「俺がモテないのは40男って言う年齢が問題なのか…」
こんなことを思う気持ちは十分に理解できるものの、現実では40代男性でもモテる男性はモテている。モテる40代男性とあなたとの違いはどこにあるのか、そこを今回は解説する。
この記事では、40代男性の恋愛に大切なポイントを紹介しながら解説を加えるので、モテる40代男性になりたいと思う人は参考にしてみよう。
若い女性と付き合いたい40代男性は4つのポイントがカギ
40代男性に話を聞くと、「20代女性と付き合いたい」とか「若い女性がいい」という話がやはり多い。もしかしたらあなたの周りにも20代女性と付き合っている40代男性がいるのかもしれないが、これから紹介する4つのポイントのうち、一つでも高いレベルでクリアできていないと難しいのが現実である。
まず、その4つのポイントを紹介するので、「40代男性が20代女性と付き合うためには?」という視点も含めて読んでみよう。
包容力
年上男性の最も優れた男性としての魅力は、年を重ねたからこそ持っている「女性をまるごと包み込むような包容力」だ。精神的な意味で、恋愛する相手の女性に「包まれたような安心感」を与える男性は、20代女性からモテている。
40代男性がモテるには、20代男性のようにノリじゃ勝負できない。余裕のある態度で女性の話を聞いてあげ、適切にリアクションできてはじめて興味を持たれる。それだけ心地良いのが包容力のある男性と接した時の女性の気持ちなのだ。
男性に包容力を求める女性は多いため、モテる40代男性は女性にまず「包容力がある」と認識されることが男としてみてもらうスタートラインである。
知り合い関係から恋愛関係になるためにはいくつか超えるべきハードルが待っているが、いつまでも20代や30代の頃と同じような態度で女性に接すると、ただ年をとっているだけとのイメージになってしまってモテない。
コミュニケーション能力
モテる40代男性は女性をよく知っている。コミュニケーションの取り方がうまく、紳士的に振る舞いながらも距離を縮める。
上で挙げた「包容力」もコミュニケーションの中で女性に印象付けるものなので、恋愛の肝に当たる「コミュニケーション能力」は、モテる40代男性のほとんどが持ち合わせている魅力である。
余裕のある40男と見てもらうためには「聞く力」が重要だ。女性同士の話題で実は一番多いと言われるのが「自分の近況報告」で、時にそれはグチっぽくなりやすいという特徴がある。
20代女性を落とす40代男性は、年が離れているからこそやりやすい「聞き出す」ってことができている。要は心地良い聞き役が得意だ。
話が深くなれば実質的にアドバイスが必要になる場面に出くわすが、何も語れない20代男性を後目に、モテる40代男性は散々話を聞いた上で適切に話を返し、女性からの「尊敬」を手にしている。
女性の話に「アドバイスがいらない」との恋愛指南は多いのだけど、当たり前な話「ケースバイケース」である。悩みを聞いても「何も返せない」なら、コミュニケーションは深まらない。話をするから話は返ってくるわけで、モテない男性は「女性の話を聞けばいい」と思っていて女性から満足を得られないのである。
モテる40代男性のコミュニケーション能力は、まず話を聞くことができること、そして女性心理への理解を前提に、適切なリアクションができている。
経済力
20代女性からモテる40代男性の魅力に「経済力」は最も基本的な部分だ。見せ方が難しい面があるが、出し惜しみはまずモテない。
そう聞くと「お金目当ての女にいい女なんていない」という非モテ男性の意見が聞こえてきそうだが、そう単純な話ではない。
なぜなら、女性は本能的に「優秀な男性」を求めていて、最も簡単にそれを計るには「経済力」がわかりやすい。稼ぐ40代男性は優れたオスとして、モテない理由がない。
男女どちらも、あからさまに「お金」を意識すれば「お金目当ての恋愛をしたくない」という人が多いわけだから、スマートさも求められる部分だろう。
そうやって深堀していくと、「経験」もモテる40代男性の要素になっていることが分かる。
若々しいルックス
モテる40男を想像して一番に「ルックス」をイメージした人もいると思うけど、やはり挙げないわけにいかないモテ男の条件だ。40代の男性になると、ルックスの差は「持って生まれたもの」よりも「意識して見た目を良くしているか」で違いが出ているため、「カッコイイかどうか」だけを考えるのはナンセンスである。
若々しいルックスになりたいなら「清潔感」を絶対に意識すること。肌ツヤの良さも清潔感だし、ファッションも髪型も清潔感の源であり、恋愛で基礎となる「見た目」は男性であっても工夫するポイントが数多ある。サボれば魅力的な男性からどんどん離れるだろう。
40代男性で恋愛したいと思うなら、できる努力をきちんとすること。完璧にできないといけないのではなく、いくつ気を使っているかで実際に「清潔感」で大きな違いが生まれている。
男女関係なく、人は年を取ると見た目の清潔感は損なわれる。だからこそ、意識しているかしていないかで違いが生まれ、枯れている40男は女っ気がないことが理由か否か、いずれにしても若々しいルックスとはかけ離れている。
20代女性と付き合いたいと思っているなら、その女性の横に並んでも違和感がないようにしたい。女性は「自分の見られ方」に意識が高いから、並んで違和感がある男性とは恋愛できないからだ。
「自分はイケメンじゃない」と思う人も、若々しいルックスに条件となる「清潔感」を意識してみるとだいぶ変わるところがあるはずなので、少しでも改善しようとすることが大切だ。
ファッションは基本になるので、自信がない男性は私も利用している「メンズファッションプラス」がおすすめ。女子目線でコーディネート例を多数紹介しているので、全身のイメージを外さなくなる。
ファッションは「引き算」ができない人が多い。あれこれ足して変になるより「女子ウケする無難カッコいい」を目指そう。
40代男性が20代女性と付き合うことはできるのか
20代女性に理想の恋愛相手を聞いて、「40代以上の男性がいいです!」と答える割合は圧倒的に少なく、切りが良い年齢で35歳、もっと言えば大きく年の離れていない数個上の男性がベストに決まっている。ここは現実的に考えた場合、どうしても前提となる事実だろう。
そもそも真面目な恋愛に女性は「結婚」も意識するため、いくら経済力があっても将来まで自然に意識できる男性と恋愛したい。40代男性は恋愛対象から外れがちだ。
しかし、上に挙げた4つのモテる男の特徴のうち、特に秀でた魅力があるなら可能だ。逆に言えば、自信をもって「自分の魅力だ」と言える特徴がないと、40代と20代の恋愛はほとんどない。そういう意味では「男としての自信」は必須事項となるかもしれない。
20代女性との恋愛に躊躇したくなる事実ではあるが、女性と落とすならタイミングが命になる。モテない40代男性でも、理想の女性と恋愛するためにどんな方法があるかを紹介しよう。
モテない40代男性が理想の彼女を作るコツ
ここまで説明した「モテる40代男性の特徴」にあまり当てはまらないと感じた男性は、これから紹介する方法で理想の彼女を作るように努力してみよう。
知り合いの女性を増やす
誤解を恐れず表現すれば、恋愛は究極的に「確率ゲーム」だ。モテる男性でも特定の一人の女性を必ず落とせるかといえばそうじゃない。相性やエピソード、タイミングといった「恋愛偏差値」以外の要素が絡むのが恋愛だ。
40代になってモテないと感じる男性は、知り合いの女性を増やして「出会い」をきちんと確保しよう。包容力も、感じさせることができてはじめて彼女を作る上で魅力となる。
要はコミュ力を鍛えるためにも、出会いを作ることは何よりも大切なものだ。
40代男性で恋愛経験が少ないと、年上男性の魅力が十分に伝えることができずに恋愛へ発展しない。時には勉強だと思って対処してみる気持ちも大切になるはずだ。
以下、カップルの出会いのきっかけを箇条書きにしてみる。
【カップルの出会いのきっかけ】
- 友人の紹介
- 同じ職場
- SNS
- 趣味のコミュニティ
- 偶然の出会い
- 行きつけのお店
- 学生の時の友人
- 婚活・恋活サイト
出会いの具体的方法は上の通りだから、人間関係を広げていくこととネットの活用がカギを握る。コミュニケーションへ積極的になり、直接恋愛を意識しない出会いへも積極的になっていこう。
要は社交的になることが大切。それで雰囲気も変わってくる。波のない生活では魅力的な男にはなれないはずだ。
当てがない場合は婚活サイトを使ってきっかけを作っていけば良い。
会員数600万人という超巨大婚活サイト。フェイスブックのアカウントを持っているならまず登録しておきたい。コミュニティ機能や足跡機能など、一通りの機能は完備されている。女性は基本無料なので比率が高く、アクティブに活動している割合も高めだ。
結婚情報誌で有名な「ゼクシィ」が運営する婚活サイト。新興だが、女性イメージの良い「ゼクシィ運営」ということで新規登録が盛ん。メールアドレスがあれば無料登録でき入口は入りやすいが、その後は「本人確認証」をアップロードしないとメッセージのやり取りはできなかったり、安心・安全への配慮が随所にみられる。「デートセッティング代行」や「価値観診断を基にした相性重視の出会い」などを用意していることがあって真剣な女性がほとんど。
紹介した二つのサイトからきっかけを作ってもいいし、日常の過ごし方を変えてきっかけを作っても良い。とにかく、「彼女ができない環境」を変えよう。
マメに連絡を取り合う女性がいればチャンスが来る
「彼女を作ろう!」と意気込めば必ず女性は引く。特に40代男性なら余裕がほしいので、連絡を取り合う女性を作り、そこから関係が発展するチャンスを伺うほうがコミュニケーションの経験値も積めて、遠回りなようできちんと彼女を作る方法になる。
その具体的チャンスというのは、以下の3つだ。
- 仕事でゴタゴタがあった
- 友達の結婚ラッシュ
- 身の回りの不幸でショックを受け、孤独感を意識した
女性が自分のイメージと違う「恋に落ちるきっかけ」に、一番作用しやすいのが「さみしさ」だ。落ち込んでいる女性が落としやすいと言われるのは、それだけ男性の優しさが染み込みやすい状況になったから。
あるアンケート調査によれば、ほとんどの女性に「今、そばにいてほしい」と思うようなタイミングが年に数回あるという結果が出ていた。男性は何かあったときに「一人になりたい」と思うタイプが珍しくないが、女性は「誰かにそばにいてほしい」と思うのである。
こんなタイミングから始まる恋愛には賛否両論あるとは思うけれど、きっかけに拘るのはナンセンスで、深い関係になった後で考えば良いこと。何もない状況に変化を与えるなら、「連絡を取り合う女性を作るメリット」について深く理解するべきだ。
女性に心を開いてほしいなら、カッコつけるな
知り合いになるまでは至極常識的な行動や態度をとるのが「地雷男性」と思われないために重要なことだが、大人同士で知り合う男女は学生のころと違って「ただの知り合い」に止まりやすい。
二人きりで食事に行くもなかなかハードルが高いと感じる人も多いのではないだろうか?
知り合った女性に心を開いてほしいと思ったなら、カッコつけないで率直にコミュニケーションを取るようにしよう。あなたの価値を暴落させない限り、失敗談を話すのも効果的だ。心を開いてほしい、知り合いから関係を発展させたいと思ったときは、まず自分から心を開き、それを表現する。
40代男性は、モテない人ほど恋愛対象の女性の前でカッコつけているという事実がある。余裕がないから、自分をよく見せるために必死になってしまう。
しかし、モテる40代男性は「女性の心を開く」のに努力をしており、女性の話を聞く体制を作る。女性は、誰もが表面的にカッコつける男性に心を開けないのである。自分から知り合い関係に留めようとする態度はやめるべきだ。
圧を感じるようなアプローチじゃなければ女性の警戒心はいくらか収まる。むしろそこから良い方向へギャップを作る方が女性の心はつかめるだろうし、そもそも恋愛関係に発展していくような関係つくりをするのに、壁を自ら作るのは得策じゃない。
コミュニケーションの満足度は、それぞれ「自分がどれだけ理解されたか」で変わる。簡単に言えば、「聞き役」と「話し役」では、話し役のほうが満足するのだ。だからこそ話を聞ける男性はモテるのだ。
前述した「チャンス」を活かすためにも、こういった女性心理を理解したコミュニケーションは大事になるので、今までカッコつけることで失敗してきた男性は意識を変えてみよう。
恥をかくのは男性の役目
恋愛は、誰でも「恥ずかしい」って気持ちとうまく折り合わないといけない。待っている方が楽だし、恋愛がめんどくさいのはこういった理由も実際大きい。とにかく恋愛は煩ましいものだ。
つまり、モテない男性はそもそも土俵に乗っていないわけで、特に40代以上の男性になるとその差はかなりはっきりしている。色恋沙汰がある人とない人がはっきり分かれるのである。
もしそういった状況にすでに陥っているなら意識改革も必要だろう。恥をかくのは我々男性の役目であり、待っている女性へちゃんと自分からアプローチできるようにならないと、彼女作りはできない。
40代男性が彼女を作るためには「何か特別なことができないといけない」なんて考えることが多いが、実際は「行動量」で決まる部分が大きい。幸いなことに男性は年齢を重ねてもシブさが出て男としての品質があまり落ちない。ここは正直女性との対比で考えると差が大きいと言うべきだ。
彼女を作ろうと努力を始めれば、必ず面倒くさい気持ちと戦うけれど、「恥をかくのは男の役目」とばかりに前向きに行動を続ければいずれ包容力は身につくし、実際素敵な男性になれていく。
ある意味覚悟も必要なのが恋愛だから、彼女ができるマインドセットも大切なポイントだ。
まとめ
今回は「40代でもモテる男性はモテている!」ということで、40代男性の恋愛に大切なポイントと、理想の彼女を作るコツについてまとめた。
40代男性が理想の恋愛をイメージした場合、20代女性との恋愛を望む声が大きいが、実際は年上男性の魅力が一定以上秀でていないと難しい。なぜなら彼女たちの「理想の彼氏」はやはり40男ではないからだ。
しかし、男性は年齢を重ねても勝負できる魅力があり、それらはほとんどがあとから身に着けることができるもので、意識するだけでいくらか自分の魅力として付加できる。
あとは実践あるのみだから、行動量は確保しよう。男としての魅力は磨くことができるが、一番大事なのは「女性を深く知ること」だ。相手への理解なくして包容力も何もない。
自分の行動範囲を広げ、きちんと出会いを確保し、タイミングやきっかけをつかむように努力してみよう。具体的方法がないなら婚活サイトをやってみることからはじめてみてもいい。
方法にこだわらず、何か一つでも今までと変わり、女性とのコミュニケーションにも自信を付けていこう。この記事がそのきっかけになったらうれしい。
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