【子供はいらないと言う男性心理から対処法まで】子供が欲しくない男性の理由や本音は?変わる可能性はある?

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子供がいらない男性の理由や本音が分からない女性が憧れる親子の様子

少子化が進んだ今の日本では、結婚に関する問題で「希望する子供の人数の不一致」より以前の「子供が欲しいか子供が欲しくないか」が問題になるカップルが増えている。

あなたが「結婚したら子供は絶対に欲しい」と思うなら、「結婚しても子供はいらない」と考える男性との結婚はあり得ないわけだが、今の子供が欲しくない男性の割合は決して低くない状況になっていて、いつ自分の彼氏が子供はいらないと言ったとしてもおかしくない状況がある。

実際、結婚前に子供がいらない男性だと気づくことができず、結婚後に夫から子供いらないと言われた女性もいるし、夫婦で話し合いをした時に子供がほしいと思えないと旦那から吐露された女性もたくさんいる。

結婚したいと思える男性や、信頼関係を築き上げた彼氏と、「子供」のことで価値観が合わない可能性が、今は十分にある時代だ。

事実、下の2つのことは、実際に結婚願望のある女性からよく相談される内容だ。

「彼氏から子供いらないと言われたんだけど、私はどうしたらいいの?」
「子供がほしくない男性の本音って何なの?」

結婚のことがリアルになってきた女性ほど、子供がいらないという男性心理が気になる。

夫婦で価値観が合わなければ子どもを産んで育てるのは難しいが、かといってすぐに新しいパートナーを探す気にもなれないのが本音だとすれば、子供がいらない彼氏について「結婚を諦めるか、子供が欲しくなるように説得するか、子供を持たないと妥協するか」3つの選択肢に悩む。

そこでこの記事では、「子供はいらないという男性心理(子供が欲しくない夫や彼氏の心理)」から、「子供はいらないと言われた女性の対処法」までを徹底解説する。

記事内では、男女間の子ども希望のギャップを時代背景と共に解説し、子どもはいらないと考える男性の心理と理由を解説した上で、今後の女性の対策について考えていきたい。

  1. 子供いらないと言う男性は増加傾向?子供が欲しくない男は普通に存在している
    1. 子どもに関する理想と現実(予定)のギャップ
  2. なぜ子供はいらないのかは「男性と女性の子供に関する考え方の違い」が大きく関係している
    1. 男性心理では子どものことに関しても理屈で考える
    2. 男性が子供のことを考えるのは20代半ばから20代後半になってから
    3. 男性脳の論理的な思考が「子供はいらない」と言わせる
  3. 子供がいらない男性心理:子供が欲しくないと思う理由や、子供に関する本音とは?
    1. ① 経済的余裕がない男性は子供がいらないと考える(お金の問題で子供を作るのを諦める)
    2. ② 生活環境が一変して、自分の時間がなくなるから子供はいらない(夫婦の時間を含む)
    3. ③子育てがめんどくさいから、子供いらない
    4. ④子供に興味がないから自分の子供も欲しくない
    5. ⑤ 自分主体で生きたいから子供はいらない
    6. ⑥自分が子供を育てられる自信がないから子供はいらない
    7. ⑦ 体力面の衰えを感じているから子供は欲しくない
    8. ⑧子供が苦手だから子供いらない
    9. ⑨老後の心配がないから子供は必要ない
    10. ⑩夫婦2人きりの時間を楽しみたいから子供は欲しくない
  4. 彼氏や夫から「子供はいらない」と言われた女性の対処法!子供がいらない男性の考えを変えるにはどうしたらいい?
    1. 子供がいらない彼氏や夫は、説得するのではなく、子供がいる生活のメリットを共有すると子供が欲しいと思わせることができる
    2. 子育てに関するデメリットをつぶすと、子供がいらない夫や彼氏の考えを変えることができる
    3. 子供がいらない旦那や彼氏には、最後は愛情に訴えるアプローチをしよう:「あなたの子供を産みたい」と言うのも効果的な方法
    4. 子供欲しくない男性心理は「年齢」と「タイミング」で変わる可能性がある!子供のことで別れたくないと思うなら時期を改めながら考え方を変えさせるのもアリ
  5. 絶対に子供がほしい女性が、子供がいらない男性との結婚を回避するには?
  6. まとめ

子供いらないと言う男性は増加傾向?子供が欲しくない男は普通に存在している

国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向調査(結婚と出産に関する全国調査)」によると、2023年現在の最新データでは、未婚者の平均希望子ども人数は男性が1.82人、女性が1.79人となっており、男女ともに2人以下の子供しか望まない状況になっている。

未婚者の希望する子供の人数を年齢別・男女別にまとめた表は以下の通りだ。左から右に時系列が進んでいる。

図表:年齢別、男女別の「未婚者の平均希望子ども数」グラフ

(出典:第16回出生動向調査

この表によると、子供がほしい男性の割合は減少傾向が明らかで、長い目でみると、年々「子供はいらないと考える男性の割合」が上昇している。

草食男子が話題になってからは特に、子供が欲しい男性の割合が減っていて、今は「子供いらない」「子供ほしくない」と言う男性が普通にいる状況だ。

将来的に子どもが欲しいと考える女性は、今の時代、よりシビアに結婚相手を考える必要がある。

子どもに関する理想と現実(予定)のギャップ

先ほどから紹介している第16回出生動向調査では、夫婦の「平均理想子ども数」と「平均予定子ども数」についても調査されていたのだが、最新のデータでは子供に関する理想の数・予定の数ともに過去最低の結果となっている。

下げ止まりの傾向も見て取れるものの、子供を作らない夫婦が増えていることを示唆している。

下の図は、上の折れ線が夫婦の理想の子供の人数で、下が実際に夫婦が予定している子供の人数だ。夫婦の子供の数には「理想」と「現実」のギャップがあり、実際に結婚しても自分の理想的な子どもの人数を出産できるとは限らない状況になっている。

図表:結婚期間別の「夫婦の平均子供人数と、平均予定子ども数」のグラフ

(出典:第16回出生動向調査

この出生動向調査のデータを見ると、少子化が進んでいる今、子どもを望む男性は減少しており、実際に夫婦間でも理想の子どもの人数をそのまま予定している家庭は少ない

時世や経済動向、自分たちの状況を見て子供の数を決める夫婦が増えた。今は子供がいない夫婦も確実に増えていて、一人っ子の家庭もすごく増えている。

ここまで取り上げたデータからも証明されているように、現代の日本社会における実情まで踏まえていくと、将来的に結婚をして子どもを望む女性は、相手選びから慎重に行動しなくてはいけないことが分かる。

あなたが彼氏から子供が欲しくないと言われたり、旦那から子供はいらないと言われたとしたら、それはあり得ない経験ではないということだ。

【2023年最新】結婚したい人の割合と、結婚したくない人の割合は?子供が欲しい人と子供がいらない人の割合を含めて「みんなの結婚観」を紹介する
2023年現在の「結婚したい人と結婚したくない人の割合」については、大きな規模だと国立青少年教育復興機構が2016年11月1日に発表した「若者の結婚観・子育て観等に関する調査」が最新となっている。 全国の20代から30代の4000人を対象に

なぜ子供はいらないのかは「男性と女性の子供に関する考え方の違い」が大きく関係している

では、なぜ男性は女性よりも子どもを希望しないのだろうか。

そこには、男性の草食化だけでなく、男女間の子供に関する考え方の違いがあるからである。

男性心理では子どものことに関しても理屈で考える

女性は出産する役割を担うので、理由うんぬんより直感や本能的に子どもが欲しいと思ったり、「子どもは可愛いから産みたい」と感情的に考えることが多い。

そのため、子供が欲しいという想いだけで全く計画性がない結婚をしたり、逆に子供を持つことを念頭に超計画的に結婚する女性もいて、いずれにしても子供がほしい女性は「結婚と子供」が深く結びついているケースが目立つ。

一方で男性心理では、子供のことに関しても理屈で考えるところがあり、自分の経済力や仕事の状況を勘案して「子供が欲しいか欲しくないか」だけでなく、それとほぼ同列に「子供が持てるか持てないか」と考える傾向がある。

自分の子供は可愛いだろうと想像するけど、男性の多くは本能的より理屈的に自分の子供のことを考え、「子供を持つ責任」や「(子供を持つことで)増えた家族を養う責任」にも意識が行くため、最終的に子供はいらないと判断する男性の割合が女性より高まる。

男性の場合は結婚と子供が直接的に結びついてない場合も多く、「結婚した後に考える」「子供はできたらほしいけど、子供が持てるかどうかが分からない」とも考えがちだ。

女性の場合は、結婚を考えるより先に「子供がほしい」「子供がいる夫婦に憧れる」「子供がいる人生を歩みたい」という気持ちがあることも多いが、男性はその割合が低い。

もちろん、子供の頃からの夢で「息子がほしい」「娘がほしい」と思ってるタイプもたくさんいるが、男性は自分の子供のことを考え始める年齢も遅い。この理由も、子供のことを理屈で考えるからだ。まだ自分の子供のことを考える状況ではないと思っているから、子供のことを考えないのである。

子供を産まない男性は、子供が欲しいか欲しくないかを社会人になってから少しずつ具体的に考えていくから、女性よりも自分の子供のことを考えてる時間が短い。

男性の場合は、大人になるにつれて持つ家族観にまず「自分に妻」がいて、「自分の子供がいる家庭」のイメージにリアリティが出てくるのが女性より断然遅い。

男性は「子供がいるか子供がいらないか」を社会人になってから、ある程度の社会経験を積んだ後で考えるタイプが多いから、男女間のギャップは想像以上に大きい。

男性が子供のことを考えるのは20代半ばから20代後半になってから

結婚したい彼女ができたら男性も10代後半や20代前半から自分の子供のことを考えることもあるが、そうじゃないなら男性の将来観に自分の子供のことが登場するのは20代半ばから20代後半にかけてという人が多い。

そう言う意味では、早く子供がほしい女性と、子供のことが考えられない男性との間で、時々カップルは微妙な雰囲気になることもあり、男性は自分の子供にリアリティを感じる年齢が遅い。

その証拠に、男性同士で結婚の話をする時に「子供の話」はほとんど出ない。特に20代の半ば(24歳から26歳)までは「自分の子供がほしい」とか「子供は男女どっちがほしいか」などの話が本当に少ない。

女子と結婚の話をすると逆にほとんどの場合で子供のことが話題に上がるから、この男女差は非常に明確だ。

【男子会】男同士で結婚の話や彼女の話はするの?飲み会での「男の恋バナ事情」
「結婚の意思がない男性との付き合い」について書いた下の記事では、女性が結婚願望がない男性や結婚願望が弱い男性とダラダラ付き合うことの是非について触れているが、「付き合ってる中で彼氏の結婚に対する気持ちに変化が起こらないわけじゃない」と述べた

男性が大人になってから悩みに悩んだ結果「子どもはいらない」と判断した場合は、付き合っている彼女はもちろん、結婚した妻にも「子供はいらない」と言うし、その結論は男性が現在だけでなく未来にも思考を巡らせて出した答えだから、意見を変えさせるのが非常に難しいという側面を持つ。

男性脳の論理的な思考が「子供はいらない」と言わせる

女性は、自分の希望・気持ちを大事にし、小難しいことを考えるより直感的に判断してから具体的に努力する性格の持ち主が多い一方で、男性は何をするにしても「理由」や「計画」を重視し、目的を達成するための過程を論理的に考える性格の持ち主が多い。

ここは、特に「子供を作るかどうか」などの大事な決断に対して男女の違いが大きい。

大事な判断に男性が慎重なのは、あーだこーだと理屈ばかり考えてしまうから。

自分の子供のことを理屈で考えていくと、「本当にちゃんと育てられるのか」「家族を養うことはできるのか」「仕事と家庭の両立ができるのか」などとネガティブな方向に考えてしまうことも多く、「それなら子供はいらない」と最終判断してしまう。

子どもを希望するかしないかにもこうした男女間の考え方の違いが反映されるから、将来的に結婚して子どもが欲しいと考えている女性は、時代背景と男性脳を理解した上で自分の希望を叶える結婚相手を探す必要がある。

では、子供がいらないと言う男性の理由や本音とはどんなものだろう?

子供がいらない男性心理:子供が欲しくないと思う理由や、子供に関する本音とは?

子供がいらない男性の理由と本音を説明する男性

男性は、最初から子どもはいらないと思っているわけではなく、色々考えた上でその結論を下している。

そこで、男性が子どもはいらないと結論を出す理由にはどのようなものがあるのか、本音を探っていこう。

① 経済的余裕がない男性は子供がいらないと考える(お金の問題で子供を作るのを諦める)

男性の場合は、経済的な余裕がないことで子供はいらないと諦める人が最も多い。

現実的に考えて、子ども育てることのできる収入に達していないと判断したり、別のことにお金を使いたいと考えた結果として、子供はいらないと判断する。

子ども一人を立派な大人に育てるのに家が一軒建つと表現されるように、実際に子どもが大学を出るまでには平均3000万円ほどかかる。男性は子供がいるかいらないか考える時に、このお金に責任が持てるかどうかを考えるから、子供欲しくないと思う男性が多くいる。

参考までにベネッセが算出した子どもを一人育てるのにかかる費用(養育費+教育費)を見てみてほしい。

子供を育てるのにかかる費用

(出典:子育てにかかる費用のすべて

子供のことに関してちゃらんぽらんに見える男性でも、親になったら子どもに習い事をさせてあげたいと思っていたり、何より金銭的な面で自分の子の可能性や選択肢を潰したくないと考える人は意外と多い。

収入が十分にない状態では、理屈で考える男性に取って子どもをつくる選択が難しいのだ。

さらに、子供が欲しくない男性の本音と言う意味では、子どもがいない夫婦二人だけの生活ならそれなりに貯金もすることができて、二人で旅行やデートをしたり、自分自身の趣味にもお金を使うことができるとも考えている。

子どもがいるとどうしても子ども中心の生活になってしまうから、金銭面的に余裕はなくなるし、我慢も必要になってくる。質の高い生活と我慢だらけの生活を天秤にかけた時に、どうしても前者を選びたくなってしまう男性は、子供がいらない男性だ。

経済的なことが理由で子供を希望しない価値観の男性は、考えを変えにくいという特徴もある。

② 生活環境が一変して、自分の時間がなくなるから子供はいらない(夫婦の時間を含む)

結婚しても子供が生まれるまでは自分の時間や夫婦二人の時間が確保できるが、子どもは生まれてからは子育てに忙しい生活となってしまい、これまでとは違う生活を送らなくてはいけない。

もちろん、自分の子どもが成長していく過程を見守るのは男性も楽しいと思っているし、幸せな家族を想像することはたくさんある。

しかし、このタイプの男性は、仕事に子育てにてんやわんやすると、心のゆとりを持てなくなるのではないかと考え、子供はいらないと決断をする。

特に仕事の忙しい男性は、奥さんにばかり子育ての負担をかけて、自分は子育てに参加できないことに対して負い目を感じるから、「子供に使える時間はあるか」と考えて「妻と子育てのことで揉めるくらいなら、子供はいらない」と結論付けることがよくある。

子供がいらない男性の本音を探っても、悪い意味だけではないという点も女性は考慮に入れておこう。

忙しい男性は、子供に十分な愛情を注げる時間が無くなることや、子育てに関われないことを懸念し、子どもを希望しない選択をする場合もある。

男性は不器用な人が多いから、極端な考え方になりがちなこともポイントである。

女性の方が上手くバランスを取れるように提案したり、自分たちの子供に関するコミュニケーションを取っていけば、このタイプは変わる可能性がある。子供欲しくないと思ってる男性でも、その強弱感や理由は様々だ。

③子育てがめんどくさいから、子供いらない

子育ては面倒くさいというイメージから、子供を希望しないという結論になる男性も多い。

ある程度年齢を重ねると周りに子持ちの家庭が増えるが、実際に子供を持った夫婦からは子育ての愚痴を聞くことも多く、「子どもは面倒くさい」という印象を強めることがよくある。

赤ちゃんと行く家族旅行の話や、子供と遊んだ思い出話、家庭内での日常話などを聞くと男性も幸せをイメージするけど、それと同時に「子供って大変だなあ」と思ってしまい、子供を持つことに対してネガティブなイメージを抱いてしまう。それが子供欲しくないと思ってしまう原因になる。

子供が生まれるとどうしても家族優先・子ども優先になってしまうため、精神的に余裕のない男性は「自分のプライベートな時間を確保できない」ことが子供を持つのにネックになる。

子供がいると、男性は日常生活が「平日は仕事、休日は家族サービス」になるのが大変だと感じるため、子供はいらないと結論付けてしまうのだ。

④子供に興味がないから自分の子供も欲しくない

男性は、子供に関心が向かないという人も多い。

女性は自分が子供の頃から「30歳までには結婚して、好きな人の子どもを産んで幸せな家庭を作る」ということが理想になっている人も多いのだが、地位や名声を望む男性は子供に興味がない価値観を持った人が少なくない。

男性は女性とはまた違う人生観を持っていて、いかに自分の人生を優れた良い人生にできるかに重心が向いているタイプが多い。

自分にとっての幸せな人生に必ずしも子供がいらないと考える男性は、特別に子供がいらないと思っているのではなく、子供を持つこと自体に特に理由を感じないから、子供が欲しくならない。

「子供より仕事」「子供より趣味」という価値観の男性は20代前半くらいだったら変わる可能性があるのだが、30代男性だと価値観が固まってしまっていることもある。

彼氏が子供いらないと言う場合は年齢も考慮して説得できるかどうか考えよう。

⑤ 自分主体で生きたいから子供はいらない

男性は、何歳になっても夢や目標を追いかけたい「自分主体」の心理が女性に比べて強い。

子育てをしていたら自分の趣味に時間やお金をかけるのは難しいため、子どもはいらないと判断する人が多いのだ。

一方で、「子供と一緒に同じ夢を追いかけたいタイプの男性」もいるが、このタイプの男性は目標を子供と一緒に追えるから子供が欲しい、あるいは子供がいてもいいと思ってる訳ではない。

もちろんそれに憧れる気持ちはあるのだが、その他の懸念材料を勘案して子供への価値感が決まってくるので、そういう意味では男性に取って子供が欲しいか欲しくないかの最も重要なポイントは、子供が好きかどうかということになっている。

男性の場合は、女性と違い、自分の子供が自分の分身というイメージを持ちにくい。女性は出産を経て子育てをしていくと自分の分身のように思っていくことも多いのだが、男性は自分で子供を産むわけじゃないので、そこまでは思えない。父親になることへの価値観についても非常に曖昧なところからスタートする。

自分の子供ができたら自分の気持ちがどうなるか、想像してもリアリティを感じにくいのが男性だ。

子供が欲しい男性は一言で言うと単純に「子どもが好き」という特徴があるので、子供がいらない彼氏のことで悩んでいる女性はここをしっかり見極めて子供がいらないという考えが変わる可能性を考えてみよう。

彼氏の話し振りから、「そもそも子供が好きじゃないんだな」と思ったら、どんな説得の仕方をしても子供が欲しくなる可能性が非常に低い。

⑥自分が子供を育てられる自信がないから子供はいらない

本音では「子供がほしい」と思っていても、自分が子どもを育てられる自信がないから子供を望まない男性もいる。

子供が欲しくないと言う男性にも「ただ自信がないだけ」というケースがある。

このタイプの男性は、自分の幼少時代の家庭環境や自身の親子関係にあまり良くないイメージを持っているのが特徴だ。

例えば、幼少期に親から愛情を受けることができなかったり、最悪のパターンでは虐待を受けていたり、両親の関係が悪かったなどを理由に、家族というものがネガティブなものになっていたりするパターンでは、子供を育てる自信がないことが「子供がいらない理由」となりやすい。

育った家庭に問題があると、「自分は子供を愛せるのか、幸せにできるのか、かつて親にされたことを繰り返してしまうのではないか」と、自分に自信がなくなって子供を断念してしまうケースが多い。

もっと身近な例を出すと、自分が親ガチャに外れたと思っている男性が今度は自分が父親になる場合に自信を無くすケースもある。

「俺がお父さんだったら親ガチャは当たりなのかな?外れなのかな?」などと考え、自信がない男性は「やっぱり俺には子供は無理だ」と考える。誰かの親として自分を見た時に、子供が欲しくなくなるのだ。

ただ、このタイプの男性は、本音では子供が欲しいと思っている男性も多いから、自分の子供を持つ自信がない男性は妻との関係性で考えが変わる可能性がある。

「この人となら幸せな家庭が築ける」と思うからこそ結婚するのだから、自分が子供を育てられる自信がない男性は、夫婦の状態と話し合い次第で実際の行動が変わるだろう。

自分は父親として自信がなくても、彼女や妻と「両親」として見た時に自信が持てたり、「この人が母親だったら子供は幸せだ」と思って親になる自信を持てる男性もいる。

⑦ 体力面の衰えを感じているから子供は欲しくない

30代・40代と年齢を重ねるにつれて体力的に厳しくなってきて、子どもはいらない
結論を出す男性も多い。

現代の日本は、少子化が進むと共に晩婚化の傾向にある。

20代で結婚して父親になるならまだ自分の体力にも問題は感じないが、30代後半から40代になるにつれて徐々に体力の衰えを感じると、仕事だけではなく子育ても加わったハードな日常生活で体が持たないんじゃないかと考える男性が出てくる。

年上旦那だと「子ども好き」でも体力面を理由に諦めている男性も多いため、「どんな子育ての仕方をしたいか」という点を話し合うことで夫婦の折り合いがつくと、また違った結論にたどり着ける。

年上インテリ系男子と結婚した場合は、女性が頭に入れておくべき項目だ。

⑧子供が苦手だから子供いらない

男性の中には、子供とのコミュニケーションが苦手だから子どもはいらないと言う人もいる。このタイプの男性は大きく言えば「子供が苦手な心理」が強く、大人になり切れないタイプも少なくない。

また、顔が怖い・子どもに馬鹿にされるという理由で子どもが苦手という人もいて、子どもが苦手な理由は人によってそれぞれだ。

子供にあまり良い印象を持っていない男性は、「子供嫌い」がその人自身に根付いてしまっているケースが多いので、結論を変えることはあまり期待できない。

子供の話題で話している時に、はっきり「俺は子供が苦手」「俺は子供嫌い」と言われた場合は、子供を持つのが難しいだろう。

できれば、結婚前に確認しておきたい項目だ。

⑨老後の心配がないから子供は必要ない

老後の心配がない男性も子どもはいらないと判断する傾向にある。

老後に一人ぼっちになりたくないという理由から、結婚して子どもを作ろうとする男性は比較的多いのだが、老後に何の心配もない人は子どもはいなくても良いと判断しがちだ。子供を必要・不必要という面からも考えるのは、男性の特徴かもしれない。

このタイプの男性は、経済的に余裕があって子どもが必要ではないと考える人が多く、子どもに時間やお金をかけるよりも「今の生活を充実させたい」と考え、子どもはいらないという結論に至る。

高収入なら自分の生活だけでなく趣味にもお金をかけることができるので、男性の場合は自分の人生の充実に意識が向かうと、優先順位の低い「自分の子供」に関心が減る傾向がある。

子供がいない老後も、金銭的な余裕があれば介護サービスなども受けられるため、子どもをつくることに関してあまり関心がない男性はハイスぺ男子に多い。

「老後が心配…」と言うのは50代の未婚女性に多い印象があるが、孤独になる心配がない既婚男性は子供の必要性を感じない人がいる。

⑩夫婦2人きりの時間を楽しみたいから子供は欲しくない

夫婦2人きりの時間を楽しみたいことを理由に、まだ子どもはいらないと考える男性もいる。

奥さんが大好きな男性にこの傾向があって、子供がほしい女性としては年齢を重ねた後の出産や子育てに不安を持つことで、夫婦間にギャップが起きやすい部分だ。

このタイプの男性は、単純に結婚後も結婚前と同じように2人の時間を充実させたいと考えていることが多い。

確かに、子どもがいると時間は子育てにとられてしまうし、本来二人の趣味やデートに使うことのできるはずのお金は子どもにかかる。そうすると、夫婦水入らずの時間は自然と少なくなってしまう。

さらに、子供を産んだ妻が精神的にも「子供にかかりきりになる」ことにも夫は不安を持っていて、本音では今までの二人の在り方が変化することを心配している。

ただし、夫婦二人きりの生活を楽しみたい男性はずっと子どもはいらないと強い気持ちを持ち続ける訳ではないから、今後変わる可能性は十分にある。

「まだ子供はいいんじゃない?」と言われたなら、旦那は夫婦二人の時間を大切しているのかもしれない。

しかし、高齢出産は母子ともにリスクが高まるのは確かで、今すぐに子供が欲しいと思っている女性もいる。

次からは、「子供がいらないと言われた女性の対処法」を解説する。

彼氏や夫から「子供はいらない」と言われた女性の対処法!子供がいらない男性の考えを変えるにはどうしたらいい?

子供はいらないと言われた女性が彼氏と話し合う机

男性は、「子どもはいらない」と決めたら中々考えは変わらないものの、理由や本音によっては子供に関する考え方がコロッと変わる可能性がある。

しかし、女性は子どもがいらない男性を説得する際に、「子どもがいたら賑やかで楽しいよ」「子どもは可愛いからいた方がいいんじゃない?」と自分の価値観を押し付けがちだ。

合理的な男性の性格を考えるとそれは逆効果であり、男性に子供が欲しいと思わせるには違う方法でアプローチしていく必要がある。

子供がいらない彼氏や夫は、説得するのではなく、子供がいる生活のメリットを共有すると子供が欲しいと思わせることができる

男性が「子供いらない」と思っているのは、子供を持つことに対してメリットを感じていないことが主な原因だ。

では、子供がいるメリットを感じない男性の考えを覆すためにはどうしたら良いかと言うと、子供を持つメリットを二人で共有する意識を持つことが大切になる。

例えば、「子供がいれば老後の心配が減る」というメリットを、「説得するように押し付ける」のはではなく、「二人で共感し合う」ことができれば、子供がいらないと言う男性の考えが変わる可能性が出てくる。

子供いらない男性に対しては、議論を持ち込むのではなく、2人で楽しい会話をする中で話題に出すイメージを持とう。

「子供がいた方が老後の心配がないと思わない?」ではなく、「子供がいると病気になった時も○○を一人にしないで済むって思えるよね」と伝えることで、彼は「俺に何かあったら○○を一人にしてしまう」と思って、子供の必要性について考えさせることができる。

夫婦だけで生活していきたい男性が相手なら、「子供がいた方が絶対楽しいよ!」ではなく、「二人の間に子供ができたら、どんな子に育つかな?成長していくの二人で見てると、どんな気持ちになるんだろうね?」と話せば、男性も子供のいる生活に夢が見れる。

彼氏から子供がいらないと言われたり、夫から子供が欲しくないと言われた時は、女性側がすごくネガティブな気持ちになってしまうけど、男性の気持ちを変えるにはメリットを力説して説得するより、「夢を見せること」が意外と重要だ。

子供を作るか作らないかは2人の超重要問題なので、説得するのも決して悪手ではないが、子供に関することは「二人の価値観の不一致」とも取れる部分なので、感情的になって自分の価値観を押し付ける話し方になると確実にマイナスになる。

男性の論理的な思考に合わせて「メリットを提案する」のを基本としながらも、伝え方の観点では「共有・共感」を意識して対処しよう。

子育てに関するデメリットをつぶすと、子供がいらない夫や彼氏の考えを変えることができる

夫や彼氏に子供はいらないと言われた女性は、彼の理由をしっかり把握して、その理由にあった説得の仕方をすることが重要だ。

特に、男性心理にとっては「デメリットがなくなる」のが考え方が変わる最大の要因になるため、意見を言い合う話し合いよりも「こうしたらうまくいく」と言う話し方をされた方が素直になれる。

子供が欲しい女性に取って「子供がいらないという男性」は意味が分からないことを言っているように感じるかもしれないけど、夫婦やカップルはお互いに価値観を合わせていかないとうまくいかない「常識の通用しにくい関係」で一緒に居る。

子供を作るメリットとデメリットを戦わせる議論をするより、男性脳を攻略するなら「だったら…」と言わせる交渉術の方が成果を得やすい。あれこれと色々な意見を並べるよりは、彼が子供はいらないと思う理由を崩すように話し合いをしてみよう。

子供がいらない旦那や彼氏には、最後は愛情に訴えるアプローチをしよう:「あなたの子供を産みたい」と言うのも効果的な方法

上に挙げた二つの対処法を実践した上での話だが、子供がほしい妻と子供がいらない夫の話し合いは、「最後は愛情問題」になってくる部分がある。

なぜなら、子供がほしい女性の願いと、子供がいらない男性の拒否感は、ほとんどの場合で前者が強いからだ。どうしても子供がほしい女性はいるが、どうしても子供はいらない男性はほぼいない。

ここを前提に考えていくと、子供のいらない男性を説得する方法は、「メリットを二人で共有して、男性の拒否感の源泉でるデメリットをつぶし、最後は本当に子供が欲しいと思っている気持ちを理解してもらって、夫婦の合意にたどり着く」のが王道コースである。

たとえば、「○○の子供が生みたい」「2人の子供がほしい」「あなたの子供だからどうしても生みたい」などは、最後に子供がいらない男性を説得する言葉になり得る。

男性は好きな人を幸せにしたい心理と責任感が強いから、あなたが愛されているなら「自分の気持ちを彼の心に響く言葉で伝える」のも一つの手段だ。

人によって子どもはいらないと考える理由は様々だからケースバイケースでメリットを考える必要があるし、デメリットのつぶし方も問題となるが、子供がいらない男性の対処法に「妻からの願い」がポイントになることはぜひ事前に知っておいてほしい。

男性の論理的・合理的な考え方は女性の本能的・感情的な考え方と相反するものだが、2人は愛情関係である以上、片方の夢や希望は奪いたくない。

ただ、繰り返しになるが、子供を持つか持たないかの話し合いは、順序が本当に大切だ。「なんでわかってくれないの!」ってなってしまうと、「俺だって色々考えた上で言ってんだ」となってしまうので、男性の感性や価値観などを踏まえた上で、歩み寄りの姿勢を見せた後で、愛情に訴えよう。

あなたが愛した包容力のある男性なら、きっと二人で納得できる結論を出せるはずだ。

子供欲しくない男性心理は「年齢」と「タイミング」で変わる可能性がある!子供のことで別れたくないと思うなら時期を改めながら考え方を変えさせるのもアリ

子供欲しくないと言う男性は「年齢」と「タイミング」で、その考え方が変わる可能性がある。

この記事の前半で述べている通り、男性は自分の子供のことを考えるタイミングが女性より遅いので、20代半ばから先は、特に30代前後(アラサー男子)は、自分の子供に関するイメージが変わって行く年代に入る。

もし、子供いらない彼氏や、子供欲しくない夫と、子供のことで別れたくないと思うなら、時期を改めながらゆっくりと価値観を合わせていく選択肢もアリだ。

ここも当然ながら「なぜ子供がいらないのか」「どうして子供が欲しくないのか」の理由次第なところがあるけど、男性は女性よりも自分の子供に関する価値観が固まってない人も多いので、説得できそうな理由だったり、考え方が変わりそうな理由だったら、実際に1年後や2年後に変わる可能性がある。

さらに、男性は経済面で子供をリスクだと思う傾向があるが、「出世」したり「給料が上がる」と、子供を持つ余裕ができることもある。

子供欲しくない男性が「やっぱり2人の子供が欲しいかもしれない」と思う時は年齢とタイミングが影響することもあるので、カップルや夫婦が何度かの話し合いで結論を出すことも間違いではないものの、「1年から2年かけてゆっくり話していく」という方法もおすすめできないわけではない。

ここは、年齢が若い時ほど考えが変わる可能性がある。

時間をかけると説得に失敗した時のリスクが高まるのがデメリットだけど、別れたいと思わない相手なら時間をかけることで解決することもあるので、念のために解説を加えておく。

ただ、女性の中には「絶対に子供がほしい」「子供いらない男性との結婚はあり得ない」と思ってる人もいる。次の見出しではそんな女性向けに解説する。

絶対に子供がほしい女性が、子供がいらない男性との結婚を回避するには?

絶対に子どもが欲しい女性は、男女ともに子供を望まなくなってきた今の時代、結婚前に「彼氏が子供を欲しがっているか」を確認する必要がある。

さらには、希望する子供の人数や子育ての仕方に関わる育児配分や家事分担についても、できたら交際前に価値観の一致を目指したいところ。現実を見る限り、価値観の不一致が多い夫婦ほど、子供を持たない選択をしている。

これらを達成するには、もちろん自然に出会ってお互いで条件を合わせていけように交際するのもアリだが、婚活サイトや婚活パーティーなどの「子供に関する条件があらかじめ見える形の出会い方」も検討しておくと良い。

たとえば、ゼクシィが運営する「ゼクシィ縁結び」では、子育てについての価値観を自己申告する項目があり、子供の希望以外に「子育ての配分」まで踏み込んだ検索ができる。下の5項目で相手検索ができるのだ。

  • 子育てはほとんど自分がやりたい
  • 子育てはほとんど結婚相手にしてもらいたい
  • 子育ては夫婦で分担したい
  • 子供はほしくない
  • 分からない

恋活アプリや婚活サイトは詳細に相手の条件を設定することができるから、よりミスマッチがないお付き合いをすることができるので、こだわりの条件を持った未婚女性におすすめだ。

本気で将来子どもが欲しいと思っている女性は、初めから自分の条件に合う「子どもが欲しいと思っている男性」を見つけて交際まで発展させよう

ゼクシィ縁結びでは、身長や年収の検索はもちろん、「家事分担」「共働きか主婦か」「結婚時期」などで詳細検索ができる。今まで知らなかった人は、結婚まで視野に入れた真剣な人がゼクシィを一度見てみても良いと思う。

まとめ

今回は、子供がいらない男性の理由や本音と、子供はいらないと言われた女性の対処法を解説した。

女性が感情的・本能的に子どもが欲しいと感じる一方で、「子どもはいらない」と考える男性は論理的な思考を巡らせた上で子どもはいらないと結論付けている。

男性によって子どもを希望しない理由は人それぞれだが、よく考えて決断している以上、その結論は中々揺らぐものではないという点はポイントだ。

感情対理屈の話し合いになると別れる選択まで視野に入ってくるため、男性心理や男性脳を踏まえた対処法を取ろう。

結婚前の女性は、一番の理想が「将来子どもを希望することが結婚の条件である男性と出会って結婚すること」だから、後で後悔しないように積極的に婚活サイトや婚活パーティーなどを利用してみてほしい。

自分が結婚できる確率って実際どのくらい?5年以内に結婚できる確率から見える現実
20代後半から30代になると、結婚願望がある人は「自分はこのままで本当に結婚できるのだろうか」と不安に思うことがあるのではないだろうか? 20代半ばから始まる「結婚のピーク(結婚ラッシュ)」で周りの人が次々と結婚していくのを見ると、結婚に焦

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自分が結婚できる確率を理解する
自分が結婚できる確率を知って具体的な努力をして結婚できた女性

結婚を具体的に考えるべき年齢は意外と若いって知っていましたか?
いつか結婚したいと思っている人は、自分の年齢によって変化していく「自分が結婚できる確率」を正しく理解しておくことが重要になってます。
下の記事では、総務省の国勢調査から、年齢別・男女別に結婚できる確率を算出して、考察をまとめています。
後悔しないように、今の自分の結婚できる確率がどのくらいなのか把握しておきましょう。

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