彼女が泣いた時は、男性としてどうしたらいいか分からないことが多いと思う。
特に恋愛経験が少ない人は、泣いてる彼女を見ても「女性を励ます方法」や「落ち込んだ女性の対処法」について、選択肢すら浮かばないこともあるはずだ。
実際、ある程度の恋愛経験があっても、彼女が泣いてる時にかける言葉は、男性からするとなかなか浮かばないのが現実だ。
男性の場合は一緒にいる友達が泣くという経験も少ないので、泣いた人への免疫がなく、良い励まし方をしたくてもただアタフタしてしまい、とにかく泣き止むようにお願いしてみたり、呆然と立ち尽くしてしまったり、スマートな女性の慰め方ができない。
落ち込んだ女性の扱い方を知らないと、最悪の場合、泣いてる女の子を余計に傷つける言葉を言ってしまったり、彼女を悲しませることもあるので注意が必要だ。
そこで今回は、彼女が泣いてる時の対処法や励まし方を詳しく解説する。落ち込んだ女性はどうしたら慰められるかについても合わせて説明するので、男性は参考にしてみよう。
この記事のラストでは、「泣いてる彼女にかける言葉(彼女が泣いてる時に彼氏はどんな言葉を言うと良いのか)」を具体的な例文を10個紹介しながらポイントを解説している。
LINEでも使える「彼女が泣いてる時にかける言葉」を取り上げているので、ぜひ最後の見出しにも注目してほしい。
- 喧嘩した時に女性が泣いてしまった場合の対応と慰め方
- 何かのトラブルで彼女が泣いてる時の対応と慰め方
- 落ち込んで彼女が泣いている時の対応方法と慰め方
- 自分(彼氏)とは関係のないことで彼女が落ち込んでいる時の励まし方
- 彼氏のことで落ち込んでいる彼女の励まし方、慰め方
- 泣いてる彼女にかける言葉(LINE):彼女が泣いてる時に彼氏はどんな言葉を言うと良いのか
- 泣いてる彼女にかける言葉① 「話を聞くくらいしかできないけど、俺の前では無理しないでいいからね」
- 泣いてる彼女にかける言葉② 「いつも頑張ってたから心配だった、そんなに辛いことがあったなら今日は泣いてもいいと思う」
- 泣いてる彼女にかける言葉③ 「俺は○○の味方だから、それだけはどんな時も忘れないでね」
- 泣いてる彼女にかける言葉④ 「辛かったね、今日は思い切り落ち込んでいいから、また明日いつもの○○に戻れるようにさ」
- 泣いてる彼女にかける言葉⑤ 「俺にできることがあったら何でも言ってよ、○○のためなら頑張っちゃうから」
- 泣いてる彼女にかける言葉⑥ 「一人で考えすぎてるよ、もっと頼っていいから、二人で頑張ろうよ」
- 泣いてる彼女にかける言葉⑦ 「こんなこと言うのおかしいかもしれないけど、相談してくれたの嬉しかったよ」
- 泣いてる彼女にかける言葉⑧ 「焦らないでね。今はつらいけど、またコツコツ頑張れば○○なら絶対大丈夫だから」
- 泣いてる彼女にかける言葉⑨ 「○○は真面目すぎるよ?それがいいところだけどさ。少しだけ肩の力抜いたらもっといいと思うんだけどな」
- 泣いてる彼女にかける言葉⑩ 「今日みたいな日があったらいつでも電話してきてよ。つらいなら話し聞くよ。だからちょっとでも安心してくれたら嬉しい」
- まとめ
喧嘩した時に女性が泣いてしまった場合の対応と慰め方
喧嘩した時に彼女が泣いてしまった場合は、どんな理由で口論になっていたとしても、取り合えず一旦落ち着いて、自分が責めすぎているなら話を止めるのが先決だ。
もし、一方的に理屈をかざして彼女に話していた時は、彼女が傷ついて泣いている可能性や、思いが言葉にならなくて泣いている可能性などが考えられるが、いずれにしても喧嘩中に女性が泣いた時は、感情が高ぶっている状態なので、怒りのまま言葉を発すれば事態は悪化の一方を辿る。
泣いた彼女はしゃべれない状態なので、あなたが話し続けても仕方がないから、話し合える環境を整える方向へ頭を切り替えよう。
喧嘩で泣いた彼女はそれ以上責めないこと!言い過ぎたことを謝れるなら謝った方がその後は対応しやすい
彼女と喧嘩した時に泣いてしまった時は、素直に言い過ぎたことを謝れるならそちらの方が良い。喧嘩の原因が問題で謝れないのなら、一度黙って彼女が泣き止むか、話し出すまで待ってあげよう。
この時、「泣いたって仕方ない」とか「何で泣くんだよ」と責めると、問題の解決ができないどころか、多くの場合で他の問題を誘発させるから気を付けるようにしよう。
喧嘩中に泣かれた男性は、その場の居心地の悪さを彼女にぶつけるように言葉を吐いてしまうことがよくあるけど、泣いてる女の子にそれ以上責めるような言葉を言うと、追い打ちをかけることになってしまい、事態はどんどん悪化する。
喧嘩で泣かれた時は、とにかくトーンダウンさせて、彼女が泣き止むのを待つのが鉄則なので、説教や文句や話し合いは一旦中止して、2人とも落ち着く時間を作ろう。
場合によっては励まし方を考えても良いのだが、男性側は「喧嘩の原因を解決したい」と考えてることが多いと思われる。「彼女が泣いたから彼氏が折れる」では、喧嘩がうやむやに終わることで彼氏側の不満が大きくなり、結局カップルとして上手くいかない。
これらのことを踏まえると、喧嘩した時に彼女が泣いたら「ごめん、ちょっと言い過ぎた」みたいな言葉をきっかけに一旦喧嘩を中断して、彼女が泣き止んで話ができる状態になったらゆっくりと自分の非も認めながら話ができると良い。
落ち込む方向であっても感情的になった女性は、まず沈静化させることが大事だ。
彼女が泣き止んだら、自分の非を認めながら、落ち着いて「喧嘩の原因」について話し合いをする
彼女が泣いた後、感情的な状態から少し落ち着いて話ができるようになったら、問題をしっかり絞って「喧嘩が起きた原因」を話し、解決の手段を考えたり、話し合いをする。
泣いた後に流暢に話をする女性は少ないから、最初はゆっくり話を聞いてあげるのがコツだ。あなたも意識的に話すスピードを落とすようにしよう。
彼女が泣くと居心地が悪くて表情が厳しくなったり、ぶっきらぼうになることが多いから、ゆっくり話をしつつ、優しい声で話すことを意識すると良い。
喧嘩中に彼女が泣いた時の慰め方
彼女が泣くまで感情的になった時は、泣き止んだ後に話し合いをしようとしても、話が脱線しやすくて、他の問題を議題に挙げることも多く、2人の喧嘩を大きくしがちだ。
この点には彼氏側が気を遣うようにし、彼女の誤解を解くのが慰め方でポイントになる。
彼女を否定したかったのではないことを伝えて、「二人が上手く付き合っていくために」という趣旨で喧嘩の原因を解決しようとすると、良い慰め方にもつながるのでおすすめだ。
喧嘩して泣いた彼女を慰める言葉は、たとえば下のようなセリフをなるべく冷静に、ゆっくり言ってあげよう。
「怒ったのは○○ともっと仲良く付き合っていきたいからだよ、ひどい言い方になっちゃってたら謝るけど、○○が好きだから言ってるのはわかってほしい」
「さっきはごめん、俺も言いすぎた。でも、○○に文句が言いたかったんじゃなくて、何でも言い合える関係でいたかったんだよ、ずっと付き合っていきたいと思ってるから我慢するのは違うって思ったんだ」
シチュエーションがそれぞれ違うので、実際に彼女に言うセリフはその場に合ったものに変えてほしいけど、喧嘩して泣いた彼女を慰める言葉は、愛情を伝えながら「なぜ厳しいことを言ったのか」を分かりやすく説明すると、彼女は精神的に安定する。
問題点をよく絞り込めば、ちゃんと着地できるように話ができるから、彼女が泣いたことで慌てたり感情的にならず、彼氏としてきちんと立ち回ろう。泣いてる彼女より、あなたが冷静になるべきだ。
喧嘩中に彼女に泣かれた時は、「慰め方」だけに意識が行くと最終的に喧嘩の原因が排除できないので、落ち着かせてもう一度話し合える状態を作ったら、優しい声で二人に起こっている問題点を解決しよう。
喧嘩したあと泣いてる彼女は「別れたいの?」「嫌いになったんでしょ」というセリフがあるある!ストレートに否定してあげよう
喧嘩して泣いてる彼女は、彼氏が怒ったことにショックを受けて、よく「別れたいの?」とか「嫌いになった?」と聞いてくる。
喧嘩で泣いた彼女は、彼氏の言い方や表情、声のトーンから「冷めた可能性」について考えてしまって泣いてしまったパターンが少なくない。
もっとひどいと、「どうせ別れたいと思ってるんでしょ」「嫌いになったからそんなこと言うんでしょ」と言ってくる場合もある。
喧嘩の原因について怒ってる男性側は「そんなこと言ってない!」というのが本音だろうが、このセリフは泣いてる彼女あるあるだから、きちんと話し合おうと思ってるならストレートな言葉で否定しよう。
場合によっては、まず「別れたいと思ってない」「冷めてない」ということを分かってもらわないと話が進まないことがある。
女性は心理的に明確な言葉をほしがる傾向がある。愛情を伝えつつ怒った原因について話すことと同じくらい、喧嘩してショックを受けた彼女のメンタルケアが重要になるケースも多いので、対処法を間違えないようにしよう。
喧嘩の仲直りの仕方については下の記事で詳しく解説しているので、苦手な男性は読んでおくと良い。
何かのトラブルで彼女が泣いてる時の対応と慰め方
付き合っている彼女がいれば、色々なことが起きるから何かのトラブルで彼女が泣いてしまうこともあると思う。
仕事のミスや、友達関係のもめ事などで彼女が「どうしよう…」って泣いている時のようなイメージだ。
こうなった女性は、男性の想像よりもずっと女性は冷静さを失いやすいことを覚えておこう。
本人もそれが分かっているから彼氏に連絡をしてきたりする面もあるので、こんな時は話を聞いてあげるだけでは彼氏として頼りない。どう対処するか解説する。
話を聞いてあげるだけでなく、彼女の泣いた原因にアドバイスできるなら話をしてあげて、冷静な判断ができるようにサポートする
彼女に何か問題が起きて泣いてる時は、彼女が心理的に強く混乱していることが多いので、彼氏から色々と質問をしてあげて彼女の頭の中を整理させることが重要だ。
泣いていてよく分からない話をする時は、「ゆっくりでいいから、何があったかはじめから話してみてよ」と言い、彼女から聞いた内容を時系列にそってまとめてあげると、彼女が今の状況を客観的に把握しやすいのでぜひやってあげると良い。
彼女が泣いてるからと言って、詳しい事情がわからない状態で「大丈夫だよ」とか「そんなに心配しなくていい」と泣き止ませようとするのはNG行動なので、きちんと彼女の話を聞いてあげるようにしよう。
ろくに内容を知らないなら、どんな慰め方をしても彼女が自分自身で大問題だと思ってる状態では意味がない。
早く泣き止ませるより、話を聞いてあげて、泣いてる彼女がそれ以上悲しむ事態にならないように、彼氏としてサポートしてあげるべきだ。彼女が冷静な判断ができるように支えてあげよう。泣いてる彼女の慰め方を考えるのはその後で良い。
彼女の話を聞いた際に、もし良い解決方法が浮かぶなら、ただ聞くだけじゃなくてアドバイスも送ってあげよう。特に、彼女が泣きながら「どうしよう?」「どうしたらいいんだろう?」と言ってきたら、「自分だったら○○すると思うんだけど、今△△(=彼女)はどうしようと思ってる?」みたいな感じで、一緒に解決策を考えるイメージで自分なりの意見を言ってあげるようにする。
女性はパニックになりやすいので、彼女が泣いてる時は強い言葉を控えるようにして、トラブルの対処法を一緒に考えてあげると、彼女は彼氏の存在を心強いと思ってくれる。
慰める効果もあるので、彼女がこれ以上苦しまないように言葉をかけてあげよう。
ゆっくり話を聞いてあげる時間を作ってあげれば、話しているうちにだんだん彼女も落ち着いてくる。いつもと違う彼女だと感じた場合は、無理に落ち着かせるより、全部話させて少しすっきりさせる方が落ち着くので、泣いてる彼女を見たり、LINEや電話で辛そうにしているのがわかったら「どうしたの?俺で良かったら話聞くから、全部話してみてよ」と声をかけると良い。
自分のアドバイスを押し付けると「誰もわかってくれない」と余計混乱することもあるので、いくら良い判断をできそうでも、ちゃんと話を聞いてあげてから優しい言葉でアドバイスするようにしよう。
トラブルがあって彼女が泣いている時の慰め方
仕事のミスや人間関係のことで彼女が泣いている時は、上記の対処法を取った上でたくさん話を聞いてあげる慰め方が最も合う。
頭の中にあるネガティブな気持ちを全部吐き出させてあげるイメージで、「大変だったね」「そんなに悩んでたんだね」と声をかけながら彼女が話し終えるまでそばにいてあげよう。
LINEするよりは通話の方が良いし、会えるなら「今日、時間ある?話聞こうか?」と聞いてみると、彼女は心細い気持ちがだいぶ救われる。泣いてる彼女が心配だったら会うことも検討すると良い。
あくまでも彼女がパニック的な泣き方をしている時は落ち着けるように言葉掛けをして、彼女の悪いところや彼女の非を責める感じにならないように言葉を選んで慰めてあげよう。
男性脳は問題解決欲求が強いので、「彼女のために!」って思ってしまうと女の子が求めていない言葉をかけてしまうことがあるから注意が必要だ。
落ち込んで彼女が泣いている時の対応方法と慰め方
彼女に泣くきっかけがあったにしても、緊急性がなく、とりとめのない話のようにも聞こえることを話しながら女性が泣いている時は、男性は聞き役に徹するのが対処法の基本となる。
落ち込んでいる彼女が泣いてる時に慰め方で大事なことは、共感してあげることだ。
落ち込んでいる女性が泣いている時は、ふざける、話を変えるのはNG行動
落ち込んで泣いている女性の前にいる男性は非常に居心地の悪い思いをすることもあるが、励まし方として、気分を変えさせようとふざけてみたり、元気づけようと話を遮るのは良くない。
女性はストレスを外に吐き出そうとする心理が強いので、そういう時は男性側がしっかり受け止めてあげることが大事だ。
そうしてあげるだけで、だいぶ彼女を救ってあげられる。この対応方法なら彼女が彼氏の態度にがっかりすることはないので、早く泣き止んでほしいと思っても子供のあやし方みたいな対応は取らないようにしよう。
対処法を間違えると、泣いてる彼女に溜まっているストレスがあなたに向いたり、「辛い時に助けてくれない」と冷める原因になるので注意してほしい。
女性が落ち込んで泣いている時は、余計なアドバイスをしない
女性が落ち込んでる時に「どうしたらいい?」と意見を聞かれるのではなく、曖昧な聞き方だったり、特に意見を求められない時は、あまり強いアドバイスはいらないから、「聞いてほしいんだな」と理解すると良い。
「うん、うん」と相槌を打ちながら聞いてあげると彼女の話ぶりも変わってくる。
ニュアンスの問題になってしまうが、グチっぽくなっている時は話を聞いてあげることに徹するイメージでいよう。
女性はホルモンバランスが崩れる関係でときどき無性に泣きたくなったり、急に落ち込んだりすることがある。
泣いてる彼女の話を聞いても「泣いてる理由がわからない」と思ったら、男性側は「そういう気分なんだな」と判断して、彼女の気持ちを受け止める方向で対処すると良い。
親しい女性が落ち込んで泣いてる時は、「何も言わないで話を聞きながらそばにいる」と、本当に付き合いやすい男性だと思ってくれる。
落ち込んでいる女性にかける言葉に関しては、下の記事を参考にしてみてほしい。
自分(彼氏)とは関係のないことで彼女が落ち込んでいる時の励まし方
よく言われることだが、落ち込んでいる女性を前に「頑張れ」と言う励まし方は良くない。
彼女は自分なりもう頑張っているはずだし、泣いているなら大丈夫じゃない精神状態なわけで、そんな時に「もっと頑張れ」と言われたらショックを受けるか、ムカつくだけである。
少なくとも泣いている瞬間はもう頑張れない(かもしれない)と思っている。
したがって、女の子が落ち込んでる時は、とにかく彼女を否定しないように話を聞いてあげることが大事で、ちゃんと話を聞いた後は気持ちをリセットさせるように女性を励ますと良い。
彼女の好きな場所へ一緒に行く約束をしたり、好きなものを食べに行く約束をしたりする方が、彼女は愛されている実感があって気分が変わる。
ただ誘うだけでなく、「またその時も話を聞いてあげるよ、いつでも話し聞くから安心して」って言葉を添えて、突き放す印象を持たれないように、安心感を与えながら目線を違うところに持って行ってあげると、女性の慰め方として成功しやすいはずだ。
泣くほど落ち込んでる時は、彼女がしんどいと思っていることに意識が集中してしまっているので、励ましたいなら目線を変える提案をしてあげて、落ち込んでいる内容にも寄り添ってあげよう。
もちろん、これは十分に話を聞いてあげた後におすすめの行動であって、話を終わらせるために用いてはいけない。
女性は男性と違って、とことん一つのことを考え続けて答えを出すよりも、気分転換しながら物事を考えるから、あくまで話をじっくり聞いた後、元気になってもらいたい時に活用してみてほしい。
「○○はいつも頑張っているからね」ってご褒美的な感じにすると、彼女の努力を認めていることを伝えられるし、優しさが伝わるから、泣いている時にかける言葉は「彼女のことを認める言葉」にしよう。
彼氏のことで落ち込んでいる彼女の励まし方、慰め方
心理学では、女性は彼氏との精神的な繋がりを重視するとされている。
これが全ての場合に当てはまるわけではないにしろ、彼氏のことで落ち込んでいる彼女を励ます・慰めるのなら、二人の精神的なつながりを保証する「愛情表現の言葉」が一番だから、あなたが持ってる彼女への気持ちを言葉で伝えるべきだ。
例えば、会いたくても会えない時などは、「仕方ない」と自分の事情をくどくど語るよりも、「会いたいと思っているけど会えない」ことを伝えた上で、それを「寂しく感じている」ことを伝えると良い。
こういうとき男性は「理屈」を重視する傾向があって、彼女から「会えないのが寂しい」と言われて泣かれると、「なぜ会えないのか」「彼女と会えるようにどんな努力をしているか」を語ろうとするが、女性が求めている言葉は「俺も会えなくて寂しい」だし、「会いたい」という言葉だ。
もちろん、彼女から「なんで会えないの?」と聞かれたならきちんと事情を話すのが前提だけど、「俺も辛いと思ってるのに…」なんて思いながらそれを言葉にしない男性は多いので、泣いてる彼女の慰め方では「気持ちを伝えること」を大事にした方が良い。
事情が事情なら短い時間でも会うための努力が具体的に示せると更に良いので、「どんな風に会うか」が問題になっている場合は、条件面について話し合ったりしてみよう。「○曜日なら少しだけ時間が取れるんだけど、会えても2時間が限界なんだよね、こういうことばっかりで本当にごめん」みたいな言葉を言うことで、2人に解決策が浮かぶこともある。
彼氏とのことで泣いてる彼女に対しては、2人の”気持ち” が同じ方向を向いてることを確認できるように言葉をかけてあげることが重要だ。
彼女が彼氏とのことで泣いてる時は、気持ちのすれ違いに注意する
彼女が自分のことで落ち込んでいる時は、往々にして我がままな印象を持ったりしがちだが、気持ちがすれ違っている可能性は考えるべきだ。
理屈的に「仕方のないこと」は、感情的に「どう思っているのか」が欠如してしまうことが多いので、仕方ない問題は仕方ないとしながらも、彼氏として「彼女をどう思っているのか」や「彼女とのことをどうしたいと思っているのか」をしっかり伝えた方が良いし、それが泣いてる彼女の慰め方や励まし方に繋がる。
彼女だって彼氏の事情が分かった上で泣いている。それなら、彼氏が語るべきなのは「会えなくてつらい」「一緒にいる時間が減って寂しい」という気持ちであり、二人で励まし合うような会話をすることが彼女の理想だ。
当然、「どうしたら会えるか」を二人で考えて、少しでも一緒にいようとする態度を見せるのは前提なので、自己判断しないで彼女に相談するような言い方もしてみよう。「俺もずっと悩んでる」と伝われば、一定のとこで彼女の気持ちも報われる。
彼女の励まし方は言葉だけが方法じゃない
先程触れたことに矛盾するようだが、彼女が落ち込んで泣いてる時は、黙って抱きしめてあげても慰める効果が高い。言葉にできない人は、気持ちを行動で伝えるのも悪くない方法だ。(参考:【恋愛コラム】何も言えない時は好きな人を抱きしめる、言葉よりも大切な「気持ちを伝える手段」)
愛情が絡む問題で彼女が落ち込んだ時は、スキンシップが思いのほか良い励まし方になるので、ドラマのワンシーンではないが「ギュッてしてあげる」のもお勧めの励まし方となる。久しぶりに会った際などは、彼女を抱きしめてあげよう。会いたかった気持ちが伝わり、会えなかった期間の気持ちが(一部ではあるが)満たされる。
愛情表現する時は気持ちを言葉にして伝えるのが最も基本的なことだが、抱きしめながら伝える場合と、面と向かって伝える場合とで、使い分けをするべき時もある。
泣いてる彼女にかける言葉(LINE):彼女が泣いてる時に彼氏はどんな言葉を言うと良いのか
最後に、状況を特定しないで「泣いてる彼女にかける言葉」を10個紹介する。
彼女が泣いてる時に彼氏がどんな言葉をかけるべきか悩んだら、ここで紹介するセリフの中から選んでみてほしい。LINEでも使えるセリフが多いので、きっと様々な場面で役立つ知識になるはずだ。
泣いてる彼女にかける言葉① 「話を聞くくらいしかできないけど、俺の前では無理しないでいいからね」
彼女が泣いてる時は、彼女が自分が泣いちゃったことを気にしている場合もある。彼女だって泣きたいから泣いてるわけじゃない。だから、謝りながら泣く彼女がいる。
そこまでじゃなくても「ごめんね、泣いちゃって」と言われたら、小見出しで紹介したセリフを言ってみよう。
泣いてる彼女にかける言葉として、「話を聞くくらいしかできないけど、俺の前では無理しないでいいからね」と言ってあげると、彼女は自分の気持ちを受け止めてくれる彼氏だと思ってすごく安心できる。
包容力も伝わる一言なので、泣いてる彼女から謝られた時などはおすすめだ。
泣いてる彼女にかける言葉② 「いつも頑張ってたから心配だった、そんなに辛いことがあったなら今日は泣いてもいいと思う」
彼女が泣いてる時は、彼氏として「ずっと心配してた」という言葉をかけると、彼女のことを気にしていたことが伝わり、良い慰め方ができる。
それに加えて、「今日は泣いてもいい」と言ってあげると、泣いてしまったことを気にしている彼女は心底救われる。
「この人の前だったら泣いてもいいんだ」と思えば、彼女はあなたとの絆も感じるだろう。
「いつも頑張ってたから心配だったんだ、そんなに辛いことがあったなら今日は泣いてもいいと思う」という言葉は、彼女を認めながら彼氏として心配していて、愛情が伝わるだけじゃなく、泣いてる彼女を否定してない。
どうしても涙が止まらない女性には「泣いてもいいよ」と声をかけると、安心させてあげられる効果がある。
泣いてる彼女にかける言葉③ 「俺は○○の味方だから、それだけはどんな時も忘れないでね」
泣いてる彼女の問題がなかなか解決できない問題だったりするなら、「彼女の慰め方が分からない」「なんて言ってあげたらいいかわからない」と思いがちだけど、そんな時は「自分だけは味方だよ」と伝えると良い。
「俺は○○の味方だから、それだけはどんな時も忘れないでね」という言葉をかけると、心細かった彼女も温かい気持ちになり、また頑張ろうと思える。別れ際のセリフでも良いだろう。
もし何も言葉が出ない時はこんな言葉で彼女を慰めてあげると良い。
「何があっても味方だよ」「俺だけはどんな時もそばにいるからね」などの言葉は、泣くほどつらい時に「解決」以外の方法で彼女を励ます言葉になる。
泣いてる彼女にかける言葉④ 「辛かったね、今日は思い切り落ち込んでいいから、また明日いつもの○○に戻れるようにさ」
泣いてる彼女を励ましたい時は、「今日だけは特別に泣いてるだけ」という雰囲気を作ってあげるのもおすすめだ。
彼女に何か嫌なことがあった時に、「辛かったね、今日は思い切り落ち込んでいいから。また明日いつもの○○に戻れるようにさ」と声をかけてあげると、前向きな言葉をかけているのに今は落ち込んでもいいという意味の言葉を送れる。
彼女も素直に「ありがとう」と言ってくれる言葉なので、慰め方に困ったら使ってみてほしい。後半のセリフは明るい雰囲気で言うことができるので、女の子の慰め方が苦手な男性にもおすすめだ。
泣いてる彼女にかける言葉⑤ 「俺にできることがあったら何でも言ってよ、○○のためなら頑張っちゃうから」
彼女が泣いてるのに事情を話してくれない場合などは、「俺にできることがあったら何でも言ってよ、○○のためなら頑張っちゃうから」という言葉をかけてあげるのがおすすめだ。
これなら前向きに声掛けができるし、言い方が重くない。彼女からすれば、何か自分のために行動しようとしてくれる気持ちが伝わり、泣いてる女の子にかける言葉としては色々な条件を満たす。
こういう言葉がきっかけで彼女が事情を話してくれたりするので、彼氏として頼りがいを示してみると彼女の慰め方も様になる。
泣いてる彼女が何も言ってくれないと、女性の慰め方に慣れてない男性は「話してくれないと分からないよ」という気持ちを持ってしまうことが多いけど、少しでも彼女を慰めた後で色々なことを話してくれる女性も多いので、「話を聞いてあげよう」と頑張りすぎるのも良くない時がある。
泣いてる原因を話してくれない女性に対しては、「俺にできることない?」と聞いてみるのが突破口になったりするので、「○○のためなら俺頑張るよ?」などのセリフとセットで声かけしてみよう。
泣いてる彼女にかける言葉⑥ 「一人で考えすぎてるよ、もっと頼っていいから、二人で頑張ろうよ」
泣いてる彼女が一人で問題を抱え込んでるような印象を持つ時は、「一人で考えすぎてるよ、もっと頼っていいから、二人で頑張ろうよ」と言う言葉をかけてあげよう。
カップルは2人を1つと考える言葉がすごく気持ちに響く言葉になる。いわゆる “ニコイチ” で二人をくくって言葉にすると、まず彼女は癒される言葉になる。
例文では「二人で頑張ろう」という言葉を使っているが、あなたの状況に合わせて言葉を変えると、その場に合った彼女の慰め方になるので応用してみてほしい。
「二人で○○」と言う言葉は泣いてる彼女にかける言葉としてどんな状況でも活用できる言葉だ。
喜びは2倍に、悲しみは半分にできるカップルは理想なので、そんな気持ちが伝わる言葉を彼女に言ってあげよう。
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泣いてる彼女にかける言葉⑦ 「こんなこと言うのおかしいかもしれないけど、相談してくれたの嬉しかったよ」
泣いてしまった彼女とこれからも仲良く付き合っていきたいなら、彼女が「彼氏の前で泣いちゃいけない」と思ってる状況にしてはいけない。
そこでおすすめの言葉が「こんなこと言うのおかしいかもしれないけど、相談してくれたの嬉しかったよ」という言葉だ。
こういう声掛けができると、彼女は「彼氏に何でも話していいんだ」と思って心の距離が近く感じ、慰める効果もある。
泣いたことも気にしないようになるので、彼女が泣いた後は「話してくれてうれしかった」「言ってくれたのが嬉しかった」と言ってあげよう。
彼氏への信頼感が増す効果もある。
泣いてる彼女にかける言葉⑧ 「焦らないでね。今はつらいけど、またコツコツ頑張れば○○なら絶対大丈夫だから」
泣いてる彼女の話しが今すぐ解決するような話じゃない場合は、焦らないように声をかけてあげることも大切だ。
ただし、「焦っちゃだめだよ」とか「焦ってるよ」じゃ彼女の気持ちに寄り添えないし、そもそも泣いてる女性を否定する言葉になってしまっている。
そこでおすすめなのが、「焦らないでね。今はつらいけど、またコツコツ頑張れば○○なら絶対大丈夫だから」と、泣いてる彼女を勇気づける言葉をかけてあげること。
ただ大丈夫と言っても逆効果になることがあるけど、「○○なら絶対大丈夫」と言ってあげたら、泣いてる彼女も励まされる言葉になるし、認めてくれるのが嬉しいと感じる。
この言葉は彼女への信頼感も伝えているから、彼氏に言われたら彼女は自己肯定感が高まる言葉になる。
泣いてる女の子にかける言葉は、下がってる自己肯定感を上げてあげる言葉も時に最適になるから、シチュエーションが合うなら使ってみよう。
泣いてる彼女にかける言葉⑨ 「○○は真面目すぎるよ?それがいいところだけどさ。少しだけ肩の力抜いたらもっといいと思うんだけどな」
彼女が頑張りすぎていっぱいいっぱいになってしまったら、その真面目さを彼女の長所だと認めつつ、少しだけ肩の力を抜くように言葉をかけてあげよう。
「○○は真面目すぎるよ?それがいいところだけどさ。少しだけ肩の力抜いたらもっといいと思うんだけどな」と言ってあげたら、彼女も素直に頑張りすぎてたかもしれないと思ってくれる。
“いいところ” と言ってる部分を “好きなところ” と言い換えても良い。「ちょっとだけ力を抜こう」と思ってもらえるようなセリフにして使ってみよう。
このセリフは、あくまでも頑張り屋さんなところは褒めているので、彼氏が言ってる言葉はバランス問題への言及だけで、泣いてる彼女を傷つけることはない。優しい言い方で言えたら、彼女は心が楽になるはずだ。
彼女を傷つけないでアドバイスができるので、応用してシチュエーションに合ったセリフを考えてみてほしい。
泣いてる彼女にかける言葉⑩ 「今日みたいな日があったらいつでも電話してきてよ。つらいなら話し聞くよ。だからちょっとでも安心してくれたら嬉しい」
彼氏は彼女が泣いてる時に精神的な支えになってあげるのが理想だ。
そこでかけてあげてほしい言葉が「今日みたいな日があったらいつでも電話してきてよ。つらいなら話し聞くよ。だからちょっとでも安心してくれたら嬉しい」という言葉である。
彼女が泣いてる時は一人になりたくない心理が高まっているけど、だからと言っていつでも会えるわけじゃない。「いつでも電話していいよ」「何かあったらすぐLINEして」と言ってあげると彼女は安心するから、今日その場だけの言葉じゃないことを伝えてあげよう。
「安心してくれると嬉しい」という言葉は、まさに彼氏からの愛情表現の言葉なので、優しい言葉を言ってあげたい男性は色々な言葉の後に付け加えてあげると良い。
「安心して」じゃなくて、「(俺が)安心してくれると嬉しい」と言うと、彼女は愛されてる実感が高まって慰められる。
彼女が泣いた時は心細い気持ちになっているし、不安感はマックスなので、それを救ってあげることが彼氏としての喜びにつながることを教えてあげよう。場合によっては、好きと言うより愛情が伝わることがある。
まとめ
今回は、彼女が泣いた時の対処法や励まし方を解説した。状況別にまとめたので、彼女の状態で慰め方を変えてみよう。
女性と男性とで、ストレス時の行動が違うばかりか、泣いたときの対処法や励まし方も大きく違っているから、彼女目線で考えないと悲しみが増す結果にもなりかねない。
女性が泣いた時の対処法は、彼女の性格で違ってくる部分もあるので、今回の内容を基本に考えながら、より良い慰め方をしてあげよう。
彼女がネガティブな気持ちになった時に、「彼氏がどんな対応をするか」でカップルの絆が全然違ってくるので、女性の慰め方を知っていることは “男のたしなみ” だ。
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