「好きな人とごはんに行くときは、あんまり食べないようにしているの」
時々、恋する乙女はこんなセリフを言う。
あなたは、好きな人との食事デートで「食べる量」が気になったことがないだろうか?
「大食い女は嫌われる?」
「あまり食べない女性は可愛い?」
せっかく好きな人とごはんに行けるなら、なるべく可愛く見られたいのが女性心理。
そこで今回は、「男性との食事でよく食べる女性はどう思われるか」をテーマに、「好きな人とご飯に行くなら食事の量はどうしたら良いか」を解説する。
男性目線の意見を聞きたい女性は参考にしてみよう。
あまり食べない小食の女性に対する男性のイメージ
まず最初にすごく単純な「男性から見た女性の食事に対するイメージ」について解説しよう。
男性は、女性の「女らしさ」に可愛いと思うのだけど、その中に「可愛い女の子はあまり食べない」というイメージはきっとあるんだろうと感じる。
「これしか食べないの?それで平気なの?」と、男子が女子に聞く場面はあなたも見たことがあるんじゃないだろうか?
この時の男性心理は、同性の食事の量と比較することで、あまり食べない女性に「女らしさ」を感じている。男女の違いが女性らしさを感じる要因になっていて、女性が初デートなどで「少食アピール」するのは一定のところで有効だ。
加えて、「キレイな女性はダイエットしている」って男性の漠然としたイメージもあるので、「綺麗でいるために努力をしている女性」とのイメージを持つ男性もいる。
いずれにしても、やはり「あまり食べない女性」に、男性イメージはそう悪いものではない。
しかし、好きな人との食事デートに関してはもっと重要な視点がある。もう少し恋愛的に考えていくので、ここから先に注目してほしい。
「成功デートの本質」と「食事デートの食べる量」の関係
あなたは、どんなデートを「成功デート」としてイメージするだろう?
私が考える成功デートは、二人ともが「楽しかったと思えるデート」だ。それを紐解けばまたいろいろなポイントがあるのだけど、全体的に二人で笑い合えるデートが最後まで続いた場合、それを成功デートだと感じる。
したがって、食事デートに関しても「食べる量」はデートの成功と失敗にそこまで影響を与えず、もっと考えないといけないことは、「いかに楽しい食事にするか」であることに気付けると思う。
もっと深くこれを考えると、今回のテーマはここまで述べてきたことが結論まで変わる。
「楽しい食事」を今度は考えてみよう。
楽しい食事とは、「おいしいものを、(友達や家族など含む)好きな人と、楽しい会話をしながら食べること」ではないだろうか?
食事デートを成功させるためには、楽しい食事にしないといけない。そうなれば、「女性の食べる量」は、時々「満足感を表現している」と男性は感じることをぜひ女性には知ってほしい。
つまり、「あまり食べない女性=食事がおいしくない、自分と食事していてもテンションが上がらない、つまらない」と思われることがあるということ。
あなたは「好きな人との食事だから食べる量を抑えた」としたら、その「態度」を見た好きな人は何を思うだろう?
「嫌いだった?」とか「おなかすいてないの?」なんて言われるより、成功デートにしたいならもっと大切なことは「楽しい食事にするための振る舞い」である。
実はデートという視点では少食の女性より、たくさん食べる女性のほうがウケが良いという話がある。参考になるアンケートを紹介する。
「たくさん食べる女性は好き?」の男性意見、実は…
マイナビウーマンの行ったアンケートによると、たくさん食べる女性を好きな男性はたくさんいることが判明している。
Q.あなたは、「少食の女性」と「よく食べる女性」では、どっちが好きですか?
よく食べる女性……74.0%
少食の女性……26.0%
https://woman.mynavi.jp/article/150531-36/
上のアンケート結果は私の主張を証明するために用意したのではなく、ほかのアンケートでも同じ結果が出ている。
実はこれ、男性の間では結構有名な話なのだ。
よく食べる女性が好きと答えた男性の主な意見は下の通り。
- 食事を楽しみたい
- 好き嫌いがない女性が好き
- 食べないと心配になる
- 先に食べ終わると待たせてしまう
- 健康的な感じがする
男女で食事デートをした場合、「楽しかった」と食事後に思ってもらえる成功デートにするためには、可愛く見られたい女性であっても「たくさん食べる」のが正解になりやすい。
「たくさん食べる」と言ってもやっぱり丁度いい量にはなるのだけど、少食アピールが決して相手へ良い印象を与えるとは思わないで、食事を楽しむことが全てだ。
おいしいならたくさん食べたくなるのが普通なので、あなたの食事デートでの振る舞いがどうあるべきかと言ったら、「それだけ?」とは聞かれない程度に食べること。
ただ、デートで食べる量はシチュエーションによって「ちょうどいい量」が気になる女性もいる。3つの状況をあげて詳細な解説を加えよう。
【状況別】好きな人とのご飯で丁度いい食べる量とは?
好きな人とのご飯ではいくつか「こういう時はどうしたらいいの?」と思うことがあるので、私が経験した3つのシチュエーションで「女性の食べる量」を考えてみる。
注文してくれる男性とのご飯
好きな人とご飯に行った際、もし相手が「注文してくれる男性」だった場合は、なるべく残さない方がウケが良い。
嫌いなものを注文されないように、「○○と○○は苦手」と伝え、お腹がいっぱいになる前に注文する料理の量を調整してもらえるように一言伝えよう。
注文してくれる男性との食事では基本的に「よく食べる」のが相手男性としたら嬉しい。
割り勘で女性が食べる量は?
好きな人とのご飯が割り勘の場合は、なるべく男性の食べるペースに合わせて、食べる量に関しても同じ量がちょうどいい。
ただ、男性と女性とでは食べる量にどうしても違いがあるので、無理をするのは楽しいご飯と遠ざかるので、「合わせようとしている」ことが伝われば十分だ。
奢ってくれる男性とのご飯
ご飯を奢ってくれる男性との食事は、腹八分目くらいを意識して少し遠慮するような態度を取れると男性ウケが良い。
見栄を張っているわけじゃないなら、男性は「たくさん食べてほしい」と思っているのだが、そこでがっつく女性にがっかりする男性は多く見てきた。
「もっと食べて」と言われるくらいで少しペースを抑え気味にすると「清楚な女性」だと思ってもらえるだろう。
男性から食事の量が少ないと言われた後は、それまでよりたくさん食べるようにしよう。バランスが大事なので、遠慮していれば男性ウケが良いとは言えない。
以上、シチュエーション別に女性の食べる量を解説した。
しかし、ここでまた問題になるのが「元からあまり食べない女性は食事デートでどうすればいいの?」という疑問だ。「女らしく見られたいから量は食べたくない」という女性だっているだろう。
最後にこの記事の結論として、女性は好きな人とのご飯デートでどう振舞うのが正解かをまとめる。
食事デートを成功させる3つの条件
ここまで好きな人とのご飯デートにおける「女性の食事量」について色々とまとめてきたけれど、大切なことは「楽しい食事にすること」だと説明した。
それを達成するために、3つの条件を紹介する。好きな人とご飯を食べる予定がある人はぜひ参考にしてみよう。
食事デートを「楽しんでいること」を好きな人に伝えよう
たくさん食べる女性が男性ウケが良いのは、食事を楽しんでいると感じ、相手も食事がしやすいからだ。
二人のごはんがデートとして盛り上がりやすい。なぜならデートを楽しんでいる様子が「食事の量」で表現されているから。
お互いに遠慮し過ぎている感じは楽しい食事デートとは遠く、食べる量は一定のところで「満足感」を表現している。
ただし、あまりたくさん食べない女性やよく食べる女性だと思われたくない女性は、「食べる量」以外で「食事を楽しんでいること」を好きな人に伝えれば大丈夫だから、楽しいデートの本質をきちんと押さえよう。
男性から見ると女性の表現力は魅力に見える部分だから、好きな人と食事をするならポジティブな感情はなるべく素直に表現する。
「おいしいね!」
「楽しい!」
「これ、すごいね!」
など、好きな人があなたとの食事で安心できるように「満足」を表現すれば、食事の量は些細なファクターに過ぎなくなる。要はちゃんと気持ちを表現して、デートを楽しんでいることを伝えれば良い。
女性が好きな人の前で食べる量よりも、本当は「楽しそうに、おいしそうに食べること」が好きな人とのご飯では大事である。
デートに最適な食事マナーを守ろう
女性に取って「好きな人の前で食べる食事の量」は気になることが多いことだけど、それよりも実際大事なのは「デートに合った食事マナー」だろう。
5つ紹介するので気を付けてみよう。
- 店選びからメニュー選びまで、相手に任せきりにしない
- デートなら食事後のことも考えてニンニク料理を避ける
- ゆっくりキレイに食べる
- 良いレストランで食事するなら、料理をメインに無言も楽しむ感覚を持つ
- おごられるときは男性に任せ、会計でゴタゴタしない・きちんとお礼を言う
食事デートはそのデートごとに雰囲気が全然違うけれど、会話をメインにする場合と料理をメインにする場合の2通りの雰囲気は分けて考えるべきだ。
居酒屋デートやファミレスデートのような食事デートは「無言」が似合わないけれど、フレンチやイタリアンのコース料理を出すような食事デートなら落ちついた雰囲気も決して悪くない。
しかし、どんな食事デートもマナーを忘れていっぱいいっぱいになってしまうと印象を落とす。特に「好きな人との初めてのご飯」なら今後も関係を深めていきたいと思われるように、気遣いの気持ちを持とう。
食事だけで終わらないデートが成功デート

楽しいデートは基本的に「帰りたくない」と思うもの。1次会のように食事だけで終わるデートは成功と言い難く、できたら軽くお酒を飲んで帰ったり、少し街を歩いてみたり、「食事だけにならない」ということも目指してみよう。
そこでさらに次のデートにつながる会話ができたらベストだ。
付き合う男女は直前に関係が一気に進むから、きっかけつくりに頑張るのはすごく大事なことだ。好きな人と初めて食事に行くならそれだけでも満足すると思うけど、そんな人ほど一つの機会を大切にするべき。
たとえば好きな人に食事をおごってもらえたらなら、「おごってもらったお礼がしたいから軽く飲んで帰らない?」と言ってみたり、「ちょっと〇〇覗いてみようよ」と誘ってみたり、その日の雰囲気に合った言葉で食事デートの後も素敵な時間を過ごしてみよう。
楽しかった成功デートは短時間で終わらいことが多い。「長い時間一緒にいて楽しかった」という経験は付き合った後も具体的にイメージできるので、雰囲気が良ければトライしてみよう。
なお、何度も食事する関係になった時の脈ありと脈なしの違いを知りたい女性は下の記事が参考になる。
まとめ
今回は「男性との食事デートでよく食べる女性はどう思われるのか」をテーマに、「好きな人とごはんに行くなら食事の量はどうしたらいいの?」という疑問に答えた。
食事デートを成功に導く要素で一番大切なことは「楽しい食事にすること」だから、食事デートで迷うことがあればこれを基本に考えよう。
遠慮しすぎたりかしこまる感じは変な緊張感があって会話が盛り上がりにくい。「おいしい!」「楽しい!」を表現して、自分から良い雰囲気を作れるように頑張ってみよう。
3回目のデートについては個別に下の記事でまとめているので、気になる人は合わせて読んでみてほしい。
恋愛の雰囲気がわからない女子は下の記事を読んでみてほしい。あなたと親しくする男性がちゃんと好意を持って接しているのか、分かるだろう。
食事デートでも使える「色がついてない恋愛コスメ」も是非チェック!