ときどき、「女性へ簡単に手を出す男性は本気じゃない。遊びだからすぐ手を出すんだ」という意見を聞く。
これは、半分正解で半分間違いである。
恋愛の本質を見つめるに、特に付き合いはじめは「体を求めるのか、体を求めないのか」で相手の愛情の強さは計れない。
まだ大学生などの学生なら分かるのだけど、社会人の恋愛以降は、もうちょっと本質的に恋愛を理解してほしい。
そこで今回は、「男性は本気で好きなら手を出さないのか」という問題に恋愛の専門家の立場から答えを示したい。
女性の体を求めるのは遊びだから?と疑問に思う女性は参考にしてみよう。
すぐに手を出す男性心理や、手を出すのを我慢する心理、手を出したくなる女はどんな女か等々、恋愛中に女性が気になることを詳しく解説する。
手を出すとは、どんなことを意味するのか
最初に、恋愛で言うところの「手を出す」という言葉の意味を簡単に解説する。
【恋愛用語】手を出すとは
男性が女性に手を出すとは、友達以上の関係を求める行動のすべてを指す。
付き合う前なら口説くだけでも「女性に手を出している」と言われるが、手を繋ごうとする・キスをしようとするなど、普通の友達とはしないことをしようとする行動が「女性に手を出す」という行動だ。
男性が女性に手を出すという行動は、3つの指標で評価が変わる
男性が女性に手を出す時、相手となる女性や周りの評価は、3つの要素で変わる。
男性が女性に手を出す時の評価要素
- 関係性:付き合ってる彼女なのか
- レベル:どこまで手を出すのか
- タイミング:すぐに手を出すのか
たとえば、付き合ってないのに手を出す男や、付き合ってすぐ手を出す男は、恋愛感情より遊びを連想させ、「本気なのか」を疑われる。
なぜなら、男は好きじゃない女にも遊びで手を出すことがあるのが一般常識になっており、「好きだから手を出したくなる」という男性心理と同時に、「本当に好きだったらもっと大切にする」という心理が想像されるからだ。
しかし、男性は本気で好きなら手を出さないのだろうか?
女性の中には「男性は本命には手を出さない」と聞いたことがある人もいると思うので、まずは女性が気になる点を「結論」から解説する。
最も単純に回答するなら「男性は本気で好きな女性に手を出す」が答え
恋愛はいろいろな感情が複雑に絡むものだから、「単純に考えること」がどこまで有効かはそれぞれのシチュエーション毎に違いがある。
しかし、今回のテーマ “男性は本気で好きなら手を出さないのか?” という質問を最も単純に考えた場合、「男性は本気で好きな女性にも付き合う前から手を出すことがある」という答えになるのは、最初にまとめておくべき結論だ。
実際、レスになったカップルは「冷めた」「カップルとして終わり」と言われるくらい、恋愛はそっちの話と切っても切れない関係がある。
恋愛は本能的な営みである以上、男性は好きな人に手を出したくなる
恋愛は、やはり本能的な営みでもある点をどんな人も否定するべきではない。
特に男性は、女性以上に好きな人に対する心の奥から沸き起こる欲求が強いため、「好きな人に手を出したくなる」のはただただ健康的な発想と言って良い。
もちろん実際に行動に起こすかどうかの問題は大きいけれど、男性側が好きな人には手を出さない生き物だったら、人類の子孫繁栄に無理が生じる。男性は、好きな女性に手を出すように脳にインプットされてる生き物だということは、良いか悪いか別にして女性側も理解しておくべき前提知識だ。
誰かに言われないでも「愛」が「欲求」と密接に関わっているのはすべての人が知ってることである。好みや価値観はみんなにあるけれど、まず前提に「恋愛は欲求を満たすためのものでもある」のは頭に入れておくべきだろう。
男性の恋愛感情は、女性より単純かつストレートな発想をするため、好きな人には手を出したくなる心理が働く。男性が手を出したくならない女は、恋愛対象外の女だと言っても過言ではない。人類の構図として、男性が女性に手を出す中で女性側が一人の男性を選ぶ形があるので、男性が好きな人に手を出したくなるのはオスとしての本能である。
男性が手を出さなかったら、男性より保守的に恋愛を考える女性とうまくいかないのは周知の事実だ。
恋愛をあまりにも潔癖に考えてしまう人は、個人的な価値観と捉えるべきで、男性は好きな人に手を出す生き物であるのは、恋愛の前提知識として持っておかないといけない。
正式に付き合う彼氏が彼女に手を出すのは自然な流れ
確かに物には「順序」というものがあり、片思いの時にお互いを知り合って距離を縮め、両想いになって正式にカップルになり、絆を深めながら男女としても親密な関係になるのが「恋愛の流れ」である。
ここは、「正式に付き合う意味」にもなっているところだ。それを前提にするなら、付き合う前に手を出す男が最低男との認識は間違いと言えない。
単純に進まないのが恋愛であったとしても、付き合ってないのに手を出す男は遊びの可能性が高く、女性側は相手の真意をきちんと見極めないと、本当は好きじゃない男の行為を受け入れてしまうことがある。
ただし、付き合ってるなら手を出されるのが普通だ。むしろ、手を出さない彼氏の方が恋愛的にはマズイくらいである。
恋愛のプロセスは、お互いに恋愛感情があれば自然に進むし、進めたいと願い行動する。そして、恋愛の関係性をリードする役目は、(日本人の恋愛なら)多くの場合で男性側が担っている。
男の世界では、好きな子に手を出せない男が意気地なしであり、下等だという印象もあるくらいだ。
詳しくは後述するけど、男性は本命の彼女に手を出すし、「手を出したら遊びで、手を出さないのは本気」という考えでは、様々なシチュエーションが存在する恋愛で本質を見誤る。
次の見出しでは、その理由を示していこう。
>>男性がキープしている女性に取る態度と行動~2番目の女に男性はどんな態度を取るのか
「男性は大切な女性には手を出さない」と言われる本当の理由
「好きな人を大切にする」の真の意味は、「好きな人が大切にしていることを自分も大切にする」という意味だ。
下の記事は恋人を大切するということがどんなことかを説明しているが、一番大事なことは「相手の大切にしていることに気づき、それを自分も大切にすることだ」と結論付けている。
その考え方の角度を変えると、誰かを大切にするということは、「その人の嫌がることをしない」ということになる。
だから、多くの片思い、もしくは付き合いはじめに、好きな人を大切にする男性は、彼女が嫌がるかもしれない「手を出す」ということを、言わば「我慢する」のである。
大切だから手を出さない男性心理
恋愛の本質を理解するには、どうしても「人の本能」と向き合う必要があるので、綺麗事を抜きに考えないといけない。
この前提で男性心理を語るなら、好きな女性には今すぐにも手を出しくなるのが男の本音である。
特に男性の場合はその本能に「狩猟性」があるため、本気で好きになった女性には余計積極的に行動したい心理が働く。獲物を獲得するのは「追いかける」のが条件だからだ。
好きな人に手を出したいと思うのは、好きな人を自分のものにしたいからだと考えると、女性側も少しは男性側の気持ちが理解できるだろう。
草食男子が増えたと言っても、「好きな人を手に入れたい」という気持ちは、男子に共通したやはり本能ということになる。(※自分のものにしたい心理は概念的に存在しているだけで、本当に自分のものになるとは思ってない)
しかし、それでも大切だから手を出すのを我慢する、そんな風に考えないようにするのは、それだけすぐに手を出すのが「遊び」と思われる可能性が高いと男性側が思っているからだ。
つまり、男性心理では、好きな人が嫌がると思うから「付き合う前」や「付き合い始め」にすぐ手を出さないのである。
紳士的な態度に、真剣さと純愛を表現するのは、好きな人に自分の気持ちを誤解されたくないからだ。
ここは各男性ごとにすごく自然な発想でそうなる人と、色々考えて結局手を出さない人と色々なタイプがいる。
付き合ってから手を出す時期を見たりするのは、つまり女性の気持ちを考えているからであり、常識的な視点が恋愛にも活かされるからである。
男性が本気で好きだから持つ複雑な気持ちが、好きな人に手を出さない判断をさせる
特にここ10年くらいの話なのだけど、最近はキスしたいと言えない男性が増えた。
上の記事のように「キスしていい?」と聞く男性は、キスしても良いのか悪いのかがわからず、好きな人に複雑な気持ちを抱くことで、つい野暮な質問をしたくなる。男らしくない!と言ってしまえばそれまでなのだが、これはこれでとても恋愛的な心理である。
この例のように、どれだけ恋愛に慣れている男性であったとしても、自分が好きになった人には嫌われたくない心理が強くなるから、「手を出したい」と思ってもなかなか大胆になれない面がある。
戦略的に恋愛を捉えると、行動できない状態では恋が進んでいかないから、男性はやるべきことに積極性を大事にするのだが、男性の心理的には、好きな人に踏み込む際に躊躇する気持ちも大きくなる。
本気で好きだから、好きな人が大事だと思って「キスしたいけどキスできない」のように、気持ちと行動がバラバラになるのだ。
つまり、多くの恋愛において「男性は本気で好きなら手を出さない」と言われる理由は、まず自分が好きな人を大切にしたい心理が欲望を上回るからで、次に本気で好きだから嫌われたくない心理や恥ずかしい気持ちなど、複雑な恋愛感情が絡むからだ。
男性が本気で好きな人には「手を出したいけど手を出せない心理」になる
いくら男性の本能がストレートだと言っても、本気の恋愛感情が絡んでいる場合は「手を出したいけど出せない」というのが男性の本音だ。
最初に「手を出すとは友達以上のことをしようとする行動だ」と言ったけど、日常生活で行わないことを実行する時は「引かれるかもしれない」「拒まれるかも」「最悪の場合は嫌われる」と思って無難な行動を取りたくなる。
愛情表現したかった場合は、相手の女性心理を考えて「褒める」「軽くボディタッチする」くらいで留めたくなるのである。
男性がぐいぐい来る時というのは、同性から見ても「本当に好きなの?」と聞きたくなることが多くて、男性の7割から8割は好きな人に手を出す時に相当の覚悟が必要になっている。だからこそ「すぐに手を出せない」というのが男の本音だ。
ここはもう少し詳しい解説をしておきたいので、次の見出しで専門的に解説する。
女性にすぐに手を出す男性は遊びである理由とは
ここまでを読んで私が今回伝えていることを理解してもらえたら、この見出しの答えは何となくわかるところだと思うが、ポイントを3つ挙げてもう少し詳しく解説する。
すぐに手を出す男は遊びの可能性が高いので、女性は注意しよう。
「すぐ手を出す男」は、遊び目的がはっきりしている?
男性は、遊びの恋愛にコストを払いたがらない。だから、遊びの女にはすぐ手を出すのが特徴だ。
ここで言うコストとは、お金の意味よりも手間や時間のことを差している。
男性が女遊びをする時は、基本的に「お金」は払うことが多い。むしろ、お金で女を釣るように行動するタイプさえいる。
だが、遊ぶのに手間と時間をかけるのは「めんくさい」から、嫌がる傾向が強い。
女性にすぐに手を出す男性は、「遊び」の判定がしやすいから、その他の行動・態度・言葉でも信用ならない場合は応じない方がいい。
時間と手間をかけず、フィーリングを合わせて一気に体を求めるなら、遊びの疑いが非常に強い。
遊びだから手を出す余裕がある?男性が手を出してくる時に「余裕」があったら遊びの可能性大
付き合ってないのに手を出してくる男性が「余裕がない」なんてことはほとんどないから、すぐに手を出してくる男性がいたら9割上の女性が相手に精神的な余裕を感じたはず。
しかし、どんな男性も本気の恋愛になれば、好きな女性に余裕がなくなる。だから、好きだったらすぐに手を出せないというのが男性心理だ。
先ほども触れているけど、好きな人に手を出す男性心理では「好きな人に嫌われるかもしれない」「気持ちを誤解されるかもしれない」と心配するので、慣れる前に好きな人をリードできるほどの余裕が持てない。
好きだったら、手を出すまでの期間がどうしても長くなるのである。
女性側が、心地良い雰囲気作りから口説く態度の中に「妙な余裕を感じる」場合、本気じゃなく遊びの可能性が高まるのは男性が「好きな人に余裕をもって手を出せない」のが理由だ。
本能の赴くままに行動すると引かれるリスクがあるのに、嫌われたくない心理よりも、女性を落とすための態度の積極的になれるなら、「気持ちがない」からである。
こんなときは、本気じゃなく遊びの恋愛だ。
すぐ手を出す男性が余裕を持っていると感じる時は、「本気じゃなくて遊びだから」余裕が持てるのだと推測できる。
嫌がっているのに進めようとするのは本気じゃないサイン
手を出された時に本気か遊びか迷ったら、あなたが「嫌がった時の男性の反応」から本音を考えるのが最もわかりやすい。
女性が「すぐ手を出してきた」と思うと、相手の行動を一度は拒むと思うけど、嫌がっても進めようとするなら、明らかに遊びの恋愛だと判断できる。
男性は本当に好きな人にも早いタイミングで手を出すことはあるが、相手が嫌がったら謝ってやめることがほとんどだ。
分かりやすく凹んだりして本気で反省する態度をとる男性も多く、ごまかす判断をする場合でもとりあえず手を止めて話題を変える。好きな人が嫌がってるのにぐいぐい行くのは明らかに異常行動である。
冒頭から言っているように、手を出すのが本気じゃないサインとはならない。だが、好きな人や気になる人の誘いに「断れない」という心理になると、本気かどうかを見抜くことが難しくなるので、遊ばれたくないならすぐ手を出す男性については好意があっても一度は断った方が良い。
女性の恋愛は、男性のペースに合わせるのが遊ばれる原因になるので注意しよう。
お互いに複雑な恋愛感情を持ち合うのが本気の恋だから、断ることができれば相手の心理が見えてくるのだけど、断れないなら遊ぶ男性がそれを察してどんどんイケイケになる。ここら辺はまさにラブゲームだ。
手を出してくる心理を見極めるには、本当は「断り方」が大事になっているだけなので、信頼できない男性の誘いは一度拒むことで真意を確かめるようにしよう。「好きな人が手を出してきたから信じるしかない」ではなく、本気か遊びかを確かめるのが女性の処世術だ。
酔ったときや、その時の雰囲気、二人に起こったエピソードなどがきっかけで男性は遊びで手を出すことがあるが、本気の恋愛にしかない恋愛の公式を外れて弾ける恋愛は世の中にいくらでもある。それが全部遊びだとするならあまりにも子供の恋愛観なので、ちょっとでも好意がある男性が手を出してきた時は真意を知ろうとしてみよう。
「急にどうしたの?」と聞くだけでも気まずい雰囲気になることもあるから単純な話ではないのだが、女性がすぐ手を出す男性だと認識する男ならある程度は女性慣れしていて、積極的に行動できる男性だ。その場は気まずくなる瞬間があっても、本当に好きだったらきちんとフォローしてくれてまた追いかけてくるはずなので、信じるとしたらその部分に焦点があてられると良い。
彼女に手を出すタイミングとは?彼氏が手を出す時期
この記事を読んでいる女子の中には、「彼氏は普通、どれくらいの交際期間で手を出すの?」と疑問に思っている人もいると思う。
では、付き合ってる彼女に手を出すタイミングとはいつかと言うと、これは年齢と恋愛経験によって変ってくる。それぞれ解説しよう。
恋愛経験が少ない大学生は、本命の時ほど彼女に手を出す時期が遅い
奥手な男性が増えたこともあって、”恋愛経験が少ない大学生” などでは、本命の時ほど手を出す時期が遅い傾向が最近は強まっている。
付き合った経験が少ない(又は、付き合ったことがない)と、彼女に手を出すという行動が非常に特別な行動なので、「好き同士」と分かっていても進む勇気が持てない。
男性側も「彼女に手を出したい」とは思っているのだが、自信がなくてその勇気が湧かないのだ。
手をつなぐにも何回かデートした後だったりするし、キスもしかりである。恋愛経験が少ない彼氏だったら、最後まで行くのが交際後3ヶ月から最大で6ヶ月くらいかかることもある。
よって、大学生で奥手な彼氏と付き合った女性は、「そろそろ手を出してほしい」と思った時に彼女から誘惑するべき状況になる事も多いのが現状だ。
2人以上と付き合っていたら話は変わってくるけど、今はイケメンでも付き合ったことがない男子大学生が少なくないので、付き合って3ヶ月を過ぎたら彼女側から押していくことも考えよう。
くっつくことでそういう雰囲気を作ったり、場合によってはリードしても良いので、大学生の草食男子の場合は彼女側の努力も必要になることがある。
恋愛経験が豊富な社会人男性は、本命でも手を出すのが早い
一方、恋愛経験が豊富な社会人男性の場合は、本命でも手を出すのが早い。付き合ったその日に手を出す男性もいるくらいなので、女性はびっくりすることもあるだろう。
恋愛経験が多い男性だと「彼女に手を出す」という行動に慣れているため、本命の彼女でも簡単に手を出しているように見える態度を取る。
告白後に積極的になる男性心理としては、好きだと言ったことで「純愛の証明」が済んだと考え、「交際をOKしてくれた」ことで手を出すのがOKと思っている。
彼女側の心理を考えないわけじゃないが、男性は「こういうことは男がリードするべきだ」と思ってる節があって、女性が思うタイミングより早めに手を出してくる傾向がある。
付き合うまでに信用できるかどうかは既に判断できていると思うので、手を出すタイミングが早いと思った時に気持ちを疑うなら、その他の態度や行動から本心を見抜くようにしよう。
確かに「付き合う」という形をとって遊ぼうとする男性はいるので、おかしいと思った時は女性側が意思表示して一旦保留にした方が良い。本当に好きで付き合ってる彼氏だったら手を出す時期を待ってくれるので、そこは安心して彼氏と話してみよう。
男性は本気で好きなら手を出さないのか
恋愛には本能も関係してくるし、相手の気持ちが見えない複雑さや、進めるべきタイミングにも答えがなく、異性同士で関わりあう恋愛ではどうしてもややこしい状況になってしまうこともしばしばだ。
その中で「手を出す男性は遊び」と割り切るのは、本質的な答えとはちょっと違っていて、確信がなくても進めないと進まない恋愛においては、タイミングのズレとか、勢いとかを否定しすぎるのも、こじらせてしまっている。
恋愛は感情的な営みだからこそ、もっともっと柔軟に考えないといけないし、「相手の気持ち」という本質を見極める態度が重要だ。
今回の結論は、「男性は本気でも手を出すことがある」と既に示した通りで、遊びという例外のほうを除外するように考える方が、大切な縁を自分から手放さない考え方となる。
では、「遊びで手を出された」と後悔しないためにはどうすると良いだろう?
「遊びで手を出された」と後悔しないためにはどうすると良いか
男性に遊ばれたくないなら簡単に信用しないことが一番になる。確かに相手を信頼しないと進まないのが恋愛に違いないが、押してくれる男性はちょっと遠ざけながら恋愛を進める方が女性の立場では確実な方法だ。
実際、私は10代後半から20代半ばくらいまで、女友達から注意されるほど女に手が早い男だったが、後に付き合うことになった女性はほぼ100%、私の積極的なアプローチを拒みながらゆっくり恋愛が進むように調整した女性だった。
嫌がったら気まずい雰囲気になるのだが、それこそここは「伝え方が9割」であり、断り方しだいである。「また今度ね」「まだ知り合ったばかりだから」と言い訳すれば、脈なしだと思わせずに男性をけん制する方法はある。
これを読んだ女性が既に「手を出された」という状況で読んでいるなら、「その後の態度」にすべての答えが出ている。なんとなく距離ができたなら、コンタクトを取って、結論と向き合うようにしよう。
勢いで進んだ恋愛では、男性側が罪悪感を持ってることが原因で気まずい雰囲気になっている場合もあるので、本当は想い合っていたということもないわけじゃない。近づくほど恋愛は難しくなるところがあるので、どんな時もコミュニケーションから逃げないようにしよう。
相手が手を出してきて進んでしまった恋愛だったら、女性側からコンタクトをとって男性の本音を確かめる動きをすると良い。
恋愛経験がない人は「手を出す・手を出さない」に拘り過ぎる傾向があるから注意しよう
経験がないまま20代の半ばから後半になると、手を出す・手を出さないに拘りすぎる傾向がある。先に体の相性を確認する価値観なんて、納得はおろか理解もできない人が多いだろう。
しかし、恋愛は超個人的な価値観で進んでいくものだから、相手の価値観と離れて勝手に遊びと割り切って離れるのも違う。手を出すことがすべての答えではなく、もっと総合的に考えたいし、ただアクションしようとしただけなら、そんな雰囲気を作った自分にも原因があるかもしれない。
順序を無視して付き合ってもないのに行為に及ぶとか、付き合った途端に手を出すとか、確率の概念だけで語れば「遊びかもしれない」って思うのが当然の今回のテーマだが、せっかくこのサイトを読んでくれているなら本質的に理解してほしいと思う。
恋愛の本質を見つめるなら、相手の行動は本気でも遊びでもあり得るので、信じられないなら拒まないといけないし、拒んだ結果ちゃんと引いてくれるならあなたを尊重してくれている。
男性は恋愛に絡む事柄をリードしないといけないし、本能的に女性よりも積極的に関係性を深めたいと思う生き物なので、思い込みで真意を誤解しないようにしよう。
手を出すかどうかは、1つの材料に過ぎないので、もしこの問題と向き合う機会があったら、ぜひ相手の本音と向き合うようにしてほしい。
まとめ
今回は「男性は本気で好きなら手を出さないのか」について考えた。「女性の体を求めるのは遊びだから?」と疑問に思う女性になるべく現実を見た答えを示したつもりだけど、どのように感じただろう。
記事内ではすべてのシチュエーションを個別具体的に挙げきることができなかったが、いろいろなことが起こる恋愛では、確かに「先に関係を持ってはいけない」って女性へのアドバイスがある意味正解ではあるのだが、例えば長い付き合いになっているとか、実際に関係を持つ時期が付き合ってどのくらいかにそれぞれ大きな価値観の違いがあるため、本質的な理解ができればあなたの恋愛、状況にあった答えを出すことが可能だと思う。
少なくても、相手の男性の気持ちを勝手な思い込みで勘違いするのはやめよう。実際問題、レスになったカップルは別れるとも言われる世界が「恋愛」だ。そんな単純ではない。
下の記事も参考にしてみよう。
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