嫁からお小遣いをもらって生活するのを結婚前の行動で回避する方法

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お小遣い制の生活をする男性が表情を曇らせている様子

結婚すると嫁からお小遣いをもらって生活をすることは、今の世の中では普通のこと。世の中の家庭はどのくらいの割合で家計を嫁が担当しているのだろうかと考えると、これから結婚する男性は心配が大きくなる。

しかし、もし結婚前の行動で回避できるとしたら、それを知りたくなるはず。その方法を今回は紹介してみたいと思った次第である。

この記事では、嫁からお小遣いをもらって生活するのが嫌な人向けに、結婚前の行動でお小遣い生活を回避する方法をまとめてみたい。

嫁に家計を任せるリスク

家計を任された嫁がお金を使いすぎた様子

私の周りは、ほとんどみんなといえるくらい嫁が家計を担当している。

ある程度の稼ぎがあるのに月3万円のお小遣いに昼食代が含まれている人もいて、正直理解できない部分があった。安くすませるためにカップラーメンを毎日食べている姿は、とても同じ職場で世間よりも稼いでいる男の生活とは思えなかったというのが正直な感想である。

これを読んでくれている人が既婚者であったなら、もうすでに似たような状況なのだろうか。

稼ぎが少なくて家計の遣り繰りを必死にやらなければならない場合は、仕方ないと思うし、仕事が忙しい旦那側が家計を担当しても苦労が増えるだけになると思うから、止めた方が良いと思う。平均年収以下の場合は家計を嫁に任せてしまった方が何かと良いことの方が多いだろう。

しかし、一定の収入以上の稼ぎを誇るあなたがこれから結婚する場合、お小遣い生活をするべきかどうかは考えるべきだ。お小遣い生活をしながら普段の激務に耐えられるかどうか、お小遣い生活でも自分の価値を示すように仕事に取り組めるかどうかを少し考えよう。

色々な夫婦があると思うが、先日テレビを見ていて大変驚いたことがあった。
あくまで番組調べではあるが、ヘソクリをしている妻の割合は8割を超え、その平均金額は300万円以上あったのだ。

そしてさらに驚くことが、そのヘソクリの目的である。
夫婦に何かあった時の当面の生活費だとする回答が少数派ではなかったのである。

全額稼いだ金を渡して、というか自動的に流れて家計が成立しているという人には、本当にわけがわからない発想ではないだろうか。そのまま時を重ねれば、順調にヘソクリをためた嫁が稼ぐ能力を失った夫に熟年離婚を迫るなんて話はザラだ。

本当に怖い話で、嫁からお小遣いをもらって生活することのリスクを考えさせられる話だった。

結婚前に取る「家計を自分で管理する方法」とは

リゾートホテルからの景色

昭和な発想の人は、いまだに家計を妻に任せていない。

付き合っている頃からお金のことを自分で管理してきた男性は、結婚後もしっかりお小遣い生活を回避しているのである。具体的に効果があると思うことは、彼女と行く旅行費の計画など、大金を使う計画を「男性」が行うことだ。

あなたも経験があると思うが、旅行というのは突き詰めていけばキリがないほど支出が増えるもの。どんなことでもそうだと思うが、旅行になるとそれが顕著である。

食事や宿泊のグレードもただ良いものを選んでいけばいいものではないから、取捨選択の余地が大きい。そういったバランスを取ることを話し合いながら男性が主導していくと、付き合い方として「お金の管理」が彼氏主導になっていく。

全てを一人でやる必要はないから、特に難しい作業をするわけではない。彼女にしっかり仕事を割り振り、全体のことに気を回せばいいだけである。

例えば、海の近いアンコウが有名な所に旅行に行くと仮定しよう。

当然食事のメインは海の幸になるが、たとえば「2万円までのホテルで、食事のメインがアンコウのとこ3つ探しといて」等とお願いする。彼女としても旅行の計画作りには参加したいだろうし、これから楽しみにしている行事をテーマにした会話はカップルとして二人共本当に楽しい気分になる。

車で行く場合は、女性は運転しない分その雑費計算に弱い場合が多く、男性の方が全体的な支出バランスを取るのに長けているところも存在する。

数年付き合ってから結婚する場合は、この方法を繰り返していくと、大きな出費の時は、彼氏が面倒を見てくれるという感覚が彼女についていく。そういったところからお金に纏わる部分を担当していくことも悪くないし、元々デート代を多く負担してきて、会計は普段男性が処理するのであれば、むしろ自然と男性サイド主導でお金のことが進む方が、実は自然な流れのようにも思う。

しかし現実は違ってしまっているため、お小遣い生活を回避するためにはより一層の手配が必要になってくる。

結婚直前に効果的な行動

旅行費の計算等で、カップルの大きな出費を男性主導で行ってきた後、お小遣い生活を回避するために結婚前に取る行動で最も効果的なことは、「結婚後の新生活全般と結婚式・新婚旅行の支出予定表作り」である。大変な作業だが、最初の段階でこういったことを担当していくと、自然とお金の管理を勝手に握られることがない。

二人のはじめの一歩の予定表を男性が用意すると、それがイニシアティブになる。これはこういうことが好きな人でも正直本当に大変である。結婚式の準備で空いた時間が少なくなるから、途中で挫折するかもしれないと思うほどだろう。取り組むのなら、それなりの時間と覚悟がいる作業だと思っておいた方がいいかもしれない。

しかし、それによってもたらされるメリットはその苦労を補って余りあると思う。

様々なところまで配慮された予定表ができれば嫁の信用を得やすいし、そういったことを報告してほしいと思っている相手のご両親の評価も上がるので、メリットは大変大きいのだ。

プラスアルファーとして、その他の細々したところもなるべくこちら主導で行っていけば、最終的に「旦那様に任せた方が安心」と嫁に思ってもらえるようになるだろう。

何となくスタートしていく段階で自然と担当していくことができれば、一番自然な形で財布を握ることができるはずだ。お小遣い生活が回避できる。

もちろん障壁になることは数多く存在する。

何となくスタートさせても、何となくがずっと続く夫婦もいないことがこれだけお小遣い生活を回避できずに生活を送るサラリーマンを増やしている。結婚後も大事なことはしっかりリードしてあげて、一度手にした権利を奪われないように努力する必要はあるだろう。軌道に乗るまでは何かと気を遣うほうが夫婦生活の全般がうまくいく。

ほんの一部のセレブを抜いて、お金の問題はなかなか理想と現実が違う世界である。

これから結婚しようとする人はどんな形を取るにせよ、より夫婦が上手くいく方法を模索するべきだと思う。

夫婦のお金を管理するならしっかりと責任をもって

男性が夫婦のお金を管理する際、やはり問題となるのは「大ざっぱ感」である。無計画にお金を使う人は珍しいとしても、女性ほど細やかにできない人は多いだろう。

結婚後にこれだけ「お小遣い生活」をしている旦那が多いのもこれが一つの理由になっていて、最初はうまく二人で管理していたりしたのが「生活力」という点で最後は嫁がお財布を握ることになっている夫婦も多くなっている。

当たり前の話であるが、夫婦として大事なお金を一手に引き受けて管理するなら責任感を持って対応しよう。「少しやらせてみたけどダメだった」ではより厳しいお小遣い生活に突入する。

もししっかりとした管理ができない場合はむしろ嫁に財布を任せて、きちんとやりくりしてもらうほうがいい場合もあるため、この問題は総合的に考えることも大切かもしれない。

お金のことでもめると夫婦生活が破たんしかねない問題であることは最後に触れておこう。

お小遣い生活をするより、夫が家計の管理をする方が出世する

今回これを書いた最大の動機は、結婚後の家計の管理の仕方で「夫(男性)の出世の仕方」が違うからだ。前半から言っているように、少ないお小遣いで我慢する生活が続けば、まず意欲的に働く意思が削がれる。

この傾向は私の周りで非常に顕著な傾向となって現れている。家計に余裕ができれば自分の生活が華やぐ人と、お小遣い制でほとんど変わらない人とでは仕事の仕方が変わってくる。違いが現れるのは結婚5年目や結婚10年目なので、気付いた時にはもう差を詰められない状況になっているだろう。

夫婦共働きが増えたとは言え、出産の問題がある妻の出世より、期待するべきは夫の出世であるところ、その意欲が削がれる制度を家庭に持ち込めば夫婦の願いは遠くなる。

私の経験からもし何組かの夫婦だけでも、自分たちが目指す幸せの形に近づけたらと思ってこれを書いた。ぜひ、一度考えてみてはどうだろう?

まとめ

今回は嫁からお小遣いをもらって生活するのが嫌な人向けに「お小遣い生活を回避する方法」をまとめた。

普段からお金のことをまとめていけば結婚生活でも自分が家計を担当する土台ができるので、もしお小遣い生活が嫌だ!と思うなら今回紹介した行動を試してみてもらいたい。

嫁に尻に敷かれないためにはお金のことも大事。財布を握られれば頭が上がらないのも当然だから、回避できる内にできることをやってみよう。

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