好きな人に「ファンです」という告白やアプローチするのはアリ?ナシ?

ファンですと告白された女性のイメージ

前回記事(【恋愛から見る価値観】好きとファンの違い~ファンという感情は恋愛感情の一種なのか)で「好き」と「ファン」の違いを考えたが、今回は「ファンです」と好きな人に告白する場合や、アプローチとして自分が好きな人のファンであることを伝えるのがアリかナシかを考えてみる。

相手の立場では「ファンです!」という人のことをどう思うのだろう?
恋愛を進める上で効果があるのだろうか?それとも逆効果なのだろうか?

恋愛的な意味で好きな人に「ファンです」というセリフが告白やアプローチに向いているかを様々な角度から解説する。

「ファンです」と言われたら相手は嬉しいのか

「ファン」という言葉の意味には全般的な好意が含まれるため、誰かからファンですと言われた時はほとんどの場合でポジティブな意味に捉え、嬉しいと感じるのが一般的だ。

自分自身の経験でも、周りの経験を参考にしても、ファンですと言われたら好意的に受け取るのが特徴と言って良い。

では、ファンと言われた人は嬉しい以外にどんな気持ちになるのだろう?

単純な好意を伝えられただけと受け取る

異性からファンだと言われたら、それだけで「好きです」という意味に捉えることはなく、単純な好意を伝えられただけだと受け取る。

自分のファンなのは嬉しいが、それと恋愛感情をごっちゃにして考える人は痛い人であり、「尊敬してます」などと同じ意味で捉える方が常識的な捉え方だ。

ファンですと言う人は基本的に自分から遠い存在だから、自分のことを好意的に見てくれていることだけを確信する感じで、もちろん恋愛感情を疑うような気持ちも沸くのだけど、そこまで深い意味には捉えない。

恋愛感情はまた別の話という暗黙の了解

なぜファンだと言われた人が恋愛感情と別個に捉えるかと言うと、ある芸能人のファンだと言う人が憧れの気持ちこそ持っていても、恋愛感情を持っていないことが主な理由である。

それが、ファンと好きの違いをより強調していて、ファンだと言われても恋愛感情はまた別の話という “暗黙の了解” に繋がっている。

「私は○○くんのファンなの!」とキラキラした目で言う女子は、決して「私は○○くんのことが好きなの!」と豪語しているわけではない。あくまでもファンなのであって、他に好きな人がいても、彼氏がいてもファンはファンなのだ。同性の人のファンになる人だって多い。

この曖昧な感じが、ファンと言われた人の受け取り方をマイルドにしている部分がある。

返事は基本「ありがとう」のみで終わり、重くない好意の伝え方だと受け取る

女性からファンだと言われた男性や、男性からファンですと言われた女性は、返事の仕方に迷うこともあるけど、そのほとんどは「ありがとう」などの簡単な言葉でリアクションし、好意に対する感謝を伝えるのが一般的になっている。

その大きな理由は、ファンですという発言が非常に抽象的な表現になっているからだ。

だからこそ、好きな人にファンですと言う行動は、重くない好意の伝え方になっているのが特徴となっている。

ファンと言われるとなぜ自分のファンになったのか知りたくなるから、「何で?」とか「どうして?」と聞くこともあるが、これは「好きです」と言われる場合と違って、漠然とした好意を伝えているだけだから気軽に聞ける。

いきなりファンですと言われた時、その言葉が重いなら質問などできないけど、そうじゃないから「ありがとう」と言えるし、質問も気軽にできる。

好きな人にファンですと言うアプローチがアリだと思う人は、この「漠然とした好意の伝え方になっている」という点に魅力を感じているとよく思うところである。

応援してくれる存在との認識=自分の味方だと捉える

ファンですという好意の伝え方をされると、相手は「応援してくれる人」だと認識する。ファンだと言われると、大きな意味では自分の味方だと捉えるのだ。

たとえば、Jリーグチームのファンはサポーターと言われ、選手を熱烈に応援している姿が印象的である。AKBなどのアイドルのファンも同じで、ファンは対象のモノを応援すると誰でも知っているので、ある人からファンですと言われると、自分を応援してくれてる人だと認識する。

ファンですと言う行動は大きな意味の好意を伝える以外に「応援してます」という気持ちを伝える手段になっていて、やはり恋愛感情とは分けて考えられるのが一般的である。

仲良くなることには効果的なアプローチになりそうだが、心の距離感は遠いため、好きな人にファンだと伝えることには恋愛的にデメリットもある。

自分に何かを求めていない言葉

異性からファンだと言われた時に気軽に「ありがとう」と言えるのは、その言葉が何かの見返りを求めてないからだ。告白された場合と違って、ファンと言われた時は「どうしよう」と思うことがない。

したがって、好きな人にファンだと言ったとしても、思ったようなリアクションがない場合も多くなっていて、深い意味に捉えてくれない相手の反応にがっかりすることも珍しくない。

本人的にはファンになるくらい好きなのに、相手は違う受け取り方をするので、やはり恋愛的に「ファンです」という好意の伝え方は、あらゆる意味で抽象的だ。

では、好きな人にファンだと言うアプローチは、意識されることに繋がるのだろうか。さらに恋愛の寄せてファンだと言われた時の心理について考えてみよう。

好きな人に「ファンです」と言うと相手は意識をするのか

ファンですと言われた人が相手を「意識するか意識しないか」は、どのくらいファンだと言われたことがあるかで変わる。

「ファンです」と言われ慣れている人やよく人前に出る人は異性からファンだと言われても意識しないが、そうじゃない人は異性からファンだと言われる経験が少ないために、意識するきっかけになることがある。

あまりモテないタイプだったら、「カッコいい」「可愛い」の上位互換のような「ファンなんです」という言葉に、つい意識してしまうことがあるはずだ。

逆にモテるタイプだったら「私は○○くんファンだから」なんて冗談半分で言われることもよくあるので、ファンですという言葉だけで意識することは少なくなる。

どのくらい意識するかはそれぞれで変わってくるが、「ファンです」って言葉には、一定のところで「感情を刺激する効果」があって、それが「意識すること」に繋がる部分がある。

相手の内心で「何でだろう?」とさえ思わないで流されるいうことはないだろう。

仲間内で自分のファンの女子のことを嬉しそうに話す誰かの場面はいくつか浮かんでくるし、私もそんな話し方をしたことがあった。

「ファン」だという単純な好意ほど、無邪気に喜べるものもない。

では、アプローチの一環として好きな人に「ファンです」と伝える時の恋愛の効果についてはどうだろう?

「ファンです」という言葉は、恋愛のアプローチとしてアリかナシか

好きな人にファンですと言った女子

重くならずに好意を伝えることができ、相手も喜んでくれて意識してくれるとしたら、恋愛のアプローチとして「ファンです」と伝えることは有効なアプローチ方法になるはずだが、現実にこの言葉は恋愛関係への影響としてあまり良い結果を残していないという経験則がある。

その原因として大きいのが、「ファンです」と伝える際の関係性が、恋愛に発展し辛い場合が多いと言う点だ。

好きな人にファンですと言うと恋愛に発展しない

まず、関係をこれから作っていく状況においては、「ファンです」というマイルドな好意の伝え方であっても、好きな人に先に好意を伝えるのは、相手を引かせてしまうデメリットがある。

ファンという言葉は直接的に恋愛感情を意味していないけれど、アプローチの一環として伝えるとしたら、その意味は他の言葉や態度から伝わってしまう。要は好きバレ後の恋愛に似てくるということだ。

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好意を向けられていることが分かった相手と上手くコミュニケーションを取れる人が少ないので、ファンですというアプローチから恋愛感情の意味の好意を疑われると、関係が発展しにくくなるのが大きなデメリットになる。

ここをもう少し紐解くと、好きな人にファンという言葉を使ってアプローチする時は、ある程度の会話ができる関係になったところから、もう一段自分を意識させるために使うことが重要ということになってくる。

かなり積極的に恋愛できる人ならこの問題をクリアしそうだが、結局のところで好意を伝えたがために積極性を失っていく場合が多いので、奥手な人や好きな人に消極的な人は、「ファンっていうくらいなら大丈夫かな」と思わない方が良い。

自分が意識してしまって話せなくなることがあるからだ。

ガンガン押していく恋愛を成功させたことがある人は好きな人にファンだと言って意識させる方法を取るのがアリである一方で、アプローチが苦手な人は気まずい雰囲気になりやすい好きな人にファンだと言うアプローチがナシということになる。

ファンですと言うと、付き合うのは諦めたという意味に取られることもある

また、ファンと言う言葉は相手を遠くに見ている言葉であるため、好きな人にファンですということで「付き合おうとは思ってない」という意味に取られることがある点にも注意が必要だ。

好きな人にファンということで諦めてると思われることがある。

  • 付き合いたい人=好きな人のファンにはならないで、恋愛対象として近い距離感で接する
  • 付き合いたいと思ってない人=好きな人のファンになってしまい、テレビで見るアイドルのように一定の距離を取って愛でる

前回記事でも触れているように「ファン」という言葉自体が恋人関係への発展について一種の諦めを意味しており、「ファンです」とアプローチする人とアプローチされる人との間にミスマッチが起きやすくなっている。

活用の意味では、自分から相手へ好意を前提に、ある程度あしらわれながらもぐいぐい押していくような形が求められていくので、気持ちを隠しながらアプローチする方が向いているという人の方が多い。

なるべく好意を伝えながら恋愛したい人に取っては一つの表現としてアリだろう。

ファンですと言われたら、イメージを壊さないように相手は踏み込みにくくなる

好きな人にファンですというアプローチがナシな最大の理由は、「距離感の共有」が起こるからだ。

ファンと言われた人は過度に良いイメージを持たれていると感じるから、プライベートな付き合いをしにくくなることがある。

今後起こる自分へのイメージダウンを避けたくなるのだ。

  • 可愛いね、かっこいいねと言われた=脈ありっぽいから踏み込みやすくなる
  • ファンですと言われた=イメージを壊さない方がいいと思って、プライベートな付き合いをしにくくなる

そもそもファンと言われたら距離を感じるところ、本当の自分よりも相手が良いイメージを持っている状態だと分かれば、「深い付き合いをしない方が良い」という判断に繋がることがある。

芸能人の中にも自分のファンとプライベートな付き合いをしない人が多いけど、これは他のファンを気にしているだけじゃなく、自分のイメージ戦略も関わっている。知らなくて良いことを隠すことで、良いイメージで色々なことを想像してほしいのだ。

好きな人にファンだと言うと、好きな人は「そのまま良いイメージを持っていてほしい」と思うことがあるので、片思いや恋愛の原則を踏まえると、やはりもっと恋愛的な脈ありサインを出す方が興味を持ってくれる可能性を上げることができる。

恋愛の意味では、脈ありサインを出すことに特段のデメリットがないことも大きいだろう。やんわり好意を伝えることで意識される可能性を高めることができるから、色々なデメリットや副作用もある「ファン」という言葉を使ったアプローチはナシだと思っている方が恋愛成就の可能性が高い。

もし、他の好意の伝え方をもっと勉強したいと思ったら、下の記事から興味を持ったものを読んでみよう。ファンという無難な言葉を使うより、きちんと恋愛対象として興味を持っていることを伝える方が片思いを前に進める。

まとめ

今回は、好きな人に「ファンです」という告白やアプローチをするとどう思われるのかをまとめてみた。

言葉そのものにはアプローチとして向いている要素があるものの、恋愛の結果が良くないのはファンと言うスタンスが難しく、好意の伝え方が中途半端なのに直接的であるのが理由だ。

対等な立場と言うか、距離を縮めながら意識してもらう方向で接触する方が、初期の関係では大事になってくるとすれば、ある程度好意を隠しつつアプローチするの方が良いことの方が多いと思われる。

冗談半分に言うファンですと言う言葉は意識させることに繋がることもあるから、「他のアプローチ方法」を中心にしながら、恋のアクセントとして捉えよう。

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