普通の恋愛とは何か、恋愛に普通を求めるのは価値や意味があることなのか

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普通の恋愛の価値とは何なのか考える女性

あなたは、恋愛をした時に「普通の恋愛」って気になるだろうか。
恋愛中に「自分って変かな?」って聞きたくなることがないだろうか。

人を好きになると、実は自分自身と向き合うことが多くなる人がたくさんいて、「自分だけ変な恋愛の考え方をしている」とか、「何で自分の恋愛は普通じゃないんだろう」なんてよく思うものだ。

気持ちはよくわかるし、恋愛に悩むと誰にでもこんなところがあるように思う。

そこで今回は、多くの人が気にする「普通の恋愛の価値」について考えてみたい。

この記事では、最初に「普通の恋愛とは何か」を解説し、「恋愛に普通を求めるのは価値や意味があることなのか」を詳しく解説する。

恋愛した際に普通の恋愛を考えてしまう人は多いと思うし、普通の恋愛がしたいと思う人もいるだろう。

実際、付き合い始めの頃は普通をよく考えてしまうものだけど、「普通の恋愛」を意識することがどんな意味を持っているのだろうか。恋愛経験が少ない人や恋愛経験がない人にも読んでもらえたらと思う。

「普通の恋愛」を気にするのは、日本人的な価値観が影響している

今回のコンテンツを作成するきっかけは、世界と日本の比較で「日本は恋愛の記事が多く読まれている」という記事を読んだからだった。

なぜ日本では恋愛カテゴリーの記事がネットでよく読まれるのか、あなたはどんな風に考えるだろう?

たくさんの恋愛をしてきた私の感覚で言えば、日本人が「普通の恋愛」を異常に気にするというのは、肌感覚で感じてきたことだった。

日本と世界の恋愛を比べられるほど「海外の恋愛」を知らないけれど、確実に言えることは「普通」を気にしやすい日本人は、恋愛においてもその価値観を持ち込んでいるということ。

しかし一方で、恋愛で「私って変ですか?」って質問は実に日本人らしい考え方なのに、リアルの世界では「普通の恋愛」は語られにくい分野である。表面的なところではそうでもなくても、深いところはみんなが隠しながら恋愛している。

そもそも「普通」が定義されにくい恋愛においては、ネットで情報や意見や経験を拾うことがある程度は有効になっているのが現実で、友達に深くまで聞けない恋愛のことはネットで普通を学んでいる人も多いことだろう。

でも、恋愛で「普通」を考えることって本当に大事なことなのだろうか。

かなり前置きが長くなってしまったが「普通の恋愛」について私が思うところを綴ってみよう。まずは、普通の恋愛がどんな恋愛なのか解説するところからスタートする。

そもそも「普通の恋愛とは」何なのか

普通の恋愛とは、いつでもどこにでもあるような、ありふれた恋愛を差す。

普通の恋愛とは

普通の恋愛は、特別な恋愛じゃないのが要件になっているため、良い意味でも悪い意味でも、あらゆる指標で突出してないのが特徴だ。

このように書くと、普通の恋愛は「平凡」で魅力がないように感じる人も多いと思うけど、「普通の恋愛はイメージ通りの恋愛になる」点で、面白味こそないものの、幸福度は高い。普通の恋愛に憧れる人や、普通の恋愛を理想にする人も多いのが現実だ。

自分が “普通の感性” を持っていることが条件となるものの、違和感がない恋愛ができるのが普通の恋愛の魅力と言える。

普通の恋愛に「穏やか」「無理がない」などのイメージを持っている人も多いので、単純に恋愛の幸せを享受したい人からすれば、理想の恋愛に「普通の恋愛」を掲げるのも自然な発想である。

普通の恋愛がしたいと思ってる人は、世の中の5割を超えており、特に結婚願望が強い人ほど普通の恋愛がしたい心理が強い傾向がある。

普通の恋愛の特徴

普通の恋愛とは、いわゆる普通の人と普通の人がよくある方法で出会い、ありふれたきっかけで好きになり、定番のアプローチを繰り返す中で好き同士になって、「好きです、付き合ってください」みたいなあるあるなセリフで告白して付き合い始めるのが典型的パターンだ。

たとえば、高校生の場合なら、同じクラスになったことがきっかけで知り合い、隣同士になったことがきっかけで好きになって、毎日LINEしている内に好き同士になって付き合い始める、みたいな恋愛は「普通の恋愛」と言える。

同じ高校生が恋愛の展開を聞いた時に、何の違和感もない恋愛が普通の恋愛だ。上のような話を聞いても、特にひっかかる部分はないだろう。

逆に普通の恋愛じゃないのは、「バイト先の店長と付き合う」とか「街でナンパされて付き合う」などが典型例となる。

社会人では、転勤先で知り合って同じ業務をチームで行うことで親しくなり、仕事の延長線上で飲みに行く機会が増えてプライベートの付き合いに発展して付き合い始めた、みたいな展開が普通の恋愛だ。

ただ、普通の恋愛は、付き合い始めるまでのきっかけや行動、展開だけで定義されない。付き合った後もあるあるな付き合い方をするのが特徴だ。

普通の恋愛は、付き合い始めた後はカップルに人気の場所でデートして、交際期間が経つ中で距離を縮めていき、カップルの平均的ペースで親密になっていく。

記念日は(LINEやデートで)2人でお祝いして、お互いの誕生日は少し特別な場所でデートして思い出を作り、クリスマスやお正月などのイベントをカップルで過ごす。

時には喧嘩もするけれど、大喧嘩には発展させず、喧嘩の原因を作った方が謝り、話し合いをして2人の問題を解決していく。

毎日連絡を取り合うのも普通の恋愛の特徴で、1週間に平均1回のデート頻度を保ちながら交際を続ける。

普通の恋愛は決して派手なドラマは起こらないけれど、「恋愛ってこういうものだ」というイメージに近い展開で進んでいくので、文字で読むよりも実際はキュンキュンする・ドキドキすることの連続で、本人たちの満足は高いのが特徴だ。

自分たちカップルに特別なところがないということは、「異常なところがない」ということなので、余計なことで悩まないで良いのは利点と言って良いだろう。

では、普通の恋愛は「最高の恋愛」で、誰もが目指すべき恋愛のカタチなのだろうか。

次からは、普通の恋愛の価値について解説するので、恋愛中に「自分が変なのかもしれない」「普通が分からなくなった」という経験があったら参考にしてほしい。

世間で言う「普通の恋愛」が、本当にあなたを幸せにするのか

普通の恋愛をすることが幸せになる方法なのか考える女子

私がこのサイト「恋愛のすべて」で一貫して伝えていることがいくつかある中で、「恋愛はすごく私的なもので良い」という考え方がある。

恋愛した時は、普通なんてどうでもいいから、自分自身と向き合いながら相手と対話することの方がよほど大事なことだ。

「普通はさ…」と考えたところで意味がないのは、恋愛がそもそも私的なものだからである。

人を好きになる理由って本当に色々とあって、その人ごと、もっと言えばその恋愛ごとに違っている場合だってあるのだから、様々な恋愛に関する読み物はすべて “自分の答え” に辿り着くためのものであって、恋愛中に出す答えはすべて「自分の気持ち」に従ったものだ。

例えば、20歳以上年の離れた人を好きになったとしたら、これは「普通の恋愛」ではないのかもしれない。でも、じゃあ付き合ったとして幸せになれないかと言えば、その二人次第で結果は変わるし、同い年と付き合ったからと言って幸せになれるとは限らない。

20歳以上離れた恋愛は「異常な恋愛」であって「普通の恋愛」ではないとして、その恋愛を普通ではないという理由で無条件に諦めるのなら、その方が不幸せな気がするのだ。普通じゃない恋愛は、決してダメな恋愛ではなく、あくまでも特別な恋愛と定義するべきである。

こんな例は挙げていくとキリがないのだけど、「普通の恋愛」の価値というのは、自分たちよりも他人の評価を気にする方向に意識が行ってしまっている場合が本当に多くて、それは本来の恋愛における「幸せ」とは離れる考え方になってしまっている。

恋愛では、普通の恋愛に拘るよりも「本当に好きになれる人」を探す方が大事

確かに人は、他人との関係性を前提に色々な行動や態度を決めるべきだ。

でも、好きになる理由が理屈で語れない以上、恋愛は「普通」よりももっと自分の感情を大切にするべきだと思う。今の自分の恋愛が普通かどうかより、本当に好きになれる相手と恋愛する方がよほど大事だ。

それでも、結婚などの問題もあるのだから「普通」を考慮するのは仕方のない問題であるとは思っている。一定の支持を集めて選択されている「何か」には、他に比べて選ばれるだけの理由があるから。

でも、「普通」に振り回されるような恋愛が一体何の価値を持っているのかと疑問に思うことがよくある。

あなたに取って「幸せ」って何だろう?
幸せな恋愛は「普通」が条件となるだろうか?

考えることは成長につながるし、答えへの自信につながるから悪くないとしても、見失うべきではないのは「自分がどうしたいと思っているか」ではないだろうか。

“普通” に合わせて自分の気持ちをないがしろにするのは、本来の恋愛の趣旨とはどうも合わない気がしてならない。

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お付き合いにおいての「普通の恋愛(普通のカップル)」の価値

「普通の恋愛」をイメージする時、「普通のお付き合い(普通のカップル)」も気にする人がいるだろう。

彼氏や彼女に対して何かを思った時に「普通の付き合い方って何だろう」と気にする人は、当サイトの読者においてもたくさんいる。

特に、付き合い始めの時期にお互いで普通を気にするカップルは本当に多い。その疑問を少しでも明確にするために書いた記事が下の記事だ。

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確かに、新しく彼氏や彼女ができた時に、異常・変と思われたくない心理から普通の恋愛になるように配慮する気持ちは痛いほどわかる。好きな人から嫌われたくないし、違和感を与えて冷められるのは怖い。

片思いと違って誰かと付き合えば、彼女や彼氏としての振る舞い方が実質的に求められるから、「普通の付き合い方って何だろう?」と思うことが増えるのも頷けるところだ。

「こんなことを言ったら普通じゃないから引かれる」
「これを言ったら変だから嫌われるかもしれない」

好きな人だから自信が持てないし、気にし出せば答えはなかなか出せない。

彼氏や彼女ができた時に、「普通じゃないかもしれない」と思って悩んでしまうことは誰にでもあることだと思う。

確かにこれは、恋愛も人間関係の一部である以上、一定のところで必要な考え方だ。

恋愛では完全な意味で「普通」を定義できないとしても、自分の考えや感じていることが相手に取ってどう映るのかを考えなければ、わがままだと思われたり、実際に引かれることだって現実にはある。

たくさんの恋愛をしてきた私も、普通との比較で自分の異常さを測ることがすべて無駄だとは思わない。

ただし、あくまでも「思いやり」の意味でこんな考え方をするべきであり、「普通の付き合い方」にも実際の意味はないと私は考える。

つまり、付き合い方はその二人の納得していて、かつ他人に過度な迷惑をかけない上で、自由だと言うことだ。

更に言えば、カップルは二人でオリジナルな付き合い方をカスタマイズする必要があり、長く続くカップルが段々とそうなっていっているところは、見過ごせない事実である。

1年付き合ったカップルは、普通の恋愛や普通の付き合い方なんてほとんど考えていなくて、2人が付き合いやすい付き合い方をしているのは、恋愛経験が少ない人も容易に想像できるはず。

そこには「普通の恋愛」という概念がなく、ただただ2人の付き合いやすい付き合い方があるだけで、2人で色々なことを話し合ってお互いの様々な価値観に触れて2人が心地良い関係性を築き上げた。

育ってきた環境や、今までの積み重ねが違う2人が付き合い始める段階においては「普通の恋愛」「普通の付き合い方」に価値も意味もあるけれど、そんなことが重視されるのはせいぜい付き合って3ヶ月から半年までで、その後は結局「2人がどうか」という問題に集約されていく現実を見ると、恋愛に普通を考えるのはそこまで価値があることじゃないと気づく。

カップルが普通の付き合い方を考えると、彼氏や彼女の好みが考慮できない

恋愛で「普通」を持ち出すと、「相手が不在の我慢」が発生する場合がある。

普通の恋愛に拘っていると、彼氏や彼女の好みを探るという基本的な恋愛の所作がなくなってしまうことがよくあるのだ。

これは小さなことから大きなことまで様々あり、全て本音を言うのが正しいわけじゃないけど、向き合うべき「相手が不在」という問題が「普通の恋愛」を考慮した時の大きな副作用だと感じる。

「私は〇〇だと思う、あなたはどう思う?」
恋愛は、通常これでいいはずだ。

「普通は○○だよね、だから俺たち(私たち)もそうしよう」
こんな恋愛にあなたはどこまで魅力を感じるだろう?
きっとあなたが聞きたいのは、好きな人の本音だと思う。

普通が二人に取っていつも一番の幸せには絶対にならないから、「普通」や「常識」を参考に自分の気持ちを固めたら、そこから始まる会話で「二人の答えを見つける」ことが重要で、そうして2人が満足する付き合い方をすることでカップルはさらに愛情を深めて長続きしていく。

付き合いたてから本音が言えないことに焦ることはないのだが、基本的に相手に取ってあなたが大事な人で、期待に応えたいと思っていたり、色々と考えていることを教えてほしいと思っている点は、どんな時も忘れるべきではない。

実際、好きな人と付き合ったら、普通の恋愛を考えることがどれだけ意味がないことか痛感するはずだ。

世の中には一見すると普通の男性や女性で溢れているけれど、恋愛のように濃密な”交際” をすると、普通の人なんていないとさえ思えてくる。みんなに特徴があって、長所と短所がある中で、その人らしさを好きになるのが恋愛だから、「普通」を見るより「相手」を見ることの方が何倍も重要で、きっと相手も「普通」より「あなた」を見ている。

普通の恋愛の価値は、恋愛経験を重ねるほど薄まっていき、相手と向き合うことの重要性や、自分の気持ちの伝え方の重要性に意識が行くように感じる。

普通のカップルより大切なのは「二人が幸せな付き合い方」を模索すること

「関係ないよ。君が好き」

本当に好き同士で付き合うカップルなら、こんなことをよく思う。

恋愛には信頼関係が必要だし、カップルには想い合うレベルと言うのも現実的に存在しているけど、好きな人を想った時に、「普通」を含めて諸々のことは、「関係ない」と思う瞬間が恋愛中にはある。

とにかく好きなんだ。好きだからもっと近くにいたくて、好きだからもっともっと仲良くなりたい。

あなたも、人がどう思うとか、他のカップルがどうとか、そんなすべてを「関係ないよ」って言いきって付き合っているカップルがいたとしたら、幸せな様子を想像するんじゃないだろうか。

勝手に自分と普通を比べて暗くなって、言いたいことが言えず、伝えるべきことが伝えられないのは、きっと相手の彼氏や彼女が寂しがると思う。

ある感情を伝えた時に相手の反応は分からない。
でもきっと、「普通」には答えがない。

あなたが変であろうがなかろうが、相手はあなたが好きだから付き合っているという事実は重い。

恋愛では「普通はどうか」を考えるより相手と向き合い続けることが大事だ。
だって、あなたと恋人が良ければそれでいいのだから。

こんな本質的な答えにたどり着いた時、「普通の恋愛」の価値はゼロに等しい気さえしてくる。

普通の恋愛ができないという人へ:相手に「普通」を求める恋愛の価値とは

普通の恋愛ができない人が憧れる結婚

最後にもう一つの視点を考えよう。

それは、付き合っている彼氏や彼女に対し「普通を求める恋愛」についてだ。

付き合っていると、相手に対し何かしらの不満を持つ。
「普通は〇〇なんてしない」
「普通は〇〇だから変えてほしい」
こんなセリフも恋愛ではあるあるだろう。

もっと煮詰めた人は、普通の恋愛ができないことに悩む人もいる。「普通の恋愛がしたい」という言葉は、あなたも聞いたことがあるかもしれない。

しかし、普通の恋愛を持ち出して相手に不満や要望をぶつけることも、私は間違っていると思っている。

これまで述べてきたことを理解してもらっていたら理由は分かると思うけど、自分に都合のいい「普通」だけを持ち出す人が多いことも大きな理由だ。

だったら、自分の考えとして伝えられる方が、よほど向き合おうという気持ちになる。好きな人が思ったことだから。

恋愛相手を何とか変えさせたいと思う時に論拠として “普通の恋愛” を用いるなら、手法としては理解できるところだけど、付き合っているのなら二人の気持ちをすり合わせない限り普通に価値なんてどこにもない。

結局のところは、自分が相手に対する不満を解消したいだけなのだから「普通」がどうとか言うのは直接関係ないはずである。

普通の恋愛がしたい人が見ているのは、「好きな人」なのか「一つの恋愛」なのか

「普通の恋愛がしたい」という気持ちは、ただそんな願望を持つだけなら何の問題もないのだけど、もし恋愛相手に押し付けるようなことがあると、ほぼ100%うまく行かない。

本来、人にはいくつも癖みたいなのがあって、本当に好きになればそれは愛おしいものに変わるはずなのに、普通の恋愛を押し付ける人は、型にはめるように人の癖を指摘する。

そして、あたかも普通じゃないことを悪いことのように言い、「普通の恋愛」を盾にして結局は自分の都合のいいように恋人を誘導しようとする。

交際が長くなってくると「誰と付き合っているの?」って言いたくなることもよくあって、行き過ぎれば「じゃ、そういうヤツ見つければ?」なんて喧嘩腰にも…。

普通の恋愛がしたいと言う人が見ているのは、彼氏や彼女などの「好きな人」なのか、それとも「一つの恋愛」なのか疑問に思うことがある。

私は実際に普通の恋愛がしたい女性と付き合ったことがあるのだけど、その時は何度も「普通は○○する」「普通は○○しない」と言わずに、「私はこうしてほしい」と言ってほしいと思っていた。

恋愛に普通を持ち出す時、結局は自分がこうしてほしいと伝える行為に他ならない。真の意味で “普通” の人はいないし、すべてのことを普通にしようとする人はいない。何か不満が合ったときに「普通は」と言ってきて自分の常識を相手の常識に変えようとするのは、わがままと言う他ないだろう。

私は、20人以上と付き合ってきて、普通の恋愛を持ち出す人ほど私のことを見てないと思った。何か自分の理想の恋愛があって、それに私をはめ込もうとする意志を感じたのだ。

それこそ普通の恋愛は「好きな人のために」と思って行動するし、「好きだから」と思って主張するものだけど、「普通の恋愛」を持ち出す人は相手と向き合おうとしない人だった。

普通の恋愛をしたいと思っても良いのだけど、20人以上と付き合ってもまだ「普通の恋愛」は不透明なところがあって、3ヶ月もすればすべての彼女と違う付き合い方をしてきた経験を踏まえると、恋愛の本質はそこじゃないことだけははっきり分かる。

もしあなたが恋愛に普通を求める時があったら、相手に押し付けないように気を付けて、相手と向き合う中で2人の答えを出していくことをぜ大切にしてほしいと願う。

普通の恋愛は、結果的に普通の恋愛に定義されるような恋愛になるだけで、目指したり、近づいていくものではない。

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まとめ

今回は「普通の恋愛とは何か」を解説し、「恋愛に普通を求めるのは価値や意味があることなのか」を私の体験談も踏まえつつ、解説していった。

恋愛経験が少なかったり、自分に自信が持てなかったりして、「普通の恋愛」が気になることは多いと思うけど、付き合い始めこそ「常識がある」と思われたり、「(良い意味での)普通の人」と思われるための工夫が必要になるものの、超個人的なものである恋愛において、いつまでも普通を過度に気にすれば、副作用の方が大きい。

付き合っているカップルなら自分自身と向き合うことと、相手との対話がとても重要な意味を持つので、その一助として「普通の恋愛」を考えよう。

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