デートで無言になってしまう時は、お互いの色々なものが違って「話が合わない」とかの他に、「テンションを下げてしまうようなことを言ってしまったから」ってケースがある。
楽しくないデートにしてしまう余計な一言やNGワードは、意識すると回避できることが多いので、デート中に相手のテンションを下げるようなことをしないように、今回挙げるような言葉に気を付けてみよう。
わざわざ言わなくて良い一言やNGワードは雰囲気を悪くするだけだから、失敗デートをしないために役立ててほしい。
準備してくれなかったんだね…。「疲れててさ」という一言
わざわざ休みの日に会うデートの場合、デートで使う時間は気分をリフレッシュする大事な時間である。
もし疲れているなら、「何で誘ったの?」とか「デートするのは前から決まってたんだから体調管理くらい当然でしょ」って思われて、マイナスしかない。
デートでは余計なひと言であり、NGワードだ。
特に、デートの終盤ならまだしも会ってすぐとか、まだ昼間のうちからそんな言葉を言われてしまうと、「友達と遊びに行けば良かった」なんて思われても当然だし、帰りたいと思っているようにも感じるから、デートが盛り上がるはずもない。
気を使って本音を言わないのは違うのだが、自分がデート中に疲れてしまったなら相手を気遣って少し休憩するとかの発想が欲しい。
これから挙げることの全てに言えるのだが、デート中の余計なひと言やNGワードは連発するのが最も盛り下がる。
本音が口を突く瞬間の全てを排除できないとしても、繰り返したり、他のNGワードも一緒に言ってしまわないように気を付けよう。
二人でいるのに携帯かよ…。「ちょっと待って。このLINE返してからね」という一言
優先順位の問題は、目の前でジャッジされると非常に凹むことがある。
デート中にLINEが入って、すぐに返信しないといけない場合は、短い会話で済むように気を使った方が良い。
これも、一つのLINEがすぐにおおごとになるわけではないのだが、時間を置きながら何度もやりとりされたり、長い時間携帯をいじられると、結構イラつくもの。一緒にいるのに寂しい気分になる一言なので、NGワードである。
例えば、移動中などは無言になることもあると思うが、長い時間携帯をいじるのはやめておこう。手持ちぶさたになった相手の男性や女性も同じように携帯をいじりだすと、途端に気まずいデート中の雰囲気が出てしまう。
「何で一緒にいるのに携帯いじってるんだよ」って少しイラついて同じように携帯を取り出す人も多いから、無言で何もしないのが何か変な感じがする時があったなら、携帯を見るにもそれを使って話題を出したりする方向で考えると良いだろう。
明らかに自分よりも連絡している相手を優先していると感じさせてしまった場合は、楽しくないデートだと思わせてしまうので控えるべきだ。
もし、デート中にメッセージのやりとりをする必要性があるなら、簡単にでもその事情を話してあげる方が良い。
携帯を絶対にいじるなと言うわけでなく、せっかくのデートなんだから二人で楽しもうとする姿勢を相手が期待しているのだと思うことが大切であって、「ちょっと待って。このメール返してからね」って一言は、それを否定してしまう可能性を意識するべきかなと思う。
付き合ってからしばらく経ったカップルなんかは、この問題で揉めることも多い。ここが感覚的によく分からない人は下の記事も参考にしてみよう。
それ言っちゃう?「おいしくないね」という一言
食事に対するもの以外も含めて、デート中の文句に該当しそうなことは、ちょっと考えてから言うようにしよう。
相手の男性や女性が用意してくれたお店だったり、決めてくれたお店だったら、「おいしくないね」の一言は、そのまま相手を否定する一言になってしまうことがある。
口に合わないこともあると思うけれど、相手がおいしそうに食べているなら食事に対する文句は飲み込んだ方が良い。その後への悪影響が大きいのである。
自分が用意したお店で相手の評価が気になる時も、ネガティブな発言で様子を伺うのがNGだ。
デート中は常にポジティブな発言をしないといけないのではないが、文句をいったりネガティブな一言が相手を否定してしまう場合があることを常に意識しておいた方がいいだろう。オシャレだと思って誘ったお店かもしれないし、色々評判を調べたかもしれない。
そんな時に期待する一言は、
「素敵なお店だね」
「すごくおいしいね」
って言葉であることはすぐに分かることなので、多少のお世辞も含めて気遣いが欲しい。
今後の付き合いを意識するなら、ネガティブな本音は伝え方とタイミングを考えよう。
デートの満足感は、行った場所や行ったこと、食事なんかも総合的に影響するし、思い出にも残るものなので、文句を言いたい時は相手に気持ちを考慮してから口にするようにしたら失敗のNGワードを言うことが無くなると思う。
いきなり重いよ…。「実はね…」という一言から始まる打ち明け話
初デートなどではNGワードになる一言。
長い付き合いを考えて早めに伝えておきたいことがある人って時々いるのだが、秘密を打ち明けるタイミングは初デートにふさわしくない。相手があなたをどう見ているかかが分からない状態では、引いてしまうことがどうしても増えるのだ。
以前、私が初デートした女性に「実は私、ガンかもしれないの」と打ち明けられたことがあった。当時の私からすれば、まだその女の子のことは何も知らないに近い状態だったし、あまりに唐突な打ち明け話に面食らって完全に引いてしまい、まさに無言になるデートそのものだった。
その人は不安だったから私に話したかったのかもしれないし、その人の健康は心配になったけど、あまりに関係ができていない中で話をされてしまったから何も言えなくなった。仲が深まってからなら、発することができる言葉もあったと思うけど、表面的な関係だから表面的な言葉を発して良いことでもないし、その時は彼女の方が話をごまかしたけど、タイミングが悪かった。
重い相談や打ち明け話は、付き合う前だとリアクションが分からなくなる。無言になるリスクがあることは理解しておこう。余計な一言が重い言葉だった場合、その後の雰囲気は立て直せない。
相手が大事だからこそ、早めに伝えておきたいことや、話したいことがある気持ちはよく理解できるが、話しの重さによっては関係性をよく考えるべきだ。
まだよく知らない関係だったのなら、先に色々と話すことがあるだろうし、仲が深まっていないとリアクションが取れないことも問題の深刻さ次第ではあり得る。
打ち明け話をデートでしてはいけないわけではないから、関係性やタイミングと問題の大きさに気を使おう。
せっかくのムードも台無し…。「クーポン持ってない?」という一言
食事した時の会計は、結構NGワードが多い。
デート中の支払いは、幻滅させてしまう場合がいくつかあるので、お腹いっぱいでも気を抜かないように気を付けよう。
デートは、「非日常感」を大事にしたいから、日常感いっぱいのお会計はスマートにいきたい。今は、かなり多くのカップルがワリカンになっているから、無理に男性が驕る必要性はなくなってきているが、10円単位とかの割り勘は引いてしまう人がほとんどだ。
1円単位なんて、もちろん論外だが実際には存在しているらしい。
クーポンを使うことは経済的に悪いことではないから、デートで使っていけないとは思わない。相手や時期によって対応は変えるけど。
しかし、デート中にしばらく携帯をいじってまでクーポンを取ったり、相手の男性や女性に聞いてまでクーポンを使おうとする態度はちょっと現実感が強いし、経済力を期待される男性の態度としては、相手の女性を幻滅させてしまうことも。
せっかくの良い雰囲気を壊わしてしまうことがないように、気を付けよう。
聞いても無いのに…。「ここ元カレ(元カノ)ときたことあるんだ~」という一言
一回行ったことのある場所へデートに行く時は、その時のことを話題にしたくなる場合があるだろう。知っていることがあるから話したくなる。
しかし、行ったことのある場所でデートする時、「初めて」のちょっとした感動を共有することができないから、「じゃぁ、他の場所にすれば良かった」と相手が思ってしまうことがあることは知っておこう。
しかも、王道のデートコースだった場合、「誰と来たんだろ」と思ってしまうのが、恋愛中の人である。そういった状況の中で、「元カレ」「元カノ」の話を持ち出すのは、やっぱりNGなのだ。楽しくないデートに繋がる余計な一言である。
こういった時は、最低限相手をボカしてしゃべっておこう。
「友達」として話をしておけば良い。
たまに、元カノや元カレの話を頻繁にする人がいるが、異性として見ている人へは控えるべきで、テンションが下がる原因となる。
先程のメールの部分とも理由が被るが、自分と一緒に居る時に他の人のことを考えて欲しくないのが恋愛中の人。気を付けるべきだろう。
何を聞いても「なんでもいい…」というリアクション
やる気の無さもさることながら、聞いているのだから何か答えて欲しいのに、「なんでもいい…」と言われてしまうのは少々ショックを受けるひと言だ。相手に対して「決めること」を任せるデートをするなら、意見をやんわりでも伝えた方が良い。
聞かれたなら、何でも良いから思っていることを、イメージとしてでも伝えてみる。それだけで相手は決めやすさがかわってくるから、「なんでもいい」はNGワードである。
連発はもちろん論外だ。
どんな意味で言うのかは時と場合によるのだろうが、通常「なんでもいい」は、興味がない時に使う言葉。要は、好きな人から「どうでもいい」と変換されるような言葉である。
盛り上がるデートは、お互いが積極的に楽しもうとしていることが前提になるし、雰囲気を作るのは二人なのだから、「何をしてても楽しい」意味で「なんでもいい」を使うのなら言い方を工夫して、できれば自分の希望を少しでも含ませた言葉を選べると尚更良い。
相手の男性や女性に、次の行動を決めてもらう形でデートする時は、つい丸投げしてしまう時もあろうかと思うが、積極的に楽しんでいる姿を見せることは大切なことなので、リアクションには気遣いの心を持とう。下の記事も参考にしてみてほしい。
恥ずかしいよ…。「今日は気合入ってるね!」って余計な一言
付き合う前は当然として、付き合った後のカップルでも問題になる一言が「今日は気合入ってるね」という余計な言葉。素敵だな、可愛いなと思ったなら素直に「可愛いね」「似合ってるね」で良い。
デートにおける褒め言葉は、意外と間違いが多い。褒めているつもりでも相手の受け取り方を考えない発言はデート中の余計な一言になりやすいのである。たのしくないデートにする可能性があるから、褒め言葉も「相手への評価」だと捉えて、なるべく相手が喜ぶ言葉にして気持ちを伝えよう。
「今日は気合入ってるね!」なんて笑顔で言われると、「いつもはどう思ってるの?」とか「なんかやるき満々みたいで恥ずかしい」と思われて、逆にテンションが下がる。
金銭感覚や計画性を疑わる!デート中に「お金ないんだよね…」の一言
デートはお金のかかるものだが、お金がないことをそのまま伝えるのはNGワードになりやすい。学生ならまだしも、社会人になって「お金がない」は、相手によっては「私(俺)にはお金を使いたくないんだね」と思われることすらある。
お金の問題は、収入があるなら「計画性」に関わるところ。週1でデートするカップルや、月に1回から2回食事に行くような付き合う前の男女の場合、そこまでデート相手にお金がかかっているわけではないので、「お金がないと言われること=愛情がない」と思われる。
また、お金がないと言いながら散財していたり、計画性のないお金の使い方をしていれば、なおさらパートナーとしての評価が落ちる。付き合う前ならそれが原因で付き合えない可能性が出てくるし、付き合っていても恋が冷める原因に。
お金がない時はお金を使わないデートプランを提案したりして、相手に悟られないような気遣いができるとベストだ。お金を使わないデートでも工夫次第で楽しいデートにできるから、自分から楽しくないデートにするような発言を控えよう。
まとめ
今回は、デートで無言になってしまうような、楽しくないデートにしてしまう余計なひと言やNGワードを9つ紹介した。
たった一言でデートの雰囲気がブチ壊しになることは少ないと思うが、連発したり複数のNGワードを言ってしまえば、決して良いデートにはならないはず。
楽しいデートにしようと思っていれば、なかなか出ないひと言が多かったと思うので、一番大切なことは、自分も相手の人も楽しいと思えるデートをしようと意識し続けることだろう。
楽しくないデートになってしまえば、どうしてもその先が無くなってしまうので、意図せずに相手をがっかりさせるような言葉を発しないように気を付けてみてほしい。
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