昔に比べて「俺についてこい!」という男性が減った現在、女性のデートの仕方はどんな態度が求められているのだろう?
男性の本音ではデートで女性をリードしたい派が多いのか、女性からリードされたい派が多いのか、曖昧な印象を持っている女子も多くなってきているのではないだろうか。
「実際、デートでどっちがリードするべきか」という問題に興味を持って調べたところ、「リードしたい男性」と「リードされたい男性」の割合は6対4であることが分かった。
この記事では、リードしたい男性とされたい男性の割合を紹介して、男性心理を踏まえた理由の解説をする。「リードする・リードされる、どっちが正解か」や、女性がリードする方法にも踏み込んでいくので、参考にしてみよう。
男性の本音、デートに関する男性心理に興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみてほしい。
デートで女性をリードしたい男性の割合は6割!
マイナビウーマンが22歳~39歳の100人を対象に行ったアンケート調査によると、デートで女性をリードしたい男性の割合は約6割という結果だった。
- リードしたい方=59.1%
- リードされたい方=40.9%
リードしたい男性よりもリードされたい男性の増加がすごく印象的で、ひと昔前までは「デートは男性がリードするもの!」と一種の決めつけをする人が多かったのだが、現在は男性・女性のどちらがデートをリードするか、その二人次第という形に変わってきている。
デートで女性にリードされたい男性の割合は4割もいる
女性にリードされたい男性が約4割もいるため、女性はデートにおいて「男性任せ」が間違いになってきていると言える。
相手次第でどっちがリードするのかの答えが変わっているので、「男なんだからリードしてよ!」という考え方はもう時代遅れになった。二人で協力してデートを盛り上げるのが今のカップルのデートの仕方になってきている。
ただ、「男性も女性にリードされたいと思ってる」と言っても「何で?」と気になる女子はきっと多いと思う。次で詳しく解説しよう。
デートで女性からリードされたい男性心理!何でリードされたいの?
では、デートで女性からリードされたい男性心理とはどのようなものだろう?
理由を5つ挙げながら解説する。
デートで女性を引っ張ることができない
冒頭から「草食男子」について触れているが、実際のデートで女性をリードできない男性は明らかに増えてきている。まず挙げるべき理由は、「デートでリードできないから女性にリードしてほしい」と考える男性心理だ。
反対に肉食男子をイメージするとその差は分かりやすいのだが、女性をうまくリードする男性はどこか自信を持っていて、余裕があるから女性に気遣える。
恋愛でリードするのが苦手な男性は自信がないので、リードする形のデートの仕方はストレスフルで楽しめないのだ。
女性が好きな人とデートする時にもし相手がリードできない男性だった場合、無理にリードさせて雰囲気が悪くなるより、女性からリードする方が上手く行くだろう。
事実、当サイトでは下の記事が男性によく読まれている。
めんどくさいから女性にリードされたい
デートで女性をリードするためには色々と準備が必要で、当日にリーダーシップを取れば良いと言うほど単純ではない。デート先のリサーチや、レストランの予約など、ちゃんとリードするためにはそれなりの準備が不可欠。
男性心理は非常にめんどくさがり屋であることが有名だが、女性にリードされたいと考える理由にも大いに関係している。
「楽だからリードされない」という理由では女性がさみしさを感じるのも当然なのだが、あなたの好きな人の性格次第では、デートで男性をリードしてあげることが「心地良い関係」になる一つの要素になるかもしれない。
女心を満足させるセンスがないから
女性にリードされたい派の男性は、「自分のセンス」に自信がないことが理由になっている場合も。恋愛の経験が少ない男性からすると女性心理・女心はなかなか理解できないものだが、自分がリードして余計にデートが上手く行かないことを心配する。
「デートは男がリードしてほしい!」と言う女性も、実際デートすると内容や選択に不満を持つことが多々あって、それを口に出さないまでも表情や雰囲気に出るから、リードに失敗した男性は「だったら自分で決めてくれよ」と思わないでもない。
実際にデートでリードした際に失敗経験がある男性は、「女性にリードされたい」と考える人が増える。
消極的な心理でリードされたい男性心理:女性に楽しんでほしいから
デートでリードする際はリードされる場合に比べて自分の趣味嗜好が反映されやすい。リード役を女性に譲ることで、女性の意向が最大限含まれたデートがしたいと考える人もいる。
女性にデートの主導権を渡すことで、消極的な心理ではあるが「楽しんでほしい」という気持ちがリードしてほしい理由になっているパターンもあるのだ。
「次、どうする?」と質問する時も、選択肢に挙げるのは自分の意向を基にしたものが多くなる。上に挙げた理由とも関わる部分だが、女性に楽しんでほしいと思った時に、リードする選択をする男性とリードされる選択をする男性がいるイメージだ。
女性に楽しんでほしいと考える場合でも、リードするかしないかの判断が分かれる状況があるので、「リードしない男性」を悪いイメージだけで捉えるのは間違っているだろう。
リードしてくれる女性が好きなタイプだから
女性を引っ張るタイプじゃない草食男子は、デートでリードしてくれる女性が「好み」であるというのが理由になっている場合も増えてきた。
少し女性心理に近いのかもしれないが、デートでリードしてくれる人にはやはり愛情を感じるもので、男性心理にもそういった面が入ってきているのは事実。
あくまでも個別具体的な「あなたの好きな人の好み」がどんなものであるかが大事なのだけど、「もしかしたらリードしてほしいと思っているのかな?」って発想は持っておくに越したことはない。
約4割の男性が女性にリードされたいと思っているデータが出ているので、恋愛の知識として頭に入れておこう。
デートのリードについては好みの問題もあるため、「リードしない男ってどうなの?」と思ったら下の記事を読んでみよう。
女性をリードしたい男性心理!リードしたいと思う理由は?
一方で、まだまだ男性の多数は「デートで女性をリードしたい」と考えている。
どんな理由で女性をリードしたいと思っているのだろう。具体的に5つの男性心理を解説する。
男性だからリードするのが当たり前だと思ってる
恋愛をリードするのは男の役目だと思っている男性はまだまだ存在している。そこには「女性の望みである」という使命感みたいなものから、「自分が主導権を握りたい」と言った男性らしい発想まで幅広い心理がある。
男女それぞれ「らしさ」があるが、男らしさの中には「女性をリードできる」という能力についても一定の価値観があって、男らしくありたい男性はデートについてもリードしたいと考えるタイプが多い。
ついてくるタイプの女性が好きだから自分がリードしたい
男性のタイプが「ついてくるタイプの女性」や「男性を立てるタイプの女性」であれば、デートや恋愛においてリードするのは確実に男性側の役割になる。
自分の好みの問題で「リードしたい」と思っている男性も多くて、逆にこういった男性はしゃしゃるタイプの女性が嫌い。だからと言ってその男性がうまくリードできるかは別問題になってくるのが恋愛の難しいところなのだが、女性のデートの仕方を考える際は「好きな人の好み」を意識するべきなのは言うまでもない。
ついてくるタイプの女性が好きな男性は「デートでリードしたい」と考えている。
好きな女性を楽しませたいから自分からリードしたい
女性をリードしたい男性心理には「女性を楽しませたい」という心理もある。
もともと男性は女性に対して自分の価値を証明したい心理を持っているが、これがデートになると「デートで楽しませる」のが自分の価値だと思うところがある。
こういった部分があるからこそ、女性がデートで楽しいアピールすることは男性の喜ぶことになっていて、いずれにしてもリードする男性は楽しませたいと思っているのだから、女性が好きな人とデートする際はリードのされ方も重要な恋愛スキルになっている。
デートをリードする時に色々と気遣いしてくれたり、盛り上がるように頑張ってくれる場合は、しっかりリアクションして女性も気持ちを表現しよう。
自分が楽しみたいから女性をリードする
女性が楽しむ方が自分も楽しいと感じる男性がいる一方で、自分が楽しみたいという心理が強ければ自分からリードするのを選びがちだ。前述していることだが、デートはリードする人の意向の方がデートプランに反映されやすい。
少し勝手なイメージを持ちがちなこんなタイプも、「引っ張るタイプの男性」は意外にスマートなリードの仕方をするタイプもいて、デートへの積極性は女性から評価されるポイントだ。
自分が楽しみたいと考える男性に自分勝手なタイプがいることは事実だけど、「せっかくデートするなら楽しみたい」という前向きな理由も絡んでいる。
仕切られるのが嫌いだから自分が仕切る
自分がリードしたいと考える男性の中には、ネガティブな理由でそう考えるタイプもいる。典型的な例は、「仕切られるのが嫌い」「命令されるのが嫌い」と言った心理だ。
男性心理にはガキっぽいと感じるようなものも含まれていて、言い換えれば、男性は少年らしさを失わない。これが時々現実的で大人っぽい女性心理と衝突するわけだが、主導権を握りたい心理には、主導権を握られたくない心理が関係している。
ただ、今説明している部分は女性に見せることはないので、デート中に何か嫌な気持ちになるかと言えばそうでもない。しゃしゃってしまうとこのタイプの男性は嫌気が指すのも間違いないところではあるが、男性の中にはこんな心理を持つことがあることを知っておこう。
女性は男性にリードしてもらうのが正解?リードしてあげるのが正解?
女性をリードしたい男性心理と女性からリードされたい男性心理を整理したところで、「女性のデートの仕方」について疑問を解決する。
「女性は男性にリードしてもらうのが正解か、リードしてあげるのが正解か」という問題だ。
これは、男性の性格や価値観によって振る舞いを変えるのが正解。女性からリードするのが正解であるケースも多々見られるようになったからだ。
確率の観点ではおおよそ6割の男性がデートをリードしたいと考えている状況があるので、一般的には「デートは男性にリードしてもらう」という考え方が正解だと言えるが、リードしてほしい男性も4割いることを考えれば、「相手による」という答えになる。
自分がリードするか、相手にリードされるか判断するポイント
では、どこで自分の振る舞いを決めたらいいかと言えば、下の5つがチェックポイント。相手男性がリードしたい派か、リードされたい派か判断するためには、こんなところを気にしてみよう。
- 実際にリードしようとするのか、そんな素振りを見せないか
- デート慣れしているか、していないか
- 男らしいタイプか、そうではないか
- 普段から会話をリードするのか、リードされるのか
- プライドの高さを感じるタイプか、感じないタイプか
一番は、実際にデートに行った際に、彼がリードしようとしてくれるかどうかを見てみるのが確実な方法だ。
初デートの場合は念のため女性の方もデート先のリサーチをして、彼がリードしてほしい派だった場合に色々案が出せるように準備しておくと安心できる。デート成功の可能性もあがるからおすすめだ。
男性がリードしてほしい人だったら、なるべく女性がリードできるように頑張ろう
さらに彼の性格から予想するわけだが、デートをリードするタイプに該当しない時ほど、女性の方が積極的にリードする方が楽しいデートになるという点はぜひ意識していてほしい。
普段の振舞い方で彼の性格や価値観はある程度見えてくるので、箇条書きにした部分の後者に該当するタイプは女性からリードすることを考えてみよう。
リードしたいと思っていてもできない男性がいるので少し難しいが、リードされたいと考える男性の場合であっても、男性がするようなリードの仕方をせず、女性らしいリードの仕方ができると万能だ。
次で解説を加えるので、男性が喜ぶリードの仕方を学んでみよう。
【男性が喜ぶ!】女性からデートをリードする方法
あなたの好きな人がどっち派かを問わず使える「女性からリードする方法」を紹介するので、楽しいデートができるようにポイントを知ろう。
こういったところに気を使えれば、恋愛力アップ間違いなしだ。
デートのきっかけを作るリードの仕方!「○○に行きたい!」と案を出す
リードするタイプの男性であっても、ずっと自分からデートに誘うのはしんどい。リードされたい男性も「女性からもきっかけを作ってほしい」と思っているので、デートのきっかけは女性の方からリードできると恋愛力がアップする。
恥ずかしいと思うタイプの人も、「○○に行きたい!」と案を出すくらいのことにはチャレンジしてみよう。
男性は女性の望みを叶えてあげたいという心理を持っているから、二人とも気持ちよくデートに行ける。下の記事も参考にしてみよう。まずは二人で飲むきっかけを作って、デートに繋げるのもアリな方法だ。男性向きとしているが、女性も問題なく参考にできる。

デート中の行動をリードする時は「情報」を出すことで命令感を感じさせない
デート中にリードする瞬間と言えば「次の行動」に関してだが、
「そろそろご飯食べよう!○○ってお店予約しておいたの♡」
というリードの仕方より、
「そろそろおなか減ったね。近くにある○○ってパスタのお店が有名なんだって!○○君はパスタって嫌い?」
などと、情報を出すリードの仕方がおすすめだ。
こういったさりげない気遣いは一歩引いた感じで男子ウケする。決定権は自分にあるようなイメージを持つので、命令されたくない男性心理を変に刺激するようなこともないだろう。
応用の幅は広いと思うので、学級委員長の仕切りみたいなリードの仕方をせず、男性を立てるようなリードの仕方ができれば、間違いなく男性が喜ぶリードの仕方になるはずだ。
「楽しい!」という気持ちを届け続ける
デートの最大の目的は「二人で楽しく過ごすこと」だ。どちらがリードするかは本来そこまで問題ではない。これを前提にすると、女性からリードする場合であっても、リードされる場合であっても、「楽しい!」と思っている気持ちを表現することは何よりも大事なポイントになる。
女性からリードする場合はなおさらで、「つまらないからリードしはじめた」と思われないように対処することはコツになる。リードされる男性の気持ちを考えると、女性がうまくリードしても色々な心配や不安が出ることもあり得るので、「あなたと一緒に居て楽しい」という気持ちはデート中に届け続けよう。
笑顔でいることももちろん大事なことだが、言葉にすることもすごく大切だ。なかなか言葉にできない女性はデート後のLINEで伝えよう。
デート中の会話を盛り上げるために、聞き上手を目指す
女性にリードしてほしいと考える男性はどちらかと言うと口下手なタイプが多く、実際に女性がリードするべき状況では会話のリード役も女性になりがち。そんな時、しっかり者の女性は自分の言葉数が増えてマシンガントークの方にブレてしまう女性がいて、いっぱいいっぱいになってしまうことも。
デートをリードするのはなかなか難しいから、引っ張って行ってしまう女性がいるのだ。
これを回避するために、男性をリードするデートの場合は「聞き上手」を目指そう。恋愛で言うところの「会話のリード」は、聞いてあげるスタンスの方がうまくいく。
聞き上手と言うと「質問」をイメージする人が多いと思うのだけど、ただ聞いているだけではつまらないし一問一答形式の会話になってしまう。適度に自分の話を織り込みながら話題の中心を相手に譲るイメージなので、会話を盛り上げていく意識を持つと上手く行くはずだ。
デートでリードするには「選択肢」を持っていることが重要
男性がリードする時は相手次第で「次、ここ行こう!」という引っ張り方でも正解の時があるのだが、女性のリードの仕方は違っている。案を出しながら最低限、二人で決めていくようなリードの仕方の方が相手男性は喜ぶからだ。
そこで重要になるのが「案を出すための選択肢」である。デート先に関して予習しておくことで選択肢は担保できるので、デートがウダウダしないようにある程度のデートプランがイメージできるレベルでリサーチしておこう。
これをやっておけば彼がリードするタイプの男性であっても意見を求められたときに自分の意見が言える。「どこでもいいよ!」というのがたとえ本音であっても、何度も言われたらリードする男性はがっかりするので、楽しいデートをするコツにもなっている。
まとめ
今回は、リードしたい男性とリードされたい男性の割合を紹介して、男性心理を踏まえながら理由の解説をした。最後は女性がリードする場合の方法についても解説を加えたので、これからデートに行く人には参考になる記事となったのではないだろうか。
「デートは男性がリードしてほしい」と思っている女性は割合として多いことは間違いないが、草食男子が増えた現状では男性任せがデート失敗のもとに。女性側も楽しいデートにするために努力できるところへ積極性を持とう。
一般的な意見を見ると「女性がリードするってどうなの?」と思ってしまう女性も多いとは思うのだが、リードしてほしいと思っている男性が4割にも増えてきているので、「あなたの好きな人がどうなのか」という視点がすごく重要になっている。
「あの人はどうなんだろう…?」ということをしっかり考えて、うまく恋愛を進めていってほしい。
何度か二人で食事していて、現在の関係が脈ありか脈なしか気になったら下の記事を読んでみよう。
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