どんなカップルであっても、付き合う前の関係性と付き合った後の関係性は変わるもの。
片思い中は、付き合った後のことを考えると好きな人との関係で悩む人がいるかもしれないけど、カップルになると関係に変化が起きていくので、頑張り過ぎていたり、いつもとは違ったテンションで好きな人へアプローチしている人も心配はいらない。
確かに、好きな人を振り向かせようと頑張っていると「付き合ってからの関係がこのままだとしんどい」と感じることもあるのだけど、カップルになった後はカップルとしての関係作りが為されるので、不安に思うことはないのだ。
この記事では、片思い中の関係で悩んでいる人向けに「恋愛でアプローチ中の関係と付き合ってからの関係が変わる理由」を解説するので、恋愛初心者は参考にしてみよう。
恋愛すると好きな人に無理をしてしまう人は、「付き合うとどう関係が変わっていくのか」を知ってみてほしい。
片思い中に無理してしまう人は、付き合ってからも無理をする運命にあるのか
答えから言ってしまうと、アプローチ期間の関係は付き合った後からいくらでも変わっていくから安心しよう。恋愛における関係性は絶えず変化するものなので、少しずつ付き合い方が変わっていく。
特に、あなたが若ければ若いほど、変化の幅や変わる可能性は無制限に広がる点はポイントだ。良い意味でも悪い意味でも、男女のカップルの関係性は変わってしまう。
カップルに変化が起きるきっかけ
友達→彼女→体の関係(A→B→C)
恋愛すると上のように二人の関係が進んで行くが、この一つ一つのステップアップ時にカップルの空気が変わり、付き合ってからの関係が変わる。
「二人がカップルとしてステップアップする中で打ち解けていく」と表現すれば、関係が変わる理由がだいぶ明確になるだろうか。
付き合う前にキスをしてしまったり、上で挙げた矢印の関係が前後する場合も多いが、伝えたいことは同じで、二人の空気が変わるタイミングが存在していることはすごく重要なことだ。
2人の関係が変わる証拠:友達期間は仲良かったのに、付き合った後に上手くいかないカップルもいるという事実
逆に考えてみるとよくわかるかもしれない。例えば、友達期間で仲良かった二人が、付き合った直後にすぐに別れてしまったという噂は誰でも聞いたことがあるだろうし、体験したことがある人もいるだろう。
実際、私も友達から付き合った女子と僅か1か月で別れたことがある。
これは、その時々のカップルとしての空気作りに失敗したために起こることが多い。二人の関係性が変わっていく中でうまく付き合えなかったから、友達として仲良かった二人が短期間に別れてしまう。
つまり、アプローチ期間と付き合ってからの期間では空気がガラッと変わり、関係が変わる可能性があるということで、アプローチ期間については、好きな人に対して「いかにアピールしていくか」が大事なこととなる。
付き合ってからは付き合ってからで「カップル」としての空気作りを軌道に乗せて行く必要があるから、片思い期間と両想い期間は分けて考えるべきなのだ。
多くの恋愛経験から思うのは、むしろカップルは関係を留めていく方が難しい。良い方向に変化していけるように関係作りを行っていくことが大事になる。
付き合ってからの関係を心配するより、片想いのアプローチ中に大事なことは?
付き合ってからの関係を心配するよりも、片想いのアプローチ中に最も大事なことは、その恋愛の「行方」である。
あなたがあなたらしく振舞い、できればありのままを好きになってもらえると一番いい。でも、理想がわかっていてもどうしても好きな人の前で普通にいられないという悩みを持つ人もいるだろう。
だが、安心して大丈夫だ。それは誰でも抱く至って普通の感覚で、今後ちゃんと改善・対処ができていく。
付き合った後の関係が変わるのは、緊張しなくなっていくから
人は何かを上手くいかせたいと強く願う時、必ず緊張して普段の自分ではいられなくなる。それは相手も同じだし、あなたの友達もみんな同じだ。
ある意味、恋愛を上手く行かせるには「付き合う前や付き合いはじめは、彼氏も彼女も緊張している」という事実を客観的に理解していることが大切で、正しい前提を踏まえた対処が求められている。
上で書いた
友達→彼女→体の関係(A→B→C)
の中で、二人の関係が変わる理由が「緊張が解けていくから」だ。
関係が深まると人は段々とその人を信頼し、緊張はなくなっていく。どんな二人も必ずこの時はやってくる。ずっと新鮮なままでいられないのも人の特徴だからだ。
むしろ、この「新鮮さ」が、恋しくなるほどに人は環境に馴染んでいく。
従って、アプローチ中は自分が出来得る限りの努力をしていけばいいし、付き合ってからのことを気にして行動するより、その恋が成就するかどうかだけを気にしていけばいい。
片思いから両想いにするのがアプローチ中に一番重要なことで、うまく関係作りを行って距離を縮めていくことが大切だ。
片想いから両想いにするためには、「距離を縮めていくこと」が大切になる。そこで問題となるのが好きな人との距離感だ。
好きな人に対しては誰もが「嫌われたくない」と思ってやさしさのつもりで遠慮してしまうが、気遣いのつもりが好きな人に取っては微妙な感覚に感じることも多い。逆に、自分の感情を優先してしまって距離感を間違えるタイプもいるだろう。
もし、あなたが片思いを叶える「好きな人との距離感」が分からない場合は、下の記事を参考に丁度いい距離感でコミュニケーションを取り、段々と恋愛的な意味で距離を縮めていけるようになろう。
>>好きな人との丁度いい距離感とは~心も体も、適切な距離で接するために恋愛における「距離感」を徹底解説
カップルの空気が変わる理由:なぜ付き合うと空気が変わるのか
付き合ってから空気が変わる理由は、好きな人から彼女や彼氏になることで「求めること」が違ってくるのが大きい。
まだ付き合っていない時期は、相手に求めることが極端に少ない。自分を受け入れてくれるだけで満足感を覚えるし、自分が嫌なことを好きな人が行っても自分が彼氏や彼女じゃないなら基本的には我慢するしかない。
しかし、付き合ってからは彼女や彼氏として主張も出てくるし、それぞれカップルとしての付き合い方を模索していく。束縛などはわかりやすい例だろう。
カップルとして関係が進むと、相手への理解度が増して彼氏や彼女に慣れていく
カップルとして付き合うと内面的・外面的な関係も進んでいき、相手の全てを知っていく過程でそれまでとは全く違った関係になっていく。
相手に慣れるから自分を出していくことができるようになるのだが、逆に付き合い始めにうまく自分を出すことが出来ないと、それが悩みになってしまうというナイーブな問題でもある。
上の記事でも触れている通り、誰もが「付き合う」という関係がどういうものかイメージみたいなものがあるが、アプローチ期間からカップルとしての段階はゆっくりと進んでいくものの、友達期間とは明らかに違うため、うまく軌道に乗せていく必要があり、失敗すれば両想いでもしっくりこないで、何となく別れていくこともある。
特に体の関係が進んでいくと、カップルはお互いに自分を出せるようになっていくパターンが多い。体の関係は多くの場合で、恋愛が進んでいくとことと同じ意味になるため、空気が大きく変わっていく時期。
好きな人に深い部分を見せることが影響しているが、カップルとして進むべき階段を越えていっていることも大きい。
「軌道に乗ってきたな」とカップルのお互いが感じる要因にもなり、アプローチ期間とは全く違っている二人の関係になっていく。
「友達」として接する以上、片思い中の関係が続くことはない!彼氏になる、彼女になることで関係の変化は避けられない
大事にしてほしい感覚は、カップルは二人の形を意味していて、アプローチ中の関係はどこまで行っても友達と大差がないこと。
付き合ってから関係が変わることはすごく自然な流れであることを理解するべきだし、両想いになれてもそこからまた違ったステージでコミュニケーションをしっかり取らないといけないと思った方が良い。
私の経験でも、友達期間と同じ空気のまま付き合った後の関係が維持されたことがない。何かしら必ず変化があり、恋人らしい関係になる。
期間が長くなった付き合いが、形を変えていくことは当たり前のことなのだが、それ以上に恋人同士になることの意味は大きいと感じる。
付き合うことが面倒だなと感じる人がいるように、やっぱり付き合うと面倒くさい部分は出てくるし、イイトコ取りをした関係は難しい面がある。
以上の点を踏まえると、アプローチ中は、とにかく好きな人を惚れさせることに集中していくべきだろう。
付き合ってからのことは付き合ってから考えていけばいいし、考えざるを得ない部分がどうしたってある。
付き合ってから、どのように関係性を進めていくかはこのサイトをまた巡ってほしいが、アプローチ中の関係性を気にする人は「好きな人との関係とは変わっていくものだ」とよく理解してもらいたい。
大丈夫、頑張ってアプローチして素敵な関係を目指そう。
男性心理:付き合ってから彼氏の態度が変わる理由
「付き合ってからの変化」を悪い意味で感じるのは女性に多いのだが、実は男性心理に原因があるから解説を加える。
付き合うまで頑張るのが男性心理
すべての男性がそうとは言わないのだけど、そもそも男性の恋愛は「好きな人を落とすまで」に意識が高い。
男性心理は狙ったモノを射止めたい「狩猟性」を持っているので、女性は付き合った後の彼氏の変化を悪い意味で経験しやすいのだ。
その意味では、女性の場合、付き合った後も彼氏を追わせる付き合い方が必要とも言える。
ただし、男性心理が悪い変化を誘発するとはいえ、本気の恋愛であればあるほど彼氏が変わるのは時間がかかるから、要は「飽きさせないこと」が重要になってくる。
飽きられるか心配な彼女は下の記事を参考に、ずっと幸せに付き合える女性を目指そう。
態度が変わった男性は彼女に冷めたのか
上の解説で予想している女性もいると思うが、態度が変わった彼氏は彼女に冷めたわけじゃない。
付き合うまでに頑張りすぎていただけで、だんだんと素で接するようになったと言うことだ。
きっとあなたも付き合う前と付き合って後で態度の変化も起きていると思うので、もし幻滅するようなことがあるなら、自分も努力しながら「自分の要望」を彼氏に伝えよう。
言いたいことを言えば良いというほど単純じゃないが、我慢すれば幸せに付き合えるほど単純でもないのが恋愛だ。下の記事を参考に、お互いが心地良い関係作りをしていこう。
彼氏は愛情が冷めたわけじゃないので、言い方を変えれば彼女にサボっているような状態である。彼女が要望を伝えれば頑張ってくれると思うので、「言い方、伝え方」を工夫して、絶えず変わり続けるカップルの関係性を良化していこう。
まとめ:付き合う前と付き合った後の二人の関係は変わるから、片思い中は純粋な気持ちで両想いを目指そう
今回は、「恋愛でアプローチ中の関係と付き合ってからの関係が変わる理由」をまとめた。最後は、付き合ってから彼氏の態度が変わったと感じている女性のために解説を加えているので、ぜひ参考にしてほしい。
アプローチ中はこれから関係を作っていこうとする時期だから、付き合った後のことを考えずに、今を大事にして態度や接し方を考えよう。
もしアプローチした結果好きな人と付き合えることになればまたそこからカップルとしての関係作りがはじまる。
確かにそれまでの関係は将来の関係へ影響するけど、作り直す関係性の方がウエイトが高い。自信を持ってまず好きな人と仲良くなることを優先して、少しでも今の恋愛を前に進めてほしい。
もし、あなたが女性にモテない男性だと自覚している場合は、下の記事で大切なことを伝えているので合わせて読んでみてほしい。
関連記事: