今年もバレンタインが近づいてきた。そろそろ今年のバレンタインチョコを選ぶ時期に差し掛かってきて、好きな人や彼氏がいる女性は「男性は手作りチョコと市販のチョコのどっちがもらって嬉しいバレンタインチョコか」と考えている人も多いことだろう。
「社会人のバレンタインで渡すチョコは、やっぱり市販のチョコ?手作りは引かれるの?」
「高校生や大学生のバレンタインは、手作りの方が喜ばれる?」
「バレンタインは買うか作るか、男目線でどっちが正解なの?」
せっかく好きな人にあげるバレンタインチョコだったら、彼氏はもちろん付き合ってない好きな人にあげる場合も、できるだけ嬉しそうな反応をしてほしいし、本心で喜んでほしい。
そこで今回は「バレンタインチョコは手作りチョコと市販のチョコ、どっちが正解なのか」の答えについて詳しく解説していく。
男性が嬉しいバレンタインチョコがどちらか、中高生・大学生・社会人のそれぞれについて解説し、アンケートを示しながら2024年のバレンタインの傾向についても解説する。
後半はバレンタインの男性の本音も詳しく解説するので、今年のバレンタインに迷ってる女性はぜひ参考にしてみてほしい。
この記事のラストでは、バレンタインに手作りチョコをあげたいと思ってる女性向けに、バレンタインを成功させる上で大切な2つのポイントも解説している。
- バレンタインチョコは手作りチョコと市販チョコどっちが男性はもらって嬉しいの?
- 2024年のバレンタインは市販か手作りか:コロナ禍のバレンタインチョコの傾向は「市販が嬉しい男性」が増えている
- バレンタインでは手作りチョコより市販のチョコが良い理由:バレンタインの男性の本音、彼氏の本音
- 市販チョコがバレンタインで男性から喜ばれる理由
- 市販のチョコの方がおいしいからバレンタインは市販のチョコをもらいたいのが男性の本音
- 男性はバレンタインに普段食べない高級チョコを食べてみたいと思っているのが本音
- バレンタインに市販のチョコを渡すと、男性はホワイトデーのお返しがしやすい!手作りよりめんどくさくないのが市販のチョコ
- 手作りチョコより市販のチョコの方が重くないから「素直に喜べる」というのがバレンタインの男性の本音
- 甘いチョコが嫌いだから、市販の大人チョコが嬉しいのがバレンタインデーの男性心理
- 市販のチョコは反応がしやすいから、男性がバレンタインにもらって嬉しいチョコになる
- バレンタインチョコは、メリットがたくさんあってデメリットが少ない市販のチョコを選ぶのが正解
- バレンタインに手作りチョコがうれしくない理由:なぜ男性心理では手作りチョコが嫌なのか
- バレンタインに手作りチョコをあげたい時はどうすると良いか
- まとめ
バレンタインチョコは手作りチョコと市販チョコどっちが男性はもらって嬉しいの?
バレンタインのことは2月から3月の時期に男性同士でも話題にすることが多いため、今までの経験から男目線での「手作りチョコ vs 市販のチョコ」には個人的に明確な答えが出ている。
だが、誰かの個人的な意見より、一般的な男性意見が知りたい女性が多いと思うので、「バレンタインチョコは手作りと市販のどっちが嬉しいのか」について男性を対象に調査した複数のアンケート結果から、統計的な “答え” を解説する。
バレンタインにもらうなら、男性は手作りと市販のチョコのどっちが喜ぶのだろう?
最初に一般男性の意見を紹介した後、中高生と大学生と社会人で世代別に解説する。
バレンタインデーにもらうチョコ、市販のチョコが嬉しい男性の割合と、手作りチョコが嬉しい男性の割合
レッツエンジョイ東京が男性494人にアンケートしたところ、男性がバレンタインでもらって嬉しいチョコは「市販チョコ(買うチョコ)」が優勢だった。
バレンタインにもらうなら…
- 市販のチョコが良い 30.4%
- どちらかというと市販のチョコが良い 25.5%
- 手作りチョコが良い 12.1%
- どちらかというと手作りチョコが良い 32.0%
バレンタインにもらうチョコは市販のチョコがいいと答えた男性に、どちらかというと市販のチョコの方がうれしいと答えた男性を足すと、バレンタインチョコは55.9%の男性が市販チョコをもらった方が嬉しいと答えている。
「バレンタインは手作りが嬉しい」と答えた男性も44.1%いるからわずかな差のように思うかもしれないが、アンケートでは積極的に手作りチョコをもらいたい男性は1割程度しかいなかったのはポイントである。
はっきり「バレンタインに手作りチョコが欲しいと言う男性」は、少数派になっている。
逆に、手作りより市販がいいとはっきり答えている男性は3割以上いるため、一般的な男性の意見で言うと「バレンタインは市販チョコの方が男ウケが良い」と言える。
バレンタインに無難なのはお店で買ったチョコということだ。買うチョコの方が嬉しいと思ってくれる確率自体は高い。
- 市販のチョコが嬉しい=55.9%(積極的に推すのは約3割)
- 手作りチョコが嬉しい=44.1%(積極的に推すのは約1割)
小学館が行ったアンケート調査を参考にしても、バレンタインにもらって嬉しいチョコは、56.8%の男性が市販のチョコだと答えていた。
手作りが嬉しい男性は43.2%だったため、取りあげている2つのアンケートに大きな差異はない。
「バレンタインチョコは手作りと市販どっちがいいの?」と疑問を持った女性は、市販のチョコを買う方が好きな人から喜ばれる確率が高いと覚えておこう。
高校生のバレンタインは「手作りチョコ」も多い!手作りチョコを選ぶ女性の割合は10代女子が最も多い
LINEリサーチが5001人を対象に行った調査によると、バレンタインチョコを手作りする女子の割合は、10代女子が最も高かった。
これは、イベントごとをアクティブにめいいっぱい楽しむ10代らしい結果だが、確かに実生活でも手作りチョコをもらう確率が最も高かったのが中学生の時で、次いで高校生の時だった。
中学生のバレンタインも、高校生のバレンタインも、女子からバレンタインをもらった男子の感想では「市販より手作りが嬉しかった」と言っていた男子の割合が高く、自分のために女子がバレンタインを手作りしてくれることに一種の “プレミア” を感じていた男子も多かった。
特に学生の時はバレンタインデーに友達とお互いに手作りし合って、女同士でチョコレート交換する女子が多くいる。男子としては本命チョコで手作りチョコをもらう以外にも「義理チョコ」で手作りチョコをもらうことが中高生の間は多くなっているが、見た目からして「本命の手作りチョコ」だと分かると特別感は相当だ。
中学生から高校生までは、女の子の手作り料理を食べたことがない男子も多いため、「手作りチョコをもらった方が特別感があって嬉しい」と思う男子が高い割合で存在する。
「俺のための手作りしてくれた」「わざわざ作ってくれたの?」と嬉しく思うこともあるし、学生だと初彼女に「バレンタインは手作りして?」と頼む男子も少なくない。
あなたが中学生や高校生なら、付き合う前・付き合った後に関係なく、本命チョコを手作りするのもアリだろう。
しかし、同じ学生でも大学生のバレンタインからは一気に雰囲気が変わる。解説していこう。
大学生のバレンタインからは手作りより市販が多くなる!バレンタインに男子大学生から喜ばれるのはどっち?
大学生のバレンタインからは、手作り派の女子が一気に減って、市販のチョコをあげる女子が増える。バレンタインで手作りから市販のチョコに切り替わる年齢のメインどころは「大学生」だ。
バレンタインにおける大学生の常識という面では、買ったチョコを男子にあげるのが一般的になっている。
しかし一方で、「男子大学生はどっちが嬉しいと思ってるの?」というと、意外と手作りチョコの方が嬉しいと思ってるケースも多い。割合に直すと、半々といったところだ。
バレンタインにおける大学生の本音は「市販でも手作りでもどっちも嬉しい」と思ってる割合が社会人男子より高い。手作り=本命チョコのイメージもあり、材料の買い出しからバレンタイン前日の調理・ラッピングまで、大変な思いをして自分のために作ってくれたイメージを持つタイプが多くいるから、バレンタインは手作りが嬉しいと思う男子大学生は少数派ではない。
特に付き合ったことがない男子の場合は、女子の手作りお菓子に憧れも持ちやすい。
その意味で、大学生も含めた学生の内は、バレンタインの本命チョコを手作りするのも決して悪い選択肢ではない。
だが実際は、大学生からは女子の方が大人の女子として振る舞うため、「市販のチョコを渡す」無難な選択をする女子が多いという特徴がある。
市販のチョコを渡してがっかりされることはないし、「普通はどっち?」と思っているなら本命チョコを含めて市販の方が良いだろう。
バレンタインをもらった男の子も、買ったチョコなら違和感なく受け取れるのは、あげる方の女子にとってもメリットである。付き合ってない男子にあげる場合でも、市販のチョコは素直に喜んでくれると思う。
詳しくは後述するが、特にコロナ後のバレンタインという意味では、手作りに衛生面の心配をする男子の割合が昔に比べて増えている。
今年のバレンタインはコロナやインフルを過度に気にする人は少ないと思うが、衛生意識の高まりはコロナ禍以降あちらこちらで言われていることなので、高校生も含めて大学生が手作りチョコを本命の男子にあげるなら、バレンタインデー直前の状況を勘案して「手作りか市販か」を選ぶ方が無難ではある。
今年のバレンタインは、一昨年や去年のバレンタインと比較して手作りチョコを渡す女子は増えると予想されているが、10代後半から20代前半はよりトレンドを意識する傾向も高いから、 “イマドキ感” は重視するべきだ。地域によっても多少違ってくるので、周りの女子にリサーチしておくと安心である。
手作りしたいと思ってる人は、この記事のラストで解説する内容を理解した上でトライしてみてほしい。
社会人のバレンタインは手作りより市販派が圧倒!特に付き合ってない職場の男性にバレンタインチョコを渡す際は市販チョコ一択か
一般的に男性はバレンタインチョコをもらう立場のため、社会人男性にアンケートを取ると「もらえるならどっちでもいい」とか「彼女が選んでくれたなら買った物でも作った物でもどっちでも嬉しい」という回答をする人が多い。
だが、最初に示したように「積極的にバレンタインはどっちがいいか答えた男性の割合」を参考にすると、明らかに市販派が多い結果だ。
この傾向は、特に近年強まっている。理由は前述している通り、コロナの流行がメインだが、メンズメイクやメンズ脱毛の流行に象徴されるように、男子の美意識の高まりも影響していると考えられる。
私自身の経験を振り返っても、社会人以降は、みんなにバレンタインを配る女子(ばらまきチョコ)と彼女以外の女子からは、手作りチョコをもらったことがない。本命チョコを含めて、社会人になってから付き合ってない女子からのバレンタインはみんな買ったチョコだった。
「付き合ってもない女子からバレンタインに手作りは引く?」と聞かれたら、「そこまで行かなくても珍しいからびっくりされるかもしれないね」と答えると思う。
私は仲がいい女友達は多い方だが、大学生以降、付き合ってない女子からもらうバレンタインチョコは、大人の男女間のプレゼントという意味合いが強くなったように思う。
社会人同士のバレンタインは、彼氏が相手なら「彼氏の好みに合わせる」ことがバレンタインチョコに喜んでもらうコツで、付き合ってない好きな人や男友達にあげるなら「人からもらって嬉しいお菓子」を選ぶ視点を持つと間違いがない。
さらに最近のバレンタインは「バレンタインチョコは買ったチョコがいい」という男性が増えているので、そこを確認しつつ2024年のバレンタインについてもアンケート結果を参考にしながら解説する。
2024年のバレンタインは市販か手作りか:コロナ禍のバレンタインチョコの傾向は「市販が嬉しい男性」が増えている
コロナ禍のバレンタインデーになった2021年にウォーカープラス編集部が行った調査によると、「バレンタインにもらって嬉しいもの」は以下のようになった。(ソースはこちら)
バレンタインにもらって嬉しいもの
- 手作りのチョコレート=8%
- 市販のチョコレート=37%
- チョコレート以外の手作りスイーツ=2%
- チョコレート以外の既製品スイーツ=9%
- スイーツ以外のもの=5%
- こだわりがない=36%
この結果を「手作りが嬉しい男性」と「市販が嬉しい男性」に分けた場合、割合は以下のようになる。
チョコに限定した場合、男性がもらって嬉しいのは…
- 手作り派=10%
- 市販派=46%
コロナ前のバレンタインと比較して、コロナ後のバレンタインは市販のチョコが嬉しいという人が明らかに増えていて、衛生意識の高まりがバレンタインの「市販か手作りか」の問題に大きな影響を与えている。
バレンタインをあげる側の女性も基本的には同じ意識で、2022年のバレンタインチョコの傾向は “市販派” が圧倒することが予想されていたが、LINEリサーチの調査では、買った物をバレンタインにあげる予定の女性が、手作りする予定の女性を1.5倍弱上回った。(ソースはこちら)
2024年のバレンタインデーもある程度は「コロナ後」の意識が残ることがほぼ確実なため、市販のチョコをあげる女性が多い状況が続くものと予想される。
2024年のバレンタインの傾向:2024年も市販のチョコをあげる女性が多いが、久しぶりに手作りチョコをあげる女性も増える予想
しかし一方で、2024年のバレンタインのトレンドに関しては「市販派」が引き続き多いものの、「手作り派」も増える予想がされている。
日本インフォメーション株式会社が幅広い世代の女性900人に行った調査によれば、コロナ禍以降増えていた「手作りチョコを渡すのをやめる女性」が2023年に減少に転じた。(詳細はこちら)
2024年のバレンタインで劇的な変化があるとは思えないが、「今年は久しぶりに手作りチョコを渡す」という女性が一定数増えるのは間違いないと目されている。
そもそも2021年から2022年のバレンタインはコロナの影響でリモートが増えたり、様々なものがオンライン化したことで、バレンタインデー自体が盛り下がった。バレンタインデーが盛り下がれば、わざわざ手作りしないで「買ったチョコで済ます」ような感覚になる女性は増える。
2023年になって「アフターコロナ(コロナを受け入れた社会)」の風潮が出てきたが、いきなりバレンタインが通常に戻って盛り上がることはなかった。これには原材料の値上がりも影響したと言われているが、気持ち的なものも大きかった。
しかし、株式会社ハースト婦人画報社が自社の顧客3942名に行った調査によれば、2024年のバレンタインに何かしらのギフトを購入予定だと答えた女性の割合が90%にも上っており、2024年の今年のバレンタインはコロナ後で一番盛り上がる予想がされている。(詳細はこちら)
買うチョコより手作りチョコは手間と時間がかかることから、バレンタインの盛り上がりは手作りチョコを渡す女性の割合に直結する。
このような背景から、今年のバレンタインは「久しぶりに手作りチョコをあげたい」「ここ数年は買ったチョコばかりあげてたから今年は手作りしたい」と思う人が増える予想だ。「買うチョコも渡すけど、手作りチョコも渡す」という女性も去年より多いと思われる。
ここまで解説した流れは、当然男性の意識にも影響していると思われる。確かに男性の立場では、自分の好きな人からバレンタインをもらうなら、より気持ちがこもっている手作りが嬉しいと思うタイプもいて、彼女からバレンタインをもらう時も同様だ。ずっと手作りチョコをもらってないとプレミアがつくイメージはある。
手作りチョコはもらう相手を選ぶ傾向がある(※手作りチョコは誰からもらっても嬉しいチョコではない)けど、コロナ後に手作りチョコをもらう機会が減ったからこそ、手作りしてくれることにプレミアム的価値が出ている面がある。
バレンタインのトレンドという意味では、ここ数年より今年は手作りチョコが巻き起こすドラマが増えるだろう。
アンケートを参考にすると、男性の中には「市販でも手作りでもどっちも嬉しい」という拘りがない人もたくさんいることから、「手作りチョコレートをもらったら嬉しくない」というわけじゃない。
ただし、このパートで解説した諸々の内容を踏まえても、男性から喜ばれるバレンタインチョコと言えば、特に最近は市販のチョコが無難になっているのも、もう一つの事実である。
でも、なぜ男性はバレンタインに市販のチョコの方が喜ぶのだろう?
次の見出しでバレンタインに関する男性心理を解説する。
バレンタインでは手作りチョコより市販のチョコが良い理由:バレンタインの男性の本音、彼氏の本音
男性はバレンタインに手作りチョコより市販のチョコをもらいたいと思っている人の割合が高いのだが、特に付き合っていない女性(告白前のバレンタインチョコ)だと、なおさら買ったチョコの方が嬉しいと思う男性が多い。
本命チョコであっても、付き合ってない女性からは市販のチョコをもらいたいのが男性の本音であり、バレンタインの男性心理だ。
買ったチョコを推す意見は、バレンタイン前の男子トークでもやはり多数派であり、アンケートの結果と重なる。
「絶対買ったチョコがいい」とか「手作りチョコは引く」というほど拘りがあるかと言えばそうでもないが、手作りチョコよりも一歩リードしているのが市販チョコだ。理由を説明しよう。
市販チョコがバレンタインで男性から喜ばれる理由
なぜ手作りチョコより市販チョコの方がいいの?
- 特殊なチョコ以外は外れが無い、単純に手作りと比較しておいしい
- 男性は本格的なチョコレートを食べる機会がバレンタインくらいしかない人が多いから、1年に1回くらいはプロが拘って作ったチョコを食べてみたい
- 市販チョコはお返しがしやすい
- 買うチョコは重くないから素直に喜べる
- 甘いチョコが嫌いだから(相手男性の好み)市販の大人チョコが良い
- 普通のプレゼントぽくてリアクションがしやすい
市販のチョコが男性から喜ばれる理由は、上の6つがポイントだ。それぞれ解説していく。
市販のチョコの方がおいしいからバレンタインは市販のチョコをもらいたいのが男性の本音
女子が店頭でバレンタインチョコを選ぶ際は、世間の評価が高い人気ブランドからお店選びをするし、その中でも人気になってるおいしいチョコを選ぶため、バレンタインチョコの味は手作りと市販で段違いだ。
料理が得意な女子の手作りチョコは十分においしいけど、それでも厳選した材料でプロが作ったチョコに比べて味が落ちるのは間違いないところである。
男性は「よりおいしいチョコがいい」と思ってバレンタインには市販のチョコをもらいたいと思っている。
男性はバレンタインに普段食べない高級チョコを食べてみたいと思っているのが本音
スイーツ好きの男子以外は、いわゆる高級チョコレートを食べるのがバレンタインデーくらいしかないため、手間暇をかけた手作りチョコで愛情を感じるより、「どんな味がするんだろう?」とワクワクしながら食べる高級チョコに期待感がある。
本命のバレンタインチョコは予算が2000円から3000円くらいになることもあるけど、男性はコンビニやスーパーでチョコを買うことはあっても有名店でチョコを買うことがほとんどないので、特に社会人の男性は高級チョコをプレゼントされた方が特別感があると思うタイプが少なくない。
もちろん、彼女からの愛情がこもった手作りチョコはプライスレスの価値があるわけだが、「何これ、うま!」ってなるのは、市販の高級チョコに非日常感があって、感動があるから。
あなたの好きな人が甘い物好きなら、チョコのおいしさにお墨付きがある「有名店の高級チョコを渡す」方がストレートに喜んでくれるだろう。バレンタインチョコを食べ終わった時の感想にも期待できる。
バレンタインに市販のチョコを渡すと、男性はホワイトデーのお返しがしやすい!手作りよりめんどくさくないのが市販のチョコ
付き合っていない女性から手作りチョコをもらうと、そのチョコが手間暇をかけて作ってくれたものだからこそ、男性は「どんなお返しをしたら良いのだろう?」と悩んでしまう。
バレンタインデーに彼女から手作りチョコをもらった彼氏についても、割合こそ減るもののの、同じように悩むタイプがいる。
これが市販のチョコなら、女性がバレンタインにかけた予算が何となくわかるし、調べればネットでそのものズバリの価格も分かるから、お返しも簡単だ。彼女にお返しする時も同様である。
男性目線では「手作りチョコはホワイトデーのお返しが難しい」というイメージがあるため、バレンタインでチョコをもらった瞬間に「手作りをもらったらお返しってどうしたらいいのかな?」と思ってしまうと、バレンタインそのものがめんどくさいと思うことも…。
バレンタインにあげる市販のチョコは、「チョコを渡す相手を困らせない」というのがメリットになる。特に付き合ってない男性への本命チョコでは、押さえておきたいポイントだ。
手作りチョコより市販のチョコの方が重くないから「素直に喜べる」というのがバレンタインの男性の本音
バレンタインデーは女性から行動する恋愛イベントなので、基本的に男性は受け身になるけど、いざチョコを渡される時に手作りチョコに気づいたときは、内心で「え?手作りチョコなの?」とビックリしてしまうことがよくある。
特に、自分が作ったチョコを渡すようなイメージじゃない女子から手作りチョコをもらうと反応の仕方が分からなくて、男女ともに残念なバレンタインデーになることがある。
チョコを渡す男子に素直に喜んでほしいなら、重くない市販チョコを選ぶべきで、「手作りチョコは重いんじゃないか?」という視点は要検討だ。
ここは二人の関係性にも大きく影響を受けるから、チョコを渡す男性との距離感も意識するべきである。
甘いチョコが嫌いだから、市販の大人チョコが嬉しいのがバレンタインデーの男性心理
手作りチョコを作らない男性に取って、永遠に謎なのが「なぜ手作りチョコはあんなに甘いのか」という問題である。
甘い物好きの男子も増えているが、それでも女子ほどド甘いチョコは好きじゃない男子が多いため、実際に食べた時に手作りチョコの甘さに驚いてしまい、「市販の大人チョコの方が嬉しかったな」と思う機会が非常に多いと言うのが、モテる男性の意見である。
市販のチョコはただのビターチョコレートという感じじゃなく、「甘さを控えたおいしいチョコ」に完成されているので、やはりバレンタインチョコの無難な選択は「男性向けの市販チョコ」になってくる。
市販のチョコは反応がしやすいから、男性がバレンタインにもらって嬉しいチョコになる
市販のチョコはラッピングもしっかりしていて、売り物だから当たり前だけど「もらった時に綺麗な女の子らしいプレゼント」になる。
男性は見ただけで表情も明るくなって、言葉を選ばずに素直に反応しやすい。選んでくれたブランドに関する話題を出すこともできるし、本格的な印象も受けるからテンションが上がる。
これが手作りチョコだと、実際の経験では微妙なラッピングだったり、微妙なチョコレートの状態になっていたりして、気を遣ったリアクションをしないといけないシチュエーションに追い込まれることがある。この時、男性目線ではめんどくさいと思うのが本音だ。
バレンタインをもらう立場の男性からすると、バレンタインチョコはとにかく無難に喜べる市販チョコの方が変な地雷もなくて、嬉しい。せっかくバレンタインをくれるなら満面の笑みでお礼を言いたいから、変にがっかりしたくないという本音もある。
バレンタインチョコは、メリットがたくさんあってデメリットが少ない市販のチョコを選ぶのが正解
市販チョコがバレンタインで喜ばれるチョコかどうかは最終的に相手の男性の好みの問題ではあるが、論理的な思考をする男性にとっては、市販と手作りのどちらが良いかを聞くと、メリットが多くデメリットが少ない市販チョコを選びやすい。
男性は基本的にお菓子作りをしたことがない人がほとんどだ。付き合っていない女性ならなおさらそうなのだが、手作りチョコの経験がないので、もらった瞬間に「おいしいのかな?」とか「不衛生だったどうしよう」と少し不安感を抱いてしまうこともよくある。
女性は清潔感を感じる人がほとんどだが、「もう少し女らしくした方がいいよ」なんて言われることがあるなら、手作りのバレンタインで逆転を狙うよりは市販チョコを渡す方が喜ばれるだろう。
次の見出しで、手作りチョコがうれしくない理由も説明しておく。
なお、まだ付き合ってない男性にバレンタインチョコを渡すかどうかに悩んでいる女子は、下の記事が参考になるので合わせて読んでおこう。
バレンタインに手作りチョコがうれしくない理由:なぜ男性心理では手作りチョコが嫌なのか
ここでは、バレンタインに手作りチョコが嬉しくない男性の理由や心理を解説する。
なぜ男性はバレンタインチョコに手作りチョコをもらうのが嫌なのだろう?
手作りチョコは、おいしさだけでなく衛生面が気になる
手作りチョコは市販のチョコに比べて、もらった男性の立場で不安になることがいくつもある。簡単に前述しているけど、おいしさより「衛生面」が気になるのだ。実際、手作りチョコに髪の毛が入っていたという経験をしている男性も珍しいとまでは言えない。
「大丈夫かな?」と思いながら受け取るわけじゃないのだが、少しでも心配になると素直に喜べない男性もいるので、本音では「わざわざ作らないでも買ったチョコでいいのに…」と思うことがある。
特に最近は男性の綺麗好きも多くて、少し潔癖症が入ってる男子も増えている。この点を踏まえると、あなたがバレンタインにチョコを渡したい男子の価値観や性格も考慮して渡すべきチョコを選ぶべきだ。
せっかく作ったのに食べてくれなかったら本当にショックを受ける。潔癖症に近い男子は「手作りチョコを食べない、食べれない」というタイプも普通にいるから気を付けてほしい。
頑張ってチョコを作ってくれたとしても、見た目が悪いとがっかりするのが男性の本音
バレンタインに手作りチョコをもらう時、女の子から「見た目は悪いけど、味は悪くないから」と言われることがあるのだが、その時の男性の本音は、無情にも「見た目が悪いと食欲がわかない」というものだ。
ストレートに手作りチョコは気持ち悪いと思う男子もいる。
手作りチョコが嫌だという男性の中には「見た目が悪いと引くから」と言うタイプがいて、自分の彼女や女友達からもらう手作りチョコの見た目が悪いことで「がっかりしたくないから市販チョコがいい」と言う男性がいる。
確かに男子から見て女子の料理力は「女らしさ」や「女子力」の一部になっているため、がっかりするくらいなら市販の可愛らしいチョコがほしいと思ってしまう。
彼氏から彼女に手作りチョコのおねだりをするのはバレンタイン前のあるあるになっているものの、見た目まで綺麗に作る自信がない彼女は「来年は作ってあげる」と交わす方がお互いのためかもしれない。
バレンタインで「100年の恋も冷める」なんて展開にはなかなかならないけど、期待を裏切ると残念な気持ちにさせるのは間違いないところだ。
食べきらないと失礼になってしまう変なプレッシャーと戦わないといけなから、手作りチョコはもらいたくない
手作りチョコは市販チョコよりも「食べきらないと失礼になる、変なプレッシャーがあるプレゼント」だ。
彼女がせっかく作ってくれたチョコだからしっかり食べきって満面の笑みで「ありがとう」とお礼を言いたい気持ちはあっても、甘すぎるチョコだったり、食後のチョコだと、食べきれないことで彼女に変な心配をさせることが男性側は怖い。
「おしくなかった?」と聞かれた時に、食べきれたら「おいしかったよ」という言葉に説得力があるけど、半分くらいしか食べられなかったら実際に微妙な空気が漂うこともあって、手作りチョコに精神的なアレルギーを持っている男性もいる。
彼女が最初から「ちょっと食べてみて」と言って渡して、適当なところで止めてくれるとこの問題は解決できるので、もし今年のバレンタインに手作りチョコを渡したいと思っているなら、彼の反応が気になっても変なプレッシャーを与えないように工夫できると、カップルでハッピーなバレンタインにできると思う。
あくまでも大好きな彼氏のためという意味だから、優しい彼氏に気を遣わせない対処法という意味でここは押さえてほしい。
手の込んだ手作りチョコだとちょっと重い…、豪華な手作りチョコは反応に困る場合も…
料理が得意な女子にとってバレンタインは勝負のイベントになることもあって、すごく手の込んだ手作りチョコを作るタイプも少なくないのだが、受け取る男性側としては、手が込んでいる豪華な手作りチョコほど重いと思うことが多く、反応に困る。
特にシャイな男性は「普通のチョコでいいよ」と内心で思いながら精一杯のリアクションをするのだけど、いかんせん表現力が低いため、彼女から「全然喜んでくれなかった」という感想を持たれてしまい、カップルで感情面のミスマッチが起きているパターンがよくある。
彼女と彼氏のどっちも悪くないのに、バレンタインが失敗に終わるパターンは、圧倒的に手作りチョコに多いのが特徴だ。
手作りチョコは、見た目が悪いと引かれるし、かと言って頑張りすぎると重いと思われるしで、本当に無難な選択が難しい。
やはり、市販のチョコを渡す方がチョコを渡す方も受け取る方も幸せになれる確率が高い選択になる。
バレンタインに手作りチョコをあげたい時はどうすると良いか
この記事は「バレンタインは手作りと市販のどっちが男性から喜ばれるか」という視点で解説してきたが、前述している通り、2024年のバレンタインは手作りしたいと思ってる女子も多く、その選択が間違いというわけじゃない。
では、「今年のバレンタインは手作りに挑戦してみたい」と思ったらどうするべきかについてだが、ポイントが2つあるので解説する。
バレンタインに手作りするなら「手作りに抵抗がある男性かどうか」を事前に把握すると失敗しない
片思いしてる好きな人に対してでも、付き合ってる彼氏に対してでも、もしバレンタインに手作りチョコを渡すつもりなら、事前に「手作りに抵抗があるかないか」を把握できるとベストだ。
しかし、バレンタインはなるべくサプライズっぽく渡したい女子が多いと思うので、バレンタインにチョコをあげるのを悟られたくない時は、「○○くんって人が握ったおにぎり、おいしく食べれる人?」と世間話のつもりで聞いてみよう。
「急にどうしたの?」と聞かれたら、「この間、テレビ見てたら運動部のマネージャーの女の子がおにぎり握ってたから」などと言っておけば会話が流れるから、ちゃんと答えてもらうことで、彼に手作りチョコをあげてもいいかわかる。
例はあくまでも例なのであなたなりの方法にアレンジしてみてほしいのだが、手作りチョコに抵抗がある男子を見抜けると失敗する確率が激減できるので、何らかの方法でバレンタイン前に確認しておくと安心だ。
もちろん、バレンタインにあげるつもりがあることを匂わせるのも恋愛的に決して悪い方法じゃない。最近いい雰囲気になってきたなら、バレンタインまでドキドキさせる意味でむしろチョコを渡すことを匂わせた方が良いくらいなので、ストレートな聞き方でも良い。
バレンタイン前に「○○くんはバレンタインに手作りしてもらったら嬉しい?」と聞くのも、男性目線では可愛い態度だ。
LINEだったら付き合う前でも流れでチャレンジできる空気になることもあるので、選択肢の一つとして頭に入れておこう。
現状で意識されてるか知りたい女性は下の記事を参考にしてほしい。
彼氏用の本命チョコにバレンタインの手作りは全然アリ!片思いの好きな人用の本命チョコは「関係性」で決める
彼女の立場で彼氏へのバレンタインに手作りしたいと思っているなら、(手作りに抵抗がない男性なら)彼氏用の本命チョコは手作りが全然アリだし、市販のチョコより愛情が込められている分、喜んでくれる可能性も高い。
できたら手作りチョコへの印象に探りを入れておくとお互いにがっかりする確率を減らすことができるけど、彼女から手作りチョコをもらったら、ほとんどの男性は嬉しいと思う。自分の好きな人が自分のために作ってくれたのだから、嬉しくないはずがない。彼女が相手なら手作りチョコをもらった瞬間は「市販か手作りか」の選択肢なんて浮かばないことの方が多いし、純粋に彼女の愛情が嬉しい感覚がある。
特に、今まで手作りしたことがない場合や、2人にとっての初バレンタインなら、手作りしてあげると強い愛情表現ができて喜んでくれる確率が高いだろう。彼女からバレンタインをもらったその場で「市販の方が良かった」と思う男性は本当に少数派である。
問題は、片思いの好きな人への本命チョコを手作りする場合だ。
付き合ってない人に手作りチョコをあげる場合は、2人の親しさを判断ポイントにしよう。
脈なしの男性にバレンタインで逆転を狙うのは間違いになりやすいので、仲良くない男性には圧倒的に市販の方が良い。
LINEを頻繁にしていたり、2人で何度かご飯に行っているなら、手作りのバレンタインが好意のアピールになってその後の恋愛に好影響を与えることもあるので、手作りしたいと思ったら味だけでなく、見た目にも拘って作ってあげよう。
何度も言う通り、無難な選択は市販のチョコだが、「今年は手作りしたい」と思ってる女子は自分らしい方法で好きな人に気持ちを届けるのが間違いになることはない。
ただし、手作りチョコは料理力の面で失敗するリスクがある。そのリスクに備えるのであれば「市販のチョコも同時に用意しておく」と良い。
手作りしようと思って頑張ったけど好きな人に渡せないレベルの完成度になってしまい、バレンタインデーに行動できないで後悔する女子が毎年いるので、その点だけ対策しておくと良い。
もしうまくできたら買ったチョコは自分用チョコにすれば良いので、バレンタインデーに失敗したくない女子は検討しておこう。
絶対に、失敗したバレンタインチョコをあげないのは恋愛の鉄則だ。
まとめ
今回は「バレンタインチョコは手作りと市販のチョコ、どっちが正解?」の答えをまとめた。
あくまでも一般的な男性の意見を参考にした記事になっているので、今回の記事では男性が「バレンタインの本音」としてどう考えるのかを知ってもらえたらと思う。
バレンタインで一般的な男性に喜ばれる可能性が高いのは「市販のチョコ」というアンケート結果は、今回紹介しているアンケート以外でもいくつもあり、手作りチョコを何歩もリードしている。
好きな人との関係が薄いほど、かわいい市販チョコをバレンタインに贈るほうが喜ばれると思うので参考にしてみよう。
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