男性の恋愛では、よく「女性を口説く力」が意識される。
「好きな人を落とす」という言葉は女性でも使うことが増えてきたが、元々は男性の恋愛を象徴する言葉であり、女性の警戒心や慎重性を崩すのに今でも「口説く力」は必須の恋愛力である。
しかし、恋愛が苦手な男性ほど、女性を口説けないことに悩んでいて、好きになった女性と恋愛関係に至れない。口説くことができない男性は好きな女子と仲の良い友達になってしまっていることが多いのである。
イケメンかブサイクかで口説き方に優位不利は存在しているのだろうが、結局踏み込まない恋愛の答え合わせは事実上不可能で、恋愛がうまく行くか行かないかは「口説くことができるかどうか」で決まっている部分もある。
そこで今回は、女性を口説けない男性に向けて、「女性を口説く時に男性が捨てないといけない気持ち」を解説する。女性を口説けない原因が分からない男性はぜひ参考にしてほしい。
女性を口説く時の心構えってどんなものだろうか。是非あなたも女性が口説ける男性になろう。
女性を口説けない男性は、口説き方が分からないのが原因ではない
男性は女性を口説ける男性と口説けない男性にタイプが分かれるけど、女性を口説けない原因は「口説き方が分からないから」ではない。
今はネットで情報が手に入る時代で、「女性の口説き方」に関してもいくらでも方法が検索できる。実際、当サイトでも詳細に解説した記事をアップしている。

確かに好きな女性を口説く時は効果的な方法を実践したいし、好きになってもらうためにちょっとでも確率が高い方法を実践したいけど、「口説けない」というところまで行くのは「口説く方法を知らないから」ではなく、「女性を口説こうとできないから」だ。
自分の気持ちが口説けない原因なのである。
女性を口説くことができない男性は、女性を口説ける男性とどう違うのか
では、女性を口説ける男性が口説けない男性と感情的に全く違うかというとそうじゃない。
好きな人を口説ける男性は、口説くために必要なマインドセットができていて、口説こうとする時に現れる精神的な壁を乗り越えるから、不器用でも好きな人を口説けることができている。
もちろん口説くタイミングのすべてで口説けるわけじゃないし、うまく口説ける人はかなり少数だけど、口説ける男性と口説けない男性との差は「女性を口説く時に捨てないといけない5つの気持ちを捨てられるかどうか」である。
この記事で「女性を口説く時にどんなことが問題になって、どう乗り越えていくか」を解説するので、女性を口説けない男性はぜひ女性を口説ける男性に変わってほしい。
女性を口説く時は、 恥ずかしさに勝たないといけない
男性が女性を口説く時、まずはじめに捨てないといけない気持ちは「恥ずかしさ」だ。
遠回しな口説き方のすべてが間違いにはならないけれど、結局言っている意味が分からないような口説き方・言い方をしていては何も伝わらないという結果になることも少なくない。
言いたいことを比較的ストレートに伝えるのが「口説き方」の基本になるとすれば、恥ずかしいという気持ちを捨てなければ、関係を前進させるような口説き方はできない。
男性らしさを意識すれば、やはりそれは「堂々とした態度」である方が口説くときは望ましい。自分に自信をつけることはすごく大事ではあるが、一朝一夕に手に入らない魅力であるとすれば、あなたにできることは「恥ずかしさ」に打ち勝つことではないだろうか?
それが達成できるだけで、口説こうとする時の態度が今までよりももっと男らしくなる。
恥ずかしさに勝って女性を口説くにはどうしたらいいか
好きな女性を口説く時に「恥ずかしいから口説けない」というタイプは、恥ずかしさの原因を知って対処法を実践する必要がある。

シャイな男性は恋愛弱者になりやすいと言われているが、性格が恥ずかしがり屋の男性であっても「ある瞬間だけ頑張る」という形で好きな人と付き合える恋愛の仕方ができる男性はそこまで少なくない。
いつものキャラじゃないことをするのは勇気がいるけど、恋愛では女性に恥ずかしがるタイプが多いため、男性も同じように振る舞ってるとたとえいいなと想い合う同士でもうまく行かないから、「こんなこと言えない」と思ったらその気持ちと戦うことが重要だ。
女性を口説く時は、傷つきたくないという「自己防衛心」を捨てないといけない
本気で女性を口説く時に、「自己防衛心」は邪魔なものであり、捨てないといけない気持ちである。
女性を口説こうとしても、それが中途半端になってストレートな言葉や言い回しができないのは、「こんなことを言ったらリアクションが怖い」という不安感や恐怖心が強いためだ。
言い換えると、それは傷つきたくないという気持ちである。
女性を口説く時は、今の友達関係を壊す行動をとることになるため、やっぱり「覚悟」が必要になる。
女性の気持ちを動かそうとする行為が「女性を口説く」というものだから、本気で口説こうとするならまずあなたが覚悟を決めないといけない。自分の気持ちを守ってると、いつまでも口説けないことに悩み続ける。
少し大げさな表現ではあるが、実際のところでは、覚悟が決まらない限り自己防衛心に打ち勝つことができず、相手の女の子を口説けないのである。
女性を口説く時に自分の気持ちを守ろうとしてしまう男性の対処法
恋愛が得意な人が、好きな人と話している内に口説いているような状況になっていることが多かったりするのは、もともと傷つく覚悟を決めて女性としゃべっている中で気持ちが盛り上がった結果、好きな人を口説くからだ。
本気でアプローチしないと関係が進まないのはそれぞれの経験則で知っていることだと思うので、ここぞという場面では自己防衛心を捨てないといけない。
では、どうしたら女性を口説けるだけの覚悟が決められるかというと、「好きな人と付き合いたいのか、仲良くなるだけで満足なのか」に答えを出すように思考を深めていくと良い。
彼女を作るのが上手い男性は、ちゃんと腰を据えて好きな人を口説き落とすわけだが、振られるのが怖いとか、気がない反応をされると傷つくという気持ちは口説けない男性と同様に持っている。
では何が違いになってるかというと、「好きな人と付き合うためにアプローチしているかどうか」だ。彼女ができる男性は好きな人に彼女になってほしいと思うから、友達関係じゃいられなくなることに覚悟が決まる。
仲良くなった女性を口説くということは、後ろにも前にも、とにかく「今の関係を動かすこと」だと心得よう。好きな人と付き合いたいなら、失う覚悟も傷つく覚悟も決めてアプローチしないと中途半端になってしまう。
ここは、下の記事でも解説しているので合わせて読んでもらえると、好きな人と付き合える恋愛の仕方ができてくると思う。

女性を口説く時は、変なやさしさはいらないもの
女性を口説く時に「気遣い」は必要なものだけど、優しさは一部を捨てないといけない。相手の気持ちばかりを気にしていては、口説くことなどできないからだ。
好きな女性と自分の関係性次第では、あなたのアプローチが相手に取って迷惑ではないかと思う場合があると思う。口説くことがイコール友達関係に終止符を打つ可能性のある行為だし、友情に愛情を持ち込む行為は「友達関係」で御法度なこと。
相手の気持ちを考えたときに恋愛的な意味では「変なやさしさ」を持つことはよくあることだろう。
しかし、あなたに恋愛感情があって相手を口説こうとする時、この「やさしさ」はいらないものになる。
「これを言ったら傷つけるかもしれない」とか、「迷惑かもしれない」なんて気持ちは捨て去らない限り口説くなんてできない。
中途半端な話が冗談で流されたり、からかっていると思われて怒らせたりするくらいなら、最初から口説こうとしないべきだし、ここでも一種の覚悟は必要なものになる。
全力で覚悟しても中途半端になってしまうことが多い中、最初から覚悟なく口説くならあなただけじゃなく相手にだって幸せはない。
遠慮に似た「やさしさ」は、女性を口説く時に男性が捨てないといけない気持ちだ。もしどうしても好きな人の迷惑になるかもしれないと思ったら下の記事を読んで具体的に何が相手の迷惑になるか学んでおこう。

女友達を好きになった瞬間から「好意を持ったこと」に迷惑は考えないこと
女性を口説けない男性は、相手の女性のことを思って口説けない精神状態になってしまうタイプが多いけど、もし女友達を好きになったのなら、好意を持ったことに対してはもう迷惑を考えないようにしないと、いつまで経っても恋愛を進めていくことができない。
相手を想う気持ちは優しさだけど「口説いたらどう思われるだろう?」という部分に「相手のために我慢するべきだ」と思ったら、諦めるしか選択肢はなくなる。
友達関係から恋愛感情を持ったことですでに二人の関係性は次のステージに移っているので、変な優しさを意識する時は「このまま好きでい続けるか」を考えて答えを出そう。
好きでいるなら口説くことにも躊躇するべきではないし、中途半端に好意を持っていてもそれこそ迷惑だから覚悟を決めないといけない。

女性を口説けない原因は自分に対する「自信がない」と言う気持ち
当サイトで何度も語ってきたことだけど、恋愛において「セルフイメージ」はとっても大切なもの。なかでも女性を口説く時というのは「自信の無さ」を捨てないといけない。
誰かを好きになった時と言うのは、自分の抱えているコンプレックスと向き合うことが増える。「もっとイケメンだったら」なんて思うことはその代表みたいなものだけど、細かなところまでそういったことを思いがちだ。
これはほとんどの人がそうであって、それぞれのレベルで様々思うことだろう。
どんな男性でも、一人の女性から「自分」という存在をピンポイントで好きになってほしいと思う時は、色々な面で自信を失いやすい状況だといえる。
でも、自信の無さを抱えながら女性を口説いても腰が引けて相手には響かない。
その女性に本気だからこそ抱えてしまうネガティブなセルフイメージもまた、女性を口説く時に捨てないといけない気持ちだ。
女性を口説くことができる男性も自信があるわけじゃない!好きな人を口説く時に自信がないと言う感情は戦って乗り越えるべきもの
はっきり言ってどんなイケメンでもモテる男でも、本気で好きになった女性に確固たる自信なんか持てない。自信を持てるとしたら「遊びの女」など適当にしか思っていない女性が相手であるときだけだ。
たった一人の相手から自分を好きになってもらおうと思う時に「みんながみんな」自信を持てないのだと認識しよう。それを理解した上で、女性を口説く時は「自信を持とうとすること」が大事になる。
だから、覚悟が必要なのだと再三伝えている次第なのだが、好きな人を口説く時に自信がないという気持ちは戦って乗り越えるべきものなので、負け続けてるとしたら自分の課題だと思って思考を深めて行こう。
最初は自信を持つように頑張るより、ある一瞬だけその気持ちに打ち勝つようにイメージする方が実践的に恋愛がうまく行く確率を高めることができる。

女性を口説く時は「周りの目を気にする気持ち」を捨てないといけない
女性にアプローチするとき、「周りの目」は時折り敵になる。
恥ずかしさにもつながる部分だけど、「影で何か言われないか」とか、噂もそうだし、自分がスタンドプレーをしているような状況では周りの目が気になって、好きな女子を口説けないという人も多いはずだ。
確かにみんなで一緒にいる状況では「口説く場所」として相応しいかどうかの判断基準は持つべきだろう。飲み会とかでいきなり誰かが誰かを口説き始めれば、全体の雰囲気を悪くすることがよくある。
でも、何とか二人になって口説けるような状況を作れたなら、見えない周りの目まで気にする気持ちは捨てないといけない。コミュニティー内恋愛の場合は周りとの折り合いがテーマになる場合も多いと思うが、「言いたいヤツには言わせておく」くらいの気持ちを持たないと、好きな人は口説けない。
好きな人と二人きりになったら、好きな人とだけ向き合うこと
女性を口説けない男性は、好きな人と二人きりになったタイミングでは「好きな人とだけ向き合う」ように意識していこう。
周りのことが気になって口説けない男性は、せっかく好きな人と二人でいるのに好きな人だけに意識が行かずに、口説いた後のことに意識が行ったりだったり、好きな人が周りになんて言うか不安になっていたりする。
付き合うかどうかまで行く恋愛は周りのことを気にし始めた瞬間に恥ずかしくなって進められなくなる。
女性を口説く時はくさいセリフも言うことがあるけど、好きな人への信頼感も持ちつつ、その場はきちんと勝負することが大切だ。
付き合う前は周りから噂れるような状況になるのがむしろ普通なので、恋愛的な意味で初心になると結局好きな人とは付き合えない。
周りのことが気になると口説けない原因になるので、噂になりたくない・影で言われたくないと言う気持ちが「好きな人と付き合えなくてもいい」と思えるほど強い気持ちなのか考えてみよう。

好きな人と付き合う過程で話をすれば、上の記事でも解説している通り、周りから冷やかされる状況は目指すところになるので、認識の転換が必要になってる人もいる。
まとめ
今回は「女性を口説く時に男性が捨てないといけない気持ち」を解説した。口説けない男が直すべきポイントとしてまとめてきたが、参考になっただろうか。
ここで挙げたことは、どんな男性でも女性を口説く時に戦っている気持ちとも言えるから、自分がそれに負けるようなことがあっても普通であって、ネガティブに発想するような考え方をせずに、いかに前向きに挑んでいけるかを考えるべきだ。
恋愛は自分が傷ついてしまうものでもあるから、「当たって砕けろ」って猪突猛進型のアプローチ・アピールができる人はモテる男を例に取っても比較的少ない。
今回挙げた女性を口説く時に捨てるべき気持ちは、簡単に割り切れたり覚悟を決められるものでもないから、悩むことが多いと思う。
ほんの少しの勇気が打ち勝てる瞬間を作るのだとしたら、素直になることも大切なことだろう。
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