好きな人に避けられることに悩んだ場合、相手が職場の男性や女性なら、まだ脈ありの可能性が残っている。
社内恋愛では「好き避け」が多くなるという特徴があるからだ。
恋愛が得意な人は「社会人としてもういい大人なんだから、職場で好き避けは無いんじゃないの?」と思う人が多いと思うけど、社内恋愛特有の複雑な理由もあり、恋愛経験が少ない人が職場恋愛で片思いした際はもちろん、恋愛経験が多い人も含めて環境的に職場は好き避けしやすい場所になっている。
会社の出会いは普段から一緒に働く中で多くのコミュニケーションが発生しているから、恋愛感情を持つのが珍しくない状況があるが、なぜ社内恋愛だと好き避けする人が増えるのだろう?
また、社内恋愛でアプローチした際に起こる「ごめん避け」は、どんな対処が求められるだろう?
この記事では、これらの疑問に答えるために、社内恋愛の好き避けとごめん避けについて徹底解説する。
好きな人に避けられる意味を正しく理解できるように、ぜひ最後までじっくり読んでみてほしい。
- 職場恋愛の場合は、嫌われることをしてないなら好きな人から避けられる理由が「好き避け」の可能性がある
- 社内恋愛で好き避けする理由① 会社は仕事をする場所だから、好きな人ができると周りと本人の反応が気になる
- 社内恋愛で好き避けする理由② 好意がバレて会社で気まずくなりたくない
- 社内恋愛で好き避けする理由③ 好きになりかけている自分を止めるため!社内恋愛しないようにブレーキする心理
- 社内恋愛で好き避けする理由④ 会社の誰かに恋愛事情をツッコまれたことを契機に好き避けするようになる人も多い
- 社内恋愛で好き避けする理由⑤ 意識したことがきっかけで必要以上に「冷たい態度」「そっけない態度」を取ってしまう
- 社内恋愛は「ごめん避け」を押してはいけない!その理由とは?
- 社内恋愛の職場で好き避けと嫌い避けを見抜くコツ
- まとめ
職場恋愛の場合は、嫌われることをしてないなら好きな人から避けられる理由が「好き避け」の可能性がある
職場恋愛の場合は、好きな人から避けられるのが逆に脈ありサインになることがある。
なぜなら、普通、職場では好きも嫌いもなくビジネスライクに接しながら、仕事を回す上で不都合ない人間関係を築こうとするのが常識だからだ。
避けても生活に支障がない相手は簡単に避けるけど、職場の人は簡単に避ける判断ができない相手なので、もし職場の好きな人から避けられるというなら、明確に理由がいることになる。
その理由が「嫌悪感」より「好意(=恋愛感情)」になりやすいのだ。どういうことか解説する。
職場の異性を避けるには明確な理由がいる
誰もが、人から避けられることを不快に感じ、「嫌いなの?」「何かした?」と思われリリスクがあることを認識している。
職場の人に対してそう思わせることは、本人にとって明らかにマイナスだ。仕事のことで関りのある相手だし、必然的にコミュニケーションが発生する相手である。どうでもいい関係なら自分の気持ちに応じて態度を変えれば良いが、職場の人に対してはそうできない事情がある。
仕事に支障をきたすかもしれない関係性になることに普通は対策するし、ちょっと人間的に嫌いな要素を感じても、表面上は取り繕うのが職場における普通の感覚だろう。
それでも避けてくるということは「特別な感情があるから」ということになり、真っ先に浮かぶのは「嫌いだから」という理由だけど、嫌いな人ともかかわっていかないといけない職場においては、「自分に不都合が及んでも避けたくなる理由」がいる。
つまり、「ちょっと苦手」「少し嫌い」くらいの感覚だったら避けられることはなく、「本当に嫌い」「大嫌い」まで行かないと嫌い避けはされにくいということ。(※もちろん例外も多いが、相手が常識的な人であれば職場で嫌い合う関係になることを避けるのが普通)
では、普通の同僚付き合いや仕事上のコミュニケーションなどで「異性から避けられるまで嫌われるようなことをするか」と言えば答えはNOである。
よって、職場の異性から避けられる理由では、「好き避け」を疑う必要性が高いということになる。嫌い避けの可能性が薄いからこそ、好き避けの可能性が上がるというのがここで理解してほしかったロジックだ。
ただし、嫌われるかもしれないことをやっていたら話は別なので、好きな人から避けられたら自分の行動は振り返っておく必要がある。
職場であっても、好きな人から嫌われたら避けられるようになる
どんな人ともなるべく良好な関係を築きたい職場においても、本当に嫌いになった相手に対しては「関わる方がストレスだ」と思う人が多くいる。
確かに仕事をする上での関係性は大事だけど、嫌いな人と無理に仲良くする必要まではなく、関わる方がストレスなら避ける判断も賢明だ。仕事する時だけ(常識的な感覚で)協力関係になり、それ以外は無視し合う関係を作っても、嫌いな人が相手ならむしろ都合がいい。
特に、好きな人に対して強めのアプローチをしていた場合や、しつこいアプローチをしていた場合は、避けたくなるほど嫌われていた可能性があり、職場の異性から避けられる時のあるあるパターンだ。
好きな人から避けられたら、「迷惑な好意の押し付けを行っていなかったか」を考える必要がある。その他にも「連続でミスをして迷惑をかけた」「何度も注意されたのに直さなかった」なども避けられるほど嫌われる理由になるので振り返っておこう。
ただし、相手が好きな人である以上、あなたは好きな人から嫌われることには気を付けていたはずで、そこまでガツガツした態度でアプローチする人は少ない。
そういった諸々を踏まえると、やはり「好きな人から時々避けられる、たまに避けてくる日がある」というくらいなら、好き避けの方が可能性が高い状況であると推測できる。
職場恋愛ではそもそも好き避けが多いという事情もあるので、さらにその可能性は上がる。
次の見出しからは、社内恋愛で好き避けする理由を詳しく解説していくので、好きな人から避けられたらぜひ参考にしてみてほしい。
※好きな人に嫌われたと確信的な人はこちらの記事を参考にしてみよう。
社内恋愛で好き避けする理由① 会社は仕事をする場所だから、好きな人ができると周りと本人の反応が気になる
基本的に社内恋愛は隠すのが一般的になっているが、その理由は職場が仕事をする場所であって、本来は恋愛するべき場所ではないからだ。
社内や職場内に恋愛を持ち込むことに反対派の人も少なくないし、実際に会社によっては職場内恋愛を禁止しているところもある。自由恋愛主義だったり、職場恋愛肯定派の人でも、仕事中はなるべく私情を挟まずに周りへの配慮を求める人が大半である。多くの人が、恋愛のゴタゴタが職場にある状況を好まない環境がある。
これが職場で好きな人ができた人の好き避けの理由になっていて、ある異性から職場で避けられる時は「好きだから避ける」という状況になっていることがよくある。
職場の人に迷惑をかけないように社内恋愛では好き避けする
社内恋愛で好き避けが多いのは、今解説した「職場に恋愛を持ち込む」ことの罪悪感・迷惑への配慮が一つの理由である。
周りに好きバレすると、あくまでもパブリックな場所である「職場」に似つかわしくない恋愛感情を持ち込むことで嫌悪感を持つ人もいるため、多くの人が好きな人へのアピールより周りへの迷惑を優先的に考える。
しかも、この “周りへの迷惑” は好きな人本人の迷惑も想起させ、社内恋愛では「好きな人の迷惑になるからアプローチできない」という点が好き避けする理由になる事が多い。
好きな人から「社内恋愛をどう思われるか不安」だから職場で好き避けする
職場恋愛や社内恋愛に否定的な人がいる中、「仕事をするために集まっている会社で恋愛することの良し悪し」は、好きな人本人を思い浮かべても不安要素となる。
簡単に言えば、自分が好きなことが好きな人にとって迷惑かもしれないと心配するのだ。だから、好き避けしたくなる。
- 職場恋愛では「周りがどう思うか」を考えて好き避けする人が多い
- 職場恋愛では「好きな人がどう思うか」を考えて好き避けする人が多い
たとえば、合コンやプライベートなパーティーなどで出会うなら好意をアピールするのに「自分が相手の恋愛対象かどうか」が気になるだけで「好きになっちゃいけない」とは思わない。
でも、社内恋愛では「好きな人が社内恋愛したくない人だったらどうしよう」「好きな人が職場なのに恋愛する人をどう思うだろう?」という不安を持つ。
もっと言えば、会社で恋愛する自分は嫌われるかもしれないと思う人までいるので、最初は探り探り恋愛する形になって、社内恋愛の好き避けが起こりやすい構図がある。
普段の恋愛に積極的な人でも、社内恋愛では別の理由で好き避けするタイプが多い
プライベートな出会いでは恋愛に積極的な人も、社内恋愛では基本的に慎重姿勢になる恋愛傾向がある。
「会社や職場で噂になりたくない」との心理も見え隠れするが、それ以上に気にするのは、自分が恋愛的な意味で起こす行動や、好きな人へのアプローチが、自分の評価を下げる可能性を持っていることである。
同僚や部下や上司からの評判の意味でもそうだし、好きな人本人からの評判でもそうだ。だから、社内恋愛だと恋愛経験豊富な人でも定期的に好き避けしてしまうことがある。
こういった理由から、社内恋愛ではお互いが歩み寄るような恋愛の形が成功しやすく、実際に表立ってアプローチする人は嫌がられる傾向が強い。
せっかく悪くないと思っている人がアプローチしてくれても、会社は仕事をする場所である以上、強引なアプローチをされれば常識を疑うし、迷惑も感じてしまう。本当は相手がここまで思ってなくても、アプローチする本人は不安があるから大胆なアプローチはできないし、しない。
実際、普段のアプローチよりもより配慮が求められる恋愛の形なので、相手のことをちゃんと考える人がうまく距離を縮めている。
ある期間、積極的に話しかけてくれた職場の異性から避けられる時は、むしろ「本気で好きになりかけている」「本当に好きになったから好き避けしている」という状況かもしれない。
職場外では仲良くしてくれるけど、職場内では無視される、避けられる時は「他の人の目」を気にした好き避けの可能性大
もしあなたが職場の女性や男性と2人で食事に行ったり、飲みに行っている状況で「職場内だと無視される、避けられることがある」なら、好きな人の心理を読むのに採用するべきは「職場外の態度」の方である。
これは職場恋愛がうまく行き始めた時のあるあるな展開であり、個人的な関係が親密になってきたからこそ「周りの目」を気にして避けているバターンが想定される。
男女はいい感じになると独特な空気が漂うけど、職場でそんな空気を漂わせたら周りに勘付く人が出てくる。
社内恋愛の場合は、ちょっとでも進んだタイミングで好き避けを発動させるタイプがいるので、2人でご飯や飲みに行った後に態度が変わった場合はLINEでアプローチしていこう。
その際の態度が良好なら、相手は「職場では普通にしてください。もし個人的に興味があるなら社外でお願いします」というサインを送っている。
社内恋愛や職場恋愛はデメリットを意識しながらの恋愛になるので、「好きだったら常に好意を持って接する」という公式が通用しない。好き避けすることで第三者に対策する人が多くいるので覚えておこう。
社内恋愛で好き避けする理由② 好意がバレて会社で気まずくなりたくない
会社で好きな人ができると日常的に会う人だから恋愛は進めやすいイメージがあるが、実際に社内に好きな人ができると「会社で気まずい人を作る」ということに似た行為のように感じる。
だからこそ、好きな人を避けることで何とか会社の居心地を確保しようとすることが多くなっているのだが、その心理には「変に好意がバレてもっと好きな人と気まずくなるのが嫌だ」という心理が関係している。
職場に好きな人ができたら、関わるほど好きバレするリスクが高いから好き避けしたくなる
多くの人にとって、好きな人は気まずい相手である。顔を合わせているだけで恥ずかしいし、無言になるとそわそわする。何かと複雑な気持ちにさせるのが(付き合う前の)好きな人である。
好きな人に対しては普通の態度をとることすらハードルがあり、職場恋愛などのように簡単に好きバレさせるわけにいかない恋愛では「なるべく絡みたくない」という気持ちからつい好き避けしてしまうことが多い。
もちろん、好きなのだからもっと話したいと思うし、できれば近くにいたいとも思うのだが、それと同じくらい気まずい気持ちがあって避けてしまう瞬間を誘発するのだ。
しかも、好きという気持ちを持ちながら職場の男性や女性と話すと、何もコミュニケーションがない場合と比較して好きバレするリスクも高まる。
アプローチしないと恋愛が進まないけど、アプローチすれば好きバレする可能性があり、心理的にはすごく矛盾した気持ちを持つことになる。
「好きだから避ける」という行動はその “矛盾だらけの行動” だが、社内恋愛では矛盾した気持ちを持ちやすいから好き避けが多いのだ。
さらに、社内恋愛する人はそもそも好き避けしやすい人が多いという点もここに絡んでくる。
そもそも「社内恋愛する人が好き避けするタイプに多い」という事実
どちらかと言うと、社外で恋愛するタイプや恋人を作るタイプは恋愛が上手い人に多い傾向があって、社内恋愛のような身近な人とゆっくり恋愛するタイプは、恋愛経験が少ない人に多い。
社内恋愛はどうしても恋愛が苦手な人に多いという特徴があるため、「好きな人にどう接したらいいか分からない」「好きな人と話すだけで恥ずかしいから避けてしまう」など、一般的にあるあるな理由の好き避けも多い状況がある。
恋愛のことを色々知っているタイプの人は「会社で彼氏・彼女を作ると何かと大変だから」と言って会社外で出会いを作っているので、社内恋愛する人の特徴として「もともと好き避けするタイプが多い」のも好き避けが多い理由になっている。
好き避けは、元々好きな人の前で素直になれないことも影響しているものなので、それが社内恋愛で出ているという形である。
あなたの好きな人が奥手の人だったり、シャイな人だった場合は、「職場だから」という理由以外に、オーソドックスな理由で好き避けをしている場合もある。
社内恋愛で好き避けする理由③ 好きになりかけている自分を止めるため!社内恋愛しないようにブレーキする心理
恋愛は自然な感情の動きなので、「社内恋愛したくない」と考える人にも「社内に好きな人ができた」ということがあり得ないことではない。
もともとの考えとして積極的に社内恋愛したい人はそこまで多くもないため、職場の異性を好きになりかけた時点で、気持ちにブレーキを踏むために好き避けする人がいる。
好きになりそうな人を避けると、会話が減って恋愛感情にブレーキがかかるから、関りを減らす目的で好き避けをする。心理的防衛策と言っても良いだろう。
社内恋愛したくないと思っている女性の特徴については、下の記事で詳しく解説しているが、ここまで極端に「社内恋愛はありえない」と思っていなくても、職場の人を好きになりそうになると、「これ以上好きになりたくない」と思って、好き避けしたくなる心理になるので、ある日を境に急に避けられるようになったりした場合は、むしろ好きになりそうな雰囲気を察知していてブレーキをかける目的で避けてきているのかもしれない。
社内恋愛で最も好き避けが多い状況は「好きになりかけてる時期」
誰かを好きになりかけたときは、積極的に気持ちを育てようと思う場合と、逆に気持ちをなくそうとする場合がある。
社内恋愛の場合は目立ったデメリットもあるから、誰かに好意を抱いた最初は気持ちの否定に走りやすい。
仕事する場所で好きな人ができるのはもちろん良いところもあるが、付き合う前なら職場で恋愛するのことのリスクをより強く考えてしまう。
冷静に恋の卵と向き合うと、理屈的には「やめた方がいい」と答えを出したくなる。
実際に好きな人を好き避けしたならそれ以上仲良くなることを止められる効果もあるため、のめり込むように好きになってしまうのは防げる面はある。
みんながそう考えるわけではないものの、職場や会社では気持ちにブレーキをかけるために好きな人を避ける人は少なくない。
会社の人を好きになると、本気になる前に諦めたい心理になる人が多いから、社内恋愛は好き避けが多い
会社の人を好きになると、多くの人が意識的に諦めようとしたり、自分の中の好意を消そうとする心理が働くのは、職場恋愛が成就する可能性を信じることができないから。
本人的に成就しない恋愛だと思うなら「社内でわざわざ気まずくなる人を作ることは無い」という合理的な判断で、「これ以上好きにならないように距離を置こう」と考えるのも自然な発想である。
まだブレーキが踏める社内恋愛なら、始める前に進むべきか止めるべきかの判断があっても普通で、そこで付き合える可能性が低いと思えば、好きな人から嫌われる意味も含めて、避けるようになる人がいる。相手を避けることで嫌われてしまえば、諦めるのも簡単になるからだ。
社内恋愛に迷いがある人は、下の記事を参考に「諦めるべき片思い」を見極められるようになろう。
社内恋愛で好き避けする理由④ 会社の誰かに恋愛事情をツッコまれたことを契機に好き避けするようになる人も多い
社内恋愛は、何かのタイミングで急速に仲良くなることで恋愛感情が芽生えることも多い。
そうなると、自分が好きになっていることに気付く頃には、周りが「職場の仲の良い二人」だと認識しているパターンが増える。
このパターンじゃなくても、社内恋愛が盛り上がると同僚から探りが入ることも多くて、社内の飲み会で話題に上ることさえある。
「ねーねー、○○と付き合っているの?最近仲いいよね?」
「○○と話すとき態度違ってない?好きなの?」
会社だから本気半分冗談半分な聞き方だが、本人は内心で顔が真っ赤だ。職場の異性との恋愛事情を聞かれるなんて恥ずかしくてしょうがない。
特に、自分でもよく分かってなかった好意(=好きかどうかわからない状態)にツッコミが入るとかなり焦るものだ。そんなきっかけが好き避けへとつながる。
急に会社の男性や女性から好き避けされるようになった時は、同僚からの冷やかしが理由である可能性がある
もしあなたが既に社内恋愛中で、好きな人から避けられたことでこの記事に興味を持ったなら、社内の誰かのツッコミや冷やかしで好きな人が好き避けするようになった可能性を考えておこう。
急に態度が変わる場合は何かきっかけがあるものだから、本人に自覚がないなら周りの影響を疑ってみると正解に近づけることがある。
好き避けは見方によっては好きな人がモロバレになるところもあるけど、会社では仕事の雰囲気が好き避けをしやすくしている部分がある。就業時間中はフレンドリーに接しない人も多いからだ。
もしこの点を確かめたいと思ったら、仕事の用事で好きな人に話しかけた時に周りで見ている人がいないか何度かチェックしてみよう。
忙しい職場や時間帯だと他人の恋愛にそこまで注目しないけど、落ち着いてる時間のコミュニケーションや飲み会での会話などでは、冷やかした相手があなたたちに注目していることがよくある。
好きな人が周りを気にする仕草をすることもあるので、この2点を気にしていると見抜けるだろう。
社内恋愛で好き避けする理由⑤ 意識したことがきっかけで必要以上に「冷たい態度」「そっけない態度」を取ってしまう
職場では(特に仕事中に関してはなおさら)あまり感情を出さないで会話するのが通例だ。真面目に応対しようとすれば淡々とした会話を展開しがちである。
だからこそ、仕事でしか絡みがない先輩や上司に対しては、冷たい印象を持つことも多い。
この前提の中、職場に好きな人や意識する人ができると、余計に感情を悟られないようにしたい心理が働くことで、必要以上に冷たい態度を取ってしまったり、そっけない態度を取ってしまう人がいる。
これも社内恋愛で好き避けしてしまう理由だ。
本人は普通にしているつもりの時もあるし、一切目を見ないで本当に冷たい態度を取ってしまう時もあるが、社内恋愛ではどうしても簡単に好意を見抜かれるわけにはいかないので、接し方に細心の注意を払ってしまう。
感情を出せば話しかけてもらって嬉しい気持ちがバレるかもしれないし、話しかけるだけで緊張していたことがバレるかもしれないと思えば、精神的なガードは固くなる。好き避けがひどい人に関しては、「不必要な会話を避けよう」と思うことすらあるから厄介だ。
もしあなたから好きな人に話しかけた時に冷たい態度を取る場合は、過度に感情を隠そうとした可能性がある。
「これくらいの会話でなんでそんな態度を取るの?」と思う時、職場では「嫌いだから」より「好きだから」の方が多い。普通は常識的な態度を心がけるからだ。そうしない理由は、個人的な事情が絡んでいる場合がほとんどで、そのくらい嫌われることが少ないとすれば、恋愛感情の存在が疑われる。
こうした諸々の事情や心理を踏まえると、社内恋愛を成功させたいと思ったら、「好き避けされることもある」と言う前提で恋愛アプローチを考えるべきだろう。
男性は下の記事を参考に社内恋愛のアプローチに頑張ってみてほしい。
ここまで「社内恋愛の好き避け」を考えてきたが、次からは実際に社内恋愛している人や社内恋愛に興味がある人に向け、「社内恋愛のごめん避けを押してはいけない理由」について解説する。
社内恋愛は「ごめん避け」を押してはいけない!その理由とは?
好き避けは「好きだから避ける」という点で気持ち自体は好意的なアクションだ。行動が矛盾しているだけだから、受ける側になった場合に好き避けの対処法を間違って関係が末期化することは少ない。
本当に好きだったらあなたの方から徐々に距離を縮める中で、態度の変化を期待できるだろう。「日によって態度が違う」とか「時々変な態度を取られる」みたいに、だんだん改善されることも多いし、好き避けだったらどんなに鈍感な人も「嫌いな人にとる態度じゃない」と確信できる場面に遭遇する。
粘り強さはポイントになるけど、好き避けの可能性に頭を巡らせることができれば問題ないことがほとんどだ。
しかし、「ごめん避け(=ごめんと言って避ける行動)」は完全な拒絶の気持ちを示す行動なので、好き嫌い依然の問題で近づいてはいけないサインである。
もし好きになった人がごめん避けをするようになった場合は、直ちに引くことが何より大事になる。ここは対処法を間違える人がいるので解説しておこう。
社内恋愛でごめん避けされたら、距離を置きたいサイン
ごめん避けは、「あなたと関わりたくない」という強い気持ちがアクションとなったものだ。
職場恋愛でごめん避けされたら、「必要最低限のコミュニケーションに留めたい」と思っているので、距離を置きたいサインになっている。
職場のごめん避けは、なぜ関わりたくないと思ったかに関係なく、一度引かないと完全に嫌われるし、もっとひどい態度を取られることもある。恋愛どころか、会社で仕事がしにくくなるから注意しよう。
好き避けの発展形でごめん避けをする場合もあるから、アプローチ中だと判断が難しいと感じる人もいるが、どんなに好き避けの可能性が消せなくても「ごめん避けされる」時は一度引くのが正解となる。
相手が極端な行動を取る時というのは、心理も極端に振れているから、そっとしておくのが正解だ。関係を修復したいと思っても、最低でも2週間くらいはそうせざるを得ない。
相手は気持ちや考えを整理している最中かもしれないし、いずれにしても「今は関わりたくない」という明確な意思を表現している。謝ったり、グループトークで関係性を改善しようとしても無駄(もしくは神経を逆なですることになる)なので、相手にこれ以上のストレスを与えないように対処しよう。
社内恋愛のごめん避けは、嫌いだから避ける「嫌い避け」をされてる可能性が圧倒的に高い
ごめん避けは相手に対する優しさがないが、相手はむしろそれを強調したい態度を取っている。
はっきり言って、ごめん避けは強い脈なしサインとなるため、多くの場合で嫌い避けされているものと判断するべきサインだ。
強めのアプローチをしていた人は「やめてください」と言葉にされる前にひいて、社内の関係を維持できるように振る舞おう。ごめん避け後に関わらないようにすれば、少しずつ態度が軟化していく。
ただし、繰り返し述べてきたように社内恋愛は複雑な気持ちになることがあるので、ごめん避けが絶対に脈なしを宣言している意味になるわけではない。
最低限、冷却期間を置くならまた相手の気持ちを確認できる瞬間があるので、しつこくしないようにしよう。
余計に関係をこじらせると修復が厳しい。またチャンスを待つために時間を置くと相手の態度も変わってくるはずだ。
社内恋愛の職場で好き避けと嫌い避けを見抜くコツ
基本的に、職場の好きな人から避けられる時は、「フォローの有無」で好き避けと嫌い避けの違いを見抜くのがコツだ。
避けられた後に少し時間を置いてでも良いので、「優しくしてくれることがある」「逆に相手から話しかけられる」「避けた後にチラチラ見てくる」など、フォローの意味の行動や態度が何度かに1度でもあれば職場特有の好き避けだと判断できる。
職場恋愛の好き避けは本人の気持ち的に矛盾しているので、その前後の行動も矛盾する。「嫌いなのだ」と仮定した時に矛盾が生じる行動や態度があれば、好き避けの可能性が高いと判断しよう。
一方で、避けた後に「特にフォローがない」「一切話しかけてこない」「目が合うことはないし、そもそも目が冷たい」という場合は嫌い避けされてる状況なので、あなたも距離を置くべきだ。
一貫した態度で避けられるなら、好き避けの可能性はない。好きだったら何かしらの行動や態度に好意が表現されるので、それが確認されない状況で避けられてるなら嫌い避けだと判断するべきだ。
社内恋愛中の人で、「職場で好き避けされてるのか嫌い避けされてるのか分からない人」は、下の記事を詳しく読んでみてほしい。
好き避けの態度として分かりにくい「冷たい態度を取られる時がある」とか「日によってそっけない態度を取られる」など、職場の好き避け問題で悩んでいる人に取っては、役立つ記事になっていると思う。
好き避け女性の落とし方については下の記事を参考にしてみよう。
まとめ
今回は、「社内恋愛で好き避けが多い理由」と「職場のごめん避けを押してはいけない理由」を解説した。
恋愛をどう捉えるかや、重要度などが人によって違ってくるから、社内恋愛で好き避けが多くなる理由は多少複雑になっている。
単純な好き避けだけの問題ではなく、もう少し現実的な意味(=振られたらどうしよう、相手は職場の人との恋愛をどう思うだろう等々)が込められているところは、社内恋愛の好き避けで特徴的な部分だ。
今回の記事で好き避けする気持ちが少しでもわかったと思うので、上手く恋愛を進めていくためにそれを踏まえた方法で恋愛していこう。
社内恋愛した時に一番気になる「脈ありと脈なしの違い」については下の記事で詳しく解説している。合わせて読んでおこう。
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