恋愛は、上手く行かないことばかりで、ついネガティブ思考になりがちだ。片思いが辛いのなら、「恋愛はめんどくさいからしない」という意見も当然のように感じる。
しかし、世の中にはポジティブ思考で恋愛する人もいて、辛い片思いを乗り越えて幸せな両想いにステップアップできている人がたくさんいるのも事実だ。
人を本気で好きになれば神経が過敏になって辛いことも出てくるが、恋愛する時にポジティブとネガティブのどちらに偏っているかの違いは大きい。
そこで今回は「恋愛でポジティブになる方法」のヒントとして、「ポジティブ思考とネガティブ思考の違い」に注目し、辛い片思いから卒業するための考え方を紹介したい。
「恋愛したいけどネガティブになっちゃうのが嫌だ」なんて考える人はポジティブに恋愛する考え方を知ろう。
恋愛でポジティブになるには、外見よりも中身で好きになる
ポジティブに恋愛する人とネガティブに恋愛する人は、「好きになるきっかけ」から大きく違っている。
ポジティブに恋愛する人は、異性の外見よりも中身で好きになるのが特徴だ。「カッコいい・可愛い」などの外見から好きになると、話したことが無い人を好きになったり、好きな人との関係がとても遠いところからスタートするので辛い恋愛になりがち。ネガティブに恋愛するのも当然となってしまう。
性格で好きになると、自分と合う人と恋愛できるから、ポジティブに恋愛できる
また、性格で好きになる人は「自分と合う人との恋愛も増える傾向」があり、好きになる時期も仲良くなってきた段階で迎えるため、ポジティブに恋愛できる可能性を高めている。
逆に、外見で好きになる人は、好きな人と仲良くなる前に意識してしまって、片思い期の関係作りを難しくしているのがネガティブな恋愛になりやすい理由だ。
好きになることは、自然発生する「恋愛感情」が相手だから自分で制御できる類のものではないかもしれないけれど、「自分に合う人との恋愛」はネガティブ思考で恋愛する人が一度は考えたいテーマである。
ポジティブに恋愛したいなら、仲良くなった人を好きになるような、関係の深化と共に恋愛感情が芽生える恋愛の仕方が望ましい。
自分をアリかナシかで考えず、好きになってもらうために頑張ると、恋愛を前向きにできる
恋愛はセルフイメージ(※簡単に言えば自信)が大事なのだけど、恋愛でポジティブになるには「好きな人に取って自分がアリカナシかで考えず、好きになってもらうために頑張る」ことが重要だ。
ポジティブ思考で恋愛する人は「アプローチ」に意識が高い!ネガティブ思考の恋愛をする人との違いは?
ポジティブ思考で恋愛する人は、イケメンや美人ではない人でも「これから好きになってもらうんだ」という気持ちを持って片思いをしている。
前向きに恋愛する人はアプローチに意識が高いのが特徴で、アプローチ前に好きな人から自分に向けられたイメージは、「今の状態を知る」という意味で知ろうとする。
対して、ネガティブ思考で恋愛する人は「好きな人に取って自分がアリかナシか」ばかり考えて、アプローチする前から自分が好かれていることを期待し、そうじゃない現実をみて落ち込む。
後ろ向きに恋愛する人はアプローチによって恋愛を進めていく気持ちが弱いから、好きな人の好きな人じゃない現実がやたらしんどいのである。
- ポジティブ思考=アプローチする前のことはあまり気にせず、自分の行動によって好きな人の気持ちを動かしたいと思って片思いする
- ネガティブ思考=アプローチする前から脈ありであることを期待して、自分の容姿や好きな人の態度を見て落ち込む
片思いをポジティブにするには、未来の「好きな人との関係」を変える意識が大切
恋愛すると自分が好かれることに期待する気持ちを持つのが当然だが、片思いをポジティブにするには、片思いの初期に「これから好かれるんだ」という意識がとても大切だ。
好きになった瞬間から両想いに近い状態じゃないと、「好かれてない」ことに落ち込むなら、恋愛は本当に辛いものとなる。
自分がアリかナシかを考えるのは、見た目に自信がない人が抱きがちなのだが、セルフイメージが低いとどうしても自分のことを受けてくれるかどうかを気にするし、片思い初期にそんな感覚で好きな人と接すれば、どうしたって凹む瞬間が多くなる。
最初から期待しないで、アプローチすることで少しずつ変わっていく好きな人との関係に喜びを覚えるような恋愛の仕方をすれば、「ちょっとずつ片思いが進んでいる」という実感があって、今までよりもポジティブに恋愛できる。
片思いした直後に恋愛でポジティブになる方法とは?
片思いした直後に恋愛でポジティブになる方法を実践したいなら、下の3つを意識してみよう。
- まず好きな人と仲良くなるために頑張ってみる
- まだ好きになってもらっていないのが当たり前という意識を持ち、これから好きになってもらうのだと考える
- 好きな人には敏感になってしまうのだから、細かなところが気になることを受け入れながら恋愛する
付き合う前の片思いの時は、自分で自分を励ましながら前向きに接しようとする意識がすごく重要。
好きな人のリアクションなど、気になることも多いと思うけど、「これから!」と未来を変える意識でネガティブになってしまう自分をポジティブに持っていこう。

恋愛でポジティブになるには、自分の気持ちよりも相手の立場になって考えること
恋愛が苦手な人は、「自分」という尺度に拘って、「相手の立場」になれていない。
究極的には、「恋愛がうまくいくかどうか」が、ポジティブかネガティブかに影響を与えているはずなので、「恋愛したら自分がどう考える傾向があるのか」は大事な視点だ。
自分の気持ちを優先して恋愛する人は、好きな人に好きになってもらうためのアプローチができない。自分を客観的に顧みて表現方法を考えず、独りよがりに恋愛するからだ。
対して相手の立場になって恋愛できる人は、好きな人から自分がどう見えるかを客観的に知ろうとし、自分の魅力の伝え方を考える。
「今日は話せたから幸せ!」って思うことは決して悪くないのだが、話せて満足できるのは話したいと思っていた自分の気持ちであり、その会話の結果好きな人から見た自分がどう映ったのかを考えないと恋愛が進んでいかない。
盛り上がる会話ができないと落ち込んでしまうネガティブ恋愛はさらによくない恋愛の仕方に違いないとしても、自分の気持ちばかりを優先する恋愛の仕方も考え物だ。
恋愛でポジティブになるには、相手の気持ちを考えて、自分の魅力を伝えようと前向きになる方法もおすすめである。そのためには、自分の恋愛を知っていることが前提なので、下の記事を参考にすると良いだろう。

あなたにも、好きな人から見て「素敵だな」と思うところは必ずある。あなた自身の表現があなたそのものを素敵に見せる面は多分にあるので、ポジティブな恋愛をするためにも「好きな人から見た自分」を徹底的に意識して、魅力的な自分を知ってもらうようにアプローチしよう。
前向きに恋愛するには、「できなかったこと」よりも「できたこと」を意識する
恋愛は、特に片思いのときは「〇〇できなかった…」と思うことの方が実際多い。「こうしたかったけど、できなかった」という視点に拘る人は、ただでさえそんなことが多い中、自分の恋愛をどんどんネガティブなものにしてしまう。
恋愛でポジティブになるには、自分が「できたこと」を意識しよう。
「笑顔であいさつして会話につなげる」とか「二人きりで短い時間でも話をする」とか、小さなことでも自分で自分を励ます考え方は恋愛するときに重要となる。
付き合う前は上手く行かないことの方が多いから、なおさらポジティブに考えようとするスタンスに意味がでてくるのである。
付き合う前は、どんな人にもネガティブなことが起こっている!それで落ち込むか、自分を励ましながら恋愛するかで結果が違う
どんなに上手く恋愛する人でも、片思いする中でネガティブに考える事象は必ず起きている。未来で付き合う運命の二人であったとしてもだ。
片思いの時の恋愛では本当にこれがどうしようもない問題で、恋が楽しいものだと私はなかなか言えない。
それでもポジティブ恋愛で幸せになりたいなら、相手に取って心地良い好意の伝え方を考え、自分をよく知ってもらって、色々な魅力に気付いてもらう必要がある。
自分から動ける「恋愛に積極的な人」は恋愛で幸せを掴めるとされているが、ネガティブなエピソードよりも少しでもポジティブなエピソードを意識し、自分を励ましながら恋愛しているから、辛いはずの片思い期をしっかり乗り越えることができている。
「あいつはいいよね…」
確かに「あいつ」はあなたよりも羨ましい感覚で恋愛しているのかもしれないけれど、恋愛は頑張ろうとするほど傷つくものだ。好きだから頑張りたいと思う最初のモチベーションを失わないよう、好きな人との間に起こる色々な出来事に対し、「どう捉えようとするのか」の基本スタンスはやっぱり大事だ。
昨日よりも今日、今日よりも明日、、、少しでも好きな人と仲良くなれているなら、本当はそれだけで幸せだし、前向きに恋愛できる根拠になる。
ネガティブになる理由探しをしないで、ポジティブになる理由をたくさん探して、前向きな恋愛をしよう。
>>好きな人に好かれない理由と対処法~好きな人から好かれるには?
ポジティブに恋愛している友達と恋バナすると、自分も前向きになれる
恋愛するとネガティブになってしまうと悩む人は、自分だけで思考の転換をすることが難しい場合がある。恋愛の癖みたいなもので、そもそもの性格が問題となってしまうことが少なくないのだ。
そこでおすすめなのは「ポジティブに恋愛している友達と恋バナすること」。特に、片思いの人でポジティブになれている人は、あなたが前向きな恋愛ができるようにぜひ恋バナしたい相手である。
実際、ポジティブに恋愛する人はその友達もポジティブであることが多い。逆もまた然りで、ネガティブに恋愛する人の友達はネガティブに恋愛している人が多いと言った特徴がある。
両想いで好きな人と付き合う人がポジティブに恋愛しているのは当然だから、片思いで自分と似た状況なのに前向きになれている人と恋愛について語ってみよう。信頼できるなら恋愛相談してみると、今までの自分の恋愛の仕方を変えたいって本気で思えるかもしれない。
恋愛は自分の中でモヤモヤしてしまうことが多いから、時に友達との会話が頭をクリアにすることがある。自分と同じようにネガティブに恋愛する友達とばかり恋バナしていた人は、思った以上の効果を感じると思う。
何かを達成(=恋愛成就)したいならそこへ頑張る力が必要。目標に向けて頑張る人はあなたにたくさんの良い影響があるはずなので、恋愛でもその他のことと同じように色々な面で自分を変える方法を模索してみよう。
ポジティブな恋愛をするには、「今、楽な道」よりも「将来の幸せ」のために努力する意識を持とう
傷つくことが多い恋愛にポジティブになるには、将来的な視点を持っていることが大事だ。恋愛にポジティブな人は、将来の幸せを意識するから今楽な道へ逃げずに好きな人へアプローチする。
片思いの頃は、たとえ本当は想い合う関係であったとしても傷つく経験の方が多い。付き合う前は、恋愛する二人こそ本当の気持ちを隠し合うからだ。傷つかない楽な道は、好きだと言う気持ちにそっとふたをすることだろう。
しかし、恋愛に逃げ続けているなら恋愛にしかない幸せはつかめないし、恋をするたびに逃げ続ける人生となってしまう。ネガティブに恋愛する人は、何だかんだと言いつつ、傷つきたくないから人を好きになってもむしろ好きな人から逃げるように自分の気持ちが治まるのを待つ。又は、積極的に関わらず妄想の中で恋をする。

前向きに恋愛するには「未来に希望を持つ」ことがやっぱり大事だ。恋愛に頑張っているときほど今はまだ好きになってもらってない現実がつらいものだけど、先々にもし付き合えるならきっと頑張った分だけの幸せも手にするはず。ここに期待し、自分から作用するから、片思いへ前向きになれる。
これはあなたの過去に素晴らしい恋愛経験があったかなかったかの問題が大きく影響するものと予測する。未来に経験できるかもしれない「恋愛の幸せ」を一度でも経験できているなら、「辛い今」を頑張る価値が実感できる。でも、もし一度も恋愛の幸せを経験できていないなら、辛い今に負けてしまうのも納得できるところだ。
ただ、前を向くには「希望が持てるかどうか」の影響が大きいため、恋愛経験が無い人でも軸足は「未来」に置くべきで、これから好きになってもらう中で感じることができるかもしれない「幸せ」には具体的に憧れたい。
何かを手にするためには、努力が前提。幸せになりたい!って気持ちはほとんどの人に共通しているはずなので、辛い今よりも将来の幸せを目指して頑張ろう。
まとめ
今回は「恋愛でポジティブになる方法のヒント」として、ポジティブ思考とネガティブ思考の違いをまとめた。辛い片思いから卒業するために参考にしてもらえたらと思う。
恋愛は傷つくことが多く、片思いの時は特に気持ちを確認できないから、たとえ両想いであったとしても辛いものと感じやすい。
恋愛が上手く行くからポジティブになれる面も多分にあると思いながらではあるが、ネガティブに恋愛する人は自分の魅力すら霞ませて、余計に恋愛が上手く行かない原因を作ってしまうのが本当に勿体ない。
誰だって傷つきながら恋をする。明るく爽やかで優しい自分を好きな人に見せられるよう、前向きに恋愛しよう。
自分で自分の魅力をなくしては、好きになってもらう可能性をゼロにまで下げてしまうから、「前向きになろう」と気持ちをコントロールして、あなたのストロングポイントをより魅力的に好きな人へ表現してほしい。

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