実際に多くの恋愛経験を重ねると、恋愛には「大人の恋愛」と「子供の恋愛」があると気付く。
これは、「どちらがより良いものなのか」という視点での話ではなく、恋愛の形が変わっていくイメージに近い。
今、あなたのしている恋愛は「大人の恋愛」と「子供の恋愛」のどちらだろう?
子供の恋愛をしていると感じる人の中には、身近な先輩や街行く大人恋愛のカップルに憧れてしまうことがあるかもしれない。恋愛経験が少ないけど、年齢的に子供恋愛を卒業したいという人もきっといるだろう。
そこでこの記事では、「大人の恋愛と子供の恋愛の違い」を徹底解説する。
子供の恋愛とは何か、大人の恋愛とは何か、しっかり解説していく中で両者の違いを分かりやすく解説したい。
子供の恋愛と大人の恋愛は、「付き合い方」に違いがあるだけでなく、考え方から違っている。どんなところに特徴があるのかを知って、恋愛をもっと深く理解しよう。
子供の恋愛は相手に求める、大人の恋愛は自分ができることを考える
大人の恋愛と子供の恋愛の違いを考えた時、一番始めに挙げるべきは「どこまで自分中心に考えるのか」についてだ。
大人の恋愛をする人は、相手のことを思いやることができ、より良い関係作りをするために「今の自分にできること」を相手のために考えることができる。
それが、ひいては自分のためにもなることを知っているからだ。
子供の恋愛をする人は、相手のことを思いやる気持ちは持っているものの、その表現よりも「相手から自分にしてくれること」にどうしても意識が向かい、相手に求めてばかりになってしまう面がある。
実際、今振り返ると、中学生から高校生までの子供の恋愛をしている時の私は、とにかく相手に求めてばかりだった。どんなことでも自分を中心に考えて、それなのに自分を省みることなく相手に色々な要求をしてしまい、自分勝手さを原因に彼女と衝突することも多かったように振り返る。
大人と子供の差は「経験」が大きいけれど、大人の恋愛ができるようになると色々な経験則が先を予測することに役立ち、それが余裕を生み、自分だけでなく相手を思いやることを可能にする。
若いころは起こるこのすべてにとても敏感で、もちろんその全部が悪いことではなく、子供の恋愛の繊細さはとても綺麗な一面もあって、子供の恋愛と大人の恋愛は「恋愛の種類」を変えているようなところがあるように思う。
一生懸命になれば余裕がなくなって、自分にばかり目が行ってしまうのは人の真理だ。それでも、子供の恋愛をしている時期は、好きな人にとても一生懸命だった。好きな人が自分にしてくれること、言ってくれる言葉が、本当にたくさんの幸せを感じさせてくれたことを今でも宝物のように思い出す。
子供の恋愛をバカにするのは簡単なのだろうが、今回言いたいことはそういうことではなく、子供の恋愛と大人の恋愛の違いを解くことで「恋愛力における成長の過程」を示せればと考えている。
若い頃の恋愛は若い頃しかできない面があって、それはそれでとても素敵な恋愛だ。誰かは「高校生みたいな恋愛だ」とか子供の恋愛を馬鹿にするけど、高校生みたいな恋愛は大人になってからはできない。もし大人になってからしたとしても、すごく短い期間しか幸せになれないから、子供の恋愛をする時期はそれはそれで大事な時期なのだと思う。
この記事は、「大人の恋愛がしたい」と思うときに役立つ内容にできればいいと思っているだけで、「恋愛の種類の違い」を否定したくないという思いも持っている。
子供の恋愛をしている時の問題点は、相手に求めてばかりになってしまうこと
少し話がそれたけれど、ここの考え方の違いに学びを得るとしたら、お付き合いでもそうだし、人付き合いの基本についてだろう。
やはり、相手に求めてばかりで苛立ちを覚えて、恋人に自分の気持ちをぶつけるような態度をお互いでとっていれば、カップルに限らず、人と人はうまくいかない。
「好きだったら!」と肩肘張って無理をすれば、反動がくるのは自分であって、それでは人間関係が持たない。好きな人に期待し、求めることは悪いことではないけど、その結果自分の気持ちばかりになってしまうところは、子供の恋愛の大きな問題点だ。
大人の恋愛に変わるためには「思いやり力」が問われる
「まだ子供の恋愛をしている」と感じる人であっても、今の自分にある程度の自信をもって、「自分にできること」を相手のために実行できれば、子供の恋愛から大人の恋愛に変えていくことが可能だ。
この気持ちを彼氏や彼女と共有できないとカップルで「お互いに思いやる関係」を状態化することが難しいかもしれないけど、それでも自分からそうしていくことがその一歩目になるのは間違いない。
子供の恋愛から大人の恋愛に変わりたいなら、「思いやり力」を磨いていくのが最初の一歩だ。
子供の恋愛は「情熱的で勢いがあって単純」だけど、大人の恋愛は「慎重で複雑」になるから人間性や中身が問われる
子供の恋愛をする年齢では、考え方が刹那的になりやすくて単純だけど、好奇心を満たすことや瞬間的な楽しさを求めるところがあるため、恋愛が情熱的で勢いがあるのが魅力だ。
若者にはパワーがあって、子供の恋愛をする時期は好きな人を思う気持ちが余計に強くなる。経験してみると、正直言って好きな人を思う気持ちは10代よりも20代、20代よりも30代と年齢を重ねる内に弱くなっていくように感じた。
そういう意味では、子供の恋愛と比較して「好きな人だけ」とならないのが大人の恋愛の特徴と言える。
「好きになったら一途に一直線!」って人は、恋に臆病な人から見ると眩しく見える。
分けてしまえば「子供の恋愛」になるけれど、決して悪いことではない。その勢いが多くのトキメキを生んで、感動にまで気持ちを高めるところさえある。
この点は、子供の恋愛の最大の魅力だ。30代や40代の人が羨ましがっているところを何度もこの目に見てきた。
大人の恋愛になると、いわゆる “大恋愛”ができにくくなるのは、何度かの恋の中で「傷ついた」ことが原因で、経験のすべてが未来に良い影響を与えないことを学んだからだ。
大人の恋愛は「今」よりも「未来」を大事にするところがあって、刹那的に判断することが少なくなって、多少慎重さも出てくるのが特徴だ。この点は良い面・悪い面の両面がイメージされる。
決して大人の恋愛だけが素晴らしいのではない。若いうちにしかできない恋愛もある。
しかし、もしあなたが大人の恋愛をする年齢に達しているなら、「勢い」や「フィーリング」で恋愛しようとしても失敗するので注意してほしい。
大人の恋愛は、慎重で複雑になる面から「内面重視(人間性や性格など)」の恋愛に変わるのが特徴だ。
大人の恋愛は内面重視になっていく!その理由とは?
大人になって恋愛経験が増えると、色々な経験が好みの問題にも影響してきて、「見た目重視」の人が減り、「内面重視」の人が増える。
子供の恋愛をする頃は「かっこいい」「かわいい」が好きになるきっかけにもなっていたが、大人の恋愛では「外見」が引き続き恋愛的に興味を持つきっかけになっているものの、それ以上に「素敵な内面を知ること」が好きになるきっかけになる。
若いころは「アクセサリー感覚」で恋人を見ていた人もいたけれど、大人の恋愛をするようになると、彼氏や彼女が「パートナー」としての側面が強くなって、一緒に充実した日々を送れそうな人を選ぶようになる。
そのために重要視されるのが、異性の人間性だったり、性格だったりの内面だ。
付き合い方もそれに準じて変わっていくので、大人の恋愛はお互いのことを尊重できるのも特徴になっている。
大人の恋愛は2人が一緒にいる時間を充実させるように考える、子供の恋愛は無理にでも好きな人と一緒にいたがる
特に付き合ったばかりの頃、子供の恋愛をしていた時は、彼女と一緒にいる時間の長さ量)にすごくこだわったことを覚えている。「もっと一緒にいたい」という気持ちが強くて、彼女が自分に割いてくれる時間にも価値を感じていた。
その時にやらないといけないことや、本当は優先するべきことがあっても、恋人と一緒にいる時間を無理に作ったし、それは「調整できる範囲」を超えていたように思う。
恋愛に犠牲を作ってしまったと言えば、言いたいことが伝わるだろうか。それだけ子供の恋愛は情熱的だったが、当たり前に無理は続かなかった。
子供の恋愛から大人の恋愛になると、彼氏や彼女と「愛を育む恋愛の仕方」ができるようになる
社会人になる前の学生の頃は、なんだかんだと時間はある。無理をできる範囲も広いから、子供の恋愛をしている時は、お互いの熱量そのままに、一緒にいる時間をとにかく確保しようと必死になりがちだ。離れていると不安もあったりするから、会っている時間が少なくなると喧嘩も増える。
それが大人の恋愛をするようになると、無理をして会うことがなくなるのではないが、お互いの事情に対して理解を示し、犠牲を作らずに愛を深めようと考える。
一緒にいる時間量よりも、一緒にいる時間の充実感を重視することで生活の一部に恋人がいる感覚だ。それが「愛を育む恋愛の仕方」に繋がっていく。
若いころは、「誰と・どこで・何をしたか」がとても重要だったけど、大人になるとどんな時間にできたのかを考えるところもあるように思う。
思い出に残るものがどんなことかもわかってくるから、時間を「送る」のではなく「積み重ねる」ことができてくるのが大人の恋愛だ。大人の恋愛をするカップルは、交際期間が長くなるにつれ、確実に絆を深めていく。
いつも会っていないと不安になるのは信頼関係の問題も作用していたりすると思うので、大人の恋愛をするには、年齢問わず二人の関係が成熟していく工程を経ていくものかもしれない。
大人の恋愛は「相手のおかげ」を考えられるけど、子供の恋愛は「相手のせい」と考えてしまう
人と人が一緒にいるとき、感謝の気持ちはとても大切なものだ。
カップルの交際のように、好きな人と深く関われば「相手のおかげ」と「相手のせい」のどちらも結果的には受けているが、「どう捉えて感じるのか」に大人の恋愛と子供の恋愛の違いや差がある。
好きな人と深く関わりながら日常を送れている事実は、そうではない人から見ればとても素敵な日常だけど、子供の恋愛をしている人は彼氏や彼女との交際期間が長くなるについて「受けるストレス」に目が行きがちになる。
何かむかついたり思い通りにならない時に「相手のせい」を考える機会が多くなり、ケンカの原因だって相手のせいにしてしまう。
本当は好きな人から愛情を注がれることだけで人は幸せになれるはず。これに感謝できるか、それとも足りないものに目をやるかは、子供恋愛と大人恋愛の違いでも最たるところだ。
恋愛は相手のあるものだから思い通りにいかないことも多いけど、「愛情」という何にも代えられないものを日々受け取っていることは、それだけで感謝の対象になる。
話を聞いてくれたり、応援してくれたり、心配してくれたり…
確かに足りないこともしばしばあって、タイミングの問題でそれが文句とか不満になって外に出ることもあるのだけれど、見方を変えれば得ようと思って得られないものを彼氏や彼女はきっと与えていてくれる。
お互いでストレスフルな状態になるタイミングは変わってくるから、感謝の気持ちでお互いに労り合う考え方がお付き合いをより良いものに変えていくのだろう。
大人の恋愛には喧嘩別れが少ないのもこんなところが影響していて、特徴ともいえる。
「どんな時も」と言ってしまうと多少大げさだが、経験から「大事なもの」がそれぞれではっきりし、見失いにくいのが大人恋愛だろう。
飾らない自分でいたいのが大人の恋愛、自分を少しでも飾りたいのが子供の恋愛
子供の恋愛をしてる時期は、とにかく好きな人の前でかっこよくいたい、可愛くいたいと思うものだ。
男でも自分を飾りたいと思うし、女性ならなおさらそうで、男女ともに子供の恋愛では「自分を作ってでも良く見せたい心理」になる。見た目に対してその気持ちが大きいとしても、外見だけじゃなく、内面も全部含めてそうだ。子供の恋愛をしている時は、自分を良く見せようと、好きだからこその「嘘」もたくさんあった。
大人の恋愛をするようになって、ここは大きく変わったように感じる。好きな人の前でなるべく自分の素を見せたいと思うようになり、何よりも好きな人の素を見たいと思うようになった。
子供の恋愛を卒業すると「正直にいたいと思うようになる」というより、大人の恋愛をするようになると、嘘で塗り固める恋愛には興味を失う。お互いに等身大の自分で一緒にいたいと思うようになるのだ。
恋愛は相手から好かれるための努力が欠かせないし、その気持ちを失ったら終わりだと思うのだが、子供の恋愛では少し理想を追い求めるところがある。素の恋人を知りたい気持ちより、素敵な恋人のイメージのままでいてほしいと思う。
振り返ると、たぶん幻滅する感じで恋人の素を知ることが怖かったんだと思う。
恋人のすべてを受けいれるだけの器と度量がなく、自分の理想と離れる彼女は嫌だったのかもしれない。そういう意味では、少し潔癖な恋愛を望むのも、子供の恋愛の特徴である。
大人の恋愛をする人は、相手の飾らない態度に本当の意味の「人と人の付き合い」ができていると感じる。自分のすべてをありのままに表現する姿が嬉しくて、それまで持っていたイメージとの多少のズレを修正する力も持つ。
大人の恋愛はお互いに合わせていくことが主体だから、二人とも無理している恋愛ではなく、ありのままの自分たちで素敵な付き合い方を目指すイメージだ。
よく10代の男女が恋愛したときに、「ありのままの自分でいたい」と願うけれど、その想いはいずれ叶うものの、もう少し先かもしれない。
子供の恋愛をする時期はどうしても「恋に恋している感じ」もあって、お互いに「好きな人によく思われたい」って心理が強い。それが若い頃の恋愛をその頃の感性で素敵にしている面があるだろう。
本当の意味で一人の人間と一人の人間が愛を育もうとするのが大人の恋愛で、理想の恋愛にドキドキ・キュンキュンしたいのが子供の恋愛という表現もできそうだ。
どちらが良いという話とは違う。
大人の恋愛の連絡頻度と、子供の恋愛の連絡頻度が違う理由
大人の恋愛と子供の恋愛の違いで大きいのは「連絡頻度」である。
なぜ大人の恋愛の連絡頻度が少ないかと言うと、「離れている時の気持ち」が子供の恋愛とは違うから。
大人の恋愛をしている人は信頼関係を築こうとするので、離れている時の不安や小さく、連絡したい気持ちと相手の状況の両面を考える。
ただLINEしたい気持ちだけでLINEすれば、結局のところ二人の関係を悪化させるだけだと知っているのだ。
一方、子供の恋愛をしている人は、好きな人と付き合えている事実に舞い上がっているところもあって、連絡したいと思う頻度そのものが高く、好きな人の気持ちよりも自分の気持ちを優先するために実際にLINEする頻度が高まる。
特に10代後半から20代前半だと、断続的ではあるが一日中ずっとLINEしているカップルもいるくらいだ。
大人の恋愛をする社会人カップルはそもそもそんな時間はないのだが、その事情よりも「どんな連絡の仕方をすると二人のためになるのか」という視点を合わせて連絡のことを考える。
大人の恋愛と子供の恋愛では「連絡を取り合っている時」のイメージが違う
ただし、連絡頻度が高いカップルは必ずお互いに負担が大きいのかと問われると、もちろん答えはNOである。
子供の恋愛は連絡頻度が高まるものの、本人たちは「仲良く付き合っている」「いつも連絡が取り合えるから楽しい」と思っているので、ここで言いたいことは「年上彼氏と付き合っている女子」や「年上彼女と付き合っている男子」が、過度に心配することはないということ。
子供の恋愛から大人の恋愛に変わると、あんまりLINEが来ないことに不安を覚えることがあるけど、それはきちんとした信頼関係が築けている証拠ともなる。
大人の恋愛をしている人は、「いつも繋がっている」のを「二人が離れている時の時間が充実しない原因になる」と考えるので、一緒に生きていると言う価値観が高い大人の恋愛では、2人が成長していける付き合い方を望む。
子供の恋愛は情熱的なのが魅力である一方で、大人の恋愛は「愛を育む」のが一種のテーマとなるため、連絡頻度の違いを深く理解しておこう。
大人の恋愛と子供の恋愛では「連絡を取り合っている時のイメージに違いがある」ため、連絡頻度が変わってくるのである。
大人の恋愛に駆け引きが多い理由
大人の恋愛をする年齢になると、「駆け引きされてる」と感じることが多くなるが、なぜ大人の恋愛に駆け引きが多いのかと言うと、以下の3つのが主な理由だ。
- 傷つきたくない気持ちが強いために探り探りの恋愛になるから
- 何が恋愛に効果的なのかを学んでいるから
- 大人になって一か八かの恋愛ができないから
恋愛は、どちらかと言うと「幸せ」よりも「傷ついた記憶」の方が蓄積されるところがあり、恋愛経験を通して大人の恋愛をするようになると探り探り恋愛するところがある。
大人の恋愛では、猪突猛進的な恋愛の仕方より、好きかどうか分からないような片思いの進め方をするのである。
これが大人の恋愛に駆け引きが多い最も大きな理由だ。
また、使い方を間違えると逆効果になる「恋愛の駆け引き」だが、子供の恋愛を卒業するころには「どんな駆け引きなら恋愛に効果があるのか」を多くの人が自分なりに答えを知っている。
本来、恋愛に駆け引きは必要ないのだが、「どうしたら好きな人に好きになってもらえるか」というのは片思いしている時に最大のテーマだ。少しでも効果があることに対しては無意識にも実行してしまうところがある。
さらに、大人の恋愛は「社内恋愛や職場恋愛」が主な恋愛の形になるところがあって、単純に恋愛を進めることができない。高校生や大学生よりも常識を問われるため、大人の恋愛をする社会人恋愛はマナーとしても恋愛に駆け引きを持ち込むことがある。
要は、好きな人に対しての駆け引きと、周りに人に対しての駆け引きの両面が関係するのである。
このように、大人の恋愛ではどうしても駆け引きが多くなる理由がある。
子供の恋愛に駆け引きがない理由は?
では、子供の恋愛に駆け引きがない理由とは?という部分だが、これも3つの理由で解説しよう。
- 子供の恋愛の方が、片思いの時に恋愛感情が強いから突き進んでしまう
- 駆け引きの仕方が分からないから
- 駆け引きしているつもりでも、効果がないから
子供の恋愛は「情熱的」なのが特徴であるため、駆け引きするだけの余裕がないことが「子供の恋愛に駆け引きが少ない理由」だが、その他にも「経験が浅いことで駆け引きの仕方が分からない」「駆け引きしているつもりだけど、相手は駆け引きされている感覚がない」という部分も大きく影響している。
よく「青春はキラキラしている」と言われるのは、それだけ情熱的かつ真っすぐな思いがあるから。これが恋愛にも言えて、子供の恋愛の方がまどろっこしい駆け引きの無い恋愛ができる面がある。
大人の恋愛しかできなくなった人が「青春時代に恋愛したかった」と言う理由は、もうその頃には戻れないから。子供の恋愛と大人の恋愛は、イメージからして大きな違いがある。
もし久しぶりに好きな人ができたら、大人の恋愛の仕方をする年齢になっていると思うので、恋愛に臆病にならないためにも下の記事を参考にしてほしい。
大人の恋愛のきっかけとは?「子供の恋愛のきっかけ」との違い
大人の恋愛をする年齢になると、彼氏や彼女ができないという人ほど「出会いがない」と言うのだが、大人の恋愛は外見よりも内面を重視するため、ある出会いから一気に進む恋愛より、あらゆる意味で「親密になる」ことがきっかけになっている。
これが結婚するカップルに社内恋愛の割合が高い理由にもなっているのだが、単純な出会いで一目ぼれするのはある意味で子供の恋愛の特権みたいなもので、大人の恋愛はもう少しゆっくりだ。
だからこそ、大人の恋愛はアプローチの力が求められる。いいなと思った人と少ししゃべっただけで好きになってもらうことはできないから、関係を作っていく必要があるのだ。
子供の恋愛をしていた時期は、フィーリングカップルになる恋愛の仕方で十分に付き合える可能性があり、お互いに恋人がほしいと思っている時期でもあるため、恋愛自体が多い。しかし、大人の恋愛をする年齢になると恋愛以外にも色々と大事なものができ、特に生き方が多様化している今のご時世では、恋愛力が低い人ほど「恋愛のきっかけがない」という状態に悩んでしまう。
大人の恋愛は、出会ってから間もない時期に脈を計る恋愛の仕方をすると「気になる人ができては諦める」のを繰り返してしまうから、注意が必要だ。気になる人ができた時は最初の印象を抜きにしっかりアプローチして、距離を縮める恋愛の仕方をしよう。
まとめ
今回は大人の恋愛と子供の恋愛の違いについて私の実体験をもとに解説した。特徴や考え方の差がどのようなところにあるか、感じたところも含めて理解・納得できただろうか。
恋愛は大人になったら大人の恋愛ができるというわけではなく、その人が何を経験し、何を学んできたかで変わってくる。それは何も恋愛において限定されず、人生全般に及んでそう言えるから、恋愛経験だけの問題ではない。
そして、本文でも触れているように、子供から大人への成長という意味では、一つ一つのお付き合い毎にその軌跡を辿るところもあるように思う。
付き合い始めを過ぎて、倦怠期を乗り越え、カップルとしても成熟していくような過程も必要なのだ。
子供の恋愛は、代名詞だけで否定するべきものでも、大人の恋愛よりすべてが劣化しているものでもなく、適切なタイミングで大人の恋愛に成熟しない恋愛が度々問題になるだけだ。まだ10代や20代のはじめなら、大いにその頃の恋愛にしかない幸せを感じてみてほしい。
すべての経験が将来の恋愛をまた変えていく。
「そろそろ結婚のことも考えている」という人は、下の記事でまとめていることをぜひ早めに知っておいてほしい。
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