恋愛という視点で男女を見ると、「男と女は全く違う生き物」だと思うくらい、本当に違った恋愛観を持っている。
だからこそ起こるのが「カップルのすれ違い」だ。
カップルは異性同士だからこそ気持ちのすれ違いを完全に避けることができず、彼氏とのすれ違いや、彼女とのすれ違いは、どんなカップルにも必然的に起こるとさえ言える。
詳しくはこの記事を通して解説していくが、恋愛ではカップルの近い距離感がすれ違いの原因になったり、好き同士だからこそすれ違う面もあるため、すれ違いを起こさないためには普段の友達同士の付き合いとはまた違った対処法が必要になっている。
カップルはすれ違いが起きることを前提に付き合い方を工夫したり、話し合いをしないと、想い合う2人でさえなかなか幸せが続かない。
多くの恋愛経験を重ねると、カップルのすれ違いに具体的な対策・対処法を実践する重要性に気づくし、成り行きに任せるだけじゃすれ違いが別れる原因にまで発展していくことを学ぶ。
しかし、彼氏とすれ違った、彼女とすれ違った後に後悔するのでは、あまりに悲しい。この記事にたどり着いたあなたには、後悔する前にカップルのすれ違いに対処するコツを知ってほしい。
そこで今回は「カップルのすれ違いが起こる理由と、それがどのように別れる時期に影響するのか」「彼氏や彼女とすれ違いを乗り越えるためにはどうするべきか、すれ違いを解消するにはどうしたら良いか」について徹底解説していく。
恋人とのすれ違いを経験したことがある人も無い人も、ぜひ詳しく読んでみてほしい。この記事を読むことで、これからの付き合い方が変わる人も出てくると思う。
カップルのすれ違いが起きる理由と原因
普通に付き合ってるとすれ違いが起きてしまうのがカップルなのだが、「なぜカップルはすれ違うのか」を正しく、かつ多角的にわかっていないと対処・解決はできない。
まずは、カップルのすれ違いが起きる理由・原因を基本から深く理解しよう。
カップルは「気持ち」と「行動・態度」にギャップがあるから、気持ちを誤解することですれ違いを起こす
カップルは、お互いに好き同士であることを言葉と行動と態度で表現し合うけど、いつも彼氏や彼女に愛情を表現するような行動・態度をとるわけじゃないし、気持ちと行動が完全リンクするわけじゃない。
人は、本当の気持ちと実際の行動・態度にギャップが起きることがよくあって、それが積み重なると大きな誤解につながり、カップルは決定的なすれ違いを起こしていく。
極端に言うと、「好きだったらこんなことしない!」「好きだったら○○してくれるはずなのに…」と思うと、「もう好きじゃないんだ」「もう冷めたんだ」と誤解するイメージだ。
これがすれ違いの種になることがカップルの場合はよくある。
最初は疑いやストレスに近い感覚から始まるが、何度もそういうことがあると彼氏や彼女の気持ちを見失うことでカップルのすれ違いが始まる。
結果、自分の行動や態度も悪くなり、すれ違いカップルは悪循環を起こすことでお互いの気持ちが信じられない状態になっていく。
しかも、カップルなど恋愛感情が絡む関係は「強がりの心理」や「恥ずかしい心理」で好きだからこそ素直になれないこともあるのが、さらにすれ違いやすい状況を作っている。
カップルは、本当は大好きなのに強がって逆のことを言ったり、恥ずかしいからという理由で気持ちを表現することから逃げたりすることが日常的にある中、相手は表面的な言葉や態度を見て「好きじゃないからだ」と思うのだから、カップルの気持ちがすれ違う原因は恋愛感情が絡んでるだけになかなかに複雑である。
ここら辺は、恋愛ドラマを見ているとわかりやすいだろう。ドラマではカップル双方の考えていることが手に取るようにわかるので、二人がすれ違っていく様子が本当によくわかる。
人は、恋愛すると自分の気持ちに沿った行動を取らず、相手もその行動の本当の理由や心理を聞かないから、何かのきっかけで小さいすれ違いが起きると、行動と思いのギャップが原因でどんどん誤解が繰り返されていくのだ。
彼氏とすれ違いを起こしたり、彼女とすれ違いを起こすと、「本当は強がりだった」「素直になりたいって思ってたのに本心と違うことを言ってしまった」ということが増えていき、カップルは日常的にすれ違いのきっかけがたくさんある状態で付き合ってることを痛感する。
友達との付き合いとは根本的な心理が違うから、カップルのすれ違いは具体的な対策が必要なのだ。
相手の気持ちが不確かだから恋愛はハラハラドキドキするのだが、あなたの現実でも本当の気持ちとは違う意味の言葉や行動が出ているはずだ。男女のすれ違いは、この現象によって必然として起きているのである。
- 本当は嬉しいのに、恥ずかしくて怒ってしまう(相手は怒ったという事実を自分の行動のせいだと誤解する)
- 本当は好きなのに、素直になれなくて冷たい態度を取ってしまう(相手は好きじゃないんだと誤解する)
- 本当はもっと一緒にいたいのに、相手が帰りたそうにしているから、強がって帰りたいと言ってしまう(相手は一緒にいたくないんだと誤解する)
カップルのすれ違いが起きる理由は、人が素直な思いをストレートに行動で示さないからであり、誤解や勘違いを日常的に繰り返すからである。
言葉で伝えきれない思いと、言葉で伝えるのが恥ずかしい心理で、すれ違いを起こすカップル
我々の日常には、実は多く「カップルのすれ違い」が存在している。好きな人に対して心の中で思っている複雑なことを伝えるのに言葉は万能じゃないし、恥ずかしさを原因に行動や態度の矛盾もすごく多く存在しているからだ。
イメージで言うと「不器用な人」や「ツンデレな人」などが分かりやすい例になるかと思う。
このような人は、言葉が足りないから、又は気持ちと逆の態度を取るから、気持ちを誤解されることですれ違う。
彼氏とすれ違いになる、彼女とすれ違いになる時は、恋人があなたの本当の気持ちが分かってないのだが、言葉や行動の種類も、勇気も、タイミングも、雰囲気も…、すべては恋愛中の自分を表現するのに足りないし、意識していたって想いと行動は矛盾するから、本当は彼氏や彼女とわかり合うことはすごく難しいことなのである。
カップルがすれ違う原因は、自分の気持ちを伝える言葉がつたないからであり、どうにか伝えたいと思っても恥ずかしさが邪魔をして本音を分かりやすい言葉にできないから。
本当はせめて大事な瞬間や時期では彼氏や彼女に言葉を尽くさないといけないわけだが、そんな時に限って心の中のハードルを意識する。
「今言わなくちゃ、でも恥ずかしくて言えないよ…」
「言いたいことがあるけど、どう伝えたらいいか分からない…」
ケンカの仲直りがそれまでのわだかまりを解くことがあるのは、二人で一つの問題点と向き合うことで素直な言葉がでやすいためだ。
このままケンカ別れしたくない、ケンカが原因で悪い雰囲気になりたくないと思うことで具体的に「頑張るべき瞬間」が見えるから、きちんと想いが言葉にできる。
逆に言えば、何となく過ごす日常では、想いを言葉にしないカップルが多いし、相手の行動や態度から恋人の真意や愛情を把握しようとするから勘違いしていくということ。これがすれ違いの理由であり、原因である。
彼氏や彼女への「分かってくれるだろうという期待」と、何も言わなくても「察してほしい心理」で、すれ違いを起こすカップル
カップルは、付き合う期間が長くなるほど、お互いに分かり合えたと実感していく。交際期間が長くなると、どんなカップルも落ち着ける雰囲気になり、阿吽の呼吸もできてくる。
しかし、これがカップルのすれ違いを生む理由にもなっていて、「言わなくても彼氏(彼女)なら分かってくれるだろう」と期待する気持ちに繋がり、「察してほしい」という心理を持つ理由になっていく。
その結果、カップルが長続きすると得るモノと失うモノの両方が積み重なり、すれ違いを防ぐ気持ちが弱いと「時期」の問題でお互いの不満に目を向けるようになる。
ある程度の期間 交際が続いたことで彼氏や彼女への期待感が膨らんでいる分、言わなきゃわからないことなのに「分かってくれない」「察してくれない」と思ってしまうのだ。
なぜこんなことが起きるかと言うと、カップルは付き合っていく内に「倦怠期」のようなあまりうまく行かない期間ができるから。
確かにカップルは言葉がなくても分かり合える関係になれるけど、何かのきっかけでうまく行かない時期になると「言葉がない」場合は加速度的にすれ違いが進む。
倦怠期の存在が、すれ違いの小さな原因をいくつか集合させ、末期化させるのである。
カップルはわかってくれるだろう、察してほしいと思ってしまうから、倦怠期ですれ違いが起きる。
カップルは、上手く行っている内はお互いに「良い方向」に相手の気持ちを推察するし、信頼して「好きだ」と言わないまでも行動や態度で愛情表現をする。
しかし、雰囲気が悪い時期を迎えると相手の気持ちを悪い方向で考え、「分かっているだろう」と言う気持ちは裏切られたように感じ、「察してほしい」」という気持ちは空振りしていくことになって、すれ違いが進んでいく。
特に問題なのが、「昔は○○だったのに…」と過去と現在を比較することで今の状態をすごく悪い状態だと自覚してしまうこと。本当はカップルの状態が成熟しているだけなのに、長続きカップルはここでもすれ違いのきっかけを作ってしまう。
お互いが遠慮し合うように付き合っていた「付き合いはじめ」ではこのパターンでのすれ違いは少ないものの、過度な気遣いがなくなってくる「長続きカップル」では、あるあるなすれ違い方だ。
彼氏や彼女に会えないとすれ違いが起きる!LINEばかりのコミュニケーションがすれ違いの理由に…
カップルがすれ違う理由は、「会えない副作用」も大きく関係している。
彼氏と会えない、彼女と会えないことで「連絡」ばかりでコミュニケーションをとってると、すれ違いの原因になるのである。
LINEやメールなどの「メッセージ主体のコミュニケーション」はやはり誤解や勘違いをしやすい。会えないストレスでイライラするのも、カップルのすれ違いの原因だ。
- よく会うカップル=言葉や態度だけでなく、表情や雰囲気から気持ちが分かる
- あまり会わないカップル=連絡を取るだけだと、相手の気持ちが表面的な物しか見えない
次の見出しで詳しく説明するが、末期化するようなカップルのすれ違いは、濃いコミュニケーションを取っている限りなかなか起きない。
好きな人と付き合っているなら好意的に相手を見ているわけで、もし決定的なすれ違いを起こすとしたら、それは悪い雰囲気になった時以外では「会えない状況(距離ができた時)」で起こりやすい。
特にLINEやメールでは彼氏がそっけない態度に見えたり、冷たい態度に映ったりして、彼女の誤解が進みやすい。
感情的な部分ですれ違いを起こす際は、彼氏側の問題より「彼女側の問題」の方がカップルとして見た時に厄介なため、彼女とすれ違うとすれ違いが原因で別れるところまで行く可能性が高まる。
いずれにしても、カップルは会わない期間が長くなると、余計なことを考え、連絡における恋人の態度を誤解し、すれ違いを深めていく点には十分な注意が必要だ。
彼氏と会えない時は彼女から頑張る時もあるので、苦手なら下の記事を参考にしてみよう。
すれ違いが理由でカップルが別れる状況とは?彼氏とすれ違いで別れる、彼女とすれ違いで別れる時はどんな状態なのか
日常的に軽いすれ違いを繰り返している状況でも、普段カップルが決定的なすれ違いをしない理由は、信頼関係と思いやりが相互作用しているからだ。
カップルは厳密な意味では日常的に小さなすれ違いを繰り返すのだけど、信頼関係があって基本的に思いやりがある行動と態度を取ってるから、簡単に末期的なすれ違いを起こさない。
普通は、愛情を前提にカップルはお互いを大切にしている。細かなすれ違いが日常茶飯事でも、「信じてる」という気持ちと「好きだよ」という気持ちをお互いに強い想いで持てていれば、想い合うカップルである以上すれ違いは末期化しないわけだ。
つまり、何らかのきっかけで「信頼関係と思いやり」を失っていくことで、すれ違いは「別れる原因」になるまで育っていくことになる。
すれ違いで別れるカップルは悪循環を起こしていくから「すれ違いが原因で別れる」という現象が起きる。
すれ違いカップルが別れる時は、信頼関係が崩れて思いやりがなくなっているため、あら捜しをするように彼氏や彼女を見ている
カップルは、信頼関係とお互いの愛情が「相手の行動や態度を好意的に受け取る判断」に結びついている。
しかし、すれ違いが起きたカップルは好きであるがゆえに、真逆のことを疑い出すから厄介だ。
カップルはいつも平穏ではないし、体調が悪いときや機嫌が悪いときが存在し、二人の仲を試される試練すら用意される。
「好きだと思ってくれてないからこんなことが言えるんじゃないか…」
「好きだと思っていたら、そんな行動は取れないはず!」
「仕事ばかり言い訳にされて、全然時間をくれない…」
「疲れていたら会ってくれないわけ?前にも同じこと言われたよ!」
上のように気持ちが変化すると、人は面白いようにそれが正しいと思える理由だけを探そうとして、彼氏や彼女のあら捜しを始める。すれ違いはこうして末期化していくのである。
ある程度の期間が経ったカップルには、その疑いを立証するだけの事実がそれなりの数揃ってしまっているから、彼氏や彼女の気持ちとすれ違うとより強固に相手への不満を増幅していくことになる。
不幸なことに、彼氏や彼女とすれ違った人は、どんどん自分自身で傷つこうとしてしまうのだ。
そうして、どちらが先に「信頼感と思いやり」を失ったのかにかかわらず、相手もそれを失って、その男女は決定的にすれ違う。カップルのすれ違いは、複雑な曲線を描きつつも、確実に別れへと進む。
何か対策をしない限り、対処法を意識しない限り、すれ違いを放置したカップルは別れる状況へ進んでいくのだ。
カップルがすれ違うと、さらに素直な言葉が言えない状況になり、行動や態度以上に「気持ちを伝える言葉」がなくなるから別れる
カップルがすれ違うと、行動・態度を否定的に見るようになるが、それ以上に問題になるのが「気持ちを伝える言葉」がなくなること。
仲良しカップルは日常的にラブラブトークをしているけど、なぜそうなるかというと「大好き同士だから」というのも大きいが、さらに大きいのが恋愛特有の「甘い雰囲気があるから」だ。
すれ違いカップルはお互いの気持ちがすれ違ってるし、相手の行動や態度を悪い方向に考えてしまうため、甘い雰囲気になることがないから「甘い言葉」が出ない。だから、さらにすれ違いを極めていく。
あなたもうまくいってない彼氏や彼女に「好きだよ」なんて言えないだろう。すれ違いカップルはその好きと言えない空気になるから、気持ちのすれ違いを解くことができずに別れるのだ。
彼氏とすれ違いで別れる時、又は彼女とすれ違いで別れる時というのは、確実に愛情表現の言葉が欠落していて、甘い言葉が言えない雰囲気になっている。
カップルはお互いに好き同士だから付き合い続けるが、すれ違いが起きると好き同士の実感がなくなる。そのタイミングで彼氏彼女のどちらかが愛情表現できればお互いに愛情表現することで小さい問題のまま解決できるが、すれ違いカップルは雰囲気が悪くなってるから好きだと言えないのである。
行動や態度から気持ちを推測するだけになり、「もう冷めたんじゃないか」という疑いを立証する材料を探すから恋人の嫌なところばかりに注目してさらに雰囲気が悪くなっていく。
彼氏とすれ違いになる時、彼女とすれ違いになる時は、きちんと対処法を実践することが大事で、「好き同士だったら大丈夫」と思うのが間違いだ。
では、放置すると必然で起こる「カップルのすれ違い」は、どのようにすれば防げるのだろう?
そのままでは別れる「すれ違いカップルの対処法」を解説する。
【対処法】カップルがすれ違いを乗り越えるには?
カップルのすれ違いは、上でも述べたようにどんなカップルにも起こっていることであって、適正な処置ができればすぐに別れる問題とはならない。
些細なすれ違いが原因で別れてしまうカップルがいるのは、小さなすれ違いを放置してしまい、積み重ねてしまうからだ。
彼氏とすれ違った、彼女とすれ違ったと感じたときは、なるべく早めにきちんと対処・対策をしよう。
では、具体的にどうしたら良いか、すれ違いの解決の仕方を解説していく。
カップルがすれ違いを乗り越えるには、小さいすれ違いに気づいた時点でカップルで向き合う機会を作ることが大事
カップルのすれ違いを乗り越えるために一番重要なことは、「お互いで向き合う機会を作ること」だ。
本当は常に向き合っているのが理想だが、少なくても大切なポイントで向き合えなくなると、一度発生したすれ違いは時間を追うごとに末期化の一途を辿る。
彼氏・彼女のどちらが向き合うきっかけを作ってもいいが、カップルは向き合うことでしかすれ違った後に関係を修復することはできない。本当は、些細なすれ違いをちゃんと一つ一つ解決していくことが大事なのだ。
特にお互いにモヤモヤが溜まってきたと感じる段階では、早めに対処する必要がある。
小さいすれ違いはどうしても放置してしまうけど、その小さいすれ違いが二人の雰囲気を壊し始めた時点で意識的に向き合う時間を作る方が良い。
カップルがきちんと向き合う方法は、「喧嘩」が一番一般的だが、穏やかな話の中でもその誤解を一つ一つ解いていくことは可能だ。
うまく付き合うカップル、長続きするカップルは、ここを衝突することなくうまくやっている。
とにかく、すれ違いが起きたカップルは面倒くさがって放置することなく、向き合うことを意識して、今の二人の状態に目を瞑らずに、二人が同じモチベーションで向き合うきっかけを作ろう。
私の場合は、落ち着けるレストランに彼女を誘って、ひとしきり楽しい会話をしたところで、「最近あんまりうまく行ってないと思うんだ、もしかしたらすれ違ってるのかもしれないと思って…」と真剣な空気を作って話し合いの場を持つことが多かった。(※その時の状況によって切り出す言葉は変えている)
冷静に、でも問題から逃げないで二人で共有しようとすると、恋人はその空気を感じて向き合ってくれる。この時、自分から素直になることが最も大事で、できたら文句を言うのではなく、「二人が楽しく付き合っていくために意見交換する」イメージが持てると良い。
カップルがすれ違いを乗り越えるには、改めて本当はどう思っていたのかを話すことで再び想いを確認し合って、信頼関係を再構築するように話し合うことが必要になっている。なるべく早い段階でその場を作ると、末期化していなければすれ違いが解消できる。
言葉でいうほど簡単なことではないが、早い内にこの適切な処置をすることは彼氏や彼女とすれ違いになってしまった時に本当に大事なことである。
彼女や彼氏とすれ違いが起きた時に最終的に試されるのは築き上げた絆であり、信頼関係だから、信じていないとできないことだ。信じる勇気を持つことがテーマになることもあるから、場合によってはある種の覚悟を決めて2人で向き合う機会を作ろう。
すれ違ったカップルの話し合いの仕方:彼氏や彼女とのすれ違いを解くポイントとは?
カップルがすれ違いを乗り越えるには、話し合いを持たないといけないが、その際のポイントは「二人がすれ違ってることを認めること」だ。
すれ違いを深めたカップルが事前の認識を一致させない状態でいきなり問題点を話し合うような感じになれば、相手がイライラして話し合いが上手く行かない。
必ず「自分たちがすれ違いを起こしている」という点を明確にするのがちゃんとした話し合いをするポイントだ。「今のままじゃうまくいかない」という共通認識を持つから、意味がある話し合いができる。
カップルですれ違ってるかもしれないと思い合うからこそ、問題解決のために必要な “重さ” が担保できる。
ここを一致させていけば、あくまでもあなたが持ちかける話し合いが「上手く行くように」と切り出していることも伝わる。
すれ違いを解く話し合いは、切り出し方を間違えると「何、ケンカしたいの?」とか「別れ話?」と誤解されることがよくあるので、あくまでも2人が仲良く付き合っていけるように話し合うのだとわかってもらえる切り出し方をしよう。ここを大切にすると、二人で問題解決にあたることができる。
そういう意味では、すれ違いカップルの話し合いの切り出し方は、謝るところから始めても良い。
現在の雰囲気によっては、先にすれ違いの原因が自分にあることを認めることから始めた方が、相手の彼氏や彼女と共通認識を持ちやすい場合がある。
彼女や彼氏とすれ違いが起きたら自分から変わる、それを相手に理解してもらってカップルに好循環を作る
すれ違いを解くために話し合いをした後、それがどんな結論になったとしても、「すれ違いを乗り越えたい」と思うなら、努力を始めるのは「相手」ではなく「自分」だ。
すれ違いの原因や理由に関わず、すれ違いを乗り越えるには、絶対に「相手への期待」が軸足になってはいけない。たとえ彼氏や彼女が悪いと思っていても、自分から変わる意識で接し方を改めよう。
つまり、すれ違いを解く話し合いの一番の目的は、すれ違いが起きている事実を二人で確認し、二人で関係を修復をする努力を始めることを確認し、自分がする努力がカップルを上手く行かせるための「具体的行動」として受け取ってもらうことにある。
カップルがすれ違いを乗り越える方法
- 話し合いの機会を作り、二人ですれ違ってることを確認し合う
- すれ違いの原因と本当はどう思ってるのか、お互いへの想いを確認し合う
- 先に自分が努力することで、すれ違った彼氏や彼女が「二人がうまく行くように頑張ってくれてる」と思う状況を作る
- 彼氏や彼女もすれ違わないように頑張ってくれる
- すれ違いが解消でき、二人が仲良く付き合っていける
カップルにすれ違いが起きても、ちゃんと向き合って話した後ならあなたの努力が空回りすることを防ぐことができ、相手が好意的に自分の行動を受け取ってくれるようになるので、時間をかけながらもすれ違いが解消できる。
自分から努力して、その努力を努力として受け取ってもらい、悪循環になっていた部分を好循環に変えて行こう。相手も一緒に努力をする頃には、すれ違いを乗り越えることができているはずだ。
男女別に解説!すれ違いを起こした彼氏や彼女にあなたは何をするべきか
すれ違いカップルの対処法は、男女それぞれ少し違った努力が求められる。
このパートでは、すれ違いを起こした彼氏や彼女にあなたが何をするべきか、男女別に解説する。
男性心理と女性心理にそれぞれ注目して解説するので、より具体的にあなたが取るべき行動や態度が理解できるはずだ。
彼氏とすれ違いを起こした女性が取るべき行動と態度
彼氏とすれ違ってしまった女性は、話し合いをした後、「察してほしい」と思って取る行動や態度を控えて、なるべく素直な気持ちを言葉にする努力をしよう。
すれ違いを起こした時の男性心理では、「彼女の気持ちが分からない」と思ってるところがあるので、察してほしいと思っても空回りする可能性が非常に高い。
- 彼女が「察してよ」と思うだけで言葉がない=彼氏「考えても分からないから放っておこう」(すれ違う)
- 彼女が「私は○○って思ってるんだよ」と言葉で気持ちを伝える=彼氏「そうか、○○って思ってるんだ。じゃー○○しよう」(すれ違わない)
男性は女心がよく分かってないので、「言わなくても先回りしてやってくれる」ような過度な包容力を求めると、すれ違いがどんどん深まっていく。少なくても、彼氏とすれ違いが起きたあとでは「求め過ぎ」だと言わざるを得ない。
女性が彼氏とすれ違う原因の多くは、彼氏に対する期待を裏切られることによる「気持ちの落ち込み」や「反発した態度」である。
彼氏に期待してはいけないのではなく、期待するなら彼氏が分かりやすい言葉で伝えないと、彼氏は彼氏で「何を考えてるか分からない」と思ってしまって双方向的にすれ違いの原因を深めることになる。
一度彼氏とすれ違ったのなら、今後は彼氏があなたの気持ちを把握できるようにもっと素直に付き合うことがポイントになる。
彼氏がどんな努力をすれば彼女と上手くいくのか理解できれば、あなたが「嬉しい」と思う行動や態度は増えるから、すれ違いの状態を脱却して好循環に入ることができる。
何も言わなくても愛情表現をしてほしいのが女性心理だけど、様々な原因が積み重なったとはいえ、すれ違いを経験したなら心の機微に疎い男性心理を前提と考え、今までより「分かりやすい彼女」になる方が良い。
彼氏とのすれ違いを解消できたらまた察してくれるようになるから、すれ違う前のような雰囲気に戻るまでは「(彼氏にとっての)分かりやすさ」に意識的に努力してみよう。
彼女とすれ違いを起こした男性が取るべき行動と態度
彼女とすれ違った男性は、話し合った後、今までよりも彼女とのコミュニケーションを増やす努力をしよう。すれ違い後は彼女と会う頻度も大切だが、それよりも分かりやすく変わるなら、LINEや電話に積極的になると良い。
彼女とすれ違う原因の多くは、彼氏側の愛情を感じる態度の不足が根本にある。女性心理では「好きな人に話を聞いてほしい」と思ってるし、「愛されたい心理」が強いので、愛情不足になると悪い妄想を膨らませてしまい、そのストレスが悪循環を起こすことですれ違いが極まってしまう。
彼女とのすれ違いは、彼氏の積極的な愛情表現でだいぶ変わるので、構わない彼氏になっている男性はもっと彼女とのコミュニケーションを大切にするべきだ。
少なくても、寂しがってると感じた時に彼女に連絡していれば、彼女とのすれ違いの原因を “ガス抜き” できる。彼女が「もういいよ」となってしまうとどんどん不機嫌な態度が出てきて悪循環になるので、普段から短い時間で良いからマメに連絡を取り合うようにしよう。
下の記事も参考にしてほしい。
すれ違いを向き合わないで放置すると、短期間で別れるカップルになる
すれ違いだけでなく、長く付き合ったカップルが別れる時期を迎える状態とはどんな時かを考えると、「向き合う必要性を感じて向き合おうと頑張ってみるけど、もう向き合うことができなくなっている状態」が典型的な状態である。
彼女や彼氏とすれ違うと、最終的にどんな努力をしても向き合えない状態になる。
すれ違いを放置すると、カップルは向き合えなくなることで別れる
喧嘩ばかりで一つの喧嘩に意味を出せなくなっている状態は、カップルが別れる直前の強すぎるサインである。
逆に、もう喧嘩にならないほど、どちらかが向き合おうとしない状態もすごくヤバイ状態だ。
- 向き合おうとしたら向き合える=カップルの問題を解決可能な状態
- 向き合いうとしても向き合えない=カップルの問題を解決不可能な状態
すれ違いによって心の距離が空いたことを意識しているのに、行動しないで放置してしばらく経ってしまうと、完全に以前の雰囲気とは変わってしまって、どんなカップルも別れる時期を迎える。
すべての状態を書いていくことはできないが、男女が上手くやっていくにはカップルの考え方の違いであったり価値観の違いなどを、コミュニケーションによって埋めていかないとならない。
何度も言ってきたことだけど、男女のすれ違いを解消する意識、恋愛のすれ違いを解消する意識が大切だ。
カップルは「分かり合おうとするコミュニケーション」「受け入れ合おうとするコミュニケーション」が二人の空気を作り出し、お互いの意向をある程度汲んだ二人の状態を作り出し、その空気を二人が守り育てて行くことで愛が育まれる。
すれ違いによってその状態からこぼれ落ちたカップルは、残念だが時の経過と共に別れる時期を迎える。
すれ違いが末期化すると、好き同士だと思えなくなるから別れる
カップルの一番大切な要件は「両想いであること」だが、すれ違いが末期化するとカップルは好き同士だと思えなくなっていく。
すれ違ってしまった二人は、処置可能な時期に適切にそれが解消できなければ、たとえお付き合いがそのまま継続したとしてもカップルに絶対必要な要件を満たすことが極めて困難になっていくのである。
つまりは、別れるのが時間の問題になるということだ。
我々の生活にはいつも平穏があるわけじゃなくて、それぞれの生活に様々な問題が発生する。いつも思いやりを持つなど幻想で、つい日常のストレスが彼氏や彼女に伝わってしまうことは時の経過と比例してどんなカップルにも起こることだ。
やっぱりどこかこの「カップルのすれ違い」は、自分のすぐそばに起こり得るものだとする一種の “覚悟” みたいなものが、大切な恋人と付き合う上では必要なものなのだろう。
長い期間幸せに付き合っていきたいと思うのなら、すれ違わないように付き合おうと意識することが絶対条件になる。
「カップルのすれ違い」は、発生を抑制する努力を続けることと同時に、末期になる前に向き合う機会を見つける努力も必要だと言える。最初にできた問題は、やがて大きく育ったとしても、きっかけはいつも些細なものだ。
悲しい別れを自ら選択するような行動を続けることだけは避けたい。「決定的にすれ違った。もうダメかもしれない…」と思っている人は、ぜひ自然に別れる前に下の記事を読んでおいてほしい。
恋愛では確かに「手遅れ」が存在するが、もうだめだと思った時の8割以上は「今更だと思っても勇気を出して向き合おうとするか」で結果が変わる。
彼氏や彼女とすれ違った時にまだ好きなら、自分ができる精一杯のことに頑張ってみるべきだ。
まとめ
今回は「カップルのすれ違い」について、カップルがすれ違う理由と、その対処の方法、すれ違った場合に別れる時期を迎える状態がどんな時かなどを解説した。
カップルが些細なきっかけですれ違うことは、いろいろなことが起きる日常の中でどうしても避けられないところがある。男女の違いもあるし、いつも恋人を優先できるほど日常に余裕はないからだ。
もし小さなすれ違いに気付いたら、放置せずにまだ向き合える段階できちんと彼氏や彼女と向き合うように努力しよう。
小さな喧嘩くらいは特別な感情を持ち合う男女の中では普通に起きるもの。意味のある喧嘩もあるし、穏やかな話し合いの中でも解決できる問題は多いから、あなたなりの向き合い方ですれ違いをなくしていこう。
もしすれ違ってしまってどうしようもない状態になったとしたら、二人でその状態を確認し合い、自分から努力を開始する。小さな努力でも具体的に動くことで相手も変わってくるので、気まずい話し合いになったとしても、どこかで仕切りなおさないといけない。
すれ違いに気付いた時は何もしないのが一番まずいから、付き合っている恋人同士だし、信じてぶつかっていくことが重要だ。
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