ドラマ「昼顔」で市民権を得た昼顔妻だが、ドラマ終了後も各メディアでたびたび話題になっている。
平日の昼に浮気をしている妻をキャッチーなネーミングで何だかオシャレなように表現されては、妻の浮気を心配する男性はつらいところだけど、結婚している女性は実際どのくらい浮気経験があるのだろう?
今回は、結婚後に「好きな人ができた経験のある女性の割合と不倫したことがある女性の割合」をアンケート結果から紹介し、女性の浮気問題を少し考えてみたい。あなたは、女性の浮気を許せるだろうか?それとも許せないだろうか?
アンケートから分かる「結婚した女性の浮気割合」
出典:リビングWeb「『平日昼顔妻」』に関するアンケート」
上は、リビングWebの読者約400人を対象にしたアンケートの結果である。
調べてみると、結婚後に好きな人ができたことがある女性の割合は20%で、昼顔妻は話題性こそあるが実体はそこまで末期化しているわけではないことがわかった。
5人に1人が「夫以外を好きになったことがある」という結果が少ないと感じるか多いと感じるのかは意見が分かれるかもしれないが、私はこれでもやっぱり多いと感じてしまう。付き合った彼女の性格や恋愛観を鑑みるに、ちょっと色々なことを考えてしまう結果だ。
では、実際に浮気経験のある女性はどのくらいの割合なのだろう?
下のアンケートを見てみてほしい。
出典:リビングWeb「『平日昼顔妻」』に関するアンケート」
同じアンケートから、実際の女性の浮気割合が浮かび上がった。踏み込んだアンケート結果が上の表である。
結婚後に夫以外の男性と肉体関係を持った女性の割合は、9%と1割を切る結果だった。
男性側からすると、胸を撫で下ろす瞬間だろうか。
それとも、追う側として夢がないと落胆する瞬間だろうか。
同じアンケートで結婚した女性が相手とどこで知り合ったかを調べているが、
- 以前からの知り合い 35%
- 職場 25%
- インターネット 20%
- 子供の関係者(親や教師)10%
という結果になっている。
特に驚きはないが、後腐れがありそうな相手を選んでしまっているのはやはり完全な肉体関係だけを望んでいるわけではないということだろうか。
今の世の中ならネットがもう少し伸びても良かった気がするが、身近な人から何かをきっかけに不倫へ突き進む感じであることが分かる。気持ち的には「悪いことだとわかっているけど止められない」というイメージを持つ。最初から不倫するつもりで出会った相手じゃない人と恋に落ちている傾向があるので、浮気を心配する男性は普段付き合いのある男性を気にするのが良いかもしれない。
男と女の浮気
ここからは私の個人的な意見を述べていこう。
私が男性であることが大きく影響しているが、男女の浮気は根本的に違っていると個人的に思っている。
このブログで、本能や性別の特徴に触れる機会は多いが、男女は体の機能的にHに対する根本が違っている。男性はより多くの女性との関わりを持って子孫を残したいのが本能であるのに対し、女性は子供ができることを考えると、愛する一人と関係を持たなければならない。
それが男性の狩猟性と、女性の保守性に密接に関わっているわけだ。
人間の活動は、本能的な感覚が他の動物に比べて圧倒的に少ないが、それでもこういった根本にある問題は普遍性を孕んでいると思っている。
女性の浮気を許せない理由
女性の浮気を許せるか許せないのかの問いに対する私の答えは、「許せない」である。
上記を前提にしながら私が気にする部分は、「女性が保守性や慎重さを本能的に持ちながら、相手を受け入れる形」がどうも納得がいかないのである。要するに、いわゆる「浮気」ではなくて「本気」でしょ?ってことが簡単に許すことができない理由だ。
各事例を確率論で語るのはおかしなことだが、あくまで私の私見を述べるのなら、女性の浮気がどうも浮気には思えないのである。本気になったんじゃないかという疑いを完全に否定できないことも大きいが、経験則で「自分の彼女にはストレートな浮気はできないのではないか」と思ってしまう。
自分の彼女の好みが真面目で男性を立てるような女性なので、浮気との関連性が薄い部類であることも大きく影響していて、どうしても「女性の浮気」が本気の恋を伺わせる分、許せない気持ちが沸いてくる。
私が、華美でキレイな女性が好きであったなら、少し違っていたかもしれない。
しかし、それでもやはり自分の女性が受け入れている様は、感覚的に恋愛の終わりを意味しているのが私の恋愛観だ。
経験から思うことは
そんな私でも、関係を持った女性に彼氏がいたことはある。
その女性が完全なる浮気で、割り切った関係であった経験がある。
だから、感覚は理解できないとしながらも、想像できないわけではない。経験によって、私の感覚が少し行き過ぎていることは自覚するところだ。
本来なら能動的な行為と、受動的な行為では、前者が非難されるべきだと思うが、私が男性だからか、女性に対して夢を見ていたいのだろう。どうしても、行為の受動性が逆に許せない原因となっている。
女性に浮気をされたら
私は今まで述べてきたような感覚の持ち主なので、付き合うとすぐに浮気に対する考え方を話すようにしている。浮気=お別れであると。それでも良いなら浮気を止めることはできないし、してしまったなら早めに言って欲しいと伝える。
お互いの気持ちが無ければ、恋愛は非常に辛くなる部分も持っているので、告げる言葉は本音である。恐らく今の彼女に一度でも浮気されたのなら、速やかに別れると思う。
アンケート結果で導かれた現状が本当に現実を示しているなら、「私の彼女に限って」という言葉は通用しそうに見えるが、あまり昼顔妻と言って、女性の不倫をオシャレにはしてほしくないとの思いは強い。
「今、不倫しているの」って言葉と、「今、昼顔妻しているの」って言葉の差が大きくなってしまうと、数字の変化には繋がるような気がしている。
ドラマの影響だったり、メディアの影響であったり、昼顔妻に対する憧れや願望は一定の割合で漠然とした気持ちであったとしても上がったのだろう。
そこから実際の行動にまで発展することは次元の違う話しであるが、今回紹介したアンケートの率を上回って欲しくはないなと、昼顔妻に興味津々の世に女性の浮気を考えて、改めて思う次第である。
あなたはどんなことを思うだろうか。
まとめ
今回は、アンケート結果を参考に「他に好きな人ができた経験のある女性の割合と不倫したことがある女性の割合」を紹介し、個人的な恋愛観を述べた。
浮気の問題は恋愛のつらいところだが、衝動的なこともあるとすれば「自分の恋人に限って」と思いきれない部分もある。
結局付き合い方やカップルの状況が浮気や不倫と密接にかかわっているため、束縛の方法を考えるよりも良い関係つくりの方が大事になるだろう。
ずっと幸せに付き合っていきたい人は、何よりも大事に大切にしたいところである。
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