが、結婚に焦ってる女性は積極的に婚活をしている人がほとんどで、結婚に焦ってる女性ほど出会う男性の数が多くなっていき、逆に交際相手や結婚相手を選べなくなるジレンマにハマる人も多い。
ある研究では、過去の交際相手の数が少ないほど幸せな結婚ができるという結果が出たのだが、結婚に焦る女性は出会いを増やす中で「誰と結婚すると幸せになれるのか」が分からなくなる現象が起きがちで、決め手に欠ける男との中途半端な交際が幸せになれない原因になってるケースがよくある。
もしここに該当する女性は、一度立ち止まってメンタルを立て直さないと余計に結婚できなくなることがあるので注意してほしい。服屋で服を選ぶように男を選んでいたら、結婚相手は一生選べない。
結婚に焦ってる女性の特徴⑤ 化粧が濃い、メイクがきつくなる
結婚に焦ってる女性は必然的に自分の容姿と向き合う機会が増えるため、自分を着飾る傾向が強くなり、特に化粧が濃くなる・メイクがきつくなるのが特徴だ。
婚活女子は、バランスに気を遣えているとナチュラルメイクの人もいるのだが、単純に自分の見た目を良くしようとすると濃いメイクになりがちなので注意しよう。
最近はメイク動画の品質が上がって可愛いメイクをしようと思った時に努力の方向性を間違うことは減ったのだけど、結婚に焦ってる女性はどうしてもその深層心理が化粧の仕方に出てしまう傾向がある。
厚化粧をしてないと思っていても、自分を可愛く見せようとすると自然にメイクがきつくなる女性は多いので、結婚に焦る感覚がある女性は気をつけると良い。
男性に関しても、メイクが濃い女性は「結婚に焦ってる」以外も含めて地雷女子が多いため、注意してほしい。ケバイ女は真剣な恋愛相手にまったく向いてない。
結婚に焦ってる女性の特徴⑥ 占いにハマる
結婚に焦ってる女性は占いにハマるのも特徴だ。
そもそも女性は占い好きが多いが、結婚に焦るようになった女性はさらにその傾向が強まり、スピリチュアルな世界に興味を持ち始めるタイプが多い。
「最近、占いにハマった」と話す女性は結婚願望が強まっている可能性があるので、男性は覚えておくと良い。女性が占いにハマるタイミングは「当たる占い師を見つけた」というケースより「占いに頼りたくなるくらい悩みができた」というケースの方が多い。
女性に関しては、婚活と占いを併用する際にハマりすぎないように注意しよう。少しでも婚活の成功率を上げようと占いを使うのは悪いことではないけど、高額な費用を払うなら直接自分に投資した方が婚活の成功率は上がる。
ここは次のことも関係してくる部分なので見出しを変えて解説する。
結婚に焦ってる女性の特徴⑦ ストイックに自分磨きをする
結婚に焦っている女性は具体的な行動をとる人が多いと解説したが、その中には「自分磨き」も含まれる。婚活に頑張る女性はその自分磨きにストイックになっていくのが特徴なのだ。
ここまでの解説は結婚に焦る女性についてどうしてもネガティブに表現する部分が多かったのだけど、たとえばダイエットに本気で取り組む婚活女性や、自分の「パートナーとしての市場価値」を上げようと資格を取ろうする婚活女性などは、「結婚に焦るようになった」というきっかけを自分磨きのきっかけにしていて、ポジティブな効果に繋げている。
もちろん、自分の見た目を良くする自分磨きにストイックに頑張る女性も実際に綺麗になっていくケースはいくらでもあり、結婚を諦めてる女性より輝く女性はたくさんいる状況だ。
変にこじらせることなく婚活全般に頑張ってる女性も決して少なくないので、結婚に焦ってる女性に悪いイメージを持ちすぎることなく、相手の本質と向き合えると良いだろう。
結婚に焦ってる自覚がある女性に関しても、結婚に向けてストレートな自分磨きができれば自分の魅力を高めることができて、好きになった人から選ばれる確率もダイレクトに上がるので、「焦っちゃだめだ」と思うよりも「結婚したいなら具体的に頑張ってみよう」と思えると良い。
自分の気持ちに嘘をつく形になるとどうしても「結婚できない女」というセルフイメージが強まって、これもこじらせる原因になるので、メンタルの健全化という意味でも自分磨きに頑張るのはおすすめだ。
まとめ
今回は、結婚への考え方の男女の違いを、国立社会保障・人口問題研究所の行った調査結果を基に取り上げ、女性が結婚に焦る理由と結婚に焦ってる女性の特徴を解説した。
紹介した調査は意外な結果だったかもしれないが、傾向を見てみると現在の「結婚に向き合う男女」が少し見えたのではないだろうか。
結婚に関する考えの男女差が大きいものから小さいものまであったが、結婚に対して男女で考えていることが違っている部分があるのは間違いない。
男女差があらゆる面で縮小の過程を歩んでいる世ではあるが、普遍的な問題もあって「結婚に焦るのは女性の方」というのは現実問題として事実である。
もしあなたが結婚したい女子だったら、自分を幸せにする行動にはぜひ積極的でいてほしい。
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