彼女とケンカしてしまったときは、あれこれ悩むことが本当に多い。
親しく付き合うわけだからたまにはケンカがあって当然だし、むしろケンカできなくなったカップルの方がよっぽどまずい状態。彼女とケンカしてしまった時は仲直りの方法を持っていれば問題ない。
今回は、彼女のタイプを「泣くタイプ」と「キレるタイプ」にわけ、ケンカしてしまったときの対応についてまとめる。恋愛経験が少なく、彼女の扱い方が分からない男性は参考にしてみよう。
カップルに取ってケンカは必要なものでもある
最初に「ケンカの意義」について少しだけ触れておく。ケンカ自体はすごく嫌なものだけど、カップルに取っては必要なものでもあるから、ケンカの対応をするならその意義についても理解し、嫌な部分だけじゃないことを理解しよう。
その「カップルのケンカの意義」だが、一番に挙げたいのは「たまった不満を発散する機会になること」だ。人は、深く付き合えば必ず相手への不満を覚える。それをお腹に抱えたまま許容量を超えるまで我慢して、とんでもないケンカになってしまうよりは、小さなケンカでガス抜きした方がいい場合もカップルには多いのである。
冒頭から説明しているように、ケンカできないカップルは最悪だ。言いたい事が言えないカップルも、言いたいことを言っても相手が向き合ってくれないカップルも、恋愛における「ケンカできる内が華」って言葉はまさにその通りなのである。
特に、許容量を超えてしまった場合は、いきなり別れ話に発展していくリスクも高いから、ケンカした時にショックな事を言われたとしても、まだどうにかなるレベルで外に出てきたことを感謝するべきだろう。現実的にはとても難しいことだけど、何だかんだとカップルはケンカしながら絆を深めていく。
彼女とケンカしてしまったときはあなたもムカついていることが多いと思うけど、一度息を吐いて、「付き合っているならケンカは仕方ない」と思えたところで対応に当たろう。お互いで傷つけあう言い争いは取り返しがつかなくなる。できるだけ落ち着いた状態で彼女と接する方が後悔がないはずだ。
それでは「彼女とケンカしたときの対応」について2つのタイプでまとめる。
彼女が泣くタイプの場合の対応
ちょっとしたことから言い合いになって、ケンカがケンカっぽくなっていくにつれて、泣いてしまう女性は、「泣くタイプの彼女」だ。「みんなそうじゃないの?」と思う人がいるかもしれないが、ちゃんと「キレるタイプ」もいるから、あなたの彼女が泣くタイプだったら、その女性に合った対応をしよう。
彼女に泣かれた際はさすがに冷静になれるという人も多いと思うが、それでケンカをただ収めるだけにするのはあまり良い対応とは言えない。彼女がゆっくり泣き止むのを待って、言いたかったことをちゃんと話し、聞いてあげるようにしよう。
ケンカの原因が解決できるかどうかはその問題に依存するが、せめて吐き出すところまではこちらから誘導できる。あなたが言いたかったことも、ちゃんと話す方が後から同じ問題でケンカする確率を大幅に減らすことができるので、「ただの気分」でケンカになったのでなければ、ちゃんと二人が向き合えるようにしよう。
具体的にあなたが努力できることがあれば、それを提案して関係の良好化を図れれば一番いいし、なかなか根本的な解決が難しいなら理由を説明してお互いの考えを伝えあうのでも前に進める。泣くタイプはケンカがヒートアップしない分、泣き止んだところで意味もなくケンカが終了しがちだが、それを繰り返すと彼女が泣いている状況に慣れてもっとあなたがヒートアップする。まだ冷静に話せる内に、解決できるケンカの仕方をしておこう。
それと、泣くタイプはなるべくその場で仲直りすることをお勧めする。このタイプは、ケンカのまま解散してしまうと、どんどん自分の中で泥沼化するか、それを通り越えて開き直ってしまうことが多い。次に会った時にあからさまに気まずい空気が漂うことがあるので、なるべくその場で仲直りした方がいい。
このタイプに対応する際は、あなたが一度冷静になり、優しく向き合うようにすると対応はそう難しくないはずだ。
彼女がキレるタイプの場合の対応
あなたの彼女がキレるタイプなら、「同じテンションで言い返さないこと」が対応の基本になる。
キレるタイプの女性は、口喧嘩は得意で、言い包められたくない男性は押され始めると普段思ってもいないことが口から出てしまって、どうしようもないレベルまでケンカがヒートアップする。とにかくお互いでガソリンを投入するかのように言い争いが激化するので、キレる彼女の対応はあなたが大人にならないといけない。
しかし、ただ黙っていれば良いと言った対応では彼氏も無理だと思うので、私が普段気を付けているのは、「低い声」と「キレた顔力」で男のすごみで彼女のテンションを下げることだ。
怒鳴り合いは、いいことが一つもないし、力に訴えるなんて女性に対してありえない。かと言って怒鳴られて引き下がってしまっては上手く行くはずもなくあなたの気持ちが冷めるかとことんまで許せないかのどちらかになっていく。
口喧嘩がヒートアップした状態はキレる女性の主戦場だから、キレそうになっているのを必死に抑えている感じで対応してみよう。正直、力はあなたの方が上なので「怖い」と思えば彼女のケンカ熱は冷める。それをそのまま思わせるのではなく、感じさせることができれば話し合いに持ち込めるはずだ。
こうして一度彼女を落ち着かせて、しっかり論理的な話し合いができる状態を作っていこう。
もし、彼女の対応にあなたもキレてしまって、どうしようもないなら捨て台詞でも吐いてその場を去る。決して怒りをそのままぶつけなければ、特にカッコ悪くはならないから、彼女のキレ方や自分の状態次第では、もう帰ってしまおう。今のまま一緒にいてもケンカは大きくなることはあっても収まらない。
キレるタイプの彼女は時間を置いた方が良いことは多いし、こちらがどうしようもなくキレてしまっては話し合いにならないから、どちらにせよ話し合いというか仲直りは後日になり易いという特徴もある。
どうせなら言い合いが本格化する前に、相手にしない方が結果がよくなることがあるから対応する時は覚えておいてほしい。
その後の仲直りについては、なるべく時間を置かずに二人で話せる場をセッティングしよう。「冷静に話すならちゃんと聞くから」
と伝えれば、さすがに彼女も考えてくれるはずだ。その気配を感じたらきちんと向き合って話すと仲直りは難しくない。
普通は、「言い過ぎてごめん」くらいのことは彼女が言ってきそうなものだが、それを待てなかったり、なかったりしたら、しょうがないのでこちらから動いてあげる。そこから先は、ケンカで泣くタイプと同じだ。
キレるタイプの彼女は付き合い方が難しいと感じる人が多いのは、ケンカから仲直りの期間が泣くタイプに比べて長くなりがちだから。自分の感情もコントロールしないといけないし、何かと彼氏の負担は多い。
できたら話し合いの場で「キレることの是非」についても彼女と話をしたいところなので、場の雰囲気をみて話題にしてみると今後付き合いやすい彼女に変わってくれる可能性がある。
まとめ
今回は、「彼女とケンカした時の対応」について、泣くタイプとキレるタイプに分けて解説した。
カップルはすごく近い距離感で一緒にいるからケンカはある意味仕方がない。どんなカップルもするものだし、好きだからケンカになる面もあるので「仲直りの方法と対応」が大事だ。
今回説明したことを理解してもらえたらあなたの対応によってよりケンカが悪化することはないと思うので、もし彼女とケンカになった際は参考にしてみてほしい。
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