いよい間近に迫ったバレンタインデー。彼氏として迎えるバレンタインが初めてなら、カップルで迎える2月14日を楽しみにしている人がたくさんいると思う。
しかし、その中にあって「バレンタインデーは、彼氏から彼女に何かした方がいいの?」と、疑問を持つ男性もいる。
女性から男性にチョコを渡すのがバレンタインだけど、彼氏が彼女のためにした方がいいこと、彼氏がバレンタインデーにしなければならないことを知りたくなる人がいる。
そこで今回は、「バレンタインデーは男性から彼女に何かしないといけないのか問題」を解説する。
彼女のいる男子は「バレンタインデーに男からすること」への不安を解決して楽しいバレンタインにできるように、ぜひ参考にしてみてほしい。
バレンタインに何もしない彼氏は最低という女性の意見
今回、この記事を書くことにしたのは、バレンタインについて彼女側のこんな書き込みを見つけたからだ。
以下引用する。
バレンタインデーに、彼女に何もしない男は最悪ですよね?
こういうイベント事は、二人で楽しむものだと思います。 それなのに、バレンタインだからって、彼女を喜ばすことを何も考えない男って最低だと思うんです。 普通、何かプレゼントしてくれたり、食事でレストランに連れて行ってくれたりするものですよね? 付き合う前なら、女性からチョコあげたりしても行けど、付き合った後は、バレンタインは男性がリードして何か企画するべきですよね?
この質問を読むと、バレンタインデーについては「男性から女性にすること」への彼女側の期待があることが分かるが、何度も彼女とのバレンタインを過ごしてきた私からすると、ちょっと的外れなことを言っていると思った。
恋愛経験が少ない男性がこの女性意見を読むと、勘違いしてしまうことも多いのではないだろうか?
あなたはどう思っただろう。
もちろん、これに寄せられたアンサーは彼女の意見をやんわりと否定する内容のものだった。
彼氏が何かしてくれて当然という考え方にも問題あるし、バレンタインには対となる「ホワイトデー」があり、色々なところが間違った質問だ。
しかし一方で、彼女が大好きな彼氏だったり、付き合い始めの彼女とバレンタインを過ごすなら、男性に色々な不安や心配があるのも事実だ。恋愛の専門家の立場から「彼氏として迎えるバレンタインデー」を解説しようと思った。
彼氏として過ごす「彼女とのバレンタインデー」を楽しい日にする7つのポイント
はじめて彼女がいる状態でバレンタインを過ごす男性のために、ここでは彼氏として過ごす「彼女とのバレンタインデー」を楽しい日にするポイントを7つ解説する。
バレンタインは彼氏から彼女のために何かしないといけないのだろうか?
バレンタインは、彼女が彼氏のために頑張る日
両想いのカップルは、相手のために何かをする時に「嬉しい」という感情を抱く。好きな人のことを想って、「ワクワク」したりするのも男女共通だ。
それを前提にバレンタインを考えると、「女性から男性へ」というイベントである以上は、彼女が主体性を持って彼氏のために何かしてあげる日がバレンタインの基本であることが分かる。
そこには、彼氏のために用意したチョコやプレゼントが当日のワクワクになっているだろうし、私自身そう感じている彼女の姿をほぼ例外なくみてきた。
恥ずかしがり屋の女の子もいたけど、それでも「好きな人にチョコを渡す日」として楽しんでいたことは伝わった。
男子は受け身で良い日がバレンタインデーなのだ。
彼氏がバレンタインに逆サプライズで盛り上げるのは良いことだけど、「何かしてあげないといけないのか」という問題を考える際に大切なことは「リアクションで気持ちを伝えること」の方だ。
照れずに、恥ずかしがらず、バレンタインにしてもらった全てのことにちゃんとリアクションしてあげよう。
適当な態度では、彼氏から彼女へ気持ちが伝わらず、分かってくれない。バレンタインデーにチョコをもらって嬉しいと言う気持ち、頑張ってくれたことで可愛いと思った気持ち、愛情を受け取ったことを、リアクションで彼女に示せると良いバレンタインになる。
彼女が当日を含めてバレンタインを迎えるまでに用意した全ては彼氏のためだ。しっかり受け取ってあげることが「彼氏が彼女のためにしてあげること」として重要である。
バレンタインに彼女をがっかりさせるとしたら、「お、おう」なんて悲しいリアクションをした時である。
彼女が「それだけ?」ってなっても仕方ない。
自分の気持ちの表現に自信がない男性は、下の記事を読んでおくと「バレンタインに失敗した」なんて経験をしないで済むと思う。
バレンタインのお返しの基本は、やっぱりホワイトデー!彼氏が彼女のために頑張る日を間違えないこと
私のある年のバレンタインでは、彼女にご飯をおごってもらって、チョコとプレゼントまで用意してもらった経験がある。デート全般も彼女が行き先を決め、リードまでいかなくても食事する場所を前もって決めてくれていたりした。この経験が複数回ある。
もちろん彼女が自主的に愛情を持ってやってくれたことで、彼氏である私としては少しだけ申し訳ない気持ちになりつつも、やっぱりすごく嬉しかった。バレンタインらしくて良い思い出だ。
このとき、私は当日に具体的なお返しをしていない。と言うか、私はバレンタインに彼女に特別な何かをしたことがない。
嬉しいという気持ちをちゃんと伝えて、彼女の想いと行動・態度にお礼と感謝の気持ちを伝えただけだ。それでも例年問題なく過ごせている。バレンタインというイベントを超えて、むしろラブラブになったとさえ思うところ。
やっぱりバレンタインに対する彼女へのお返しはホワイトデーであって、彼女がやってくれたことに少しおまけをしてお返しできれば、バレンタインデーとホワイトデーのセットで素敵なイベントにすることができる。
バレンタインは彼女に花を持たせるという考え方を基本にしよう。もし心配なら「ホワイトデーは俺が頑張るね!」って趣旨の言葉を伝えておこう。「うん。期待しているね!」って返ってくると思う。そのときの笑顔はきっと何も言えないくらい可愛いはずだ。
ここで彼女が「今日は何も無しか…。せつな…。頑張ったのに…。」とはなかなかならない。バレンタインはこれで良い。
実際、女性向けに解説している下の記事では、バレンタインは女子が頑張る日だと説明している。
バレンタインは彼氏が頑張ると水を差す
私の経験では「今日は私が頑張る」と彼女に言われるのが、「バレンタイン」と「彼氏の誕生日」だ。
この日は彼氏が頑張るとむしろ彼女の機嫌が悪くなる傾向もある。「ありがとう」と言いつつ、存分に彼女の愛を受け取るのが彼氏の務めでもあって、色々してあげたいと思う彼女に水を差すのも無粋である。
頑張りたいと思っている彼女の気持ちが態度や行動で透けて見えたら、彼氏はちゃんと受け取ってあげようとするべきだ。
特に普段彼女のために色々と頑張っている男性は、なおさら彼女がメインで頑張る日にしておく方が良い。彼女だってお返しがしたい。
バレンタインと彼氏の誕生日は彼女が彼氏のために頑張る日なので、気持ちよく愛情を受け取ろう。そして、受け取った気持ちをリアクションで返してあげよう。
バレンタインの逆チョコを気持ち悪いと思う彼女もいる
バレンタインデーに彼氏から彼女に渡すものの定番は “逆チョコ” が有名だけど、あなたが付き合う女性の価値観によっては「男性の逆チョコは気持ち悪い」と思うことがあるから注意してほしい。
バレンタインデーが女の子のためのイベントだと再三伝えてきたが、このイメージはもちろん女子と共通している。
「私が頑張る日だ」と彼女が思っている中で、自分より豪華な逆チョコを渡すと、テンションが駄々下がりになる彼女が存在するのである。
バレンタインに男性から女性にチョコを渡すことを検討している男性は、彼女の性格とか考え方を踏まえて行動を選択しよう。「男らしい人が好きな女子」だったら、逆チョコが逆効果になり得るから気を付けてほしい。
バレンタインデーに彼氏から彼女をデートに誘うと、冷める彼女がいる
バレンタインデーのデートについても、「彼氏から彼女を誘う」のが間違いである。彼氏からデートに誘うと、彼女は「バレンタインチョコをもらうのが当たり前だと思ってるの?」と勘違いしてしまうことがある。
バレンタインデーは彼女が色々デートプランやデートスポットを調べながら楽しみにしているイベントなので、彼氏は「彼女から愛情を受け取る日」としてドンと構えておこう。
ただし、奥手な彼女だったり、恥ずかしがり屋の彼女の場合は、バレンタインデートに誘えない場合もあるため、ここも彼女の性格や今までの付き合い方(どっちがデートに誘っていたか)を踏まえてバレンタインデートの約束の仕方を考えよう。
とりあえず、バレンタインデー1週間前までは彼女から誘われるのを待つべきだ。
バレンタインデーは、彼女から誘われない状況でも予定を空けておく:何もしない彼女でも、バレンタインに友達と遊ぶ彼氏にならないこと
バレンタインデーに彼女からデートに誘われないと「何もしない彼女」に対して不満や反発の気持ちも沸くが、カップルとしてバレンタインを迎えるなら2月14日は空けておくようにしよう。
私の経験では、「毎週〇曜日は会うことになっているから」という理由で、具体的にバレンタインデーにデートに誘われないことがあった。彼女の本音では、「バレンタインにサプライズがしたかった」というのだから、本当に驚いたことがある。
基本的に恋愛にまつわるイベントに関しては男性より女性の方が意識が高いため、バレンタイン直前になって彼女が何もしない状況でも「友達と遊ぶ予定を入れる」など、彼女が傷つくような行動を取らないようにしよう。
彼女とのバレンタインデーは、自分からチョコをせがまない
彼女とのバレンタインデーは、チョコをもらうタイミングを彼女が選ぶため、自分からチョコをせがむと彼女ががっかりするバレンタインになる。
バレンタインチョコは彼女からのプレゼントに当たるから、「いつチョコをくれるんだろう?」との期待はドキドキの要因にしよう。
言い方によってはすごく傲慢な彼氏の態度に映ることもあるため、絶対に「彼女がチョコを渡してくるまで待つ」ことが鉄則だ。
バレンタインに彼女のために何かしてあげたいと思うならやってあげるのも正解になる
今回はバレンタインデーに彼氏としてやるべきことがあるかないかをテーマにしているから、念のため「バレンタインデーに彼女のために何かしてあげたい」と思う彼氏にも一言付け加える。
繰り返しになるが、私はバレンタインに彼氏が彼女のために何かやってはいけないという趣旨でこれを書いていない。
ホワイトデーは当然として、バレンタインデーにもちょっとしたお返しくらいはしておきたいと思うなら、やってあげよう。彼女に花を持たせつつ、自分の愛情もカタチにできれば、彼女は喜んでくれると思う。
私は普段彼女をリードする彼氏なのでこういった日は受け身になっている部分がある。「たまには私が!」って気持ちを彼女が持つためだ。
これを言い換えれば、つまり彼女の意向をちゃんと分かれば、彼氏として過ごすバレンタインは成功するということ。
二人のイベントらしく過ごそうとしている彼女なら彼氏からのサプライズがうれしいだろうし、今日は私が頑張る日!として過ごそうと思う彼女なら、彼氏には何もしないで楽しんでくれた方がうれしい。
こういった考え方で彼氏として迎えるバレンタインに臨もう。
バレンタインデーにプレゼントを渡す彼氏もいる
私の周りの話をしておくと、モテる男性ほど「バレンタインデーに彼女にプレゼントを渡す」という行動を取っていた。
プレゼントと言っても、2000円以内くらいの簡単なプレゼントで、ちょっとした贈り物をするイメージだ。あくまでもメインは彼女のバレンタインチョコになるように、ホワイトデー以外にお返しを用意しておくと、彼女が喜ぶバレンタインになる。
実際、バレンタインにプレゼントを渡す彼氏の自慢話をする女性ともたくさん出会ってきたので、「バレンタインなのにプレゼントをくれた」という状況を作ることは自分の精一杯で愛情表現したい男性におすすめだ。
彼女のために何かしてあげたいなら、バレンタインにちょっとしたプレゼントを用意してあげよう。
彼女にサボってきた彼氏は、バレンタインにサプライズを用意しよう
最後に付けたしなのだが、もし「最近カップルとして雰囲気が悪い」、「ちょっと彼女にサボっていた」という男性は、バレンタインにサプライズを用意すると、雰囲気を変えられることがある。
男性は彼女と長続きするほどまるで気持ちが冷めたかのような態度を取ってしまうことがあるため、恋愛イベントで頑張るべき彼氏も少なからず存在する。下の記事で解説しているような態度・行動を取っている男性は、ホワイトデーだけでなく、バレンタインもサプライズを用意することで、彼女に愛されてる実感を与えよう。
イベント事はカップルにとって1つの節目になるので、ここ最近の自分の態度などを振り返って、彼女が不満を持っていそうなら、取り返すための行動が必要だ。
バレンタインチョコを用意する彼女もまた最近の雰囲気を振り返っているので、彼氏のために頑張る日であるバレンタインを前に「別れた方がいいかな?」と思うこともある。
楽しそうに彼氏とのバレンタインのことを話す友達に、「自分は幸せじゃない」と思ってしまうことがあるのだ。ここら辺は、乙女心特有の感情の動きになっている。
彼女と上手くいっているならこの限りではないけど、上手くいってないなら「彼氏も頑張るバレンタインにする」のも一考の価値がある。
まとめ
今回は、バレンタインは彼女に何かしないといけないのか問題を解決した。バレンタインに彼氏として何か彼女にしてあげた方がいいのかどうかを知りたい男性に参考になったら嬉しい。
基本的に女性から男性にチョコを渡すのがバレンタインで、カップルのバレンタインでも基本はこれだ。
加えて、食事を特別なもの(手作りやちょっといいお店)にしたり、プレゼントを付けたりする。メッセージカードで普段言えない感謝の言葉を送るのも人気になっている。
特に彼氏がしないといけないことがあるとすれば、ちゃんと愛情を受け取ること。
照れずにちゃんとリアクションしてあげよう。がっかりするとすれば、それはせっかく頑張ったのに全然喜んでくれなかったと思わせた時だ。素敵なバレンタインを過ごそう。
恋愛の経験が少なかったり、女心が分からない男性は、下の記事で紹介している恋愛本を読んでみると、今より恋愛力が上がると思う。
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