「優しい嘘」と言う言葉があるように、男性とお付き合いしていれば女性は嘘をつくのも時に必要であったりするが、絶対に許せないウソをついてしまえば、それがバレた時はやはり「別れ」を選ばれてしまうこともあり得る。
嘘自体は、どんなものでもバレた時点でそれなりに事件となり易いが、嘘の種類によって問題の大小も変わってくるだろう。
今回は男性が「もう別れる!」と思ってしまうような、許せない彼女の嘘を、ありがちな7パターンで紹介しよう。
友達と遊びに行くと嘘をついて元カレに会っていた
元カレ・元カノの問題は、末期化し易いので、許せない嘘が多くなる。
友達と会うと言っていたのに元カレと会っていたのが判明した時は、ブチキレる男性の方が普通だろう。
「もう友達だし」と彼氏を気遣って優しい嘘のつもりで「友達」を持ちだすなら、根回しまできっちりしておかないとバレたら予想以上に大変なことになることも多い。
割り切れるタイプの女性は、元カレとも良好な白い関係を気付き直せる人もいるが、男性の多くは元カノの存在がいつまでも特別であることも多く、男女差でギャップが生じる場合がある。
頻繁に会うなら、事情を話してしまった方が嘘がバレるよりも良い場合があるので、ナイーブな問題と認識した方が良い。
タバコを吸わないと言っていたのに喫煙者だった
これは、「辞める」と言っていたのに隠れて吸っていたパターンも含むと、ありがちな嘘に分類できるだろうか。
喫煙者自体が減っているので、当てはまらない女性が多いのかもしれないが、男性が裏切られたと感じて話題にすることが多い嘘の一つではある。
自分はタバコを吸うくせに彼女には絶対に吸って欲しくないと考える男性は結構多いから、理屈的にはおかしいことも多いのだけど、事実上こだわりの強さが認められる部分だ。
また、付き合うかどうかまで関係が進んでから「俺、タバコ吸う女は無理だから」との発言に辞めることを決意する女性がいたりするが、女友達としてそういう女性と遊ぶと「彼氏の前では吸えないの」と言いながらプカプカやっていることもある。
彼氏としては先に付き合えないと言ってからの裏切りなので、ウソがバレた時は「もう、別れる!」となってもおかしくないだろう。
「初めて付き合う彼氏」って言っていたのに前に付き合っていた人がいた
心理学的に、男性は「最初の男になりたい」と思いを持つ一方で、女性は「最後の女になりたい」という心理を持っている。
従って、「初めて付き合う彼氏」と言われると、遊び人の彼氏が「面倒臭いな」と思うこともあるにはあるのだが、全般的な男性側の意見としては、どちらかと言えば「嬉しい」と感じ易い。
色々と詮索されるのが嫌で、「初めて」だと彼女として嘘をついてしまうと、「うれしい」と感じた分の反動だけ裏切られた感を彼氏が感じるので許せない嘘に発展することも。
あまり気にしない男性も多いのだが、「初めて」だと言われたからそう思って付き合っていたのに、違っていた場合はやはり反動があると思っておくべきだろう。はじめから正直に言ってくれていたら問題にならなかったはずのことなので、お互いがやるせない気分になりそうだ。
ギャップが多いほど反動は大きくなるので、遊び人だと思う人数と付き合っていたことが彼氏にバレたら、「もう別れる!」となるパターンの方が多くなる。ウソと現実のギャップも今回のテーマで重要な視点だろう。
友達経由でバレることが多いので、嘘をつくなら根回しも必要になるかもしれない。
プロフィールに関する嘘
出会い方の種類によっては自分のプロフィールを偽ることも可能だろうが、その嘘がバレた時は、完全にカップルの信用問題にまで発展する。
「何を信じたら良いか分からない」というとんでもない嘘も時々あるので、そんな嘘をつくなら十分気を付けていると思うのだが、バレたら別れることを覚悟しないとならない。
プロフィールに関することは、その人の根本に近いものなので、嘘をつかれてしまうと問題は大きくなるし、多くの場合でそのウソは付き合い初期から始まっており、積み重ねた時間を無にする。時間が経ってからバレるパターンならショックが大きい分、そのまま別れ話に発展する場合が増えるだろう。
こういう嘘が末期化する原理は、多くを語らなくても想像できることだと思う。
嘘つき彼女に認定した後の適当な嘘
「嘘つき彼女の認定」というのは、つまり細かなウソが時々バレた状態で、彼氏が彼女に対して「嘘をつくことがある」と認めた状態。
嘘つき彼女に認定する状況が良好な関係を築けている時であるはずがないので、そもそもカップルとして雰囲気が壊れてきていることも原因だが、よく嘘をつく彼女に対しどう考えても速攻でバレる適当な嘘をつかれた時も、溜まっていたものが出るようにブチ切れるきっかけとなる。
そのウソ自体は、特に問題が無い場合も許せない嘘に発展するのがここのポイントだ。
何となく嘘をつかれていることを察知しながら、尻尾をつかませない嘘付きの人は案外周りにいるように思うが、見え見えの嘘を目の前でつかれてしまうことで、追求の構えに入ることがある。
彼氏には自分の嘘がバレないと思っていると段々ウソが適当になるので、こんなことも起こり得る。
隠れて合コンに参加していた
浮気に関する嘘が末期化し易いのは当然なのだが、合コンに参加していたことがバレて大変なことになるカップルは多い。
合コンは周りとの付き合いもあることなので「優しい嘘」は選ばれ易いのかもしれない。
しかし、合コンに参加されることを喜ぶ彼氏はいないし、嘘をついてまで参加した合コンに現実以上のモチベーションを感じたりして、悪いイメージを膨らませてしまう。「なぜ嘘をついてまで合コンに行ったんだ…」と彼氏が考えたら、悪いイメージはとことんまで行く。
色々な合コンがあるのも事実だし、黒くない「優しい嘘」でも、バレたら許せない嘘になってしまうことがある分野だろう。
家に帰っているはずが遅くまで遊んでいた
彼女を心配になってしまう彼氏が許せない嘘。
これをきっかけに束縛彼氏になったりするが、それが悪循環となり更なる嘘が積み重ねられて末期化するパターンはよく見る。
適当に「ただいまLINE・メール」を送って嘘がばれると、心配症の彼氏ほどキレる。
夜遅くまで遊ぶ時に心配になる原因が彼女にあると彼氏が思っている場合、嘘をつかれることで「もう付き合っていけない」となることもあるので、「束縛」に関することはよく話しておく方が良い。
合う合わないが結構はっきりする問題だから、適当にしていると続けるか別れるかという問題にまで発展する。
彼氏が「何に一番怒りを覚える人か」を知ることは重要
番外編で一つ加えよう。
人は、それぞれで何に一番怒りを覚えるかが違っている。
カップルで言えば、それが今回テーマにしている「嘘」だったり、「思いやりの欠如」だったり、「バカにされること」や「自分をないがしろにされること」など、挙げきることはできないほど様々だ。
「もう別れる!」とまで末期化する事件は、誰でもそう思うようなことであることも多いが、その人特有の価値観が災いすることも少なくない。
それは、細分化した場合「許せない嘘」にも繋がる部分だし、付き合っている彼氏が「何を大事にしているか」を彼女として深く理解することはとても重要なことだ。
色々な発言にそれが現れているから、気を付けてみると良い。
彼氏が経験してきたことも関係しているので、彼氏が何に一番怒りを覚える人か答えられない彼女は、少しでも早く把握ですることで良い付き合い方に繋げることができると思う。
聞いても答えない男性もいるだろうけど、そこまで分かり難いものではないはずなので、様々なエピソードで浮かび上がるはず。刺激してはいけないポイントを把握するのは、良い付き合い方に通じるはずだ。
ぜひ、今後の付き合いで意識してみてほしい。
まとめ
今回は、男性が許せない彼女の嘘を、日常にありがちな7パターンで紹介した。
嘘は、バレなければそれが真実になるものだが、バレれば関係を一気に悪化させ得るものなので、取扱い注意なのは間違いない。
また、最後に述べたように、彼氏が一番怒りを覚えることが「裏切り」であったなら、たった一つの大きなエピソードで「もう別れる!」となってしまうこともあると思うので、なるべく素直に付き合うことが重要なのは言うまでもないだろう。
しかしながら、言えないこともあるのが現実だとするなら、「バレる嘘はつかない」ことを基本に判断するべきである。
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