桜の開花宣言が近づくと、片思い中の人が気になるのが「付き合う前にお花見デートに誘うのはアリかナシか」という問題である。
好きな人と桜を見に行くことに憧れる人もいるし、日本人に最も人気の花とは言え、「好きな人と花を見に行く」という響きだけでロマンティックである。
お花見デートは恋愛向きなイメージもある。
しかし、ここで問題になるのが「付き合ってない」という関係性だ。お花見は大人数のグループで行うことが多いから、好きな人をご飯に誘うことはできても、お花見に誘うのにためらう人も多いと思う。
そこで今回は、「付き合う前にお花見デートはアリかナシか」をテーマに、お花見デートの誘い方と魅力を徹底解説する。
好きな人を花見に誘いたい、
好きな人と桜を見に行きたい、
お花見を口実に好きな人とデートしたい等々、
好きな人とのお花見デートを検討している人はぜひ参考にしてほしい。
付き合う前にお花見デートはアリかナシか
まず結論から言ってしまうと、付き合ってる・付き合ってないにかかわらず、好きな人をお花見デートに誘うのは大いにアリだ。
むしろ、春デートにおすすめのデートプランになっている。
なぜ付き合ってないのにお花見デートに誘うのがアリなのか
詳しくは「お花見デートの魅力」のパートで解説するけど、なぜ付き合ってないのにお花見デートに誘うのがアリなのか、理由は主に以下5点である。
付き合う前のデートでも、好きな人をお花見デートに誘うのがアリな理由
- お花見デートは春デートの定番且つ人気のデートプランだから
- 桜の名所は意外と多く、遠出しないでも雰囲気が良いデートができる
- お花見デートはイベント系デートに属するため、ノリで誘うこともできる(他のデートプランと比較すると誘う口実に困らない)
- 花見は誘う日が特定されてないため、脈なしじゃなければ断られにくい(お祭りデートや花火デートよりスケジュール調整しやすい)
- 夜桜を見に行くのも素敵で、普段のご飯デートに付け加えると気軽に付き合う前から外デートができるから
付き合う前のデートは「どこで何をすると楽しいデートができるんだろう?」と考えてしまうけど、お花見デートであればその問題に悩まなくて済む。
3月下旬から4月上旬に好きな人をデートに誘うなら、お花見デートは付き合う前におすすめのデートプランだ。
実際、婚活パーティーなどを運営しているIBJ株式会社が自身のサービス登録者(未婚男女の20代から40代)を対象に行った調査によると「春に初デートでしたいのはどれ?」との質問に、74.4%が「桜満開のお花見デート」だと答え、圧倒的1位になっている。
2位は「遊園地デート」だが、その割合は9.3%と差は歴然だった(詳細はこちら)。
付き合ってない男性や女性をデートに誘う時は本当に細かいところが気になってウジウジ考えてしまうけど、お花見デートは本当に諸々の悩みを解決してくれるデートプランで、好きな人にアプローチ中の人はぜひ実際に誘ってみることを検討してみてほしい。
付き合う前のお花見デートは男性から誘うべきなのか:お花見デートはどっちから誘うのか問題
付き合う前のデートはお花見デートに限定せず「どっちから誘うのか」を気にするが、あなたが男性で好きな人をデートに誘いたいと思っているのであれば、自分から花見デートに誘うようにしよう。
男女の恋愛の場合、男性側は「自分がリードしてあげる」と考える方が付き合える確率が高く、女性側は「自分にアプローチしてくれる男性」に心が動きやすい。誠実に想われてる実感があったり、大切にされてる感覚もあるからだ。
女性は待ちの恋愛スタイルである確率も高いので、男性が動かないと2人の関係が発展しない可能性が高い。
「男がお花見に誘うなんて恥ずかしい…」
「俺はお花見に誘うようなキャラじゃない」
男性からこういう話をさんざん聞いてきたけど、男女のデートを男から誘う場合は、女性が喜ぶデートスポット・デートプランを考えるのが基本だから、可愛い桜を見に行くデートに誘う場合も、相手の女の子の気持ちの方を重視しよう。
春デートの圧倒的1位であるお花見デートに男性から誘わない場合、それまでアプローチしていたのであれば中途半端なアプローチになりかねないし、思わせぶりだと思われたり、「女の子から誘わせるのか」という点も問題になる。
あなたのキャラじゃなかったとしても、お花見デートに誘われた女性は良い意味で「かわいい」と思ってくれると思うので、「どっちから誘うか」に悩んだら自分から誘うことを選択しよう。
付き合う前のお花見デートは女性から誘うのがアリかナシか
一方、女性へのアドバイスだが、付き合う前のお花見デートは女性から誘うのがアリなデートスタイルになっている。
男性パートでも取り上げたけど、男性はそのキャラクターによって「2人で花を見に行こう」と誘うのに恥ずかしさを感じる。
桜を見に行くのは、お花見として一般行事化されていて人気も高いのだけど、女の子を誘うという点では色々考えてしまう男性が少なくない。彼女を誘うなら逆に誘いやすいと思うタイプが多いのだが、付き合ってない女子を花見に誘うのは抵抗感を覚える人が意外といる。
この点を拡大解釈すると、女性から誘わない場合は「お花見デートに誘ってくれない」という結果を招きかねないので、あなたが好きな人と桜を見に行きたいのであれば、自分から誘うべきだ。
好きな人をお花見に誘わない場合、他のデートプラン・デートスポットなら誘えるのかと考えてみよう。きっとお花見デートの方がまだ誘いやすいと思う。
そもそも女の子の場合は「2人で花を見に行きたい」と言った時に可愛いイメージを持たれやすい。実に女らしい誘い方で、男性目線では可愛い誘い方だ。
もし万が一スケジュールがなかったりしてお花見の誘いが断られたとしても、あなたのイメージが良くなる誘い方になるので、片思い中の女性に関しても自分からお花見デートに誘うことをお勧めしたい。
付き合ってない男性や女性をお花見デートに誘う条件:どんな関係ならお花見デートに誘ってもいい?昼と夜はどっち?
では、どんな関係性なら付き合ってない男性や女性をお花見デートに誘っても良いかだが、これに関してはハードルを高く見る必要はない。
どんな誘い方をするのか、どんな内容のお花見デートの誘いなのかの方が大事だ。
付き合う前にお花見デートに誘う条件
付き合う前にお花見デートに誘う条件は、以下の5つの内どれか1つでも該当することである。
- 1週間に1度はLINEしてる
- 2人でご飯に行ったことがある
- 2人で遊んだことがある
- ふだん顔を合わせる関係で、会えば普通に会話できる
- 5人以内の少人数の飲み会や食事会を複数している
上に挙げた項目は「どれか1つでも該当していること」が条件なので、すべて満たす必要はない。
お花見デートに誘う条件が比較的簡単なのは、「ちょっと2人で夜桜を見に行く」という選択肢があるからだ。
たとえば、仕事帰りに少しだけ桜を見に行くなら、他人から見れば立派なカップルのデートシーンだが、本人たちからすれば帰り道に寄り道しているだけである。それでもお花見している最中はデートの雰囲気ができるため、他のデートに誘うより気軽な誘い方がある分、誘うハードルは低くなる。
付き合う前に好きな人をお花見デートに誘う時は、「お昼から半日デートがしたい」「ちゃんとデートらしいデートがしたい」と思うことも多いから、そういう場合はもう少し距離を縮めてから誘う方がいいと思いがちだけど、長いデートに誘えない状況なら短いデートに誘えばいい。
好きな人と桜を見に行きたいという願望をかなえるだけなら、その方法はそこまで難しくない。
LINEの脈なしサインをチェックしたい人は下の記事を参考にしてみよう。
お花見デートは昼と夜桜どっちがおすすめ?
では、付き合ってない男性や女性をお花見デートに誘う場合は、「夜にちょっと夜桜を見に行く夜デートが恋愛的におすすめなのか」と言うと、そうじゃない。
先にそういうデートプラン例を挙げたのは、付き合う前にお花見デートに誘う条件が厳しくないことを伝えるためだった。
もし好きな人と2人でご飯に行ったことがあったり、遊んだことがあるなら、「お花見デートは昼と夜桜どっちがおすすめ?」の答えは、昼だ。
他にも、週2回以上LINEする、1週間に1度は相手からLINEがくる、1回LINEすると長く会話するなど、距離が縮まってきているサインが出ている人は、昼からお花見デートに誘う方が片思いを前に進めることができる。
付き合ってない好きな人をお花見に誘う時に、昼か夜か迷ったら(昼に誘う選択肢が選べる状況なら)昼からお花見に行こう。
特に、2回目のデートや3回目のデート、そろそろ告白を考える時期の片思いだったら、1日デート・半日デートになる「昼からのお花見デート」がおすすめだ。
付き合う前の恋愛はなるべく多くのコミュニケーションを取っていき、2人の距離を縮めたいので、理想のお花見デートは1日デートである。関係性が「付き合う直前」に近づいてきているのであれば、昼の桜と夜桜の両方見に行くデートプランさえおすすめとなる。
ただし、夜桜を見に行くデートプランが恋愛効果が低いわけじゃない。花見目的だったとしても好きな人とデートできるのは大きいし、お花見デートは実際にロマンティックなデートで、先ほど紹介したIBJの調査では「異性に2人きりでお花見に誘われたら好きになりますか?」という質問に男性の92.6%・女性の80.9%が「好きになる」または「好意を持つかもしれない」と答えている。
あくまでもお花見デートの理想や最大効果に注目した解説になっているので、そこは勘違いしないようにしよう。
お花見デートの魅力と恋愛的メリット:付き合う前に好きな人をお花見に誘うとどんなデートになる?
次に、お花見デートの魅力と恋愛的メリットを6つのポイントで解説する。
付き合う前に好きな人をお花見に誘うとどんなデートになるのか、イメージを固めることで実際に誘う勇気を持とう。
お花見デートは誘う口実やきっかけが簡単で、誘う時期は限定されてるものの、誘う日は決まってないのでスケジュール調整してくれる可能性が高い
お花見デートは、究極的に「桜が綺麗だから一緒に見に行こうよ」で誘うことができ、遊園地デートや映画デートなどと違って誘う口実やきっかけが簡単なのが魅力だ。
付き合ってない以上は「なんで2人で?」とは思われるけど、「どうして花見?」の答えが「桜が綺麗だから」「桜は今の時期しか見れないから(すぐに散るから)」などと直感的に浮かぶため、誘うこと自体にハードルがある付き合う前の男女のデートに向いている。
その期間限定なところは花見デートのデメリットでもあるけれど、お祭りデートや花火デートと比較すると「2人でスケジュールを合わせやすい」ので、断られる確率が低いというメリットもある。
片思いしてる好きな人にはいずれかのタイミングでご飯なりデートなりに誘うことになるけど、お花見デートの誘いはその他のデートと比較して誘いやすいため、チャレンジするなら桜が咲いてる時期を大切にしよう。
お花見デートに誘うと丁度いい好きアピールができる
お花見は2人でするよりもみんなですることの方が多く、いくら桜が綺麗だからと言って「どうでもいい異性と2人で一緒に桜を見たいか」と言えば、積極的な意味では答えがNOとなる。
桜のように綺麗なもの関しては、異性と2人なら好きな人か気になる人がいい。友達と遊ぶならもっと違うことがしたいと思うだろう。
この前提があるため、あなたから好きな人とお花見に誘うと、「一緒に桜が見たいと思った」という点でやんわり好きアピールでき、お花見デートに誘われた相手は「みんなじゃなくて2人でお花見に行くってどういうつもりなんだろう?お花見だと普通に遊ぶって感じでもないし…」とあなたのお花見のデートの誘いの意味を考える。
こういうアピールは恋愛経験が少ない人ほどストレートなアピールだと思う人が多いが、お花見に誘う程度であれば口説くように「かっこいい」「かわいい」と言うよりむしろ好きアピールは弱い。
誘い方の方法とニュアンスで好きアピールの強度はいくらでも調整できるから、友達っぽく誘えば恋愛の意味が薄まり、好きな人の印象ははやんわり好意を感じる程度だ。好意を匂わせる感覚に近い。
付き合う前のデートの誘いは好意の伝わり方が気になって仕方ないが、お花見デートの誘いは本当に恋愛的バランスが良いのが魅力だ。
私の場合は、お花見する季節に片思い中の好きな人がいたら、ほぼ100%誘ってきた。そのくらい優秀な付き合う前のアプローチだと思っている。
お花見デートは開花から散るまでいつ誘ってもその時々の美しさが恋愛の雰囲気を高めてくれる
お花見デートの最大の魅力と言うべきかもしれないけど、やっぱり桜の花は人に感動を与えるほど美しくて、好きな人と2人で行けば恋愛の雰囲気を高めてくれる役割も果たしてくれる。
冬のイルミネーションデートも素敵だが、春のお花見デートもそれに負けず劣らず素敵だ。
特に桜は咲く時期が短いこともあって、その儚さが美しさを際立てるのだが、だからこそ開花から散るまで様々に表情を変えていき、いつ誘ってもその時々の美しさが2人のデートの雰囲気を高める。
桜の儚さは2人の関係の儚さとも重なって、好きな人と桜を見ていると “2人の時期” が終わる前に告白しようと思う人もいるだろう。
もしかしたら好きな人も同じように「こんな関係がいつまで続くんだろう?」と思ってるかもしれない。
確かに満開の桜の下でお花見デートするのがベストなのだとは思うけど、付き合ってない好きな人をお花見に誘う時はベストタイミングで誘うのに気が引ける人も多いと思う。
でも、開花の時期にお花見デートすれば「今年の初めてのお花見を一緒にできる」という点が魅力になるし、散り始めた時期にお花見デートすれば「綺麗な桜吹雪の中でデートできる」のがメリットになる。
私は色々と事情があって桜が散った後でお花見デートしようとしたこともあったのだけど、それはそれで素敵だった。やっぱり、日本人の心に桜は特別な存在で、極端に言えば咲く前から散った後まで我々の心を引く。
お花見デートは思い出に残るデートになるのも魅力だから、ぜひ好きな人を誘ってみてほしい。
お花見デートは人気スポットに行くと好きな人とお祭り気分を味わえるから序盤からテンションが高いデートが可能
付き合ってない男性や女性とのデートは、特に序盤で緊張する人がほとんどだ。デートじゃなければ普通に会話できるのに、デートとなるとお互いに構えてしまい、いつもの雰囲気じゃいられないこともしばしばである。
しかし、お花見デートであれば、人気スポットを選ぶことで屋台が出ていたり、人が大勢いてガヤガヤしていたりと、付き合う前のデートの緊張を和らげてくれる材料がたくさんある。
しかも、桜そのものもテンションを上げてくれる効果が高く、株式会社ADDIXが行った調査によると、桜を思い浮かべた時にうきうきすると答えた割合が51.7%、ワクワクすると答えた割合が40%に上っている。実際に桜を見ればテンションが上がる割合がさらに上がるのは容易に想像できるだろう。
この「テンションが上がる効果」を狙って付き合う前のデートはテーマパークデートが人気になっている部分もあるのだが、桜のお花見デートもテンションの種類こそ違うけれどデートの最初から盛り上がりやすいデートだから初心者向きだと言って良い。
待ち合わせで緊張しても、桜を見た瞬間に2人のテンションは上がる。そこから楽しい会話が始まる。そんなデートも付き合う前の初々しさがあって素敵である。
お花見デートは遠出しないでも素敵な雰囲気のデートができる
付き合う前のデートは気軽にOKできる場所に誘うのが断られないコツだが、お花見デートはそこまで遠出しないでも素敵な雰囲気でデートできる場所がたくさんあり、断られにくい誘い方が可能だ。
もちろん桜の名所100選に選ばれるような場所でお花見デートするのも良いのだが、大がかりなデートになると誘われた方が構えてしまうこともあり、特に初デートや2回目のデートはもう少し気軽な雰囲気で誘いたいと思うことが多いと思う。
でも、かと言って近場でデートスポットを探すとなかなか盛り上がるイメージが沸かない。付き合う前のデートは本当にあらゆる意味でバランスが難しい。
しかし、お花見デートであればそこまで遠出しないでも人気になっているお花見スポットがあって、気軽に行ける範囲で好きな人をデートに誘える。
難しいバランス問題が一気に解決するほど単純じゃないけど、「ちょっと○○に寄って行かない?」でもお花見に誘うこと自体は可能だから、付き合う前の恋愛では使い勝手が良い。
お花見デートは「お弁当を作る」ことで女子力アピールができる!男子は好きな人の手料理が食べれるかも
お花見と言えばお弁当だが、カップルのお花見デートではお弁当を作る彼女もたくさんいて、さらに楽しいお花見デートにするのに良いきっかけになっている。
彼氏からお弁当を頼まれたからお弁当を作ったという彼女も多いから、付き合う前の男女の場合は色々と考えてしまうし、相手の意向を確かめるのに躊躇することもあって自作のお弁当を持っていく機会自体は少ないものの、お花見デートは「お弁当を作る」ことで女子力アピールができる選択肢があるのは、料理ができる女子には大きなメリットである。
もし頑張ってみたいなら、事前に「お花見の日お弁当作ろうかな?やっぱり買った方がいいかな?」と軽く探りを入れてみると良い。
好きでもない人にお弁当を作る女性はほとんどいないから、好意のアピールと自分の魅力アピールの両面で好きな人にアピールでき、お花見デートを盛り上げる要素になることも嬉しいメリットである。
お弁当と言っても、それを食事のメインにするかどうかは選ぶことができる。たとえば、ちょっとつまめるように唐揚げを作って行ったり、私の経験では付き合う前のお花見デートでお菓子(スイーツ)を作ってきてくれた女の子が複数いた。美味しくて感動したし、わざわざ作ってくれたのが嬉しかったし、2人で食べながら楽しい会話の話題にもつながった。
男子としても、付き合う前から好きな人の手料理が食べれるかもしれないデートになるのは非常に魅力的で、2人の関係性や相手のキャラクターによっては頼むのもナシではない。
もし好きな人がお弁当を作ってくれたら、思い切りリアクションしてあげよう。あなたのために頑張ってくれたのだから、その反応の仕方で喜んでもらいたい。ここでシャイになってしまう男子は絶対にモテないから、がっかりさせないリアクションは必須だ。
以上、お花見デートの魅力とメリットについて解説したところで、次はいよいよ「お花見デートの誘い方」を解説する。
付き合う前のお花見デートの誘い方(LINE)
ここでは、「付き合う前のお花見デートの誘い方」を具体的に解説していく。
少しでも断られる確率を下げられるように、すべてのポイントをしっかり理解して、OKがもらえる誘い方をしてみよう。
お花見デートの誘い方の会話例:お花見デートに誘うなら、最初に春を話題をして桜に繋げて、事前に聞くべきことを聞いて誘う
お花見デートは桜を見に行くというちょっと特殊なデートだし、デートに誘う口実にしたいので、「遊びに行こう」や「暇な日ない?」という誘い方をしないで、最初に「春」の話題を出してから「桜」に繋げ、最終的には「一緒に桜見に行かない?」と目的を明確にした誘い方をしよう。
特に恋愛的視点では、2人で桜を見に行くという点を少しでも好きな人に考えさせたい。「遊びに行く先が公園」というより「2人でお花見する」という誘い方に寄せる方が相手に意識させる効果が高い。
たとえば、以下のようなイメージだ。付き合う前のお花見デートの会話例として参考にしてほしい。
女:「ね!この季節って着る服迷うよ」
男:「わかる!昼と夜で気温変わりすぎだよね」
女:「日によっても違うしね!天気予報見ないと大変なことになる笑」
男:「うんうん、でも春って言えば桜だよね、○○ちゃんはお花見いくの?」
女:「まだ誘われてないけど毎年お花見してるグループがあるから行くと思うよ」
男:「そうなんだ?○○ちゃんはお花見って何回も行くのアリ派?」
女:「3回行く年もあるくらいだから普通にアリだよ」
男:「それならさ、もし良かったらでいいんだけど、○○の桜がめっちゃ綺麗だって聞いたから一緒に行かない?1回行ってみたいんだよね」
女:「○○の桜きれいなの?私も行ってみたいかも」
男:「ほんとに?俺も行ったことないから、そんなに遠くないし、行ってみようよ」
女:「うん!いいよ!」
男:「ありがとう!それじゃ○○日か○○日はどうかな?」
女:「○○日なら大丈夫そう!」
この会話例では、「春」を最初の話題のテーマにして「桜」に繋げて、「お花見デート」に誘う流れを作っている。
「1回行ってみたい」というセリフでアプローチ色をやや削っているが、誘う前に確認したいことを聞き出しているのがポイントで、且つストレートなお花見デートの誘い方をしているのもポイントになっている。
LINEでお花見に誘う時は一気に本題から入って誘う人も多いと思うけど、好きな人の花見の予定や、毎年どのくらい花見に行ってるか質問しておくと、「花見が好きかどうか」や「自分とお花見デートしてくれる確率」がちょっと見えることがあるので、できたら会話中に誘いたい。
例はあくまでも例だけど、緑枠内の会話を参考に好きな人をお花見に誘ってみよう。ポイントがまだあるのでさらに詳しく解説していく。
お花見デートの誘い方は「行く場所」も一緒に提案した方がOKしてくれる確率が高い:お花見デートの場所の選び方
紹介した会話例では、お花見デートに誘う際に具体的な場所を明らかにして誘っているのだが、お花見デートの誘い方は、2人で行く場所を一緒に提案した方がOKしてくれる確率が高い。
魅力的なお花見スポットを選んで誘うと、相手はその誘いの全ぼうが分かるので、不安なくOKできる。人は誘いを受けると「何に誘われたのか」「何をするのか」「どこに行くのか」など、疑問点を検討してOKかNGか判断するため、中途半端な誘いの方が断りやすい。「よくわかんないからいいや」「なんかめんどくさいから断ろう」と思いやすいのである。
スケジュールだけは幅を持たせた誘い方をする方がいいのだが、お花見デートに誘う際は「お花見に行かない?」より「○○にお花見行かない?」と、その場所の魅力に触れつつ聞くような誘い方をしよう。
お花見デートのプランの決め方:初めてのデートだったらご飯のついでに花見に行くプランがおすすめ
ここは既に解説済みだけど、お花見デートのプランに関しては、基本的に「昼からお花見する予定」で誘い、半日デートをするのが理想だ。好きな人と夜桜を見に行きたい場合は3時や4時の待ち合わせを検討したい。
付き合う前のデートは誘う口実に悩むので、特に少しでも脈ありの雰囲気を感じている人や、2回目・3回目のデートの人は、夜集合のお花見デートの誘い方がナシではないものの、推奨はしない。
ご飯デートが主になっているなら、お花見デートは昼から遊びに行くデートにし、現状の流れにアクセントを付けよう。
一方で、初めてのデートだったり、まだ脈ありの雰囲気がない場合は、ご飯デートのついでに夜桜を見に行くプランがおすすめだ。
このパターンでは、お花見デートするつもりなのを事前に言わないで、普通に食事に誘う。そして、その食事中に「この後ちょっとだけ○○に寄ってみない?桜がめっちゃ綺麗だから見に行こうよ」とプチお花見デートに誘う。
ご飯の誘いは遊びに行く誘いより気軽で断られにくいので、初めて誘うなら食事の誘いからお花見デートに繋げるのがおすすめだ。
ご飯だけだったら友達とも普通にあることだけど、そこからお花見デートに発展させると少しだけど2人で遊んだ感が生まれ、次のデートの誘いでは普通のデートに誘える流れができることがある。
上の記事でも解説している通り、ご飯デートは「デートなのか」という点が微妙に感じる人も多いから、桜が咲いてる時期は食事の後に少し寄り道して帰るとデート感が出る。
あなたの状況によってお花見デートの誘い方を変えて、2人の関係性を発展させていこう。
花見は他の人と行く予定になってることも多いので、早めに誘い、一緒に行く候補の日を何日間か複数提示する
前述した会話例でも登場している通り、花見は他の人と行く予定になってることも多い。
ただ、時期が短いとはいえ、2023年のお花見の全国平均回数は1人3.1回となっており、早めに誘うことさえできれば、あなたの誘いが「他の人と行くから」という理由で断られる確率は低い(ソースはこちら)。もし断られるとしたら、脈なしだからだ。
そのため、早めに誘うのがお花見デートの誘いを断られないコツで、他の誘いと被っても対応できるように一緒に行く候補の日は何日間か複数提示するのもポイントだ。
好きな人をお花見に誘うなら、競合する誘いがあることを前提に誘うようにしよう。誘うか誘わないか悩む期間が長くなると好きな人の予定が埋まることも想定されるので、決断自体も早い方がいい。
どうしても好きな人をお花見デートに誘えない場合は、帰り道で一緒になるタイミングを活かす
ここまでを読んでも、どうしても好きな人をお花見デートに誘えないと思った人は、帰り道で偶然一緒になったタイミングなら誘えるかもしれない。
基本的に、片思い中はダメ元の誘いをかけるのは2人の関係性を考えた時にあまり良い戦略ではなく、断られる確率が高い場合は距離を縮めるアプローチをしていくべきなのだが、相手の脈と無関係に好きな人を誘うことができない人は、「急な誘い」という”断られて当たり前のシチュエーション” で誘う方がまだ声をかけやすい。
自分に言い訳できるからだ。「今日はちょっと…」と言われても、「そうだよね、急にごめんね」で逃げられる。
好きな人を誘えない人がお花見以外の他の口実で誘えるかというとかなり疑問符がつくので、もし脈なし以外の理由で花見に誘えない場合は好きな人と帰りが一緒になったタイミングで少し寄り道する提案をしてみよう。もし成功すれば、それをきっかけにご飯に誘ったり、遊びに誘うことができるかもしれないし、LINE上の距離も縮まるかもしれない。
女性は下の記事も参考にしてほしい。
まとめ
今回は、付き合う前にお花見デートはアリかナシかを解説し、お花見デートの誘い方と魅力について解説した。
お花見デートは春デートの人気ナンバー1デートで、桜の季節がそのまま誘う口実になるから、付き合う前のデートの誘いにおすすめだ。
デートプランにも幅があって、半日デートも夜桜デートも素敵なので、自分たちの関係性に合わせて誘い方が工夫できる点も片思いと相性が良い。
春はウキウキする季節である。きっと楽しいデートができると思うから、好きな人とお花見デートしてみよう。
付き合う前のデートの誘いは微妙な反応をされることもあるので、下の記事を読んでおくと安心だ。
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