知れば知るほど好きになる恋とはどんな特徴があるのか~知っていく内にどんどん分からなくなることもあるのはなぜ?

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知れば知るほど好きになる恋をイメージした2つのマグカップ

あなたは、知れば知るほど好きになる恋を経験したことがあるだろうか?

ある人に興味を持って意識するようになり、好きになる過程の中では「相手のことを知れば知るほど好きになる恋」になることがあるけど、一直線に気持ちが盛り上がる恋は良い恋になる傾向がある。

知れば知るほど冷める恋と比較すればそれは明らかだが、どんどん好きになるような恋とはどんな特徴があって、どんな恋愛なのだろう?

今回はそんな「知れば知るほど好きになる恋とはどんな特徴があるのか」を解説する。

仲良くなるほど好きになっていく恋をするとよく問題になる「好きな人を知っていく内にどんどん分からなくなるのはなぜなのか」も説明していくので、片思いについて深く知っていこう。

知れば知るほど好きになる恋とは

知れば知るほど好きになる恋とは、好きになった人のことを深く知るたびにどんどん好きになる恋愛を言う。

人は、好きになる前後は異性をどこか “評価する” ようなイメージで恋愛対象として見るが、知れば知るほど好きになる片思いは、冷静なジャッジというよりもっと感情的で、好きな人にハマっていく恋になるのが特徴だ。

冒頭から言ってるように、気になってから一直線に好きの感情が大きくなるのが「知れば知るほど好きになる恋」である。好きな人のことを知るたびに恋愛感情が大きくなっていくのを自覚する。

「普通の恋」と「知れば知るほど好きになる恋」の違い

本来、人を深く知る過程においては、自分に取って不都合な事実も知ることになる。

たとえば、「面白い人だと思ったから気になったけど、結局口だけの人だった」とか「スポーツしてるところがかっこ良かったけど、たくさん話してたら頭はバカだと気づいた」みたいな感じだ。

最も分かりやすい例は、「顔が可愛い・かっこいいから気になったけど、知っていく内に性格が悪いと分かった」というパターンである。

誰かを好きになる過程では、最初に魅力的に思える何かがあっても、「気になる」という過程を通るからこそ、さらに魅力的に思える他の要素がないと好きにならない。

先ほどの例で解説すると「面白い人だと思ったから気になったんだけど、話してると本当に頭のいい人で、もっと知りたいと思って話してる内に好きになった」というイメージである。

だからこそ、好きになる人はなかなか現れない面がある。

ここまで解説した内容は好きになるまでの話だけど、「好きになってから」についても、好きな人は完璧な人じゃないから、短所に気づくことは普通にあるし、同じ時間を長く過ごしていく内に多少なりとも幻滅する瞬間がある。

簡単に言うと、好きが増えたり減ったりするのが普通の恋だ。

そこには、恋愛感情特有の負の感情である「好きになりたくない」「騙されないようにきちんと相手の本質を見極めたい」「ただ好きでいるだけでつらいから嫌いになる要素を探したくなる」などの心理も関係している。

しかし、知れば知るほど好きになる恋は、気になってから好きになるまでの期間のみならず、好きになった後も、好きな人のことを知る度に好きの気持ちが大きくなる。

知れば知るほど魅力的な人に見えるし、どんどん好きになる自分を止めたくても止められない状態になるのが「知れば知るほど好きになる恋」である。

もちろん、先ほど取り上げた “恋愛感情特有の負の感情” も持つのだけど、知れば知るほど好きになる恋は、理性で「これ以上好きにならないようにしよう」と思っても、好きな人のことを知る度に好きになっていくから、止めることができない。

あなたも、知れば知るほど冷める恋を経験したことがあると思うけど、まさにその真逆になるのが知れば知るほど好きになる恋だ。

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知れば知るほど好きになる恋は、理想的な「好きになり方」

少しネガティブな表現をしてしまった部分もあったが、知れば知るほど好きになる恋のように、好きな人と仲良くなる時に「どんどん好きになる」という状態は、好きになり方として理想的だ。

なぜなら、多くの恋は好きな人のどこかに減点材料があって、残念ポイントがあるのが普通だからだ。人は長所と短所を併せ持っていて、知るたびに好きになる心理状態は普通は長続きしない。

知れば知るほど好きになる恋は、あなたにとって好きな人が理想の人である可能性を持っており、もし1ヶ月から2ヶ月以上の期間にわたって知れば知るほど魅力的な人だと思う状態が続くなら、その恋は本当に大切にしないといけない。

恋愛がうまくいったことがない人は「好きになる度にどんどん辛くなる」ということも起こり得るけど、もし知れば知るほど好きになる恋から付き合うことになったら、まさに大好きな彼氏・大好きな彼女になる。

好きな人のことをもっと好きになる瞬間が積み重なるのは「付き合う前」だと辛いこともあると思うけど、付き合えたなら本当に幸せな恋になるから、もしあなたに知れば知るほど好きになる人が現れたら、ぜひ積極的にアプローチして幸せをつかもう。

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知れば知るほど好きになる恋の反対語は「知っていく内に幻滅する恋」

知れば知るほど好きになる恋がなぜ素晴らしい恋愛かと言うと、先ほども触れた通り、知っていく内に幻滅する恋が数多くあるからだ。

少し前に”蛙化現象” という言葉が流行ったけど、そういう好きな人に幻滅する瞬間は本当に多くの恋で存在していて、もちろん幻滅の仕方には大小様々あるのだけど、”どんどん好きになる一方” という恋はなかなかない。

「いいなと思ったけどやっぱり違った」とか「そんな人じゃないと思ってた」など、関りを持つ中で冷める恋はあるあるで、「本気で好きになれる相手が見つからない」と言う人も多い。

知れば知るほど好きになる恋は人生でそう何度も経験できる恋愛ではないので、もし出会えたなら、あなたにとって “運命の人” である可能性もあるだろう。

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なぜ知れば知るほど好きになるの?

知れば知るほど好きになる人とは、あなたにとって理想の人であるだけでなく、好相性の相手だ。

その人が本当に魅力的な人であっても、相性が悪いと好きな人の態度や行動に違和感を覚えることが多いし、深く会話するようになると意見や価値観が(内心で)対立する瞬間がきて、知れば知るほど好きになる恋とはならない。

また、知っていく内にどんどん好きになっていく理由は、知れば知るほど好きになる恋をしている時は自分が相手を好きでいることに違和感を持ってないことから、「好きな相手を100%に近い状態で肯定的な目で見ていること」も大きい。

好きになると好きな人の全部が良く見える状態になる人もいるけど、人は長所と短所が紙一重で、その人の特徴をどう捉えるかで評価が分かれるところ、知れば知るほど好きになる恋は、相手の特徴をすべて肯定的に捉える心理が強く働いている。

グッと心を掴まれるような恋になるため、「ここが素敵だな、でもここも素敵なんだよな」と相手の良いところをどんどん探す心理になるのだ。

ここは、”恋は盲目” と言われる所以にもなっていて、盲目になるほど好きな人を好きになる恋愛は、知れば知るほど好きになる恋になってることがほとんどだ。

好きになった人のことは「いいな」と思いながら接するので、相手が素敵な人でさらに相性が良いと、知っていく内に「こんな素敵な人いない」と思ってどんどん好きになる。これが基本的な「知れば知るほど好きになる理由」だ。

つまり、知れば知るほど好きになる恋は、外見から入ったとしても内面に惹かれる恋になっているのが特徴で、相手の人間性や考え方、仕草や行動までなにもかもが素敵に見える恋になっている。

その意味では、外見や雰囲気だけで好きになる「外見重視の恋愛」では、幻滅する恋になることが多いと言うこともできるだろう。

知れば知るほど好きになる恋愛は、内面重視で好きになった時ほど起こりやすい。

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知れば知るほど好きになる片思いが幸せな理由

知れば知るほど好きになる恋が幸せな理由は、相手がどんどん好きになる「愛情の増加」による幸福感だけでなく、その関係性にある。

知れば知るほど好きになる恋は、相手のことを知っていく状況ができないと起こり得ない。

そのため、相手への理解が進むくらいコミュニケーションが取れている状況に恋愛の幸福感があり、好きな人と一緒にいる時間やLINEしてる時間が長くなる点にも大きな幸せがある。

実質的な意味で「好きな人と距離が近いこと」は片思い中の幸せである。どんどん好きになる恋愛は、それだけ好きな人と話してる時間が長いということであり、なかなか好きな人に話しかけることも難しい付き合う前の恋愛においては幸せな恋と言える。

ただし、知っていく期間については、短期・長期とも存在するのが今回のテーマの特徴である。

理由はそれぞれ分かれるが、あなたに興味を持つ人が現れて、急速に距離を縮めていく過程で「知れば知るほど好きになる恋」もあれば、最初は何も思わなかったけれど、男友達・女友達としてある程度の付き合いを続けつつ、様々なエピソードを経験していく内に、いつのまにか「知れば知るほど好きになる恋」もある。

いずれにしても、片思いの状態で好きな人への理解が深まる関係になっていることは、幸せを感じることができる片思いの形である。

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知れば知るほど好きになる恋の条件は「すきな人との距離が縮まること」

知れば知るほど好きになる恋の条件になっているのは、「好きな人と距離が縮まっていくこと」である。

あるタイミングから深い関係になっていく過程で相手の内面を知り、会話もどんどん深いものとなって「好き」という感情が高まるのが、知れば知るほど好きになる恋だ。

そういう意味では、「好きな人との距離が近い」こと(=クラスメイトだったり、会社の同僚、何かしらのコミュニティのメンバー)も条件になる場合がある。

LINEだけで知れば知るほど好きになる恋に発展することもないわけじゃないが、身近な人との恋の方が割合的には多い。(参考:LINEだけで好きになる?LINEで好きになる男性心理ときっかけ、LINEだけで好きにさせる方法

どんな場合であっても、「好きになってから相手を知っていく内にどんどん惹かれる恋」は、最初に芽生えた恋心が育っている証拠でもあるし、好きになったことが自分の中で間違っていなかったことも証明している

正しさの点で、好きになるべき相手だったと断言する意味はないが、知れば知るほど好きになる時は、自分が好きになった気持ちを受け入れることができ、本気の恋をしている自覚も少しずつ芽生えることになるはずだ。

好きになることを否定したい関係も実際の恋愛では少なくないが、知れば知るほど好きになる恋ではブレーキをかける暇もなく、恋心が急速に成長していく。

知れば知るほど分からなくなる恋のメカニズム

知れば知るほど好きになる恋も含めて、恋愛は「知れば知るほど分からなくなる」点に大きな矛盾がある。

では、なぜ人は知っていっているはずなのに好きな人のことが分からないと感じるのだろう?

なぜ人は、恋をすると知れば知るほど好きな人のことが分からなくなるのか

知れば知るほど好きな人のことが分からなくなる理由は、「人は好きになった相手を主観的に見るから」だ。

恋をしたら、もう好きな人のことが客観的に見ることができなくなるから、好きな人に近づくほど好きな人のことが分からない状態になる。

好きな人を客観視できないから、好きな人を把握することができなくなるのである。だから、恋をすると好きな人のことがどんどんわからなくなることがある。

1つ身近な例を示そう。

あなたが恋人のいる友達に「おまえの彼女って可愛い?」と聞いて見ると、「俺は可愛いと思ってるから付き合ってるだろ」と怒られてしまうかもしれないけど、「じゃあ、一般的に可愛い方?」と聞いて見ると、同じように「だから俺はそう思ってるって言ってんだろ」と怒られることも多い一方で、「一般的にってどうだろ…もうわかんねーよ」などと返ってくる場合も実は少なくない。

このように、好きになった相手はどんどん客観的に見られなくなってしまうのが「人」である。恋は人を盲目にさせるけれど、超主観的に見てしまうことも「好きな人のことを理解できた」と思えないことに大きく関係しているのである。

事実、知れば知るほど好きな人に関する知識はあなたに蓄積され、相手への理解は深まるはずだ。しかし、人は本心と矛盾する行動を取ったりもするため、客観的かつ総合的に「相手を理解する」ことが「相手を知った」と思う条件となる。これが好きな人相手だとやたら難しい。

どういうことか解説する。

好きな人には期待と不安が入り混じるから、「本当はどう思っているの?」と勘繰ってしまう

あなたが理解できてる親友や家族が相手なら、その人の性格を踏まえて本音を見極めることができると思う。「そう言っているけど本当はこう思ってるんでしょ?」というように、理解できてる相手のことは客観的かつ総合的な判断が可能で、相手を俯瞰して見ることができる。

しかし、相手が「好きな人」になると「どう思ってるんだろう?」と興味が強くなってしまったり、「え、俺のこと嫌いってこと?」みたいに不安になったりして、主観的に見てしまうことが原因となって「分からない」となってしまう。

これが、知れば知るほど分からなくなる恋のメカニズムの大本にある。

好きな人に対しては細かいことを気にしてしまい、一つ一つの行動と言葉にいちいち注目してしまう。そこに自分の好きという感情だったり、好きな人の本音を知りたいという心理が関係してきて、「好きな人を把握する」ということがとてつもなく難しい作業になる。

友達が相手ならもっと広い視野と情報の取捨ができるのに、恋をすると好きな人に対してはできなくなる。だから、好きな人のことを知っていくと、どんどんわからなくなっていく。

人は言っていることとやっていることが矛盾している場合もあるし、考えていることを敢えて隠すように行動や態度を取る場合がある。機嫌が悪かったり、忙しくてイライラしていたり、イレギュラーなことも多い。こういう状況で相手を理解するにはどうしても「主観」を取り除く必要があるが、好きな人にはそれができないから「好きな人のことがわからない」のである。

しかも、これに恋愛特有の問題も絡んでくるため、さらに好きな人を理解するのが難しくなる。次の見出しに注目してほしい。

恋愛感情「特有の矛盾」が、好きな人を「理解すること」を妨げ、「分からない」と思わせる

恋愛感情はとても複雑な感情であるため、多くの恋に「矛盾」が発生する。

好きな人にそっけない態度を取ってみたり、押し引きしてみたり、好きだから許せないことがあったり…。「好きだから」という理由でケンカしてしまうことがあることなどはその顕著な例である。

知れば知るほど好きになる恋は、多くの情報が取得できている一方で、この “恋愛時ならでは” の矛盾した行動や態度もその情報には含まれることから、「完全に理解しきること」が妨げられる。

相手を主観的に見てしまうことが大きな原因であるが、それと同時に「恋愛感情特有の矛盾」がまた新たな原因として「好きな人が分からない」という状態を作り出すのである。

いい雰囲気になってきた時期に好きな人のことがわからなくなったら、いま解説した内容が本当に大きな影響を与えている。

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片思いのときは自分の気持ちを隠しながら相手とコミュニケーションを取る場合も多く、探り探り恋をするので、お互いが矛盾し合った行動や態度を取る場合が多いのである。

恋愛ドラマの主人公を見ているとヤキモキするのは「思っていること」と「やっていること」に矛盾があるからだ。これが現実の恋愛でも本当に多く起きている。

したがって、「知れば知るほど好きになる恋」とは、「どんどん分からなくなっていく恋」になっていくことが実は多い。取得できている情報はかなり蓄積しているのに「主観的に見てしまう」し、「行動と気持ちが矛盾している」から、何が正しい相手の行動かもわからなくなってしまう。

グルグルと好きな人のことを考えては、落ち込んだり喜んだり、恋をすると感情がジェットコースターのように縦横無尽に走り回るけれど、好きな人のあらゆる面を知っていく内に恋が進んでいく中で、それでもわからないからもっと知りたいと思って好きになる面もある。

「好きな人のことが分からない」のでも良いと言うか、仕方ない部分もあるのである。

恋愛のことを言った有名な言葉に、こんな一説がある。

人は「もっと知りたい」と言って恋をして、

人は「もう分かった」と言って恋が冷める。

原文そのままじゃないのだが、「知れば知るほど好きになる恋」は、すごく基本的な恋の仕方であって、「分からない」から「知りたい」と思うことが恋愛を進展させていく。

「もう分かった」となってしまう恋はその続きがない。好きな人のことがわからないから人は好きな人にもっと近づこうとするのだ。

辛い部分もあるのだけど「知れば知るほど分からなくなる恋」も、本当は素敵な恋なのだ。

まとめ

今回は、知れば知るほど好きになる恋をテーマに、なぜ知っていく内にどんどん分からなくなるのか、恋愛がどういうものかを参考にしながら解説した。あなたのモヤモヤが少しでもはっきりしたなら嬉しい。

知れば知るほど好きになれる相手がいることは素敵なことだと思う。ぜひ、どんどん知っていく内にもっと好きになっていく恋をしてほしい。

恋をしたなら自分から頑張ってみることが大切だ。どんなことでもいいから、自分の気持ちを大切に、あなたの恋を叶えてほしい。

アプローチの仕方に迷ったら下の記事を参考にしてほしい。

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