結婚を前にした場合や付き合っている彼氏として挨拶する場合等、「彼女の親へ挨拶に行く時」は、どんな男性も緊張するものだ。
はじめて彼女の親に挨拶に行くなら、気になるのが「挨拶する時の服装」や「手土産」や「会話の内容」など、経験が少ないから色々不安になる。それなのに、友達に相談しにくいことだから、ネットで調べる人は多いことだろう。恥をかく分けに行かないと言うより、とにかく無難に切り抜ける方法を探している。
そこで今回は「彼女の親へ挨拶に行く時の注意点」について解説する。私の経験から「彼女の親に挨拶するとき、どんなことに注意をしなければならないか」を紹介しよう。
服装は清潔感のある服装を
彼女の親への挨拶は、「気合が入り過ぎて失敗」ということはないと思って良い。
スーツで挨拶に行くのが照れくさいと感じる人もいると思うが、確実にスーツの方が無難だし間違っても崩れたファッションで親に挨拶しない方が良い。
特に結婚を意識した彼女の親に一席設けてもらう場合はスーツ一択で、持っていない男性は購入してでもきちんとした服装で挨拶しよう。
とにかく人の第一印象は、見た目が5割以上を占めるから、自分の努力でどうにかできる服装等の配慮はしっかりしておくことが大切。最初に「きちんとした男だな」と思われるか「何だこの男は!」って思われるかでほぼ決まる面もあるため、無難な選択をおすすめする。
彼女の親へ挨拶に行くなら手土産はあった方が良い
彼女の親へ挨拶に行く際は、その時間を取って頂いた感謝の気持ちと、自分と会って下さる感謝の気持ちを表現するために「手土産」を持参しよう。
のしは付けなくていいから、少し話が落ち着いたタイミングでお父さんに渡す。この場合の相手は相手の家族の家長がベストなので、シングルマザーの家ではお母さんに渡そう。
渡す時に添える言葉には注意点がある。
よく使われる「つまらないものですが…」は相手に失礼になるからダメだ。
「おいしいと評判なお菓子なので是非召し上がってみて下さい」
「お好きだと伺ったので」
と、ご両親を思って失礼のないように手土産を選んだことが分かる言い回しで渡そう。
相手のご両親からすればあなたは「娘の彼氏」だから、真面目な印象を持たれるように最大限努力する。これから先の付き合いや結婚へダイレクトに影響するので、「やり過ぎかも」ってくらい丁寧で居よう。
彼女の両親がお酒好きならお菓子でなくても良い。その際も、一言「なぜそれを選んだか」触れておくと会話もスムーズだ。彼女からリサーチしておくことは大事だから、挨拶に行く前に色々聞いておくと良い。
あなたの緊張は良い印象に!ハメを外したら最悪の印象に!
彼女のご両親の前で借りてきた猫状態になると彼女には恥ずかしいかもしれないが、ご両親の印象は悪くない。チャラい印象が最悪だから、緊張はそのまま真面目さと感じてくれる。
彼女の親へ挨拶するときはお酒を飲みながらの会話することも多いが、その場を盛り上げようとしてハメを外すのは絶対にやめよう。多少気まずいと感じる空気でも、関係が微妙だからその時は仕方ないと割り切り、あくまでも相手家族に空気は合わせるのが基本だ。
お呼ばれしたあなたがしゃべりまくるのは相手の親の顔を潰す行為になるので、ゲストとしての振舞いがベストだ。テレビ番組でいるところのひな壇をイメージしてMCは彼女の親に任せよう。
そうして受け身的に接する中で注意点となるのは「受け答え」をしっかりすることである。
ハキハキしゃべり、一言だけじゃなくて話が膨らむしゃべり方をしよう。就活の面接をイメージしても良いのだが、あそこまで堅苦しいのは場違いだから、もう少しフランクな感じで相手から自分に向けられる印象を意識しながら受け答えをしていれば失敗しない。
彼女の両親に挨拶するなら彼女からリサーチして本番に臨むこと
彼女の親へ挨拶に行くなら事前準備をしておくと安心だ。なるべく当日の会話に困らないよう、話題を用意できるように彼女からご両親のことを色々聞いておこう。
どんな人も自分の興味関心や経験について聞かれると話がしやすい。
たとえば、
「学生のころは野球をやられていたと聞いたのですが、ポジションはどこだったのですか?実は私も野球をやっていたんです」
というように、共通点を探しながら話ができるようにリサーチをすると「当日の質問」が適切になる。
注意点は、相手を立てて話をすることだ。彼女の親は目上の人に当たるからあなたの方が自慢になるような話は向かない。「へ~、すごいですね!」とリアクションできるような会話がベストなので、ご機嫌取みたいになる必要はないけど立てるようにはしよう。
出来たら「頼れる男アピール」も挟んでおこう
彼女の親へ挨拶に行くなら将来を考えている人も少なくないと思う。もしそうじゃなくても親公認で付き合うことになるわけだからご両親からの評価は高いに越したことはない。
そこで一つポイントになるのが「あなたのアピールポイント」だ。これも面接と同じように、あなたらしさが良い印象となって彼女の両親に届くよう、あなたの「考え方」や「信念」みたいな人なりを感じる話はできたら良いタイミングで挟んでみよう。
「娘のことはどう考えているんですか?」
ちょっと昭和的な質問だけど、こんなことを聞かれることもあるし、相手の親はあなたのことを知りたいと思っているので話すタイミングはきっとある。そこを無難に切り抜けようとすると「薄っぺらい男」だとか「信頼できない男」だと思われるだけなので頑張りどころとなる。
基本的に相手の親はあなたに対し「娘を預けることができるかどうか」という視点でチェックしている。
それならしっかりした男性だと思われたいので、きちんと話す態度と共に内容も大事になる会話がきっとあるはず。そこだけは受け身にならずにちゃんと自分の考えやしっかりしたところを見せられるようにしよう。
彼女の親に挨拶するなら、彼女を褒めるのが雰囲気を良くする基本であり王道
彼女の親に挨拶するなら、必ず彼女を褒めてあげる話し方が基本になる。
「どこが気に入って付き合っているのですか?」
って質問は必ず来るものとして、返答は用意すると良い。こういった直接的でなくとも、彼女をどう思っているのかは答えを求められることになると思う。
彼女を褒めながら親とあいさつすれば、あなたから彼女に向けられた愛情に気付くし、娘を褒められて嫌な気分にならない親はいないから、雰囲気も良くなる。正直に答えるだけが誠実さではないから、たとえ両親が娘を下げるような表現をするときも、必ずフォローするようにしよう。
とにかく彼女の親に挨拶に行くときは、その場を強く意識した方が成功する。親の前だから彼女を褒めるのが当然だし、遊びで付き合っているんじゃないことを分かってもらうために彼女を褒める。褒められた彼女はその言葉自体を喜んでくれるから全員が幸せになれる方法となるはずだ。
多少お世辞が入ってもその場に相応しい態度であるため、彼女の親にあなたが「しっかりしてして彼女を愛している男」だと思ってもらえるように振舞おう。
器の大きい男性になれるよう、下の記事も参考にしてほしい。
まとめ
今回は「彼女の親に挨拶に行くときの注意点」について私の経験から6つポイントをあげて解説した。
あまり自分から好んで彼女の親に挨拶に行く彼氏はいないと思うのだけど、どんな事情で挨拶することになったにせよ、やるからには失敗がないように気遣いと準備をしよう。
結婚する予定があるならなおさらだが、そうじゃなくても今後の付き合いに影響する会となるため、頑張っておくと後悔がないはず。「あんな男とは別れなさい」なんて言われないように、良い印象を持ってもらおう。
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