あなたは恋愛対象の異性を「加点方式」で評価するタイプだろうか?
それとも「減点方式」で評価するタイプだろうか?
実は今挙げた2つの評価システムは男性と女性で大きな違いがあり、性別による傾向として「異性を評価する仕組み」や、「好きになる過程・ポイント」に違いが見られる。
当然、恋愛観や異性の評価の仕方は「個人差」の方が大きいわけだが、恋愛における「男性と女性の違い」は非常に多くあって、その最たる例が「減点方式と加点方式」で男女の恋愛観が違う点だ。
そこで今回は、「男性と女性の恋愛観の違い」をテーマに、男女が「減点方式と加点方式」で異性の評価の仕方が違う点を解説する。2つの違いが分からない人にも理解しやすいように解説していくので、参考にしてみてほしい。
これを知っているか知らないかで恋愛の進め方や考え方にも影響してくるので、今回は1つのポイントに絞って、男女の恋愛観の違いについて説明していこう。
この記事の後半では、減点方式と加点方式のそれぞれについて、メリットとデメリットも解説している。
恋愛には減点方式と加点方式がある
男女の恋愛観の違いとして最も大きなポイントは、恋愛において「相手をどのように評価するか」の違いにある。
男性は減点方式で女性を評価する割合が高いのに対し、女性は加点方式で男性を評価する割合が高いのだ。大きく分けて、男女では好きになる前提条件が違うのである。
- 男性は減点方式で女性を評価する割合が高い
- 女性は加点方式で男性を評価する割合が高い
あくまでも一般論であり、個人差は上の原則より優先される。例外も存在するし、年齢的なものでも少し変わってくるが、概ね男女の恋愛の仕方の特徴を表している点には注目する必要性が高い。
なぜなら、加点方式の恋愛をする人と、減点方式の恋愛をする人では、恋愛の進め方や脈のアリナシの判断が変わってくるからだ。
この記事では、男女の恋愛観の違いに着目しながら、加点方式と減点方式の違いが分からない人向けにも解説するので、恋愛経験が少なかったりして異性の恋愛観に疎い人はぜひ参考にしてみよう。
減点方式の恋愛の仕方と、加点方式の恋愛の仕方の具体例
男女の恋愛観の違いをイメージするために、具体例を使って解説しよう。
美女と野獣のカップルは、女性の恋愛観が加点方式だから成立する
男女の恋愛観の違いを理解するには、「美女と野獣カップル」を例にとるとイメージしやすくなる。
美女と野獣のカップルが世の中に意外と多くいる理由は、女性の恋愛観が「加点方式」だからだ。この逆のパターンが存在しにくい理由は、男性と女性の恋愛観の違いが大きい。
美女と野獣のカップルは、あまり容姿のよくない男性が綺麗な女性に恋をして、積極的にアプローチをすることで美女を口説き落とすから交際に至るのだけど、このストーリーは女性に「男性のアプローチを好意的に評価する価値観」がないと成立しない。
- 女性の恋愛観が減点方式だった場合=見た目が悪い野獣を好きになることは無い=美女と野獣のカップルはできない
- 女性の恋愛観が加点方式だった場合=見た目の悪い野獣でも、アプローチの仕方や情熱次第で好きになる可能性がある=美女と野獣のカップルもできる
つまり、女性の恋愛観が「減点方式」であったなら、野獣の男性は入口で「ナシ(=恋愛対象外)」と判断され、どんなにアプローチをしても効果が薄く、カップルにはなれないのである。
女性の恋愛観が加点方式だから、美女と野獣のカップルができるのだ。
「なぜ野獣は美女を追うのか?」の理由も、男性が減点方式の恋愛観だから
美女と野獣のカップルは、見た目の良くない男性が美女に恋するわけだが、野獣が無理目な恋愛に頑張る理由は、男性が減点方式の恋愛観をしているからだ。
男性が好きになる工程では「見た目や雰囲気で一気に惹かれる」ということがよく起こっているため、野獣が美女を好きになると恋愛観的に猛烈アタックをしやすい構図がある。(※男性の恋愛観では、早い段階で好きになり、減点材料が出てこない限りアプローチが強まっていくため)
女性側は「どんな人なんだろう?」と中身が気になっているところ、男性側が先に好きになって自分を好きにさせようと頑張るから、本来は釣り合わない美女と野獣にカップルになる可能性が出てくる。
もし男性の恋愛観が加点方式だった場合、野獣が普通に接しているだけじゃ美女が恋に落ちる確率は非常に低いけど、減点方式で最初の評価で好きになることが多いために野獣が美女を追いかける状況ができ、加点方式で美女から評価してもらうことで「落とす」ことに成功している。
美女と野獣カップルの成り立ちは、男性の恋愛が「減点方式」であることを裏付ける例にもなっている。まとめると、以下の通りだ。少し解説が複雑になっているので、確認しておいてほしい。
- 男性の恋愛観が加点方式だった場合=美女をいいなと思っても別に好きになってるわけじゃないのでアプローチは弱め=野獣が美女を追わないから美女と野獣カップルはできない
- 男性の恋愛観が減点方式だった場合=野獣が美女に一目ぼれすることで女性側からすると猛烈アタックが行われる=加点方式の女性心理に刺さり、美女と野獣カップルが成立する可能性が出てくる
異性の評価において見た目の比重が高い男性は、一目ぼれが多く、そこで100点満点(いわゆる “どストライク” )の評価をすれば一瞬で恋に落ちる。非常に早い段階でアプローチが開始されると、女性はアピールに主眼が置かれた接し方をされることで「いい人だな」と思い、第一印象が良くなかった男性を好きになることがある。
公式的な考え方として「男性は追うもの」「女性は受け入れるもの」という図式が一般的になっているのは、このような背景も関係している。
ここまでの解説はイメージを掴んでもらう目的でまとめたが、次からはより具体的に「男性の減点方式」と「女性の加点方式」について詳しく説明していく。
男性の減点方式の評価システムと、女性の加点方式とは
男性は「減点方式」と説明してきたが、どのような意味かをもう少し説明していこう。比較して女性の「加点方式」も説明する。
男性の減点方式の恋愛観とは?
男性は、女性と出会った時、異性として「アリかナシか」を無意識のうちに判断する。
この段階で「かわいくない」「女としては見れない」と思えば、一気に恋愛対象外にしてしまうのが男性の恋愛観だ。
男性の場合は恋愛対象外から恋愛対象への逆転は少なくて、可愛いなと思っている女性とのコミュニケーションを通して、減点がない女性を好きになる。
気になる女子ができると、どんどん好きになってしまう「スピードの速さ」が男性の恋愛観の特徴だ。
要は、「最初の段階でどれだけ興味を持ったのか」という点が、男性が女性を好きになる工程に大きな影響を与えている。
男性は共通の知り合いの女の子を引き合いに出して、アリかナシかを話すことがよくあるのだが、これは男性の恋愛観が減点方式であることを象徴していて、男性は「どこまでOKか」を周りとよく話したがる。
男性の恋愛観では、ナシからアリへの転換が起きにくいから、他者の評価でタイプがよくわかる。
ただし、友達としての評価はまた別の話だ。あくまで恋愛的な意味において男性は減点方式で評価するということなので、そこは誤解がないようにしてもらえたらと思う。
女性の減点方式の恋愛観とは?
対して女性は、見た目や雰囲気を含めた第一印象で相手男性の評価を行うが、そこから先に加点方式で男性としての評価を決定していくので、男性よりも女性はギャップに弱く、押しにも弱いのが特徴だ。
女性は「生理的に無理」とならなければ、相手を知っていくうちに恋に落ちるパターンがあり得る。スタートラインが遠いなら好きになるまでに必要な加点も相当量に及ぶが、必要量以上の加点があった場合は、女性は第一印象でかっこいいと思わなかった人を好きになることが普通にある。
そういう意味では、女性の場合はある男性に対して恋愛対象外から恋愛対象になることもよくある話だ。
女性の恋愛観は、熱しにくく冷めにくい人が多いという特徴があるのだが、男性に対して興味を持つスピードが遅いからこそ男性を減点方式で見ないし、アプローチしてくれたら加点方式の評価を行う。
女性特有の「相手からのアプローチを待つ」「相手からアプローチされたら好意的に受け取る」という心理は、相手への理解が好きになることと大きく関係しているからだ。
男性の恋愛観では「可愛いと思ったら積極的に関りを持ちたい」と思うところ、女性の恋愛観では「かっこいいけどチャラ男かもしれない、もう少し様子を見たい」と警戒心を持つタイプが多く、外見だけで好きになりたくないと思ってる人も少なくない。
男性の恋愛観が攻撃的だからこそ、女性の恋愛観には「警戒心」があり、より相手を見極めたい心理が強いからこそ異性を加点方式で評価する。
付き合うまでは彼氏の方が好きな気持ちが強かったのに、その後は彼女の方が彼を好きな気持ちが上回ることが多いのは、女性の恋愛観が加点方式である証拠と言っても良いだろう。
女性は、好きになるまで時間がかかるが、一度好きになるとどんどん好きになっていくという面がある。
女性でも最初からナシの男性はいる!「生理的に受け付けないと言う時の男女差」を理解しよう
女性が加点方式で相手男性を評価すると表現したとき、矛盾があるのは「生理的に受け付けない男性」の存在だ。
女性は本来「加点方式の恋愛観」なのに、どれだけアプローチされても加点されないパターンがある。
生理的に無理な男子や、気持ち悪いと思ってしまう男子がそれだ。女性は生理的にダメな異性について男性より厳しい見方をする傾向がある。
なぜ男性は生理的にナシと言わないのか
男性が「生理的に受け付けない」「生理的に無理」とあまり言わないのは、男性の恋愛観が減点主義のためであり、生理的にどうかと思う前に「恋愛相手」として既に評価を下しているからだ。
男性に取って「ナシ」の女性は「ナシ」であって、生理的にどうかとかの興味すら持たない。「ナシ」の理由の一つに「生理的に無理」があるイメージだ。
なぜ女性は生理的に無理だと言うのか
対して女性は、基本的に男性評価が加点主義であるため、加点される可能性がない例外の男性に対して「生理的になし」「生理的に無理」だと話す。
アプローチを待つ恋愛観の持ち主が多いからこそ、受け入れられない男性を「生理的にナシだ」と表現するのである。
例文を挙げるなら「どれだけお金持ちでも、あの人だけは生理的に無理」みたいなイメージだ。
ここは、女性がすぐに異性として男性を評価しないことも関係しており、なんとも思っていないが、不快な感じを受けたときに「生理的に受け付けない」と発する面もある。
その意味では、男性は女性と出会うとすぐに異性として意識するが、女性はそうではないところにも恋愛観の男女差が認められる部分だ。男女の違いとしては特徴的なポイントだろう。
女性は、生理的にだめな場合を除いて、男性と接する中で相手を正当に評価しようとする。最初から生理的に無理だと思われたら、いくら頑張ったところで絶対に落とせない。
なぜ男性は女性の見た目で評価するのか、なぜ女性は男性の見た目がタイプじゃなくても好きになることがあるのか
人も動物なので、本能を踏まえた説明も付け加えよう。男女の恋愛観の違いについて、より納得の度合いを強めてもらえるかと考える。
男性は種の保存に対し、「より多くの女性と関係を持つ」ことが重要だ。対して女性は、「より良い遺伝子と自分の遺伝子を掛け合わせること」が重要になっている。
また、女性は身ごもる期間や子育ての時期のこともあるので、パートナーの「自分に向けられた愛」にもこだわる必要がある。
本能を理性でコントロールする「人」においても、基本構造は動物と変わらないため、これも今回の説明を補強する内容となる。今解説した部分を理解すると、男性が減点方式で早く評価を終えようとすることも理解できると思うし、女性が加点方式でじっくり選んでいこうとすることにも納得できると思う。
男性が「より多くの女性に」と考えれば、異性としての評価・判断は早い方がいいし、女性が「より良い遺伝子を」と思えば、相手をゆっくり評価しないといけない。女性は、見た目などの表面的な情報にばかり目を奪われては判断を誤るのである。
文化が多用化した現代ではこういった説明が似合わないのだが、恋愛は本能との関連性が深い分野ではあるので付け加えた。
異性を評価する仕組みが「恋愛相手(=各個人)」で違っている点を考えると共に、男女の恋愛観の違いにも注目することで、さらにスマートな恋愛ができるようになろう。
付き合ってからの恋愛観は、男性も女性同様「加点方式」の恋愛観になる
好きになるまでの恋愛観では、「男性は減点方式」「女性は加点方式」になっているのだが、好きになった後、特に付き合ってからは男女ともに「加点方式」になる傾向がある。
なぜ男性は好きになった後、付き合ってからは「加点方式」で彼女を評価するのか
付き合い始めは男性の恋愛観だとまだまだ減点方式で彼女を見ている部分も大いにあるのだが、交際2ヶ月くらいで減点方式から加点方式に移行するタイプが多い。
男性の恋愛観が交際後に変わるのは、付き合ってからは男女ともに愛を育みたいと思うからだ。少し大げさな表現だけど、要は評価から関係性を作ることに価値観が移行するイメージだ。
男性も彼女のことを自分のパートナーとして見るようになり、二人の絆がさらに強まるように願うと、いつの間にか恋人を加点方式で見るようになる。
確かに男性は付き合ったら悪い方向に変わるところがあって、恋愛が続かない人はいつまでも減点方式で恋人を見ているが、まともな男性はカップルとして彼女と親しくなりたい心理が強まって、いつまでも品定めするようには彼女を見ない。
男性の恋愛観は付き合う前と付き合ってから変わることが多いので女性は覚えてこう。
減点方式の恋愛観のメリットとデメリット
ここからは、2つの見出しを使って「減点方式」と「加点方式」のメリットとデメリットをそれぞれ解説する。
まずは、減点方式のメリットとデメリットを紹介しよう。
減点方式の恋愛観のメリット
減点方式の恋愛観のメリットは以下の3つだ。
減点方式のメリット
- 出会ってすぐ気になる人や好きな人ができるので、恋愛対象から友達だと思われるような接し方をしないで済む
- 誰かからアプローチされてもすぐにアリナシを判断するので思わせぶりな態度を取らないで済む
- 雰囲気に惑わされないで恋愛対象を判断できる
減点方式の恋愛観の人は、とにかく異性への恋愛対象としての評価が早いのが特徴なので、たとえば、入学や入社に絡む出会いだったりの “一気にみんなが出会う場” であるあるな「スピード勝負のアプローチ」に強い傾向がある。
誰かから好きになれた際もジャッジが早いため、無理な人には無理と表現できて、恋愛のことで人間関係が複雑になりにくいのもメリットだ。
減点方式の恋愛観の人は雰囲気に流れされることもないので、相手とどういう状況になっても自分の評価軸で恋愛相手を選ぶことができる。(※最初の評価がしっかりしているから)
減点方式の恋愛観のデメリット
逆に、減点方式のデメリットは以下の3つだ。
減点方式のデメリット
- 見た目はそこそこでも、中身が可愛い・かっこいい人に恋愛対象外の態度を取ってしまう(相手の表面的なところしか判断できない)
- 気になっても相手のあら捜しをしてしまい、減点ばかりで本当に好きになる人ができない
- 見た目のウエイトが大きいため、「付き合ったら違った」と思う恋愛が多くなる
減点方式の恋愛観を持ってる人は、外見のウエイトが高すぎるため、中身がいい人と恋愛しにくいのが一番のデメリットだ。それが引いては好きな人ができない原因になり、本気で人を好きになれないことも多くなってしまっている。
また、相手のあら捜しばかりしてしまうのも減点方式の恋愛観を持った人にあるあるで、いいなと思った人を否定するように見てしまうと、ゆっくり好きになる人と好きのピークが合わなくなる。
減点方式の恋愛観の人は押しに弱い女性とは相性が良いが、より深く知り合ってから恋したい人とは相性が悪くなってしまっている。付き合う前に深い関係を作りたい人は自分の弱みや短所を知らせるタイプが多いのもその原因だ。
自分が減点方式で異性を評価している自覚がある人は、加点方式の恋愛観を少し取り入れる意識を持つとバランスが良くなるので、自分の恋愛をよく理解しておこう。この記事のラストでも対処法を解説する。
加点方式の恋愛観のメリットとデメリット
次いで、加点方式の恋愛のメリットとデメリットを解説する。
加点方式の恋愛観のメリット
加点方式の恋愛観のメリットは以下の3つだ。
加点方式のメリット
- 外見のウエイトが減って、中身が良い人を好きになれる(交際後に幸せになれる確率が高い)
- アプローチされて付き合う恋愛の形もある
- 第一印象が悪い人見知りのタイプも恋愛対象になる
加点方式の恋愛は、減点方式の恋愛と比較して交際後に幸せになれる確率が高い。加点方式の「加点」は自分に好印象な行動や態度を取ってくれた時に起こるので、中身が素敵な人を好きになりやすいからだ。
また、加点方式の恋愛観を持った人は「相手が先に好きになった恋愛」からでも後から好きになれることが多く、愛される恋愛と相性が良い。
初対面では人見知りする人や、仲良くなるまで長所が分かりにくい人も正当に評価できるので、相対的に好きな人ができるまでの過程に優位性がある。
加点方式の恋愛観のデメリット
一方、加点方式の恋愛観にもデメリットがある。3つ紹介しよう。
加点方式のデメリット
- スピード勝負になる「出会いの場」では、競争力がない(奥手になりがち)
- 雰囲気や相手の圧に流されることがある
- 恋愛感情がないのに情で付き合ってしまうことがある
加点方式の恋愛観を持った人は好きになるスピードが遅いので、みんなが一気に出会う場では競争力が低い。
加点方式で異性を評価する人は一目ぼれがなく、関係性が出来上がっていく中で好きな人ができるので、たとえばサークルの新歓コンパや入社後の研修などでは、周りにカップルができていく様子を見守りがちだ。
また、加点方式で恋愛対象を見る人は相手に流されやすいのも特徴である。断れない性格だったり、いつまでも無しと判断しなかったりして、思わせぶりな態度を取ってしまうことが多く、アプローチしてきた相手と下手に親密になってしまって情で付き合うこともある。
加点方式の恋愛観は、相手とのコミュニケーションが多いと自然に加点が積みあがっていくことがあるので、優柔不断な感じになってしまうことに注意が必要だ。
ただ、一般的な意味での「幸せになれる恋愛観」としては、減点方式より加点方式に分がある。次は、減点方式の恋愛観をやめたいと思ってる人向けに解説する。
減点方式の恋愛をやめたい人の対処法:減点方式で見てしまう人はどうすれば加点方式の恋愛ができるの?
この記事を読んでる人の中には「自分の減点方式の恋愛観をやめたい」と思っている人もいると思うが、減点方式で人を見てしまう人は、どうすれば加点方式の恋愛ができるのだろう?
このパートでは、減点方式の恋愛をやめたい人の対処法を解説する。
減点方式の恋愛をやめたいなら「理想のタイプ」ではなく「最低限の恋人に求める条件」を明確にしておき、好きになる人に最初から高いハードルを設定しないこと
減点方式の恋愛観を持ってる人は、理想が高すぎる傾向があり、年収や背の高さ、スタイルやファッションなど、色々なところで減点していく中で、好きになる対象ができない状況に陥ることが多いのが問題点だ。
もちろん、「理想のタイプとの交際」は素敵な恋愛の最たるものだが、減点方式の恋愛をする人はスペックを含めた「そとみ(外見)」で人を判断する部分が大きく、恋愛で重要な「相性や性格」などを考慮できてないという問題点も抱える。
加点方式の恋愛をすれば自分と合う人との交際ができるようになるから、過度に減点方式になってしまってる人は、恋人に求める条件を「最低ライン」の中で設定し、そこをクリアする人と親しくする中で好きになるイメージを持ってみよう。
好きになる対象に高いハードルを設定していると、最初からナシだと思う人ばかりになって、本来最も大切な「素敵な人を見極める」ことに逆行してしまうことがある。
減点方式で評価した後も、相手の良いところや長所を探しながらコミュニケーションを取ると加点方式の恋愛ができる
今まで減点方式で恋愛対象を評価していた人は、「これから加点方式で恋愛対象を評価しよう」と思ってもなかなか意識は変わらない。
そこで重要になるのが「減点方式で評価した後」の意識だ。
一度ナシだと思ってしまったとしても、その後の関わりの中で相手の良いところや長所を探しながらコミュニケーションを取る癖をつけると、今までよりギャップに気づきやすくなり、本当の意味で中身が良い人を少しずつ加点評価できるようになる。
「こんな一面もあったんだ」と思えば、意識するきっかけになるし、仲良くなる中で相手のことをポジティブに知っていくと、加点方式の恋愛観で好きな人ができる。
自分の恋愛観を変えるには「○○しないとだめだ」と思う方法ではむずかしいので、「いかに自然に加点方式の恋愛観を持てるか」という点にフォーカスしよう。
減点方式で人を見てしまうのは自分の特性として仕方ない部分もあるから、「その後」を意識的に変えて、自然に加点方式で人を見られる人になろう。
まとめ
今回は、男性と女性の恋愛観の違いについて、男女は「減点方式と加点方式」で異性の評価の仕方が違う点について説明した。
減点方式の男性に加点がないわけではないし、加点方式の女性に減点がないわけではないから少し説明が難しいけれど、基本的な構造として理解しておくと、男女の恋愛観の違いがより現実に即したものとなるだろう。
男女には色々な違いがあって、それを原因にうまくいかないことが多い。
素敵な出会いから幸せを掴めるように、相手をより理解し、気持ちの良いコミュニケーションが取れるようになろう。
本気で恋愛と向き合っている人は、下の記事も参考にしてみてほしい。「自分の時間」を大切にしないと後で後悔することがあるので、特に20代半ば以降の人は確認しておいてほしい記事だ。
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