女性にモテたい男性は、「女性の感情を動かす」ことをもっと意識するべきだ。
「好きになる」ということがとても感情的なものである以上、人間味がない男は女性を振り向かせることができない。
男性が好きな人を振り向かせるためには、相手から男性として意識をしてもらい、特別な感情を持ってもらわないといけないが、恋愛が苦手な人が女性にアプローチすると「相手に合わせすぎる」という症状をこじらせてしまう人が多くなっている。
好きな人にご機嫌取りをしてしまう男性や、いい人を演じてしまう男性は、人間味がない男に見え、女性の感情を動かすことができない。
相手に合わせるとその場の会話はうまく回るかもしれないけど、意識する女性や好きな人に感情表現するのが苦手な男性は、女性の心を掴めないのだ。
感情が動かされない男性に女性は恋愛的な好意を持つことがないから、ここが問題になってしまってる人は絶対に改善・対処が必要になっている。
せっかくアプローチしても、女性に感情を隠す男や、女性の感情を揺さぶることができない男は、「いい人止まりの男」になる恋愛が増えてしまい、相手の女性の特別な人になることができない。
女性の感情を動かせない男は、たとえフィーリングが合って付き合うことができたとしても、彼女とうまく行かない原因になってしまうという点も特筆すべきことだ。人間味がない彼氏と長く付き合う女性もいない。人間味のない男は女性に飽きられるし、星の数ほどいる男の中で一人の女性のオンリーワンになれない。
女性からモテたいなら、感情を動かす男になること。
好きな人ができた時に自分を好きになってもらうには、「相手の感情」を動かせないといけない。
そこで今回は「女性にモテたいなら感情を動かす人になれ」と題し、人間味がない男が失っている魅力を解説しながら、どうしたら女性の感情を動かせるか解説する。
優しいタイプの男性は、「ただ優しいだけの男」にならないように、女性が興味を惹きつけられる相手になれるように、ぜひ参考にしてみてほしい。
女性にモテたいなら、感情を重んじる女性の感性を理解して恋愛すること
良い意味でも悪い意味でも、男性に比べて女性は感情的だ。
女性同士の会話は共感を主にしてコミュニケーションを取っている。これが最終的に「ヤバイよね~笑」「ね~ほんとヤバイ笑」で心地良い会話が成り立つ理由である。
もちろんこればかりを強調してはいけないし、極端な例を出しているのだけど、男性が「女子は、本当に内容が無い会話で盛り上がってる」と思うのなら、女性を知る機会にするべきだ。
とある記事で「ヤバイ」と「分かる」で究極的に会話が成り立つ若い女子の会話を表現していたのは、ある意味で真理をついていた。
女子との会話は共感を大事にするのが基本だが、モテたいなら女子トークに付き合うだけになるのがNG
好きになった女の子や、気になる女の子との会話を盛り上げるために、「共感」を大事にコミュニケーションを取る男性は多い。
女性にモテたいと思うなら女の子の気持ちに共感するのが正解のスタンスだから、誰でも意識的か無意識的かを問わずやっているはずだ。女性とのコミュニケーションの基本と言える。
でも、女性が男性との会話で女子トークを全開に楽しみたいかと言えば、恋愛的な意味ではノーであり、男女の会話に昇華することを考えていかないと、恋愛的に加点は少ない。
まさにいい人止まりの典型的な男になってしまう。
男性の恋愛では、好きな人に共感するだけでは、モテる効果は非常に限られているのだ。
共感だけしていても恋仲の二人の会話にはなっていかないし、他の問題点もある。
女性にモテたいなら、男性として意識させることが重要!感情を揺さぶる恋愛の仕方をしよう
感情を重んじる女性との会話で「共感」だけを意識した「モテたい男」は、異性として印象を残せない。
なぜなら、男性が女性との会話で共感だけになってしまった場合、相手女性は「男女独特の遠慮感」をイメージしてしまうからだ。
簡単に言えば、心の壁を感じるということ。相手男性に人間味を感じないのである。
男女の会話は同性同士の会話よりも距離があるから、共感をメインにした会話を続けていると「本音を言わない男」だと思われ、女性は人間味がない男だと感じていく。相手男性の個性が見えないのだ。
共感だけの男は、女性に「なんか気を遣われてるな…、こんな会話しててもどんな人なのか全然わからないや」と思われるのである。これでは、「いいな」と思うような感情の動きが生まれようがない。
可愛い女性との会話では、もっと相手女性の感情を揺さぶるアプローチができないと、意識してもらうことも、好きになってもらうこともできないのである。
最初は共感からで良いのだが、その後は変えて行かないと展開もない。感情を大事にする女性に男性が気を遣って引いた態度を取るようでは「人間味がない男」だと思われてしまい、男性として面白くないから「もっと話をしたい人」になれない。
つまり、「話を合わせる」ような無難な会話をしていてもつまらない男になってしまうということ。恋愛は、相手に惹きつけられるから意識するし、意識するからその後のコミュニケーションを通して好きになる。無難な会話でこれが生まれるか考えてみよう。
共感を伝える会話はそこそこ盛り上がるから使い勝手は良いのだが、共感のみになったり、ずっと共感してる会話を続けると、感情の動きがないから男として意識されない原因になってしまう。
この点には本当に気を付けてほしい。女性は自分に合わせてくれる都合がいい人を好きになるのではなくて、ドキドキする会話をする男性を好きになるし、キュンキュンする男性を好きになる。
人間味の無い男は相手に合わせる会話を終始展開し、非常に無味な会話をしてしまっているから、もしあなたが該当してしまっているなら今すぐに改善・対処していかないと女性からモテることはない。
要は、感情を動かす人になれないと、友達として仲良くなれても恋愛の意味では意識されないのである。
女性にモテたいなら、感情を動かせる男性にならないといけない。
女の感情を動かすには、男友達になろうとするのではなく、相手女性の特別な存在になろうとすることが重要
恋愛は、好きになった人と「関係を深めよう」とアプローチするのが大切だ。ただ仲良くなるのではない。関係を深める意識を持ってコミュニケーションを取っていくことが重要だ。
女性が感情を動かされない人間味がない男は、好きな女性に嫌われない男になろうとするけど、それでは「友達」になろうとする行為の範疇である。ただ人として気に入られようとすれば、恋愛とは逆方向に進むことになる。
好きな女の子に人として良い印象を持ってもらおうとするだけなら、個性を感じないのだから気になる人にもなれない。
では、女性の感情が動く人間味がある男はどうかと言うと、気になった女子に対して「もっと踏み込んで相手を深く知ろうと会話をし、深く自分を知ってもらう会話をする」のが特徴だ。
好きな人と関係を深めるには好きな人のことをなるべく深く知らないといけないし、さらにそれ以上に大事になってくるのが、自分をより魅力的に知ってもらおうと具体的に行動することである。
女性の感情を揺さぶる男性は、好きになった女性にも悪いことは悪いと言い、自分の欠点も話をすることで、相手女性に踏み込んだコミュニケーションをとる。
好きな人に嫌われないようにするのではなく、好きな人に嫌われるかもしれないけど、好きになってくれる可能性を作るために、好きな人の感情が動くようにアプローチするのだ。
恋愛が苦手な男性はぜひこの違いを意識してほしい。
- 女性の感情を動かせない男=いい人だと思われるような行動と態度に頑張るだけで、嫌われるのが怖いから相手に表面的に接する=女性は刺激がない
- 女性の感情を動かす男=好きになってもらうために自分をアピールし、嫌われるリスクに覚悟を決めて好きな人に踏み込んでいく=女性はドキドキする、キュンキュンする
その時の関係性でできる範囲での話であり、最初は嫌われないように表面的な接し方から入るのは両者同じだが、女性の感情を動かす男は、女性に踏み込むタイミングを探しながら接し、自分のことを相手女性に話すことで強く自分を印象付ける。
この状態のコミュニケーションを女性心理では「特別な態度をとる男性」だと認識するから気になるし、コミュニケーションが増える度に惹かれていく。
女性の感情が動かせない男性がやっていることは、その女性と友達になりたい男性がやっていることと同じで、特別な態度は取ってないから「その他大勢」となんら変わらない。そうなれば、勝負できるのは顔面偏差値と自身が持つ雰囲気だけだ。
男性からアプローチする時、好きな女性に「あえて気を遣わない」という選択の意味するところ
たとえば、「綺麗な女性とラーメン屋に行けない」とか「ラーメン屋に連れていける女性がいい」なんて言われるけど、オシャレなイタリアンやフレンチに行っていれば恋愛が発展するかと言えばそうではない。
なぜなら、デートには非日常感が大切になることもあるからだ。
数百回のデートを繰り返してきた私の経験では、普段ラーメン屋に行かない女性ほど一押しのラーメン屋を紹介した時に喜んでくれたし、感動してくれた。ある女の子は、男友達がいない女性だったこともあって、並んで入るような有名なラーメン屋さんに行ったことがなかったのだけど、初めて本格的なラーメンを食べて心の底からその味にビックリしていた。
もちろん、ラーメン屋に連れていく前に色々話をしてから紹介するから、そこでラーメン屋が嫌いと思っていたり、付き合う前のデートでラーメンはないと思ってる女性には紹介しないのは当然の配慮である。初デートでラーメン屋もない。
だが、女性の感情を動かすには、あえて気を遣わない選択が正しい場合が多くあって、私自身、踏み込んだアプローチをすることで好きな女の感情を動かす瞬間を何度も作ってきた。
オシャレなお店にしか連れて行けない女性もいたけど、むしろそういう女性とは恋愛が進まなかった経緯もある。もっと自分を出さないと、恋愛に発展するような親密な関係にはなれない。
これは付き合った後も付き合う前の食事でも同じ考えで、ドラマに出てきそうなオシャレなお店に連れていくこともあれば、ワンコインで庶民的な料理を出す大衆居酒屋にも連れていくこともあった。
どんなお店もそこならではの良さがあるから、その時々で雰囲気が違う会話ができるのは「好きな人の感情を動かす」という意味では非常に効果的なアプローチだった。
ラーメン屋でしか話せない話題はないけど、ラーメン屋だから出る話題はある。色々な雰囲気のお店に行けば2人の会話の雰囲気も変わるから、お互いのことがよく分かるし、相手のことが知れた感覚もお互いに強まる。そうして恋愛が発展していく展開はあなたも想像がつくだろう。
女性の感情を動かす方法を模索している男性は、お店選び1つとっても何かに偏っている傾向があるから、こういう考え方も今後取り入れてみると、好きな人の感情を動かせる男に近づけると思う。
「前回は○○に行ったから、今回は趣向を変えて△△に誘ってみよう」
こんな考え方をするだけでも、女性の感情を揺さぶる男に近づく。
女性の感情を揺さぶれない男は、同じタイミングで「前回は○○に行って盛り上がったから、今度も似た雰囲気の□□に誘ってみよう。きっと同じように盛り上がるはずだ」と無難に考える。
女性の心を掴む時にこの無難な戦略が果たして正しいのだろうか。
「人が人を好きになる」ということはそんなに簡単なことじゃないと私は経験を通して思う。もっと攻めないと「好きな人が自分を好きになる」なんて奇跡は起こらない。
女性にモテたい男子は、非日常感が恋愛感情を持つきっかけになることを知っておこう
確かに、付き合う前のデートには無難な選択が存在し、成功しやすいテンプレートもある。
しかし、無難なデートの形が果たして好きな人の感情を動かすデートになるだろうか?
好きな人が自分のことを好きになってくれるのは、「選択肢を間違えない場合」ではないはずだ。
好きな人の気持ちを自分に向けたいと、前のめりで攻めたアプローチは、色々なドラマを作る。
無難で成功しやすいデートではなく、好きな人の日常にないシチュエーションが作れたら相手の感情を動かすことができるだろうし、少なくても印象に残る。
時には、それが恋愛感情を持つきっかけにすらなる。
もちろん相手の女性が嫌いなものは避けた方がいいが、ぶっちゃけてしまえば、好きな人が嫌いなモノでもあなたがおいしいと思ったものは一口でも食べてもらう方が思い出になったりして盛り上がることもある。
そのくらい恋愛には非日常感が大切だから、遠慮ばかりで嫌われないアプローチは女性の心に刺さらないと、この記事を読んだあなたにはぜひ肝に銘じてほしい。
特に出会ったばかりだったり、友達付き合いの始めはお互いを知る良い機会だ。ちょっと攻めた誘いでも、デート中の会話でバランスを取ると案外盛り上がる瞬間がたくさんある。「初めて」とか「久しぶり」の経験は、二人の思い出に残るのが大きい。
あなたが好きな人を誘おうと思ってるオシャレなイタリアンは、好きな人が先週ほかの男と行ったお店かもしれない。無難な選択だけをする男は実際にこんな経験をしているから、もう少し自分のおすすめを紹介できるような男に変わりたいところである。
付き合う前の恋愛を盛り上げるコツは「心の動き」をたくさん作ることだ。
その方法として何が良いかは、あなたの好きな人の好みや経験を加味しないと分からないけど、「こんなとこ初めてきた」と言われたり、「久しぶりだな~懐かしい」と言われるような、心を動かされる場所に連れて行けば、「一緒にいて楽しい人だな」と思うことへとつながる。
好きな人の感情を動かせる男性は、好きな人の感情を動かそうと努力する。今までのあなたはどうだろう?もし無難な選択ばかりだったと思うなら、それが原因で人間味の無い男、又は魅力がない男に見られていたのかもしれない。
人間味のない男は、会話していても女性に飽きられるから感情を動かせない!女性が感情的になる相手になろう
恋愛では「女性の話を聞いてあげよう」とよく言われるけど、女性目線で聞き上手な男性はそう多くない。なぜなら、興味を持って女子の話を聞くことができないからだ。特に、何度も長時間…となると聞き上手な男性は1割もいない。
男性は、ただ女性に話をさせれば良いのではなくて、興味を持って聞いてもらいたいのが女性心理であることを理解するべきである。
恋愛テクニック的に自分は質問に徹するのではなく、女性に話をしてもらいながら会話を盛り上げるようにしないと、女性が満足する「話を聞いてくれる男」にはなれない。
会話が盛り上がらない質問ばかりでは、「自分の話がない人なのかな?」とさえ思われることがあり、つまらない男だと思われる。
好きな人から人間味のある男性だと思われるには、自分の意見を言う方が女性の心を動かせる
もしあなたが気を遣って女性との会話で聞き役に回ってしまうことが多いなら、実践的に考えた場合、熱量を伴ったアドバイスをする方が、まだ好きな人を振り向かせるアプローチになる。
女性との会話では「議論をしていけない」と言われるが、実際は相手を知りながら自分を魅力的に見せる方が実際特別な存在になる道を進めるというのが経験則だ。
「うん、うん、そうだね」の繰り返しでモテるのはイケメンだけで、フツメンがこれをやったら確実に友達になる。
自分が強い興味を持っていることを「言葉以外の態度でも伝える」と言ってしまえばやはり難しいと思うだろうか?
感情表現をしない男が人間味のない男!女性に心の壁を感じさせては、感情を動かす男にはなれない
感情表現をしないタイプの「人間味がない男」は、女性が心の壁を感じるし、キャラクターを感じないから面白くない。
相手の女性が、感情を動かされない男に特別な感情を抱きにくいは当然だ。優しいなという印象は残せるものの、それだけなら飽きられていい人止まりになる。
このサイトでは片思いを進める際に「好きな人と喧嘩してもいい」って言っているのだが、それだけ付き合う前の男女が感情的な話をするのに高い価値がある(女性が感情的になる相手になる意味が大きい)と考えているのと、お互いの気持ちを表現し合う行為が関係を深める要素を持つこと、仲直りした時に関係を進める効果があることなどを理由にしている。
ある女性に恋をして、好きになってもらいたいと思いながら関係を作っていくとき、やはりどんな恋にもドラマがある。演出家はいないから平凡に思うことばかりかもしれないが、本人たちにとってはなかなかの出来事が重なっていく。
少し意外かもしれないが、相手を知って自分を知ってもらう工程にプラスだけの要素しかないなら、むしろつまらないと感じてしまうのが人の心理だ。
ドラマを見ていても、映画を見ていても、ずっと順調に行く物語は見ていて飽きるだろう。自分がその展開を作ってしまっているなら、好きな人に飽きられる原因を作っていることに等しい。
女性にモテたいなら、自分から心の壁を取り払えるようにならないといけない。感情を動かす男は、女性に興味を持ってもらえるように自分を伝えているのである。
そこには自分の長所ばかりではなく、短所も含まれているから、「人間味がある男」だという印象を持たれる。
恋愛では、好きな人に自分の欠点を見せても良いのだ。料理で言う苦みや辛みが、男性で言うところの短所であり、欠点である。それのみだったら男としての格付けを下げる原因となるが、長所・魅力とセットで伝えると、男としての味に変わる。この解説を読んで、人間味がある男がどういう男か、少しずつ輪郭がはっきりしてきたら嬉しい。
人間味がない男だと思われないように、自分の欠点を話す、見せる時の恋愛効果
男性が好きな人に自分の弱点をさらすことで、心を開いて関係を作りたいと思う意思を伝えることができ、誠実に向き合う態度を示せる。
好きになってもらうことに特別なことが必要というつもりはない。だけど、好きになる人とは人生に何百人も出会うわけじゃないから、特別なことがあった時に恋に落ちるきっかけがあると考える方が妥当だ。無難で当たり障りない男を女性が好きになるかと言えば、答えはNOだろう。
女性なら好きになる男性との出会いを「運命」と表現するだろう。型にはまった何かでは、運命を感じるような出来事が起きないことをあなたに知ってほしい。減点を恐れていたって、加点を取りに行かないと女性の心は動かせない。
少し考えてみてほしいのだけど、自分の欠点を隠して相手にだけ気遣いをし、無難に無難に繰り広げられていくドラマに魅力があると思うだろうか?
「何でそんなことをするの?」って人間らしい迷いとか、気分で動いてしまう瞬間とか、好きだから言えない気持ちを別の言葉で表現してしまう行動とか、ハラハラドキドキすることが恋愛にはたくさん必要だ。
全部をさらっとした態度で隠されてしまうと、相手の女性はあなたから人間味を感じず、言葉も態度も仕草も心に響かない。
こんな恋愛の仕方だと減点はないかもしれないが、加点もないのである。だから、女性はその男に感情的になる瞬間がないし、感情的にならないなら好きになることもない。
せっかく「あなた」という個性があるのに、むしろ潰してしまっていると女性の感情は動かないから、好きな人や気になる女性には、ぜひ自分を表現できる人になってほしい。
好きになるとは特別なことだ。恋愛中に「普通はどうする?」と考えていたら、「普通の友達になる」方が自然である。
女性にモテたいなら、好きな人の感情を動かせる人になれ
この恋愛サイトでは「好きな人を褒めることが大事だ」と何度も言ってきたのだが、もしかしたら勘違いしている読者もいるのかなと、これを書きながらふと思った。
褒めることだけで相手の感情を動かすことはできないからだ。日本の文化には「お世辞」と「社交辞令」が存在するため、褒め方も恋愛スキルになっている。
あなたはどんな人に褒められると嬉しいだろう?
相手に対する好意の有無は関係なく、どんな特徴を持った人から褒められたら心から喜べるだろうか?
私は、本音を言う人に褒められると本当に嬉しい気持ちになる。
いつも褒める人や誰にでも褒めている人、口だけで褒める人から褒められても、嬉しいには嬉しいけれど心には残らない。
表面的な付き合いをしたい人ならこういう人が居心地いいのだが、関係を深めていきたい人なら話は別だ。
「どんな関係になりたいかを考えて行動や接し方を変える」ことも、ある人の特別な存在になりたいと思う時に大事なことだ。
女性の感情を動かすには、「特別感」がカギを握る
特に女性は「自分だけ」ってところを大切にするから、「特別感を演出する」のが恋愛テクニックとしても重要である。
女性の感情を動かすには、この特別感がカギを握っているのである。
だからということもあって、私は好きな人を褒めっ放しにしない。人前で誰かをディスるのは良くないけど、二人きりなら悪いところはやんわりでも言っているし、良くないことをすれば良くないことだと伝える。
その方が、好意がより好意として伝わるからである。
簡単に言えば、良いことも悪いことも言う男性に女性は「本音を言ってくれてる」と思うから、良いことを言った時(=褒めた時)に心から褒めてくれてると思うのである。この状態を好きな人にだけ作れば、「私にだけ本音で褒めてくれる」と思わせることができる。
好きな女性相手ではどうしても擁護するように見てしまうところはあるように思うのだが、私はなるべく正面から向き合うように努める。逆に、表面的な付き合いを望む人にはダメ出しみたいな発言を控えて心地良さをより重視する感じだ。人が見た時にできているかは分からないとしても、自分では恋愛した時にずっと意識している。
女性にモテたい、好きな人を惚れさせたいなら、感情を動かせる人になろう。その「感情を動かせる人」になる簡単な方法は、「狙っている女性だけに特別な優しさ」を届けることだ。
先ほども料理の例を出したけど、恋愛にはアクセントをつけるスパイスが必要である。いま解説している部分では、「少し悪いことも言う(=スパイス)けど、心から褒めてくれる」と思わせると、同じ褒め言葉でも伝わり方が違う。
嫌われたくないという心理に打ち勝つことが好きな人の感情を動かす男の条件
意識する女性が現れた時は誰もが「嫌われたくない」という心理を持つのだけど、嫌われないようにするアプローチは心に響かないことをこの記事ではさんざん解説してきた。
長所と短所のコントラストによって自分の強みをアピールすることも重要なのである。あなたの人間味を伝え、感情を動かせる人になってほしい。
魅力とは特徴だ。
特徴とは裏も表もあって長所にも短所にもなる部分。だから、弱点とか短所を見せることを過度に恐れる必要はない。あなたらしさだ。
こんな話をすると、いつも言っている「セルフイメージ(簡単に言えば「自信」)が大事」ってオチになるのかもしれないけれど、自信がないと踏み込めないから、弱点を隠すように表面的なコミュニケーションを取る男性は少なくない。
もしかしたら、そのつもりがなくても、そう女性に感じさせている男性もいるだろう。
恋愛では、「この人はこんな人なんだ」と理解してもらうのに短所を見せることも重要なこと。それを最終的に長所として認識してもらう「特徴」にすれば、特別な存在に思う一つの理由に変えることもできる。あなたのらしさをどう伝えるかが、恋愛では大事だ。
そんな視点で自分を見つめなおすと、もう少し体当たり的に感情を動かすアプローチもできるようになるのではないだろうか。その必要性の高さに気づかされたと思う。
女性にモテたいなら、自分を隠さないで表現しないといけない
面白味がなくつまらない男は、オンリーワンにならないといけない恋愛ではなかなか上手くいかない。
自分に自信を持って、相手と自分の両方にどうバランスしていくかも考えてみよう。気遣いできない男はダメだけど、気を使い過ぎる男もダメだから恋愛は難しいのだ。バランスを取らないといけないのである。
短所を隠していては長所も隠す。
無難の先に、恋愛成就はやっぱりなくて、その他大勢のうちの一人になるだけだ。
好きな人を落とすには、自分を表現しないといけない。
その自分の表現の仕方に必ず「自分のダメなところ」が含まれるから、好きな人の前ではかっこつけるだけにならないようにしよう。
あなたの器の大きさを好きな人に表現しよう。自分の弱点をさらけ出せるのは、強い男だけだ。正直とも思ってもらえるし、素直とも思ってもらえる。好きな人に自分を隠せば隠すほど魅力的な男から遠ざかっていくので、「恋愛中はもっと自分を表現しないといけない」と肝に銘じよう。
好きな人を振り向かせるためには、「何か一つ好きになる理由」が必要だ。逆に言えば、女性が男性を好きになる理由なんて多くても3つくらいである。だったら、良い所も悪いところも好きな人に伝えて、自分に興味を引き付ける方が良いアピールになる。
面と向かってアプローチできない人は、まずはLINEから頑張ってみよう。
女性にモテたいなら女性とのコミュニケーションを増やそう
感情表現や自分の内面を表現することの大切さに気付いた人は、女性とのコミュニケーションでどのように活かすかを考えよう。
そのために必要になるのが経験値を上げることだ。
女性の感情を動かすには、女性が今何を考えているかが分かりながらコミュニケーショーンを取っていく必要がある。やはり、察することができる男性は女性の扱い方が上手い。
うまくアプローチできるようになるためには、どうしても女性とのコミュニケーションを増やす必要がある。女性の様々なタイプに対応する、又は様々なシチュエーションで女性の感情を動かすために使う言葉は、あなたの成功体験に裏打ちされているものがベストだ。そうじゃないと、肝心な時に言葉が出ない。
そういった理由から、女性にモテるためにはなるべく多くの女性との接点を作っておく方がいい。ある1点に全力を注ぐ恋愛の仕方では、誠実さが伝わるよりも女性に取って心地良いコミュニケーションにならず、暑苦しい男のイメージになりやすくて、今の女性にウケない。
とにかく女性にモテたい男は女性への理解を進めるだけで会話の展開が変わってくるので、女を知らないといけない。女性をリードするべき場面も多いので、男として経験を積んでおこう。
もし出会いがないことで経験値が積めない人は、「マッチングアプリ」だったらフィーリングの合う女性と知り合える。
何も利用したことがないなら、下の二つがおすすめなので活用しておこう。
国内最大級の会員数を誇る「ペアーズ」
ペアーズは、ネット恋活を経験したことがある人ならまず知らない人がいないくらい有名なマッチングアプリだ。累計会員数は既に1000万人を突破して、ここで出会えない人はいないというくらい人気になっている。
以前は荒らし対策でフェイスブックアカウントが必須だったのだが、改定されて今はFBアカウントがなくても登録できるようになった。誰でも利用可能で、特に女性は無料で利用できることから男女のバランスも良いアプリだ。
友達には活動がバレず、セキュリティーもしっかりしていて女性に人気があるため、これを使えば女性とのコミュニケーションに自信が持てるだけの機会は簡単に作れるだろう。
占い的要素で女子に人気がある「with」
「with」は、”運命より確実な出会い”をキャッチコピーに、マッチングアプリに占い的な要素を入れた女子に人気のアプリである。
このアプリでは、様々な恋愛診断によって性格や相性を分析し、自分に合った人との出会いを強力にサポートしてくれる。
女子が「この人なら合うかも♪」と思う要素ができるようにアプリ側がたくさんの「恋愛診断」を用意してくれているから、非常に女子人気が高い。(※毎月更新)
まだネット恋活をしたことが無い人は「自分の恋愛を知る」という意味でも、一度試してみてほしい。用意されてる恋愛診断を受けてみるだけでも、あなたの今後の恋愛に参考になるはずだ。
特に評判がいい「超性格分析」は、企業が行う適性検査の基礎になっているビッグファイブ理論を採用していて、結果自体は25タイプに分けられるのだが、思った以上に本格的な診断で、自分への理解を深めて相性がいい人の出会いも強力にサポートしてくれる。
まとめ
今回は「女性にモテたいなら感情を動かす人になれ」ということで、人間味のない男は女性を振り向かせることができないということや、女性心理や恋愛をうまくいかせることを前提に弱点や短所をどう考えていくかについてまとめた。
彼女を作りたいとか、女の子からモテたいと思って色々な努力をする人ほど、本来大事にしないといけない「自分の魅力を表現すること」をおざなりにしてしまう。
短所は長所にもなり得るその人の特徴だ。短所はあなたらしさを伝えるものでもあるので、表面的な関係になり過ぎないように、いい人で止まらないように、捉え方を再考してみよう。
人間味がない男性は女性の心を掴めないので、女性の感情を動かす男になって自分を魅力的に表現できる男になってほしい。
もっと女性心理を勉強したいと思った男性は下の記事で紹介している恋愛本も参考にしてみよう。
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