付き合っていない関係の「キス」は、対処を間違えると一気に気まずい雰囲気になることがある。
「彼氏(彼女)じゃない男友達(女友達)なのにキスしちゃった」
「好きな人から迫られて断れなかった」
友達とキスするシチュエーションはパターンが色々あると思うけど、付き合う前のキスは実際経験している人がそこまで少ないと言えない状況で、意外と多くの人がキスした後の対処に困った経験を持っている。
仲が良い友達とのキスだったら、好きかどうかを別にして、キスしたことを後悔するのもよくある話だ。
友達とのキスに完全な対処法があるかと言えば、相手のあることなのではっきり言って厳しい問題だ。しかし、気まずくならないようにするポイントはいくつかあるため、この記事でまとめておきたい。
この記事では、「友達とキスして気まずい時の対処法」について、コツやポイントを解説する。
「キス後に気まずい雰囲気になったらどうするか」も分かるから、付き合う前にキスしてしまった人は疑問が解決できるはずだ。
友達とキスしたら、時間を置かずに直接話をすることが対処法の第一歩
友達とキスしてしまって気まずくなった時に、時間を置いてしまうと気まずさは増すことになる。
次の接触はお互い「キスした後」だと心の中で意識しながら絡むことになるのだが、時間が空くと何を考えているか余計分からなくなることで、どう接していいかが分からなくなるから気まずい雰囲気になりやすい。
話をしないと人は不安や心配から良くない想像をしてしまうし、一人で考えて相手の気持ちが分からないまま思考が進むとネガティブになりやすい。
あなたが気まずさを感じている時は、基本的には相手も気まずさを感じているので、友達とキスした後は相手のアクションに期待しても何となくお互いで避けることが多いはずだ。
だが、その時間がさらにあなたたちを気まずくさせる理由となるため、できたら早いタイミングで一度簡単にでもコミュニケーションを取っておく方が良い対処法となる。
友達とのキス、元の関係に戻るには「キス後の会話の雰囲気」を二人で体験しておくことがポイント
友達とキスしてしまった時にそれまでの関係を継続させたいのなら、基本的に時間をおかずにとにかく話すことが大事だ。
友達とのキス後は、LINEやメールではなく通話するなり会うなりして、直接話すのがポイントになる。
LINEなどでフォローしようとしてもキス後の雰囲気を作るほどの会話にはならないから、顔を見て話をしよう。
恋愛では勘繰ることが色々と作用するけど、それが気まずさとも繋がってしまうところがあるから、まだ連絡をしやすいタイミングで接触をしておくといい。(参考:さりげなく褒める意味と心理と効果~なぜ恋愛ではさりげなく褒めることが大事なのか)
キスの後は連絡しにくいと感じるが、時間が経つとさらに気まずい
もしかしたらキスした後で連絡なんてできないと感じるかもしれないが、時間を置いた方がその感触が増すことになる。時間が経つことで「もう元に戻れない」と、つい逃げたくなるからだ。
友達とキスした後は「まだどうにかなるかも」と思えるタイミングで連絡をしないとできなくなるので注意してほしい。余計に気まずくなる対処法をしないように気を付けよう。
思い切って時間を置くことも対処法にはなるのだが、それなりの時間を気まずい雰囲気で過ごすことを覚悟するしかなくなるので、友達と下キスがただの過ちのキスであったなら、キスした直後の連絡は大事になる。
キスの意味はあなたの気持ちの問題と、相手の気持ちの問題があるから、はっきり言って複雑だ。だからこそ、キス後の雰囲気がお互いで分からくなりやすく、それが気まずい雰囲気を作り出す。
だったら、キス後の雰囲気をすぐに一回でも二人で経験しておくと、その後の雰囲気をイメージしやすくなるから元の関係には戻りやすい。
あなたと相手の友達の両方の気持ちがもし「元の関係でいたい」と思っているなら、この方法で対処ができる。手遅れになる前に対処しよう。
キスしたことを話題に出すなら徹底的に話す、出さないなら出さないで何事もなかったように話す
友達とキスして気まずくなった時は、その後の会話で「キスを話題に出すかどうか」の選択がある。
これはどちらでも正解となるのだが、スタンスはあらかじめ決めておくべきである。
キスを話題に出すならぶっちゃけトークをしてお互いに抱えているモヤモヤを吐き出し、キスしたことを話題に出さないなら割り切っていつもの雰囲気で何もなかったように笑い話をする。
「どちらでもいい」と言ってしまうと何だか適当さを感じる読者がいるかもしれないが、それぞれで事情が違っているので少し説明の難しい部分だ。
「友達とキスをしたきっかけが何だったのか」や、「キスするまでの雰囲気がどうだっかたか」など、個別に判断が分かれる要素が多い。
でも、一つだけ言えることは、キスを話題に出すか出さないかで持っていく方向は明らかに違うため、事前にイメージは持っておくべきだということ。
流れに身を任せてもいいのだけど、中途半端になれば誤解やすれ違いのポイントになってしまったり、余計に気まずい雰囲気を強める可能性もあるので注意をしよう。
何かアクションを起こすなら当然リスクもついてくる。それが「友達とのキス」という何とも言えない状況の後なら尚更なので、流れに身を任せるにしても接触の趣旨とか、意味を考えておく方がいい。
何かがあった二人がそれに触れずに普通にしようとすることは恋愛ではよくある話なので、それだって気まずいと思うのかもしれないけれど、これくらいは仕方がないと思うべき。
友達とキスしたことを「なかったことにする」のは、相手も同じだった場合に関係を修復しやすい
二人してキスしたことを流すなら、友達には戻りやすい。モヤモヤが残るけれど「キス後」に焦点を当てるなら気まずい話題を避けるのも一つである。
何事もなかったように話をした時、もし相手も同じように対応してくれるなら、関係の修復は思った以上に簡単だ。友達に戻れるパターンとなる。。
実際、私の経験では、案に「何もなかったことにしよう」と匂わせる話し方で対処した方がいい場合もあった。多少の覚悟は必要になるものの、恋愛感情が理由ではない「友達とのキス」だったら、「キスしたことを覚えてない(※お酒の影響)」という態度で接するのも悪手とはならない。
友達とキスした後の会話の仕方(翌日など)
友達とキスした後にどんな会話をすれば良いか、「キス後の会話」について二つの角度から解説する。
友達とのキスをなかったことにしたい時の会話のポイント
友達とのキスをなかったことにしたい時は、基本的に「グループで会話」して、「自分からキス相手に話題を振る」ことがポイント。この際、笑顔で目を見て話すことを大事にしよう。
目をみれば、何となく相手の心理も分かる部分がある。
キスした後だけに「あれはなんだったの?」と思われるが、二人が所属するグループがある場合はみんなで話す方がそれまでの二人の雰囲気を維持できる。
「あ、そういう感じね(あのキスはなかったことにするのね)」と思わせる効果があるし、二人じゃないからキスの話題にもならず、無難な着地が可能だ。
暗に忘れたいという気持ちを伝えることができるため、キスをなかったことにしたい時にグループトークで絡むのが良い。段々と元の関係に戻っていくはずだ。
友達とのキスをきっかけに恋愛を進めたい場合の会話の仕方
キスした友達が好きな人だった場合は、「キスをきっかけに付き合う方法」が知りたいところだけど、ポイントはなかったことにしたい場合とは逆に「二人で会話すること」だ。
友達とのキスはお互いに意識し合う効果があると言ったが、恋愛を進めていきたい相手だった場合はこの効果を最大化させる必要がある。
当然、そうなれば気まずさは相当に及ぶことになるが、恋愛を成功させるのはこの「緊張感」が不可欠である。
具体的な会話の内容については「キスのことを話題に出さない」のがコツで、当たりさわりのない話題で会話する。目を見て話すのはしんどいとは思うが、気持ちを推し量ってもらう意味ではちらちら見る程度の視線を送りたいところ。
気まずくなることに対処するために、「話しかける」「LINEする」などの積極性は絶対に維持しよう。緊張感がありつつ、会話の機会を作って入れば、意識されている状況であることから今までよりも恋愛が進んでいく。
下の記事も参考にしてほしい。
付き合ってないけど「好きな人とのキスだった」なら、告白も視野に入れる
男友達や女友達とキスした時でも、それがもともと好きな人だったということもあるだろう。
「自分に恋愛感情があったから、勢いとか流れや雰囲気でキスをしてしまった」
この場合は「告白」が視野に入ってくる。
今回は対処法を考えてはいるのだが、気まずくならない成功率はやはりまちまちだ。
なぜなら、友達同士のキスはどちらかに恋愛感情がある可能性も高く、その場合は理屈ではなく感情論になりやすいから。
恋愛中ならキスをすることで関係は変わるのだから、気まずくなるケースも出てきて当たり前なのである。
したがって、もし相手のことが好きだったら、気まずくなってどうしようもなくなる前に、「告白」するタイミングとして、一度しっかり検討することも一つの対処法だ。
どんなキスだったかで色々とあろうかと思うが、結果的に友達関係を壊しかねない行為をしてしまった以上、必要に迫られているとも言えるだろう。
悪くない雰囲気であることも多いと思うので、ちゃんと告白するかどうかは真剣に考えたい。
キスの意味はその時々で違っているし、伝えないと相手は分からない。もしピンチだと感じて慌てているなら相手だって感覚は似たようなものだろう。
もし、本命の人に遊びだと思われれば嫌われる原因にすらなることなので、そこは忘れずにいたい。好きアピールしていた場合も含めて「分かっているだろう」という考え方は恋愛では禁物だ。
そこまで仲がいいわけでなくて「どうでもいい友達とのキス」なら時間が解決してくれるのを待つ
友達とキスしてしまったなら、相手が自分に取ってどのような存在かで対処法を変えることも大切だ。
仲のいいグループ内だった場合と、ほとんどつながりもなくはっきり言ってどうでもいいと思える人の場合では当然対処法も変わる。
色々とタイプがあるものの、キスは誰とでもするものではないから、付き合っていない時にキスをすれば気まずくなるのは仕方のない部分もある。
そこまで仲がいいわけでなくどうでもいい友達なら、対処法として何かアクションを起こす方がリスクが大きくなるので、時間が解決してくれるのを待つ方が良い場合もあるのが現実だ。
この場合はただの勢いのキスとか、相手からキスしてきたから…とか、自分の都合は大きな意味を持っていない場合が多いかと思う。
何か対処を考えることで問題を大きくしてしまうと、二次災害的な問題を誘発させることになるので、放置する方が元の関係に戻りやすい場合もあることを最後に説明しておこう。
友達とのキスが気まずいのは、キスをきっかけにお互いに意識するから
キスに限らず、キスした後に気まずい雰囲気になるのは、お互いで意識してしまっているからだ。意識することがどんなことかはその時々だけど、今回のテーマでは「キス」になる。
そのきっかけから時間が経てば経つほど、意識することからは離れていくので、対処法としては弱いと感じるかもしれないけど、アクションを起こすことがリスクになることもここでは押さえよう。
気まずいのは、やってしまったことがやってしまったことだけに、仕方ないと割り切ることも大切になる。
自分は友達だと思っているけど、相手が恋愛感情を持っていそうな時の対処法も「時間を置く」ことが有効
先ほどは自分に恋愛感情がある場合を説明したけど、ここでは「相手の友達に恋愛感情があった」場合も想定している。
その場合、キス後に何か自分からアクションを起こせば、話がこじれたり、告白されたり、まずいことを言って友達に相談されたりなど、強い感情を持っているからこそ何かが起きやすい。
程度問題もあることだし、もし相手の気持ちを利用するような形で友達とキスしてしまった時、相手が元に戻りたいというよりも「付き合いたい」とか、もっと言ってしまって「好きだからキスしたんじゃないの?」というような態度で居る時は、時間を置く方がいい場合だって少なくない。
気まずい状態よりももっとまずいのは嫌われることだろう。ただ嫌われるだけならまだしも、もしあなたの行動や態度がきっかけで相手の愛情が裏がって嫌われるとしたら、反動は想定を超えることもしばしばだ。
ここのポイントは「アプローチを受けていた自覚があったかどうか」や「キスした時の雰囲気」で判断すればいい。
勘繰って「どうかな」というレベルであれば、これまで説明した対処法も合わせて考えよう。好きっぽいと思っていても、気持ちを隠しているならまだもとに戻れる可能性は残されている。
しかしながら、冒頭より言ってきているように「友達とのキス」が気まずくなる原因になることはあるあるであって、仕方のないこと。
相手の気持ちが分からないのなら何もしないで時間が解決することをただただ願うことだって対処法になる。
接触しようにも気まずさをアピールする感じになってしまう場合だってあることを考えると、「何もせずに気まずさを我慢する」ことも選択肢の一つ。
自分と相手の性格なども考慮してどう立ち回るかを決めよう。
職場の人とキスした場合の対処法
職場の人とキスした際は気まずい関係になるわけにいかないが、その人が好きな人でない限り、多少の気まずさを感じながらも社交辞令の態度で接するのが基本的な対処法になる。
何とも思ってない職場の人とのキス後の接し方
職場の人は「普通の友達」と違ってなかなか本音トークするのが難しい。
変にキスをなかったことにしようと言う話をするより、新しい距離感を作ってまた忘れたころに仲良くなる方が結果としてお互いに気まずくならない対処法となる。
一度キスしただけに職場では視線を感じたりすることもあると思うのだが、「あれは何だったんだろう?」という態度を取ると相手は察する。
会社の人だからこそ、この対処法でお互いに良い距離感が保てるので、二人きりになるのを避けるのと同時に「挨拶や仕事の話を普通にする」ことで嫌ってないことをアピールしつつ、深い関係になることを避けよう。
仕事に支障をきたすとお互いのためにならないので、話しかけられた時に避けることはない。仕事をする中で元の関係に戻るイメージを持っておくと、自然に元の関係に戻れるはずだ。
職場にいる好きな人とキスした後の接し方
職場の人とのキスが「好きな人とのキス」だった場合は、奥手な人も含めて恋愛的には「攻める局面」となる。なるべく早めにLINEで会う約束をするように連絡していこう。
その際の誘い文句は、キスのことを話題に出す方が意識してもらいやすくなる。
「この間のことで気まずくなりたいので、一度ご飯に行きませんか?」
恋愛テクニックとしては、どうでもいい人への接し方とは違い、職場では「ちょっと避ける」ような態度を取ると、食事の約束が逆に成立しやすい。「話さないとな」と思わせることができると二人で会うきっかけが作れるので、キスしたことを利用するのがポイントだ。
では、「キス後の食事でどんな話をするべきか」という点だが、以下の点を意識しておこう。
- キスしたことで気まずい雰囲気になりたくないことを伝える
- 目標は二人で笑い合う会話をすること
- またご飯に行きたい旨を伝えること
きまずい状態になりたくない気持ちを伝えると「悪く思ってない」ことが伝えられ、笑い合うことできれば次の日からの会話の雰囲気が良くなる。
恋愛を進める意味では「また食事に行きたい」ことも同時に伝えたいので、キスしたことをきっかけに恋愛の雰囲気を作っていくイメージを持っておこう。
職場の好きな人とキスした時は余計に意識してしまうところだが、気まずさに負けるとそれっきりになってしまうので、積極的にアプローチする場面となる。
下の記事も参考に、何度も食事する関係から交際を目指してみよう。
まとめ
今回は「友達とキスして気まずい時の対処法」を紹介した。キスした後に気まずくなったらどうするかをまとめたけれど、参考になる部分があっただろうか。
男友達や女友達とのキスは、カップルと違って本来あるべきものではないから、何かと関係を壊してしまうものだ。前に進む場合だって少なくないけど、どうにもならない気まずさも連れてくることがある。
ただし、もし二人とももとに戻りたいと思っているならキス後の対処のしようでどうにかなる場合もある。
これまでに経験をしているかどうかが大きく成否を分けるところがあるようにも思うから、割り切れない人・覚悟が決まらない人は、時間を置くことで気まずい期間を我慢するのも一つ。
中途半端になれば副作用が強いのでそこは気を付けよう。
キスをきっかけに恋愛を進めていきたい女子は、下の記事も参考にしてみてほしい。
付き合う前のキスについては下の記事でもテーマにしているので、興味があれば合わせて読んでみてほしい。