好きな人や彼氏から元カノの話をされたら、女性は複雑な気持ちになるものだ。
「まだ未練が残ってるの?」
「何で元カノの話をするの?」
「元カノを褒める彼氏とは別れるべき?」
元カノの話をする男性心理や理由を知りたいなら、ぜひこの記事を読んでみてほしい。
今回は、付き合う前の好きな人が元カノの話をする場合と、彼氏が元カノの話をする場合の両方をテーマに、元カノの話をする男性心理と理由から対処法まで徹底解説する。
付き合う前と付き合った後とでは、元カノの話をする意味と対処法に違いがあるため、あなたの状況に合った部分を参考にしてみよう。
元カノの話をしてくる男性への女性評価
まず、元カノの話をしてくる男性が女性目線でどう思われてるのか整理する。
彼氏から元カノの話をされるのが嫌だと思う女性の割合は6割弱
小学館が運営するサイトが行った調査によると、彼氏から元カノの話をされるのがナシだと答えた女性の割合が57.9%だった。
「元カノの話をされても平気」「元カノの話をしてきても気にしない」という女性の割合は42.1%だったので、彼氏の元カノの話に何らかのストレスを覚える女性が多数派となっていることが分かる。
付き合ってない好きな人から元カノの話をされたら女性はどう思うのか
彼氏から元カノの話をされたらムカつく女性も、付き合う前の好きな人から元カノの話をされたら意外と興味津々に聞いてしまうタイプが少なくない。
もちろん複雑な気持ちになるし、「気になるけどムカつく」「どういうつもりで元カノの話をしてくるのか知りたい」「嫉妬してしまう」などの心理も抱えるのだけど、20人以上の女性と付き合ってきて、その倍以上の女性と付き合うか付き合わないかまで行った私の経験を踏まえると、付き合う前の好きな人の元カノの話は、女性にとって興味の対象であることがはっきりしている。
少し元カノの話をされた程度であれば、「好きな人のことを知ることができた」「どんな女の子が好みかわかった気がする」などの気持ちも持つのが女性心理だ。元カノの話も恋愛話の一部なので、ポジティブな感想を持たないまでも「心を開いてくれたのかもしれない」と思う女性がいる。
しかし一方で、頻繁に元カノの話をする男性や、元カノの話が長い男性は女性から非常に不評で、「頻度」と「程度」の問題は大きいと感じてきた。
この記事は女性向けに書いていくが、男性は恋愛対象の女性に元カノの話をする時に、調子に乗ってベラベラしゃべらないことと、何かにつけて元カノの話をすることに注意しないと、どんな理由で元カノの話をするにしても女性から低評価なので気を付けよう。
付き合う前の「好きな人」が元カノの話をする男性心理と理由
好きな人が元カノの話をする時は、脈ありの意味と脈なしの意味の両方がある。
元カノの話をされたらショックを受けることもあると思うけど、きちんと男性心理を理解してみよう。
未練があるから元カノの話をする
好きな人が元カノの話をする時は、「どのくらいの時間、元カノの話をするか」という “量” で男性心理が見抜けることがある。
たとえば、質問してないのに元カノの話をずっとしている…とか、元カノの話題から話を変えようとしているのにしつこい…など、好きな人が元カノの話をある程度の時間を使って語る感じになると、心理には「未練」が疑われる状態だ。
元カノの話が長いと、彼の発言から元カノへの未練がどのくらい残っているか見抜くこともできそうだが、実際はプライドの問題があってそこまでわかりやすくはない。男性心理には未練が残ってる元カノのことほど語りたくなるところがあるので、そちらで見抜く方がより正解に近づけるだろう。
ちょろっと元カノの話題になる場合は未練が理由ではないけど、何かのきっかけで元カノの話題になった時に(聞いてもないのに)ダラダラ元カノの話を続ける男性は、話の内容とは無関係に未練が残っている可能性が高い。
「男が元カノの話をするときは未練が少しでも残ってる状態だ」と考えるのは間違いなので、きちんと心理分析しよう。
元カノの話をすることで脈なしサインを送る男性心理:女性からアプローチしていた場合は諦めさせるためにわざと元カノの話をすることがある
好きな人に強めにアプローチしていた場合は、元カノの話をされたことが脈なしを確定させることがあるので覚えておこう。
他に複数の脈なしサインが出ていることが条件だが、男性はわざと元カノの話をすることで「未練が残っている=元カノがまだ好き」という気持ちを伝えることがある。
この場合は、わかりやすく元カノに未練があることを匂わせてきたり、元カノを褒める(ポジティブに元カノを語る)のが特徴で、「元カノと別れたのは自分のせい」と反省の気持ちを語ったり、「別れてから好きな人ができない」と傷心アピールをしてくることもある。
元カノの話をする男性心理は慎重に見極める必要があるが、脈なしサインが出ている中で「元カノに未練があるアピールをされた場合」は諦めてほしいサインになってることがあるから注意しよう。
相手女性を意識してないから元カノの話が気軽にできる
男性心理では、意識してない女性にほど気軽に元カノの話ができる面がある。
付き合う前に自分が好きな女子に元カノの話をする男性も少なくないから解説が難しいのだけど、元カノのことを話す時に女性側が「私のことを全然気にしてない」と思うような時は、本当に何にも気にしてないことが多く、男性が意識してる女性以上の女性に元カノの話をする時は何らかのフォローを入れながら話すのが一般的だ。
たとえば、「もう昔の話だけどね(過去感の強調)」「戻りたいとは思わないけどさ(ストレートな未練の否定)」などがそれに当たる。
男性が元カノを思い出した時にそのまま元カノの話をする判断は、「相手を選んでない」ということはなく、「○○なら話してもいいか」と思うことは条件だ。恋愛感情を持ってない女友達に元カノの話をする男性は、心理的に「仲が良い」と思ってるのが特徴で、細かい話までしてくるなら一定のラインまで信頼関係はできている。
しかし、女として見ているかと言えばそうではなく、女子が恋バナ好きだということもあって、男性が元カノの話をする時は男友達より女友達の方が多いという傾向もみられる。
笑い話の一環で、屈託ない感じで元カノの話をされたら意識されてないサインになることがあるので、何度か確認されたら「女として見てないから元カノの話をするんだ」と判断しよう。
過去の恋愛を語ることで自分を理解してほしい男性心理
好きな人が元カノの話をする時は、 “真剣度” にも注目するべきだ。
男性心理では、好きな人に自分のことを知ってほしい心理になることがあるため、過去の恋愛を詳しく話すことで一部自分のアピールの意味を込めながら、自分をわかってもらうために元カノの話をすることがある。
女性心理では「何で元カノの話を聞かされるの?」とイライラするような時もあるけど、真剣な雰囲気で元カノとのことを話す時は、(良いことか悪いことかは別にして)脈ありの時だ。
たとえば、「元カノに浮気された話→次に付き合う人は浮気しない女性がいい」とか「元カノが感情的な女だった→次の彼女は穏やかな人がいい」などの話の展開があれば、元カノの話をする意味が「今の自分の恋愛観を理解してほしい」という気持ちである可能性が高い。
好きな人が元カノの話をする時は、その話だけで終わるのか、「どう思う?」「○○ちゃんはどうなの?」など質問を受けるのかで違い、さらに一般的な女性意見を聞いてくるのか、それとも自分に色々聞いてくるのかでも意味が違ってくる。
脈ありの心理で元カノの話をしてくる男性の特徴
- 元カノの話をした後に相手女性の意見を求める
- その質問が「一般的な女性の意見を聞く」という趣旨ではなく「○○ちゃんはどう思う?」「○○ちゃんも△△する?」と個人的な価値観や恋愛観を聞いてくる
好きな人に元カノの話をされたら脈なしだと思わずに、「どんなつもりで元カノの話をしているのか」という点をぜひチェックしてほしい。
元カノの話でモテる自分をアピールする男性心理
あなたの好きな人が女心が分からないタイプだったり、少年ぽいところがあるタイプだったら、元カノの話をする理由が「モテるアピール」になってることもある。
たとえば、複数の元カノの話題を出して元カノの人数を自慢するような感じだったり、ある元カノを「美人だった」とか「可愛かった」と褒めるパターンでは、男性心理の中に「こんなに俺はモテるんだ」とか「俺は美人(可愛い女子)と付き合えるだけの男なんだ」とアピールしたい心理が見える。
付き合う前の男性から元カノの話をされる時は、話し方から「自慢されてる可能性」を考えてみると、意外に男性心理のガキっぽさが出ているだけで悪気はなく、実はあなたへのアピールだったということもある。
見方を変えるとこんな男子は地雷だと思うのだけど、男性心理は好きな人にアピールしたい気持ちになったら女性心理を無視して暴走することもあるので、恋愛下手な男性を好きになった時は、元カノの話をすることで何を伝えているのか、一瞬でもそんな視点で考えてみると良いだろう。
元カノの話をすることで嫉妬させようとしている
元カノの話をしてくる男性は悪気がないパターンの方が多いのだけど、わざと元カノの話をする時は「嫉妬させたい」という心理がよく絡む。
相手が付き合ってない好きな人だったら “喜ぶべきパターン” に該当するわけだけど、相手に悪気があるだけに、話し方が悪かったり、反応を見ながら話をされてムカつく経験をしている女性は少なくない。
ただ、多くの男性は何のきっかけもなく元カノの話をして嫉妬させようとすることはなくて、ほとんどの場合で具体的な原因がある。たとえば、「好きな人が元彼の話をしてきた」とか「恋愛に関する思い出話をしてきた」などがあるあるだ。
付き合う前の恋愛は、思いがけず相手を嫉妬させてしまった時に “嫉妬のさせ合い” に発展することがあって、意地を張り合うことがよくある。
もし自分きっかけで男性が元カノの話をしてきた時は、少し余裕をもって「嫉妬したから私にも嫉妬させようとして元カノのことを話してきたのかな?」と考えてみよう。脈ありサインだと思えば、冷静に対処できるはずだ。
嫉妬のさせ合いは好き同士、もしくは気になってる同士だから起こるのだけど、対処の仕方を間違えると2人の間にわだかまりが生まれる原因になるので気を付けてほしい。
【例外的な理由】相手女性が元カノのことを聞いてくるから話してるだけ
最後に1つだけ例外的な理由について触れておく。
もし女性が自分から男性に元カノのことを聞いてる場合は、彼が元カノの話をしてくる理由が「質問に答えているだけ」「元カノのことを聞いてくるから時々話してるだけ」ということがある。
すごく当たり前の話をしているのは私も分かっているのだけど、なぜこんな話をするかと言うと、女性側が無意識に元カノの話をさせようと仕向けていることに気づいてないケースをこれまでたくさん見てきたからだ。
たとえば、ディズニーに2人で行った時に「前は誰と来たの?」と聞いたり、バレンタインの時に「去年はチョコくれた子いたの?」などと聞くような時、女性側は元カノの話を聞いたつもりがないのに、男性側が元カノのことを聞かれたと思うケースがある。
その他にも、内心で元カノのことが気になってる女性が、ストレートに元カノのことを聞いているのに「あっちから元カノのことを話してきた」と思ってるケースもあって、そこまで数は多くないものの因果関係がおかしくなってる話も何度も聞いてきた。
また、1度元カノのことを聞いたことがきっかけで男性側が「この子には元カノの話をしてもいい」と思ってしまって、その後にちょくちょく元カノの話をされるようになってしまった女性もいて、このポイントで解説している内容は例外でありながら複数のパターンが存在する。
自覚できてない女性が一定数いるから敢えて解説しているのだけど、好きな人が元カノの話をしてくるようになったら「自分きっかけ」の場合もあるので頭の片隅に置いておこう。
このパターンであれば、脈あり・脈なし無関係に元カノの話をしてるので、深読みしても心理が見えない。
彼氏が元カノの話をしてくる心理と理由
次に、彼氏が元カノの話をしてくる心理と理由について解説する。
元カノの話をする男性心理や理由は付き合う前と後で重複している部分もあるけど、ここでは「付き合った後だけ」に限定してポイントを解説する。
元カノのことが忘れられないから彼女に元カノの話をしてしまう
頻繁に元カノの話をする彼氏は、元カノが忘れられない心理でちょくちょく元カノの話をしてきている可能性がある。
男性は女性より昔付き合っていた人を忘れられない(積極的に忘れようとしない)人が多いのだけど、ある程度の恋愛経験があれば「今カノに元カノの話をしない方がいい」くらいの知識は持っているもので、それでも頻繁に元カノの話をしてくるということは、彼氏の心に元カノがいるということだ。
ただし、だからと言って元カノに未練たらたらで、今カノが元カノの代わりだと思っているかと言うとそんなことはなく、元カノはあくまでも思い出枠にいるだけで「まだ好きだから元カノの話をしてしまう」という男性は割合にして1割程度しかいない。
なぜそんなことが言えるかと言うと、本当に元カノに強い未練が残っているなら、彼女に元カノの話ができない男性の方が圧倒的に多いから。まともな男性は、まだ元カノが好きだったら新しい彼女を作らないし、いま付き合ってる女性に好きな人の話はしない。話が出るということは、言える範囲の気持ちしかないということだ。
どちらかと言えば、「聞いても前付き合っていた人の話をしたがらない」「特定の元カノの話だけ避ける」場合の方がヤバイ。
元カノを忘れらないだけで十分に彼女は傷つくし、しんどい気持ちになるけれど、いくつもの歌で “忘れられない人” がテーマになっているように、そういう人が1人くらいいるのは “自然なこと” の範疇である。
もしあなたの彼氏に忘れられない人がいるなら、対処法については交際期間と愛情の強さの両面で「自分が元カノを超える」しかないのだが、もし元カノの話をされるのが嫌だと思ったら違う対処法があるので後で解説する。
最初にきつい方の理由を取り上げたが、元カノのことを何とも思ってないパターンも複数あるので解説していこう。
隠し事なしで付き合ってるから元カノの話をする(彼女が元カノの話に傷つくと思ってない)
普通に仲良く付き合ってる状態で、「たまに元カノの話題が出る」程度の男性は、「隠し事なしで付き合ってるから元カノの話をすることがあるだけ」で、元カノのことを何とも思ってないケースが多い。
カップルは交際中に前カノの話(前に付き合っていた人の話)が出るのに自然なタイミングが多々あるし、別れてからしばらく経つ元カノについても同じだ。たとえば、「去年の誕生日は何をしていたか(誰と過ごしたか)」とか「○○に行ったことがあるか(誰と行ったのか)」などの話に元カノが絡んでいる場合、男性側は嘘をついて元カノとの思い出を隠すかどうかの判断が微妙になる。
恐らく何のわだかまりも覚えないなら、素直に元カノの話をするだろう。嘘をつく方が罪悪感を覚えそうなシチュエーションだ。
こういうケース以外に、元カノの話をしてくる彼氏は何の脈略もない状況で急に元カノの話をすることもあるけれど、サラっとした話で終わって頻度も高くないようなら、彼の中では元カノの話をするきっかけが何かあって話題を出してしまっただけで、深い意味はないと思われる。
先ほどは、「普通の男性は今カノに元カノの話をしないようにする」という趣旨で解説したが、彼女が元カノの話に傷つくと思ってない男性はそこまで少数派ではない。
女心が分からないと言うか、デリカシーがないと言うか、そういう男性が彼女に隠し事なしで付き合ってると、あるきっかけで元カノのことが頭に浮かんだ時にそのまま話題にしてしまうことがある。
悪気がないから余計にタチが悪いと思う女性もいるとは思うが、言わない方がいいことまで何でも話してしまう男性は彼女に嘘がつけないタイプなので、女性側が彼の人となりを受け入れてあげることができるとイメージが変わる。
元カノを褒めることで今の彼女に自分の要望を伝えている
もしあなたの彼氏が元カノの話をしてくる時に「褒める」場合は、あなたに自分の要望を伝えたくて話してきている可能性がある。
元カノと比較されたら最悪な気分になるけれど、「もう少し気遣いができる女の子になってほしい」「もうちょっと自分磨きに頑張ってほしい」と思うと、男性はストレートに言わずに「元カノはこんなことをしてくれた」「元カノはスタイルが良かった(可愛かった)」と言う場合がある。
いわゆる “嫉妬心を煽るやり方” なので受ける印象は最悪なのだけど、ここも悪気がなく行う男性がいて、自分の彼女に「もっと俺好みの女になってほしい」と思っていたり、単純に「もっと好きになりたい」と思っていたりすることがあるため、頻度と程度問題がポイントになってくる。
たとえば、喧嘩した時に「元カノとはこんなことでもめなかった、もうちょっと穏やかになってくれないと一緒にいてしんどい」と言われたなら、「なんで元カノの話をしてくるの!いま元カノのことは関係ないでしょ」と感情的に思ってしまうけど、彼氏が本当に言いたかったことは「すぐに感情的になるところを直してほしい」と言う気持ちであり、(間違っているけど)具体例を出して反省させようとしたのかもしれない。
元カノの話をしてくる時に「褒める」場合は、確かに「元カノの方が良かった」と思ってる場合もあるけれど、「総合的にどっちが素敵な女性だと思ってるか」という視点では今カノが勝っていることの方がずっと多いし、ある意図をもって元カノのことを褒めることがあるので、彼氏側に大きな問題がありつつも、彼女側は冷静に受け止めたい。
彼女が元彼の話をするから、自分も元カノの話をする
もし彼女から元彼の話をしているなら、彼氏が元カノの話をするのは以下の理由と心理である。
- 彼女の元彼の話に嫉妬するから対抗策として自分も元カノの話をする
- お互い過去の恋愛を語ることで分かり合えると思っている
彼女の元彼の話に嫉妬した男性は、自分も元カノの話をすることで受けたストレスを解消しようとすることがある。
あなたの元彼の話に、彼氏が対抗するように元カノの話を被せてくる時は、攻撃的な心理で元カノの話をしてきたのかもしれない。
ただし、箇条書きの2つ目で示した通り、彼女が元彼の話をしたから自分も元カノの話をするパターンはポジティブな心理で為されることもあり、「彼女が自己開示してくれたから、何でも話せる関係になりたくて自分も過去の恋愛を語る」というケースもよくあることだ。
この場合は、お互いに穏やかな会話になり、表情も柔らかいのが特徴だ。少し嫉妬も関係してくるものの、本当にお互いを分かり合える会話になることがある。
会話の雰囲気から彼氏がネガティブな心理で元カノの話をしてきてるのか、それともポジティブな心理で元カノの話をしたのかは見抜けるので、あなたから元彼の話をした時の彼の反応については両方の可能性を踏まえて心理分析しよう。
元カノとの思い出の場所に行くと、相手が彼女なのに元カノの話をしたくなる
男性が元カノとの思い出の場所に行くと、相手が彼女であっても、元カノのことを話したくなることが多い。
デートをリードする関係で「来たことがある」という話をすることもあるし、その流れで元カノの話になることもある。
特に、元カノが多いと「思い出の場所」は必然的に増えていくし、「ある元カノと行ったことがある場所」も当然たくさんある。そんな状況で今カノとデートを重ねていると、どうしても元カノの話をする機会が増えてしまう。
元カノの話を嫌がる彼女は「もうちょっと気を遣ってほしい」と思うところだが、前述しているように男性の場合は元カノとのことを良い思い出に変える人も多く、記憶が鮮明に蘇る場所に行くとつい喋ってしまう男性は多いものだ。
もし恋愛経験が多い彼氏と付き合うなら、最初は元カノの話をされることを受け入れてしまい、「自分との思い出に塗り替える」くらいの気持ちがあると良い。
恋愛経験が少ない彼氏だったら「元カノと行った場所は避ける」という対処法もアリだけど、そうなるとディズニーやUSJなどの超有名デートスポットに行きにくくなったりするデメリットもあるから、考え方としては「新しい思い出を自分と作って行く」という気構えで付き合う方がおすすめだ。
次の見出しでは「好きな男性が元カノの話をする時の対処法」を解説する。付き合ってる彼氏への対処法はその次の見出しで解説するので、そちらを参考にしてほしい。
付き合ってない好きな男性が元カノの話をする時の対処法
このパートでは「付き合ってない好きな男性が元カノの話をする時の対処法」を解説する。
好きな人に元カノの話をされたらどんな対処の仕方をするべきなのだろう?
正しい答えがないテーマなので、状況別に解説していく。
好きな人が元カノの話をしてくる時は「もう関係が切れてるのか、まだ関係が切れてないのか」をまずチェックする
好きな人が元カノの話をしてきたら、早い段階で「現在の関係性」を確認するようにしてみよう。
既に完全に終わった関係性だと分かれば、嫉妬の気持ちも和らぐし、次で解説する “探り” も入れられる。
好きな人相手だったら「まだ連絡取り合ってるの?」と聞くのも元カノを思い出させるようで嫌なのだけど、もし話の展開から未練がありそうと思っても関係が切れてると分かっていれば余裕をもって聞けるので、変な疑い方をして険悪な雰囲気になるより、早い段階で状況確認を行うのがおすすめだ。
一度関係が切れていれば、元カノと復縁する可能性は著しく下がる。彼がどうあれ、元カノ側が完全に冷めるからだ。
まだ連絡を取り合ってるようであればショックも大きいが、元カノの存在があるならどっちにしても知っておいた方が良いので、私の場合は好きな人が前付き合ってた人の話をした時は状況の確認を必ず行うようにしている。
さらっと聞くだけなら好きバレすることもないので、どうせ気になる内容だと思うし、現在の関係性を聞いておこう。
好きな人の元カノの話から、どんなタイプが好きなのか知る
あまり元カノの話をしない男性がある瞬間に元カノの話をしてきたら、嫉妬一色になるより「好きな人の元カノの話から、どんなタイプが好きなのか知る」という発想ができると、今後の恋愛に参考になる。
特に付き合う前の片思いでは、好きな人の過去の恋愛傾向を具体的に知れる「元カノの話」は情報の宝庫である。
関係が切れてることが分かったら「どんな人か」「どこが好きだったのか」「なぜ別れたのか」などを聞いてみよう。話の流れによっては、相当コアな好きな人の恋愛観に触れることができる。
その結果どんな話を聞こうとも、あなたが好きな人の元カノに寄せていく必要はないけど、「彼女に何を求めるのか」「どんな彼女に好感を持ち、どんな彼女に嫌悪感を持つのか」などが分かると、これからのアプローチ方法だったりアピール方法が好きな人好みにフィットさせられる。
付き合ってない関係性の場合は、好きバレすることと、権利関係の問題で「元カノの話をしないで」とは言えないが、我慢する感覚だと反応が悪くなって雰囲気がおかしくなることもあるので、「どんな人と、どんな恋愛をしてきたんだろう?」と思って探っていく方が何かに付けメリットが多い。
付き合う前の恋バナではよく元カノの話・元彼の話が出る傾向があるので、「過去は過去」と割り切る意識だけでなく、「過去から彼を知る」という発想もしておこう。
元カノの話がしつこい男性には付き合ってなくても不快感や嫌悪感を示して良い
もし好きな人が「元カノの話を頻繁にしてくる」「元カノの話が長い」場合は、付き合ってない状況でも不快感や嫌悪感を出して良い。
その際、「元カノの話は聞きたくない」「元カノの話はしないで」と言うと「何で?」という話になってしまって言葉に詰まるので、「元カノの話多いよね?珍しいね」とか「元カノの話長くない?」という感じで釘をさすイメージで不快感・嫌悪感を表現する。
言い方を明るくしたり、冗談のような雰囲気で言えば空気が凍ることはないので、もし元カノの話をしてくるのが嫌だったらニュアンスを調整して実践してみよう。
いい感じになった後に元カノの話をされたら、わかりやすく「聞きたくない」という気持ちを表現すると、好きアピールができる
片思いの時に、暗に「元カノの話をされたくない」という気持ちを伝えると、間接的な好きアピールになる。
過去の恋愛に興味がない相手はたくさんいるものの、聞きたくないと思う相手は好意を持った相手だからだ。
そのため、もし好きな人といい感じになっていて、好きアピールをしたい時期だったら、分かりやすく「聞きたくない」という気持ちを表現すると良い。
強く否定しなくても、「その話はいいや、それよりさ…」と話題を変えれば会話は続くから、時期によっては元カノの話をさせない対処法も検討しよう。
付き合う直前の時期は、何気ない言葉や話題でストレスを抱えるから、感情的になって何か言いたくなることもあるけど、話を流すことで間接的に気持ちを伝えたり、話題を変えてやんわり不快感を示すことはできるので、嫌だなと思う話をされた時は元カノの話に限らず使ってみよう。
元カノの話をしてくる彼氏への対処法
付き合ってる彼氏が元カノの話をしてきたら、基本的にはあなたの気持ちにそって行動を選ぶようにしよう。
元カノの話を聞きたくないと思ったら、ストレートに言って良いし、しばらく我慢して様子を見るのも一つの方法である。
ただし、上手に付き合っていきたいと思うならコツがあるので解説する。
元カノの話をしてくる彼氏に「彼女の気持ち」を伝えてやめさせる方法
元カノの話をしてくる彼氏に対して「やめてほしい」と思う気持ちを伝えるには、2つの段階と1つのポイントがある。
まず、2つの段階について解説しよう。
恋人にやめてほしいことがあったら、最初に一度か二度やさしく注意するところから対処を始めよう。我慢し続けて爆発させるのはお互い感情的になるだけだし、最初から重い注意のされ方をしたらわだかまりが残ってしまうことがある。
「元カノの話、あんまり聞きたくないな」
「私、元カノの話されるのちょっとしんどいかも」
これくらいの言葉で嫌だと思ってることを伝えて様子をみよう。気を遣える男性だったら、この段階で元カノの話をしなくなることもある。
ただ、現実的に男性は無神経なところがあるので、5割程度の男性は次の段階に進んでしまう。
では、2段階目はどうするかと言うと、少しだけ構えた話し合いをする。この時、「この間もちょっと言ったんだけどさ…」と言うことで簡単にコトの重大さを知らせることができるので、元カノの話に限らず、何か直してほしいところがあったらこの方法で話し合いをすると良い。
彼氏が向き合ってくれているなら、「彼女が空気を変えてまで何度も言ってくること=彼女が絶対に直してほしいと思ってること」と受け止めてくれ、具体的に改善してくれるはずだ。
そして、先ほど言っていたポイントについてだけど、話し合いをする時の最初の言葉で「彼氏を責める」のではなく「私が嫌なんだ」という気持ちを伝えるようにすると、さらに彼氏が直してくれる確率が高まる。
どんな感じで言うのか、具体例を示してみよう。
あなたの気持ちによって実際の言葉は変わるけど、「元カノの話をする彼氏は最低だ」とか「元カノの話をしてくる男は無神経だ」と言う趣旨で話すより、男性は彼女から「私が嫌だからやめてほしい」とストレートに言われた方が直す確率が高い。
こういう話し合いをする時に「普通はさ…」「常識的に考えてさ…」「彼氏としてさ…」と切り出す女性が多いので、注意しよう。
最終的にはあなたの彼氏の人間性の問題も絡んでくるけど、男性心理や男特有の価値観・プライドを考慮すると、ここで解説した方法で対処すれば、少なくても改善は見込めるかと思う。
元カノの話をしてくる彼氏は、放置しても付き合って3ヶ月くらいで徐々に減ることが多い
自分の彼女に元カノの話をする機会と言うのは、付き合った直後(付き合い始めの時期)が最も多い。
なぜなら、彼女という存在ができると、前に付き合ってた人や元カノを自然に思い出すから。新しい彼女との付き合い方やデートの仕方、連絡の取り方などを考える際に、「前は…」と発想することで元カノが具体的に浮かんでくる。
現彼女としては、元カノが浮かんできても話題にしない彼氏が良いのだけど、男性心理はそこまで繊細にできておらず、場合によっては良かれと思って元カノの話をする。
ただ、このような状況は長くは続かず、付き合って1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月と交際期間が長くなるにつれ自然に元カノの話をしなくなる男性が多い。恋愛に絡む色々な記憶が今カノによって塗り替えられていって、元カノを思い出す必要性もなくなっていくからだ。
そのため、付き合って3ヶ月くらいは元カノの話をしてくる彼氏を放置するのもアリな考え方である。嫌な感じで言わないのであれば、頻度がそこまで高くないことを条件にほっとくことも考えてみよう。
ここは、「彼氏に嫉妬してるのがバレたくない」とか「口うるさい女だと思われたくない」「重い女だと思われたくない」など、積極的に気持ちを伝えたくないタイプの場合におすすめしたい対処法である。
元カノの話を聞くと、「気を付けること」や「アピールするべきポイントが分かる」などメリットがないわけじゃないし、「変に気を遣わずに何でも話せる関係になる」ことも重要な意味を持つ。付き合いたてから “あーだこーだ言ってくる女性” にストレスを覚えるタイプもいるから、少しの間様子を見る対処法は付き合い始めなら優位性がある。
最終的な判断基準は「どのくらい元カノの話をされるのが嫌なのか」がポイントになるが、付き合い始めの人は、ある程度の様子見期間を作ってから言うのもアリだし、「ずっと続く可能性は低いよ」ということは伝えておきたい。
今回のテーマは頻度と程度問題があるので、あなたの気持ちにそって行動を決めよう。
もし様子見してから言う場合は、放置期間があったことで彼氏から「ちょくちょく元カノのこと話してた気がするけど、ずっと我慢してたの?」と聞かれることが予想されるが、「最初は色々なことを話してくれて嬉しかったけど、最近つらくなってきた」と答えれば大きなわだかまりにならないので大丈夫だ。
まとめ
今回は、元カノの話をする男性心理、理由、対処法について解説した。
片思い中と、付き合ってからの両方のシチュエーションを解説したので、元カノの話をしてくる男性のことが気になっていたら、参考になった女性は多いかと思う。
元カノの話をしてくる男性は、相手を好きな女性からするとかなりウザイことをしているけど、悪気がないケースも多くて、恋愛の過去バナは何とも言えないストレスを与えることがある。
ただ、話し方に問題がなく、頻度や量も許容範囲なら、好きな人の元カノの話は「情報収集」として活用も考えたい。男性の中には、同じ失敗をしたくなくて元カノのことを話すこともあるので、元カノの話をするだけで不機嫌になると、それはそれで問題だ。
元カノの話をタブーにしても恋愛の進め方はあるから大丈夫なのだけど、「自分の気持ち」だけにフォーカスしていくと恋愛は下手になる。相手を知ろうとする気持ちを持ちながら、バランスも見て好きな人と接していこう。
元カノの話をしてくる彼氏についても基本は同じだが、付き合ってしばらく経つのに元カノの話題を出す彼氏についてはしっかり自分の気持ちを伝えた方が良いので、この記事を参考に「良い伝え方」をしよう。
彼氏の元カノ問題は「話題に出してくる」だけでストレスが強いけど、ちゃんと伝えようとしないと喧嘩の原因にしかならないので注意してほしい。
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