少し小悪魔的な発想だけど、「好きな人と仲良くなるためにわざと忘れ物をする作戦」は、実際に効果のある恋愛テクニックだ。
忘れ物を借りることで好きな人と会話のきっかけが生まれるだけじゃなく、忘れる物の種類によっては恋愛が進むきっかけにできるものがある。
この記事では、「好きな人と仲良くなるためにする忘れ物」を7つ紹介するので、どんな恋愛効果を狙ってわざと忘れ物するのか、使えそうな恋愛テクニックにぜひチャレンジして、あなたの恋を前進させるきっかけにしてみてほしい。
本当にわざと忘れるかは置いておくとして、ちょっとしたアプローチに役立ててみよう。
わざと忘れ物をする恋愛効果:好きな人に忘れ物を貸してもらう時に起こる効果と心理
今回は好きな人と仲良くなるためにわざと忘れ物をする恋愛テクニックを解説するのだが、その主な恋愛効果は大きく2つある。
好きな人に忘れ物を貸してもらうことで会話のきっかけを作る
忘れ物の種類によっては、忘れたから貸してもらうということが起こるけど、忘れ物を借りる際はその借りる瞬間と返す瞬間の2回、好きな人と会話するきっかけを作れる。
なかなか好きな人に話しかけられないという人は、わざと忘れ物をすることで、好きな人とのコミュニケーションのきっかけを作ってみよう。
忘れ物を貸してもらう相手に選らぶことで好意のサインを送れる
忘れ物をした時は、貸してもらう相手を選ぶのが普通の感覚だ。仲良くない人に「〇〇貸して?」と聞く人は少ないはず。
この心理を逆手に取ると、あなたが忘れ物をした時に好きな人に貸してもらう行動は、「仲が良いと思っていること」と、「あなたから借りたいという好意に似た気持ちを伝えることができる行動」になる。
- 忘れ物をした時は、仲が良い人から借りる
- 忘れ物をした時は、借りたいと思う人から借りる
もちろん、忘れ物を借りる時に意味など考えないことも多いのだが、わざわざ好きな人を選んで借りるなら、「物を借りる男性心理や女性心理」を考えることもあるし、他の恋愛アプローチをしていたなら、なおさら意味を考えやすい。
わざと忘れ物をする恋愛効果は、さりげないのに恋愛を進める効果も期待できるので、よりリアルな目線で「わざと忘れるべき忘れ物」を解説していこう。
あいあい傘のきっかけに「傘を忘れる」
本降りの雨の時はお勧めしないけれど、小雨の場合は傘を忘れて、「好きな人とあいあい傘」で歩いてみよう。
タイミングの問題があるから、折り畳み傘をバッグに忍ばせておくと安心だ。
「傘わすれちゃった」と言われてしまえば、「じゃ、入ってく?」なんて会話は男女であってもよくある話。ただし、冒頭触れているように雨が強い場合は、好きな人もあなたもかなり濡れることになるので注意をしよう。
今回のテーマであるわざと忘れ物をする恋愛テクニックは、「好きな人の迷惑」を考えないと大失敗に終わる。
お互いにあいあい傘で歩きたいと思っていたとしても、大雨のあいあい傘は結構濡れるからテンションを下げるし、好きな人が「何で忘れたんだよ」ってムカつくこともあるから注意が必要だ。
好きな人からまだ何とも思われていない状況で大雨の時にお願いした時は、イラっとさせることがあるから空気を読むべきである。あいあい傘で歩く距離にも注意するといいだろう。
しかし、何といっても「あいあい傘」の魅力は一つの傘で歩くために体の距離が近づくことである。ドキドキするシチュエーションでもあるから、良いタイミングがあれば「折り畳み傘」をカバンに入れたまま好きな人を頼ってみよう。
好きな人の迷惑にならない!「筆記用具」を忘れる
学生の時、「よくやったよね」と思い出すのが、「筆記用具を好きな人から借りる」という行動。
わざと忘れることはなかったかもしれないけど、忘れてしまった時は誰かに借りないといけないから、借りる相手は好きな人を選んでいたように思い出す。
筆記用具を忘れて好きな人に借りるメリットは、貸す方が迷惑にならない点だ。
もちろん、自分に最低限の清潔感がないといけないし、嫌われていないのは前提になってくるとは思うけど、予備があるなら貸すことにあまり抵抗を覚えない忘れ物である。
「シャーペン貸して?」から始まる会話も悪くないし、日常で会話のきっかけを見つけにくいなら、話しかける良いきっかけになる。これをきっかけに日常的に会話する関係だって作ることができる。
文房具くらいでは「お礼」って概念はないのだろうけど、忘れ物をして助けてもらったなら「次」につながることがある。忘れ物から繋げるというイメージに近いかもしれない。
好きな人との貸し借りを意識するよりは、仲良くなるきっかけとして考えると何か発展があるかもしれないので、一つの考え方として覚えておこう。
好きな人の匂い、あなたの匂いがつく「上着」を忘れる
肌寒い時期のあるあるな忘れ物が「上着」である。
正確に言えば「薄着で出かけて、寒くなって上着を貸してもらうパターン」だが、女性が男性に上着を貸してもらうシーンは、恋愛ドラマや恋愛マンガでよく描かれる、恋愛を進めるあるあるな忘れ物だ。
わざと忘れ物をしなくても、寒暖差が大きい季節は、デートの際など男女間で貸し借りが発生しやすい。
体験すると分かってもらえると思うのだが、身に着けているものを貸し借りすると、結構相手の「香り」を感じたりする。これが、この忘れ物の大きな恋愛効果だ。
寒くて貸し借りするものの中には「マフラー」とかもよくあるけど、香りが移りやすい物だから妙にドキドキすることもあって、まだ経験したことがない人はぜひやってみてほしいと個人的に思うところ。貸してもらうとキュンとする瞬間になると思う。
香水をつけていると尚更香りがダイレクトに香って、好きな人に包まれる感じがあるのだ。これは、好きな人に返したときにも起こる可能性がある。
自分の身に着けているものを貸すのは仲良くなった後のことのように思うけど、女性は好きな人に甘えてみても良い。「貸して?」とストレートに言わないまでも、「寒いね。着る服間違えちゃったかも」みたいに言うだけで、きっかけになることは少なくない。
相手の男性心理としては、そんなちょっとしたアピールくらいはアリだと思うので、おすすめの恋愛テクニックだ。
恋に効く香水を探している女子は、下の記事も読んでみてほしい。男性から好かれる匂いを研究した香水を紹介している。
好きな人とLINEの交換も?「携帯」を忘れる

上記記事で「連絡先の交換方法」を紹介しているが、見つからない携帯を鳴らしてもらう方法も、連絡先を交換する方法の一つだ。忘れ物というより、カバンの中にある携帯が見つからないパターンで携帯を鳴らしてもらうと、簡単に連絡先の交換ができる。
でもこれは、聞いていてもおかしくない仲できっかけがなかった状態なら悪くはないけど、いきなり過ぎて引かれる場合は、断りにくい方法にはなるので注意が必要。
普通は、ある程度の会話をしていたら連絡先の交換くらいは問題ないと思うので、きっかけの一つとして使ってみても良いだろう。お互いに携帯を取り出したついでにLINEのIDも交換してしまうといい。
この方法で携帯の連絡先を交換するなら、一言付け加えるのが恋愛テクニックだ。
「登録しちゃっていい?」
何でもいいのだが、通常の方法で連絡先を交換したわけではないので、鳴らしてもらったことをきっかけにして「連絡先の交換をした」という確認ができると、その後の連絡がしやすいし、相手が登録しない場合もあるだろうから、そうなると連絡をした時に気まずい。
また、その一言で「じゃ、ついでにLINEも聞いていい?」って言いやすくなると思うので、常識的にも勝手に登録してしまうのはよそう。連絡できる状況を作るのが恋愛を進めるコツだ。
LINEにおける恋愛テクニックに興味がある女子は、下の記事も参考にしてみよう。
もっと好きな人と話したい!「借りたもの」をわざと忘れる
好きな人に借りたものを翌日以降に返す場合、本当に忘れてしまったことがないだろうか。
好きな人から借りた物が日常的に使う物だったらとても迷惑になってしまうし、常識を疑われる行為になってしまうけれど、別にいつ返しても良いものを借りたなら、「借りた物を忘れること」で返すために会話や会う機会を増やせるという側面がある。わざと忘れるものとしてはありがちだ。
好きな人から貸してもらうという行為そのものが会話のきっかけになるし、返す時にも同じように、好きな人とコミュニケーションが取れる機会となる。
時には会う口実としても使われる場合があって、次の機会を作るために為される「貸し借り」も、実際の恋愛の中には存在している。
定期的に会う関係に繋がるし、自然と貸し借りが発生する時はいい感じの時によく起こることだ。
仲良くなればどんなものでも貸し借りして良いかと言えば絶対にそんなことはないのだけど、話題や会うきっかけになったりするので、お互いの価値観で問題なさそうなものなら「貸して?」って一言はそこまで気を使う必要もないかなと思う。
「どんな物がおすすめ?」と思う人は、漫画や本が良いと思う。
高校生や大学生のあるあるな忘れ物は「教科書」を忘れて貸してもらうパターン
10代の頃、高校生や大学生のあるあるは「わざと教科書を忘れる」というパターン。好きな人に教科書を借りに行くのは、ちょっとした勇気があればそこまで不自然じゃない分、ちょうどいいアプローチになっている。
好きな人には少し迷惑にはなってしまうかもしれないけど、席と体をくっつけて一つの教科書を見ることになれば、意外とドキドキする瞬間になる。
違うクラスだった場合はなかなか話しかけるきっけがないことに悩むが、「教科書を借りる」というきっかけで話しかけに行くのはよく見かける光景だ。
その他にも、「取り忘れたノート」を写させてもらうのにノートを借りたり、テスト前はノートの貸し借りが「男子から女子」によくあった。実は、男子の恋愛アプローチによく使われているのだ。
意識すると何をしても「好きだから」と考えてしまうけど、「仲がいいから」と思えれば大胆な行動はとりやすくなる。学校の中でよく使うものを借りる際は、好きな人から借りてみよう。
「手袋」を忘れると、ちょっとした恋愛テクニックでスキンシップが取れる
わざと手袋を忘れることで好きな人から貸してもらうことはあまりないのだが、実はちょっとした恋愛テクニックで好きな人とスキンシップが取れる。
その方法とはこんなパターンだ。
男子:「今日寒いもんね(笑)」
女子:「○○くんは手、温かい?私の手、こんなに冷たいんだよ!」
ー好きな人に手を差し出して触ってもらうー
男子:「あ、ほんとだ!めっちゃ冷たい(笑)大丈夫?」
時々スキンシップがある関係なら、よくあるのが触って確かめてもらうパターンだ。じゃれて、顔に手を当ててみてもはしゃいだ雰囲気になる。距離感が難しいが、いい雰囲気になってきた時期では、少し大胆に攻めてみても良い。
寒い時期は色々な理由で恋愛が進みやすいのだが、体が近づきやすいのもその理由だ。手袋を忘れたことがきっかけで手をつなぐこともないわけじゃないし、付き合う前はスキンシップを取るのに理由が作れると確実に片思いが進みやすくなる。
ぜひ、女子から好きな男子にチャレンジしてみてほしいなと思う。下の記事も参考にしてみよう。
家に行ったらわざと忘れ物をすると、連絡が取り合える
好きな人の家に行ったら、何でも良いのでわざと忘れ物をしてみよう。私の経験では、口紅やリップなどのコスメ系が多かったけど、シュシュや髪ゴムも悪くない選択だ。
好きな人の家に忘れ物をすると、あなたが帰ったあとで好きな人が自分のことを思い出してくれる。恋愛では、自分のことをどれだけ考えさせるかが重要になるので、家にわざと忘れ物をした時の効果は決して小さくない。
好きな人が忘れ物に気づかないリスクがあるけど、それなら翌日にでもLINEしてみれば良いので、特にリスクがない方法だ。
ちなみに、好きな人の家に行く方法については、下のきっかけを参考にしてみよう。
- 家飲み・飲み会の二次会や三次会
- 一緒に映画やドラマを見る
- 料理を作るのを口実に(タコパなどでも可)
女子から男子を誘う場合も、男子から女子を誘う場合も使える口実だと思うので、好きな人と何度か食事するような関係になれたら、踏み込んでみても良い。
会話を上手く進めれば、「また好きな人の家に行く」というループも作れる。
好きな人の車の中にわざと忘れ物をする
ここは主に女子向けとなるが、好きな人の部屋に行けない人でも「好きな人の車に乗る」ことがあるなら、車の中にわざと忘れ物をするのも悪くない方法だ。
実はコレ、彼氏が浮気しているか確かめる方法だったり、浮気相手の女子が本命彼女への匂わせで使っている恋愛テクニックで、世の恋愛上手な女子の常とう手段になっている。
たとえば、傘やコスメ、買い物した物やアクセサリーなどは車内の忘れ物であるあるとなっているので、あとで連絡が欲しい時はやってみても良いと思う。
ある程度関係が進んでいる状況しか使えないが、この方法だと恋愛テクニックを疑わせることで余計に意識させることができるので、上級者向けの恋愛テクニックになる。
忘れ物が生む「好きな人とのコミュニケーション」に恋愛効果を
今回、わざと忘れ物をするのは「好きな人とコミュニケーションを取ること」が目的だ。仲良くなるきっかけ、恋愛が進むきっかけを作るのに、忘れ物を恋愛テクニックの形で使う方法を解説した。
しかし、当然ながら単発のアプローチは思ったほどの効果がない。好きな人から意識されているなら話は別だけど、まだ意識されてない状況では継続したアプローチが必要になっていて、「忘れ物を借りる」という方法から次につなげることがすごく重要だ。
あくまでも今回の方法は「仲良くなる過程」だと認識して、距離を縮める段階では会話に慣れていくようなイメージを持とう。
最初は積み重ねたアプローチにだんだんと意味が出てくる感じなので、「そっけない」「冷たい態度」など、期待した笑顔がないリアクションをされたとしても、「これからだ」という意識で片思いを進める。
ただ、「普通に話しかける」というのも難しいと感じるタイプの人がいるし、いつも同じ行動や態度では意識されないのも事実。
今回解説したアプローチ方法は少し変わり種なので、試してみると面白い恋愛効果を感じるかもしれない。そのために、必ず好きな人へのアプローチは次へ次へとつなげていこう。

まとめ
今回は「好きな人と仲良くなるためにわざとする忘れ物」を紹介した。
わざと忘れるかどうかはあなた次第だけど、一つの会話のきっかけとして「忘れ物」も考えてみるといいだろう。
好きな人と仲良くなるためには、方法を考えるよりもまずは接触の機会を増やす方が話は早い。
ある程度のところからは、距離を縮めるために何が必要かを考えることになるけど、その前段階だったならきっかけを見つけて話しかけることが大事。
ちゃんと探せばそのきっかけは今回のテーマに限らずいくつもあると思うので探してみよう。下の記事も合わせて読んでみてほしい。
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