好きな人が話を合わせるタイプだった場合、会話していても上辺で話されている感じがして、少し寂しい気分になることがある。
「話を合わせてくる好きな人にもっと本音でしゃべってほしい…」
「話を合わせないで好きな人の考えていることを素直に話してほしい…」
会話を合わせることは決して悪いことではないのだが、恋愛感情を抱く相手だったら気持ちは複雑で、縮まらない距離を感じることがあるだろう。
そこで今回は、好きな人が話を合わせるタイプだと判明した人に向け、「話を合わせる好きな人との会話で本音を探るにはどうしたらいいか」を解説する。
あまり自己表現をしない奥手の人を好きになったのなら、どんな形で距離を縮めていくのが良いか、参考にしてみよう。
話を合わせる人と会話する時は、話を合わせてくるのを悪いことだと思わないこと
話を合わせる人と話をしていると、それに気づいた時にどうしてもイライラする場合がある。特に、好きな人に話を合わせられると余計にモヤモヤするはずだ。
「なんで社交辞令みたいなことばっかりで、本音で話してくれないの!」
話を合わせてくる人との会話では、相手との距離を感じるし、社交辞令を連発されているようにも感じるから、人によってはストレスを感じるだろう。
しかし、どうせなら「話を合わせてしまう人」の性格や考え方を理解して、こちらが配慮したコミュニケーションの取り方をする方が仲良くなる考え方であり、恋愛を進める上で望ましい。
- 話を合わせてくるのがムカつく=会話に集中できずに、話が盛り上がらない
- 話を合わせてくるのを「相手の性格」だと理解する=ポジティブに受け取ることで会話に集中でき、話が盛り上がる
話を合わせる人との会話では、まず「相手の性格や考え方」を受け入れるのが出発点。対処法や話を合わせる人の本音を聞きだす方法については後述していくので、まずは前提条件を押さえよう。
話を合わせる人のことを気にしないで会話する方が盛り上がる
多かれ少なかれ人と人が話をする時というのは相手に自分を合わせるもの。
ビジネス用の自分とプライベートの自分では違っている人も多いと思うし、TPOによってもそれが細分化されているのが当たり前だと思うから、好きな人が話を合わせるタイプであっても、あまり気にし過ぎないように自分をもっていくことも大切なことだ。
気にしていると相手をネガティブ目線で見ることになるので、会話が盛り上がらない方向に作用する。「こういう人なんだな」と思って会話する方が会話を盛り上げることに集中しているので、ムカつく・イラつくという状態にならないように注意しよう。
前提を確認したところで、予備知識をさらに深めるために「話を合わせる人の性格や特徴」について解説する。
なぜ、あなたの好きな人は話を合わせるタイプなのだろう?
話を合わせる人の性格や特徴とは?
話を合わせてしまう人と言うのは、過度に相手にフィッティングさせてしまう人を言うけど、結構悪気がなくそうなってしまっていて、自分を出せず悩んでいる人も多い。
話を合わせてくる人の性格は、以下の4つが特徴だ。
- 自己主張が苦手
- 自分に自信がない
- 気遣いするタイプで優しい
- 会話が苦手
話を合わせる人が自分の性格に満足しているかと言うとそうではなく、自分をうまく表現できないことが辛かったり、相手に合わせてしまうことが「自分を持っていない」ように見えてしまって、また自信を失ってしまうことが悪循環になってしまっているケースもよくある。
状況の違い、たとえば大人数になると「話を合わせてしまって自分を表現できない」という人も少なくなく、時と場合で無意識に話を合わせる人もいるから、話を合わせる人のパターンも様々と言える。
ただ、好きな人が相手の場合は「話を合わせてくる」のが脈なしになってしまうパターンも存在するので、先に解説しよう。
好きな人が話を合わせる時は、脈なしなのか
話を合わせる人にも色々な性格や考え方があることを解説したが、当然ながら「好きな人が話を合わせてくる時」というのは脈なしパターンである可能性もある。
では、どんな話の合わせ方をされたら脈なしサインとなるのだろう?
好きな人が適当に話を合わせる時は、脈なしサイン
好きな人に話を合わされる時は、「会話への興味」をしっかり見抜くのが脈なしサインに気づくコツだ。
もし脈なしだった場合は、「適当に話を合わせてくる」のが特徴で、会話していても「興味ないんだな」って印象を持つ。
適当に話を合わせるという状態は、以下の2つが特徴だ。
- 何の話題を振っても話を合わせるだけで、ずっと相手からのコメントがない
- 一言だけ相槌を打つだけなど、話題を広げる発言がない
適当に話を合わせてくる場合は脈なしの可能性が高いので、意識して会話してみよう。
例外として、好き避けのパターンがあるため、好きな人が奥手な人だと思う人は、下の記事も参考にしてほしい。

話を合わせる時に、ずっと目を見て話さない、体の向きがそっぽを見ているのは脈なしサイン
話を合わせる人は、基本的に「相手のこと」を考えている人なので、脈ありであれば会話への積極性が見える。要は、会話中の視線や態度で、話を合わせる人の考えていることが分かるのだ。
しかし、話を合わせながらも「目を見て話さない」「体の向きがそっぽを向いている」という場合は、あなたとの会話をやり過ごしているだけなので、脈なしが確定的。内心では「めんどくさい」と思いながら会話を続けている可能性すらある。
好きな人の行動や態度であなたに向けられた感情に気づけることは多いので、仕草なども含めて、好きな人の会話中は「どんな態度を取られるのか」という点も意識してみよう。
話を合わせてくるという態度だけで、脈なしサインとはならない。

次からは、いよいよ「話を合わせる人との会話で本音を聞きだす方法」について解説していく。話を合わせてくる人と話すときは、どんなところに気を付ければいいか、ポイントをぜひ理解してみてほしい。
話を合わせる人と上手く会話するコツ!話を合わせてくる人の本音を聞きだす方法とは?
話を合わせる人に会話のペースを合わせて、相手の話を先に聞く
好きな人が話を合わせてしまうタイプで、本音の話をしたいと思うなら、自分から話をどんどん進めないことが大切だ。
奥手のタイプだったり口数が少ない人に「話を合わせる人」が多いけれど、会話をリードし過ぎると相手の本音はより分からなくなる。
なぜなら、話を合わせる人は、相手が話した内容に同調しやすいからだ。
したがって、好きな人が話を合わせるタイプなら、ある程度相手が安心して会話できる状況を作るまではリードすることがまず大事になるけれど、そこから先は相手の話を引き出すように「丁寧な質問」を心がけよう。
自分が話し慣れていない人は自分の話すことをまとめるのに時間がかかる人も多いので、会話のスピードも少し落とし気味にするといい。
なお、話してくれた内容に関しては相槌を適度に入れ、否定よりは肯定を大事にし、更に質問を交えながら聞くことは「会話の基本」としても重要だ。話を合わせるタイプとの会話では、聞き方にも配慮するべきなのは言うまでもない。
会話は成立するけど何となく距離が縮まらない感じがするなら、ここは大事なところになる。
話を合わせる人が本音を話すきっかけを作るには?
話を合わせる人と話をしていると、時々相手のペースにハマってしまって、自分も同じように表面的になってしまう人がいる。
しかし、それではさらに上辺の会話になってしまって、相手の特徴をより引き出してしまうことになるのが悩みどころだ。
では、どうしたら話を合わせる人の本音を聞き出せるかと言うと、会話をリードする時に「話題の提供」をするだけではなく、「会話の雰囲気」にも気を遣うと良い。大事にしてほしいのは「自分から素直な気持ち(本音)」を表現することである。
自分自身が本音をしゃべることで好きな人に安心感を持ってもらい、会話の雰囲気に上辺感をなくしていけると、話を合わせるタイプの本音が聞ける。話しを合わせる人には、敢えて自分が感情を言葉にしてみよう。
何度かこの恋愛サイト「恋愛のすべて」で主張してきたことだけど、コミュニケーションにおいて相手は鏡だ。
相手が本音を隠していると、会話の流れは深化していくことなく上辺を漂う。でも、そうしたくない状況では自分からコミュニケーションのカタチを作っていく意識が重要。なるべく努めて本音で話をして、あなたから感情を表現すると相手も変わってくる。
本音を話している人には本音で向き合うことができるものなので意識してみよう。何も考えずに空気を読むように会話している時と全く違ってくる。
酔わせて本音を聞き出す方法もアリなので、お酒を飲んだ席などはこれが有効だ。

話を合わせる人とは、仲良くなるまで我慢も必要!接触の回数や時間を増やそう
話を合わせる人は、相手に慣れるまで時間がかかる人が多い。警戒心も強い傾向があるので、自分から心を開いて会話することも重要だけど、実際には「コミュニケーションの量」も決め手になる。
話を合わせてしまう人の気持ちを理解しつつ、心を開いてくれるまで拒絶されていると思わずに我慢も必要だ。
最初は好きな人との距離を感じると思うので、特別な感情があるときほど話し辛く感じることもあるけど、相手の性格も影響していることなので、仲良くなるためにはどうしたら良いかを考えよう。「接触の回数や時間をかけていくことが必要」と、ある意味覚悟を決めてしまえば、色々と変わってくるはずだ。
これを逆に考えれば、自分以外に対する好きな人の態度もどこかよそよそしいわけだから、もし仲良くなることができれば、縮まる距離の実感は得やすい。

まずは好きな人と回数を意識して接触を増やしていると、段々仲良くなっている感覚はあると思うので、本音で話せるようになるまで努力してみてほしい。
もし、他の人と自分で会話の雰囲気が違ってくれば、脈ありがわかりやすいはずだ。

まとめ
今回は「好きな人が話を合わせるタイプ」と分かった人へ、会話で本音を探るにはどうしたら良いか、ヒントやコツになる部分を解説した。
奥手の人を好きになった時の会話の際にも参考にしてみてほしい。
距離を縮めたいと思う相手との会話が社交辞令ばかりに感じる時は、自分を受け入れてくれないように感じて寂しいものだが、自分以外の人とも同じコミュニケーションの取り方をする時は性格の問題もあるので、少しずつ距離を縮められるように頑張ってみよう。
会話をリードして流れを作った後は、ゆっくり丁寧に相手の話を聞いてみようとすると段々会話も深まるから、本文で触れたことを実践してみよう。
好きな人との会話が苦手な人は、下の記事も参考にしてほしい。

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