飲み会に行く彼女については、これまで本当にたくさんの相談を受けてきた。
「飲み会が多い彼女が心配なんだけどどうしたらいい?」
「彼女の飲み会が多いからストレスがたまる、別れる方がいいのかな?」
「彼女の飲み会について彼氏が文句を言うのはアリ?それとも我慢するしかないの?」
などなど、様々な質問があった。
確かに恋愛の過ちは酔った状態で起こりやすく、飲み会が多い彼女は飲み会に行かない彼女と比較した場合、浮気するリスクが高いイメージがある。
彼女が出席している飲み会で他の男が口説いてくることだってないと言えないし、可愛い彼女と付き合ってる人ほど飲み会が多い彼女には不安があるだろう。
悩んでるのが辛くて、飲み会が多い彼女に冷める男性も珍しくない。
そこで今回は、彼女の飲み会が多いことで悩む男性向けに、総合的な視点から対処法を徹底解説する。
飲み会が多い彼女との付き合い方や、彼女の飲み会についての考え方、飲み会が多い彼女との話し合いの仕方や、別れる方がいいのか別れないで我慢するのか等々、気になる内容を網羅的に解説していく。
私自身も悩んだことがあるテーマであり、対処法についても試行錯誤してきたので、経験に裏打ちされた考え方と対処法はきっとあなたの役に立つはずだ。
飲み会が多い彼女と付き合うとモヤモヤする男性がいるので、ぜひ参考にしてほしい。
飲み会が多い彼女とは、月に何回飲み会に行く彼女なのか:平均的な彼女の飲み会回数について
最初に飲み会が多い彼女の定義からはっきりさせておこう。
飲み会が多い彼女とは、月に何回飲み会に行く彼女なのだろうか。
その解説の前に、「そもそも彼氏持ちの女性は飲み会に行くの?」という疑問に答えを示す。
彼氏がいる女性は飲み会に行くのが普通?彼氏がいたら飲み会に行かない?
小学館の行った調査によると「彼氏がいても飲み会に行く女性の割合」は85%に及んでおり、彼氏がいる女性でも飲み会に行くのが普通と言える状況になっている。
彼氏がいたら飲み会に行かない女性の割合は僅か15%に留まっていて、飲み会の誘いを全部断る彼女は7人に1人以下しかいない(詳細はこちら)。
実際、20人以上と付き合ってきた私の経験でも、飲み会に行かない彼女は2人だけだったので、今現在を基準に彼氏がいる女性にアンケート調査をすると、さらに飲み会に行かない彼女は少ない結果になるかもしれない。
人によっては「彼女に飲み会に行かないでほしい」「彼女が飲み会に行くのが嫌だ」と思うこともあると思うが、飲み会を禁止する彼氏になってしまうと今度は彼女が冷める原因になってしまうので注意しよう。女性の大半は、彼氏がいても飲み会に行っているため、理不尽な要求になってしまう。
では、普通の彼女は月に何回飲み会に行くのだろう?飲み会が多い彼女の飲み会回数を見てみよう。
平均的な彼女の飲み会回数
日本FP協会が行った調査によると、独身女性の仕事がある日の飲み会の頻度は、平均すると月に約1回(年11.4回)だった(詳細はこちら)。
インテージが行った調査では、飲み会が開催される曜日は土曜日と日曜日を足して20.5%だったことから、休みの日の飲み会は多く見積もっても平日と同程度であるすると、平均的な彼女の飲み会回数は月2回となる(詳細はこちら)。
飲み会に行かない女性が各アンケートを見ていくと3割強いるのだが、飲み会に出ない女性(もしくは、飲み会に誘われない女性)と彼氏ができない女性の相関性が高いので、やはり基本的には彼女は飲み会に出るのが普通であり、その平均回数は月2回くらいとなる。
飲み会が多い彼女とは、月3回以上飲み会に行く彼女
以上のことから、飲み会が多い彼女とは、平均して月に3回以上飲み会に行く彼女のことで、はっきり飲み会が多いと言えるのは、月に4回以上、つまり毎週のように飲み会に行く彼女のことを差す。
私の経験でも、月に5回や6回以上飲み会に行く彼女もいた一方で、多くの彼女は平均すると月に2回程度の飲み会回数だったので、年末年始などの季節要因を度外視してもコンスタントに月間で3回以上飲み会に行く彼女は「飲み会が多い彼女」と言って良いだろう。
このような人は、飲み会が増える季節を織り込んで1年間の平均を取った時に「毎週のように飲み会に行く彼女」になってるかと思う。
実際、先ほど紹介したインテージの調査でも「ほとんど毎日飲みに行く」と答えた20代女性から「週1回くらい」と答えた20代女性まで足しても20%を切っており、女性の4人に3人は毎週のようには飲み会に行ってない。
ただし、このパートで解説した内容は、「月に何回飲み会に行く彼女が異常なのか」を指し示すためではない。
結婚しているならともかく、付き合ってる彼氏の立場で「普通の人より飲み会が多いから控えてほしい」と言うのは、彼女側はもちろんのこと、彼氏側も抵抗感があるだろうし、私がここで取り上げたのも、あくまで「飲み会が多い彼女とはどんな彼女か」について共通理解を得るためだった。
この記事を通して飲み会が多い彼女への対処法を総合的観点から丁寧に解説していくので、「現実的にどうするべきか」の答えを探っていこう。
飲み会が多い彼女は、付き合う彼氏から見て「悪い彼女」「ダメな彼女」なのか
はっきり言って、飲み会が多い彼女は多かれ少なかれ「彼氏を不安にさせる彼女」「彼氏を心配させる彼女」であることに疑いの余地はない。
あらゆる常識やモラルを排除して本音ベースで考えた時、「彼女には異性がいる飲み会に行ってほしくない」と考えるのが恋愛中の男性心理であり、「どんどん飲み会に参加して男女関係なく色々な人とコミュニケーションを取ってほしい」と心の底から思える男性は少ない。
恋愛感情とは、とてもわがままな気持ちで暴走することもあるから厄介なのだ。
しかし一方で、彼女の飲み会問題については、彼女の人間関係のことを考えてあげたいし、彼女の日常の楽しみ方を尊重してあげたいと思うのも男性の本音であり、彼氏の立場だと矛盾した気持ちが同居して「考え方」が難しい。
では、飲み会が多い彼女の中で、どんな彼女なら「悪い彼女」「ダメな彼女」なのだろう?
3つ特徴があるので紹介する。
飲み会で何度も朝帰りする彼女は悪い彼女(彼女の飲み会が朝まで続くことが定期的にある)
飲み会が多い彼女の中で、特に悪い彼女だと言えるのが、「飲み会で何度も朝帰りする彼女」である。
彼女の飲み会が朝まで続くことが定期的にある場合は、基本的に彼氏の了承を得るべきで、彼氏が許してることが前提になる。
なぜなら、朝帰りすることがそれなりの頻度である場合は、彼氏から浮気を疑われるのが普通であり、夜通し遊ぶ彼女は少なくても彼氏を心配させる彼女だからだ。
もし彼女に「朝まで飲むのはやめてほしい」と言っても聞かないのなら、その行動だけをとっても「彼氏を大切にしない彼女」だと言える。むしろいつ別れ話をされてもおかしくない行動を取っている。
「注意しても朝帰りする彼女だから別れた」と聞いた時に「そんな理由で別れる?」と思う人はいない。
彼女をどこまで束縛していいかという問題は非常にナーバスな問題だけど、本命彼氏と付き合ってるなら「朝帰りはやめてほしい」と言う権利くらいはある。
最終的にはそのカップルの付き合い方に及ぶ問題だが、第三者の立場で考えても、飲み会が多い彼女の中で朝まで飲み会が続く彼女は悪い彼女(=別れるべき彼女)だと言えよう。
当然その場のノリも事情も絡むため、「1回でも朝帰りした彼女は悪い彼女」ではないけど、2回3回と増えた場合は少なくても話し合いが必要になる。
飲み会が「合コン」または「合コン状態」になっているのに自分から積極的に参加する彼女はダメな彼女
もう一つ、最悪な彼女に分類されるのが、好き好んで「合コン」または「合コン状態の飲み会」に行く彼女である。(※合コン状態の飲み会とは、公的な付き合い以外で知らない異性を複数紹介されるような飲み会)
飲み会が多い彼女と言っても、会社の付き合いだったり、取引先の人との付き合いであれば、彼氏の立場でも納得しやすいし、本音は別としても仕方ないと思える場合が多い。
しかし、知らない異性がいる行かなくてもいい飲み会に自分から積極的に参加する彼女は、彼氏が「なに出会い求めっちゃってるの?」と思うのが普通であり、恋人持ちの女性として自重するものである。
たとえば、仲間内の飲み会で「今度の飲み会○○が友達も何人か連れてくるって言ってたよ」と言われたら、「それなら私はやめとこうかな、彼氏が嫌がるだろうし」と言うイメージだ。
これも、1回でもそういう飲み会に行ったらダメな彼女というわけじゃないけど、彼氏に気を遣って飲み会の参加を判断しない彼女は、彼氏側から見てダメな彼女である。ここは立場を逆転しても同じことが言える。
彼氏に彼女の飲み会を止める権利がなかったとしても、カップルはお互いに相手の気持ちを考えて気を遣い合う関係ではあるから、出会いがある飲み会に積極的なのは付き合う相手として非常に厳しい。
彼氏に秘密で飲み会に行く彼女、彼氏に内緒にして飲み会に行く彼女はダメな彼女
彼氏に秘密で飲み会に行く彼女や、彼氏に内緒にして飲み会に行く彼女も、ダメな彼女である。最悪な彼女とまでは言えないが、信用できない彼女だ。
カップルにおいても、報告・連絡・相談のいわゆる “ホウレンソウ” は重要で、特に恋人が心配するかもしれない出来事に関しては、先回りした連絡と相談が2人の信頼関係を損ねないための必須とも言える行動になっている。
カップルの場合はホウレンソウの重要性があまり取り沙汰されないけど、その理由は「職場の上司と違って、恋人は自然にホウレンソウしたくなる相手だから」だ。
別に誰かに指摘されないでも、普通は恋人に日常の報告をするし、頻繁に連絡するし、何かあれば些細なことを含め相談する。そこには、思いやりのみならず、強い愛情があるが故の欲求すら関係している。
この前提の中、普段頻繁にLINEしてる彼女が「飲み会のことだけ連絡してこない」、または「飲み会のことを事後報告してくる」場合は、ダメな彼女だと言って良い。飲み会のことで嘘をつく彼女が最悪な彼女であることは言うまでもない。
カップルの場合は、異性と飲みに行く時は事前に報告することを(暗黙の)ルール化しているところも多いし、やっぱり人付き合いにおいては「自分がされて嫌なことは相手にしない」という基本を踏まえても、異性がいる飲み会に行くなら事前に話しておいて理解を得たいと思うのが「真摯に彼氏と付き合ってる彼女」である。
では、飲み会が多い彼女と付き合ってる彼氏は別れる判断をするべきなのだろうか?
次の見出しで解説しよう。
飲み会が多い彼女とは別れる方がいいのか
飲み会が多い彼女と付き合ってると、「不安」と「心配」を主な原因としてストレスを感じる男性が多い。
そうなると、飲み会が多い彼女に冷める場合もあって、その場合は(彼氏目線で)素行が悪い彼女と別れる判断に何一つ止めるものはない。
彼女の飲み会が原因で「付き合ってても幸せじゃない」と思う中で、「冷めた」となれば、別れるのが自然な流れだ。この際の判断には常識やモラルは関係なく、単純に冷めたから別れるのみである。
しかし、飲み会が多い彼女については、冷めるよりもストレスを抱えながら「どうしたらいいか」で悩むことの方が多く、特に彼女の飲み会以外に問題がない場合はいくら不安だろうが心配だろうが付き合い続ける男性が多い。
では、どんな彼女なら「飲み会が多いこと」をメインの理由に別れる方がいいのだろう?
3つポイントを挙げる。
飲み会が多い彼女と話し合いが成立しない場合は別れた方がいい
飲み会が多い彼女との話し合いの仕方は詳しく後述するけど、彼氏側がしっかりと工夫して冷静に意見しても話し合いすら成立しない場合は、カップルとして価値観の違いが大きすぎるため、どう頑張っても最終的に別れる末路を迎える。
どうせ別れるしかないのなら、早い決断があなたのためになるだろう。
確かに、恋人との交際中でも「浮気」しない限りお互いの自由な時間に何をしていても良いのだが、結婚してないカップルはお互いに交際を続けたいと思わないと別れることになる。付き合い始めたと言っても、交際を続けていることは何年経っても特別なことだ。
それにもかかわらず、恋人にもっと好きになってもらう努力を怠るどころか、恋人から嫌われるかもしれないことを続けるのは、「交際を続ける意思の弱さ」を象徴していて、ひいては愛情の弱さを証明している。
もし本当に好きだったら、彼氏との価値観の違いを少しは埋めようとするだろうし、2人の一致点を探すために話し合うなりして努力する。
そもそもカップルは2人の間に起こることを解決できないとストレスを与え合う関係になるため、この記事を参考に頑張ってみても2人の妥協点が見つからない場合は別れることを考えよう。
結婚を考えている男性は飲み会が多い彼女と付き合い続けるのが「時間の無駄」になる可能性が高い
もしあなたが結婚したいと思っているなら、今現在付き合ってる “飲み会が多い彼女” との交際が時間の無駄になるリスクが高い。
世の中には結婚したら変わる女性もいるのだが、一生の問題になりかねない「結婚」については、希望的観測で決断することはできず、当然ギャンブル的にするべきでもない。
飲み会が多い彼女との話し合いがうまくいけば「元々どんな価値観を持った女性なのか」は重視しなくても良いのだけど、指摘しても行動を改めず、あれこれ理由を付けて飲み会の数が減らない彼女は、価値観の違いが結婚に至らない原因となる。
ここは、飲み会が多いことだけが問題になるのではなくて、その問題を発端に「金遣いが荒い」「異性関係にルーズな対応をする」「生活スタイルが合わない」など様々な問題が絡む傾向があり、根本的な価値観の違いに発展しやすい。
ただ普通に付き合うだけなら許容できるレベルのことも多いが、「結婚相手にふさわしいか」と考えた時に複数の問題点が浮かぶ女性と男性は結婚しないので、交際の延長線上に結婚がある男性は、この記事を参考に対処法を実践した後の効果を見極め、もし改善されないなら早めに見切りをつけることをおすすめする。
どっちにしても、このタイプの男性は今の彼女と長続きしないはずだ。
飲み会が多い彼女の中でも、前述した「悪い彼女」「ダメな彼女」に該当する場合は別れる判断が正しい
改めて解説する必要はないとも思うけど、飲み会が多い彼女の中でも、前述した「悪い彼女」「ダメな彼女」に該当した場合は別れる判断が正しい。念のためまとめておくと、以下の彼女だ。
- 飲み会が原因で定期的に朝帰りする彼女
- 知らない異性が複数いる飲み会に自分から積極的に参加する彼女
- 彼氏に内緒・秘密にして飲み会に行く彼女
「彼氏がいる」とか「誰かと付き合ってる」という状態への認識はそれぞれ違いがあるから、彼氏を理由に「どんな飲み会なら自重するか」は個人差が大きいけど、上の3つのいずれかに該当し、且つ注意しても直らない彼女は、彼氏側が我慢の限界を迎えたところで別れるか、本当に浮気されるか、冷めるしか道はないかと思う。
特に付き合ってるのが辛くなったら、早めに決断するべきだろう。彼女に振られる前に自分から振りたい人もいると思うので、その場合も具体的な努力をした後に早めの決断をおすすめする。
しかしながら、ここまで何度も繰り返してきたように、飲み会が多い彼女は彼氏の行動によって変わることもある。
次の見出しでは、対処法を解説する。
飲み会が多い彼女への対処法
飲み会が多い彼女に対しては「その点をどう考えて、どう落としどころを見つけて、どう話し合いに持ち込むか」のすべてで微妙な判断が求められる。
詳しく解説していくので、一つ一つのポイントをしっかり押さえていこう。
まずは「なぜ飲み会に行くのか」彼女の気持ちを聞く
飲み会が多い彼女と一言で言っても、飲み会に参加を決める「事情」と「目的」が様々で、彼女自身「飲み会に行きたくないけど行かざるを得ない」と思ってるケースもある。
全部が全部じゃないとは思うが、そういう付き合いだけの飲み会にも参加しているだろうし、人間関係を円滑に回すために時間を投資している可能性もある。
もし彼女がそこまで積極的に行きたいと思ってない飲み会のことで彼氏に責められたら、抱えていたストレスが彼氏に向かう可能性が高いので、事情を知ると我慢できる男性もいるし、まずは彼女が飲み会に行く理由を直接本人からストレートに聞くことが対処法の一歩目だ。
「最近飲み会多くない?」と聞くだけで、「歓送迎会が続いてるだけだよ、後1回飲み会行ったらしばらくないと思う」とか「仲いい先輩が病み期で付き合ってあげてるの」など、あなたが納得できる理由が返ってくるかもしれない。
彼女のこととなると不安と不安から悪い方向にばかり考えてしまうので、彼女の飲み会が急に増えた時などは特に自分の心の中だけで考えて「思い込みで注意する」「いきなりキレる」ような彼氏にならないようにしよう。
どんな事情と目的で飲み会に行っているのか分からないと、話し合いのしようもない。
月2回の飲み会までは我慢の一択!月3回から毎週飲みに行く彼女には彼氏として自分の気持ちを伝える
少し順番が前後しているが、彼女の飲み会のことで意見するのは束縛の範疇になってくるため、基本的に彼女の飲み会頻度が月2回までなら「彼女の生活を尊重してあげる」のが彼氏の務めである。
話し合いの余地があるのは月3回以上飲み会に行く彼女で、もう少し厳しく判定するなら毎週のように飲み会に行く彼女である。
カップルの場合は、お互いの個人的な気持ちで付き合ってる以上「自分の好み」で意見しても良いのだが、常識的観点が無視されるわけではない。
「月に2回飲み会に行くくらいなら普通でしょ?」と聞かれた時に「俺は嫌なんだ」と言う主張で押し切ろうとすると「私の彼氏ってこんなに束縛する人だったんだ、なんか冷めてきた…」と思われることがある。
月3回以上飲み会に行く彼女だったら、2週間続けて金曜日に飲み会に行っていたり、週に2回飲み会に行くこともあると思うので、彼氏から待ったをかけても(常識的観点で)そこまでおかしなことじゃない。
この判断を明確にする意味でも先に彼女の平均飲み会回数を解説している経緯もあるので、「言った方がいいことと、言わない方がいいこと」はきっちり分けて考えよう。
会社や職場の付き合いで飲み会が多い彼女は、彼氏が我慢しないといけない展開になりやすい!仕事と彼氏のどっちを取るかとなれば彼女は仕事をとるしかない
飲み会が多い彼女が「仕事の付き合いで飲み会に行ってる」「職場の付き合いだから飲み会が断れない」と言う場合に関しても、基本的には彼氏が我慢しないといけないパターンだ。
このパターンでは、彼女が彼氏の要望に応えて飲み会の参加を減らすと、日常生活に支障をきたす恐れがあり、女性に限らず男性も含めて「仕事か恋人か」となってしまうと、カップルの場合は結果的にも仕事を取らざるを得ない形になる。
「本当に断れない飲み会なのか」「他の女性も飲み会に誘われたら必ず行っているのか」は精査する必要があるものの、彼女の日常に悪影響が出るかもしれない主張には慎重になろう。
ここは、あなたの要望を聞いてくれない可能性の高さより、彼女が「彼氏が重い」と思う可能性の高さを意識した注意点になっている。
飲み会が多い彼女は、重い話し合いをする前にけん制する一言を言うと、自重してくれることがある
飲み会が多い彼女については、彼氏側が我慢の限界が来たところで、感情的かつ突発的なもののも含めて「急に重い話し合いをしようとする」傾向があるのだが、その前段階で彼女の飲み会をけん制する一言を言っておくと良い。
たとえば、「今日も飲み会なんだ、ちょっと心配しちゃうな」とか「明日飲み会なの?なんか嫉妬しちゃうかも」みたいな本当に簡単な言葉で良いので、彼女の飲み会にネガティブな気持ちを持ってることを軽い雰囲気で伝える。
これだけで彼女が「彼氏が良く思ってないみたいだから飲み会を控えようかな」と思うこともある。
彼女のタイプによっては、自分が飲み会に行くことで彼氏が心配すると思ってないことがあり、特にこの傾向は「浮気する可能性がある異性がいない飲み会」で高まる。
でも実際は本当に浮気する可能性がないのではなく、「そういう雰囲気にならない」とか「付き合いが長いから心配しないでいい」など、何かの拍子にどうにかなる可能性がある相手だったりする。
こんな考えを持ってない彼女も含めて、彼氏が責める感じじゃなくて、愛情表現のように飲み会のことを指摘する場合は彼女側に自浄作用が働く場合があるので、まだ余裕がある段階で一言言っておこう。
そうすることで、「この間も少し言ったけどさ…」と思い話し合いに持ち込むきっかけも得やすくなる。
彼女の飲み会のことで注意する時の言い方
今の述べたように、彼女の飲み会のことで注意する時は、「普通の女の子はそんなに飲み会に行かない」とか「そんなに飲み会ばかり行ってて金遣い荒くない?貯金しようとか思わないの?」みたいな常識的観点からの注意の仕方ではなく、愛情を前提に注意する言い方をしよう。
「好きだから嫉妬する」「好きだから不安になる」という点を明確に彼女に自分の気持ちを伝えないと、親からの注意みたいでうざいと思われやすい。本質的にも、あなたがストレスを抱えるのは愛情を持つからこそだし、その点を曖昧にすると話し合いが真っすぐ進まない。
彼女の飲み会のことで心配になったり、不安になるのは男として恥ずかしいことだが、恋愛はその恥ずかしさをごまかした時の副作用が大きい。「好きだから」と言えばストレートに伝わるところ、それを隠すからややこしくなって喧嘩になるのだ。
もちろん、好きだからと言ったところで彼女が意見や生活の仕方を変えてくれるとは限らないし、愛情を伝えても無視される形になればショックも大きいのだけど、彼女に対して自分のために変えてほしいことがあるなら、彼女の行動を改める動機は彼氏への愛情ということになる。だったら、意見する彼氏もちゃんと愛情を伝えながら話すべきだ。
本来の意味では、彼女に好きだと言うことを恥ずかしがる男の方がかっこ悪いから、飲み会が多い彼女に「本当に俺のこと好きなの?」と思ったら、彼女から「本当に私のこと好きなの?」と思われないように、愛情を前提にした言い方で彼女に注意するようにしよう。
彼女の飲み会について注意するタイミング
とは言っても、不安や嫉妬は彼女に伝えるのが難しい気持ちで、何のきっかけもないとなかなか切り出せないものである。
そこで問題となるのが、彼女の飲み会のついて注意するタイミングだ。
彼女の気持ちを考慮しても、普通に生活しているつもりの中で急に彼氏から飲み会の頻度を注意されたら直感的にムカつく可能性も高い。
では、どのようなきっかけ・タイミングで彼女の飲み会を注意するかと言うと、以下の5つがおすすめだ。
彼女の飲み会を注意するきっかけとタイミング
- 明らかに飲み会の数が増えたタイミング
- 飲み会終わりに連絡がない時
- 彼女が酔いすぎた時(その日ではなく、次の日に話す)
- 彼女が終電を逃して朝まで飲み会に参加した時
- 彼女が事前報告なく飲み会に出席した時
彼女の飲み会頻度や、飲み会での態度について注意する時は、なるべく「私が悪かったかもしれない」と思うタイミングで指摘すると話し合いがスムーズに進む。
「そっちこそ○○じゃん!」と言い合いにならないタイミングを選ぶこともポイントだ。自分のことを棚に上げて文句を言う形になれば話し合いが成立しないのも無理はないので、自分へのツッコミどころは消すようにしよう。
1日から2日空けてから話すことになるパターンも多いと思うけど、「これはちゃんと言わないといけない」と思ったら、仕切り直しになってもそのタイミングを大事にすると良い。
話し合いの仕方についてはさらに詳しく解説したいので、見出しを分ける。
飲み会が多い彼女との話し合いの仕方
飲み会が多い彼女と話し合う際もいくつかポイントがあるので、詳しく解説する。
自分が正しいと思っても、最初から彼女を責める言い方をしない
飲み会が多い彼女に対しては、彼氏側が「彼女がおかしい」「彼女が悪い」と思いがちだが、実際は他人に迷惑さえかけてなければ彼女の自由である。
デートより飲み会を取ることが多いと言うなら話は別だが、デートの約束をしてる日以外の過ごし方は彼女が決めることである。
最初から怒っていて、責めるような言い方をする彼氏に、彼女は価値観の不一致を感じることがあるので、彼女の飲み会のことで話し合う時は「自分の個人的なお願いを聞いてもらう意識」を持とう。
もちろん彼女を敬ってした手に出ろという意味じゃないので、「俺が正しくて彼女が悪い」と考えずに、お互いの立場をフラットに見れると話し合いがうまくいきやすい。
曖昧な言い方をしないで、嫌だと思ってること、不安や心配になる内容をはっきり言って話し合う
飲み会が多い彼女と話し合う時は、恥ずかしいという理由で何を言ってるか分からないような曖昧な言い方で指摘することに注意しよう。
あなたが嫌だと思ってること、不安や心配になる内容をはっきりと言うようにして、彼女が自分の何が彼氏のストレスになってるか具体化するように話すことが重要だ。
たとえば、「付き合いもあると思うから飲み会に行くなって言いたいんじゃなくて、本当に付き合いだけなら毎回終電まで付き合うことはないんじゃない?酔って夜遅く帰るのはさすがに心配になっちゃうよ」と言う感じである。
これが「なんで俺が怒ってるかわかる?」みたいな話し方をすると、本当にめんどくさい男だと思われる。
当然、人格否定をしないことは前提だし、話し合いの議題は1つだけに絞るべきなのでで、あれもこれも一気に話さないことも基本になる。
その上で、あなたが何に怒っているのか、何にイライラしてるのか分かれば、彼女もあなたのことが好きなはずだし、彼氏の気持ちに寄り添った意見を言ってくれる(確率が上がる)。少なくても、彼氏の気持ちを無視した発言はしないはずだ。彼女の愛情を前提にした言葉を聞けるだけで安心できる人もいると思う。
私も彼女とのこういった話し合いは相手を変えながらもう数えきれないくらい経験があるから分かるけど、彼女に何か言いたい時はそれを言葉にするのがはずかしいし、彼女の反応が怖いから曖昧な表現をしたくなる。
でも、たくさんの経験をしてきて思うのは「はっきり言わなかった時ほど話し合いが失敗する」ということだ。うまく伝わらなかったり、彼女が勘違いしたりイライラして喧嘩になることもあった。
彼女の飲み会について意見すると決めたら、実際の場ではなるべく具体的にはっきり自分が思っていることを伝えよう。言葉選びはそれでも大切になってくるので、ストレートな言葉ばかリ選べという意味じゃない。趣旨が伝わるように話すことを大事にしよう。
彼女の飲み会について話す時は、LINEからでもいいが話し合いになったら会うか電話で話す
彼女の飲み会のことで話す時は、LINEをきっかけにしてもいいが、少しでも込み入った内容になったら、会うようにするかせめて電話に切り替えるようにしよう。
LINEは短い言葉のやり取りを文字によって行うため、細かなニュアンスが伝わらない。自分の心の中のメッセージと違う読み方で彼女が読むから、特に文句を言う形になる話し合いでは怒ってないのに怒ってると思われたり、ちゃんと話し合いたいと思ってるのに冷たいLINEだと思われることが本当によくある。
電話しておけばしないで済んだ誤解や喧嘩を回避するために、LINEだけで話し合わないようにしよう。
彼女の飲み会問題は、0か100かの論争ではない!お互いの妥協点や一致点を見つけよう
彼女の飲み会の頻度にしても態度にしても、彼女の飲み会問題で話し合う時は「どっちの意見が通るか」という態度で臨むのはやめよう。
カップルの話し合いはどっちかが折れることもあるのだけど、今回の問題では「彼女の問題に彼氏が口を出す形」になっているので、多くの場合で妥協点を探ったり、一致点を探る感じになる。
一方的に自分の意見に従わせるような形になると、その場は納得してくれたとしても遅効性のストレスが効いて彼女が冷める原因になったり、隠れて飲み会に行くこともあるので注意してほしい。
では、「どんなところにカップルの妥協点があるか」という点だが、私の経験では結果的に以下のようなルール作りをすることが多かった。1人の彼女と決めたルールじゃなく、複数の彼女をサンプリングしているので、ルール例として目を通しておこう。
- 異性がいる飲み会は事前報告する
- 飲み会の数をお互いに制限する(可能な範囲内でお互いに束縛する感じになったことがあった)
- 終電には帰る
- 知らない異性がいる飲み会はなるべく断る(要、話し合い)
- 飲み会が終わったら連絡する
- 飲み会が続いたら断れる飲み会を回避する
- 付き合いで飲み会に出席する際は1次会で帰る、2次会で帰る
- どんな間柄であっても飲み会中に異性とベタベタしない、2人で話し込まない
念のため繰り返しておくが、上記のルールは私がこれまでに彼女と決めたことがあるルールであって、これらをすべて守らせた彼女はいない。ある彼女とは最初のルールだけ決めて付き合ったし、ある彼女とは2番目と3番目を2人のルールにしたことがあった。その他も同じだ。
逆に少し注意しただけで「○○が嫌がるなら飲み会に行かない」と言い出した彼女もいて、私も「そこまでしないでいいよ、少し気を遣ってほしかっただけだから」と言ったけど、本当に飲み会に出るのをやめた彼女もいた。
つまり、飲み会が多い彼女との話し合いは2人のどこに落としどころを見つけるかがテーマで、お互いに気を遣い合って「これなら2人ともストレスが減って仲良く付き合えるね」と言い合えるルールを作ることが重要となる。
ルールを作らないカップルもいると思うけど、もしあなたの中で大きな問題になっているなら、「少し控えるね」と言われたところで根本的な解決はできず、交際の雰囲気も元に戻らないだろう。
暗黙の了解でうまくいかなかったという結果が出ているので、何かしらは具体的に決めた方が良いと思われる。
曖昧にして話し合いを終わらせると、結局は「相性が悪い」の一言に集約していくように思う。
一度気になった恋人の問題点は、その後にどんどん気になるようになるし、「ちょっと気を遣う」というのが、逆に「何をどこまで気を遣うか」という問題を連れてきて、ストレスがたまる場合もある。
ここはあなたと彼女の考え方や価値観を重視してほしいのだが、私の経験ではカップル内で比較的大きな問題ができた時は、具体的な改善案を出す方がその後に仲良く付き合えたので、今回のテーマ「飲み会が多い彼女」についても何らかの具体案を2人で共有する方が付き合いやすくなるかと思う。
飲み会が多い彼女が心配だけど、彼女に文句を言いたくない…!彼女は飲み会で浮気することはある?
この記事を読んだ男性の中には、色々と考えた末に「飲み会が多い彼女が心配だけど、彼女に文句を言いたくない」と思った人もいると思う。
では、彼女の飲み会の件を一方的に我慢した場合、本当に浮気されることがあるのだろうか?
また、彼氏が我慢した場合に別れる確率はどのくらいあるのだろう?
最後にこの2つの問題について言及する。
彼女が飲み会で浮気する確率は?
相模ゴム工業株式会社が行った調査によると、夫や彼氏がいる女性の浮気率は16.3%だった。
女子の6人に1人が浮気するという結果は正直言って驚きだが、この数字にはある重大な欠陥がある。
それは、「夫や彼氏とうまくいってるかどうか」である。要は、「どのような状況で浮気したのか」が考慮されてない。
詳しくは下の記事で解説しているのだが、女性は男性のように一時の過ちのような浮気が少なく、彼氏とうまくいってない状況で寂しさを原因に浮気することが多い。
この点を踏まえて「飲み会が多い彼女の浮気率」を検討すると、現実的にはとても低いい数字になる。
私の経験で言えば、彼女の飲み会で浮気された経験は1回だけで、その彼女は元々浮気しそうな彼女だった。
現実的には、カップルとしてうまくいっていて、男遊びしなそうな彼女だったら、飲み会が多い彼女でも浮気される確率は本当に低い。
彼氏が彼女の飲み会に文句を言わないで我慢した場合に別れる確率
では、彼氏が彼女の飲み会に文句を言わないで、我慢し続けた場合の別れる確率だが、これに関しては現実的に起こり得る確率になってしまっている。
その理由は以下の通りだ。
- 言いたいことが言えない関係だから(すれ違う)
- お互いに歩み寄る交際になっていないから(絆が弱い)
- お互いの価値観を話し合わないから(分かり合えない)
カップルは最初から合うものではなく、合わせていく過程で分かり合い、絆を深める。
たかが彼女の飲み会だけど、彼氏が悩んでいて不満を持っているのに何も言わないとしたら、不満が残り続けて愛情を削ることになる。その時、もしかしたら彼女は「何かあるなら言ってほしい」と思ってるかもしれない。
いま解説しているのは本質的な話で、彼女の飲み会のことについて何も言わない判断がすべて間違ってるわけじゃないけど、もしあなたの中で問題が大きくなっている場合はスルーすることが逃げになっていて、そのわだかまりが雰囲気を悪くするかもしれない。
何でも言いたいことを言うのも間違いだから難しいけど、話し合うべきことは話し合うようにすることも彼女とうまく付き合うコツである。もしいつか限界が来ると思うなら、その前に冷静に話す方が良いかもしれない。
まとめ
今回は、『彼女の飲み会が多い…心配や不安でストレスなら別れる方がいい?対処法は?』と題して、彼女の飲み会のことが気になってる男性向けに様々な疑問点を解説した。
飲み会が多い彼女と付き合ってると余計なことを考えてしまってモヤモヤするけど、この記事を参考にすればきっと現状より改善できるはずなので、タイミングや言い方に気を付けつつ、対処してみよう。
基本的には2人がうまくいっていてきちんと会えているなら飲み会きっかけで浮気されることはないので、落ち着いて対処していくことも大切だ。
感情的になるとお互いに言い合いになってしまったりするので気を付けてほしい。
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