結婚というものはどれだけ愛し合っていても、他人同士が一緒になるわけだからほのぼのしたドラマのようにいつも笑顔でいられるものではない。
幸せを感じることの方が遥かに多くても、やはり結婚を後悔する瞬間が全くないかと言われれば、そうではないだろう。
今回は、男性が結婚を後悔する瞬間について紹介するので、男性がどんな時に結婚したことを後悔するのか見てみよう。
子供の教育方針が合わない時
子供の教育方針は家族を作る上ですごく大事であるのだが、結婚前にあまり話すことが無い内容である。
それにも拘わらず、合わなかったら仕方ないともできない問題で、本当は結婚相手を決める段階で話し合いたい内容だ。
ここら辺は男性側が引くことの多い分野かもしれないが、自分が大事だと思っていることで合わない場合は、もめ方が大きくなり易い。どこかで着地したとしても結婚を後悔する瞬間は何度か訪れることになるだろう。
できれば拘りが強い人だけでも結婚前に確認しておくと良いかもしれない。
子供にキレている嫁を見た時
仕方のない問題だとは分かっている。必要なことだとも。
しかし、やはり嫁を女として見ていた旦那に取って、子供に本気出してキレている姿は恋愛中には見られない光景だ。ショックがないとは言えないだろう。
家族になるということはそういうことなのだが、カップルのケンカでも見せない女の怖さを知るのは、その女性が母親になった時である。子育ては恋人同士のころには見せない姿を見せるから、本音の部分では結婚したことを後悔する瞬間が少なくない。
穏やかな子供の面倒を見ることができる女性はかなり少ないので、こんな過程を経て恋人同士は夫婦になるのかもしれない。
厳しいお小遣い
お小遣い制の夫たちの中には、いつもお金の無い生活を送っている人が少なくない。稼ぎが少ない人ほどそうなり易いのは仕方ないが、ある程度の稼ぎでもお金の無い生活を送っていれば不満は相当だ。妻の前では納得したフリをしても、飲みに行くとグチはこぼれる。「結婚相手間違ったかもね…」と。
あまりにお金がない生活を送る人は、大概お小遣い前に結婚を後悔する瞬間を迎えている。
本音の部分では強く後悔しているのではないだろうが、幸せな状態からは程遠いと言った印象を受けることもしばしばだ。嫁の立場になる女性は、旦那の稼ぎとお小遣いのバランスはきちんと考えてあげるべきで、あまり財布を閉め過ぎるのも考え物だ。
嫁が女でなくなった時
子供ができると女を忘れる女性が多いと言われるが、やはり結婚した男性としては妻にいつまでも女でいてほしいもの。
下の記事でその理由については書いているが、こちらが紳士でいられているかと問われれば、そうではないのでお互い様ではある。
⇒子供を産むと嫁は女でいられなくなるのは理由があった
しかし、結婚を後悔する瞬間としては、挙げずにはいられないだろう。家族になっていくことと、恋人同士のような夫婦でいることの相性は体感的にあまりよろしくない。家族になっていくことは恋人同士ではなくなっていくことだし、恋人同士でいるためには家族になっていけないという問題を抱える。
しっかり対策を取っていけば多くの問題は解決可能だが、何となしに暮らしていれば嫁が女ではなくなっていく内に結婚を後悔することは多い。お互いの意識次第だから、そうならないようにする工夫が必要だ。
未婚友人からの誘いが減った時
結婚するとやはり生活がかわってしまうから、友人の誘いを断ることも出てくる。
さらに、未婚友人の中には結婚したから気を使って誘わなくなる人も出てくるから誘い自体も減る。
こちらが断る機会を作っているのだからしょうがないのだが、やはり寂しく感じるし、失ったもののように感じると、結婚を後悔する瞬間にもなる。
友達同士でバカできなくなるのは結婚の副作用。みんなで集まって騒いだりするのが好きだった場合は、後悔する瞬間もあるだろう。特に、若い時に結婚した人はなおさらである。
一人でとことん考えたい時
夫婦というのはレスっている夫婦でさえ、愛情は根底にあるべき大切なものだ。
「ちょっと考えたいから、1週間家空けるね」
では済まない部分がある。
例えば仕事のことなど、男性は一人でとことん考えたいと思うことが度々ある。女性は、そういう時に友達に聞いてもらったりすることが多いが、男性の場合、一人で考えて答えを出していくことが多い。そんな問題を抱えた時に、家族の存在は少し相性が悪いと言わざるを得ない。
問題が大きければ大きいほど長時間一人でいたいと思うことがあるのだが、結婚しているとそれができない。後悔まで言ってしまうと少し違っているようにも思うが、一人にならなければいけないと思っても、一人になれない時は「結婚ってどうなのかな」などと思うことはある。
後輩にモテた時
男性的感性の象徴かもしれないが、女性にモテた時は結婚していることを後悔する瞬間になっている。当然軽い後悔なのだけど、女性に言い寄られたタイミングが夫婦として上手くいっていない時なら後悔のレベルも上がり気味だ。
モテた時が一人身なら楽しいことがたくさん待っているが、結婚していればむしろ盛り上がっていかないようにこちらからブレーキを踏まないといけない。後輩なら嫁との年齢差もあるし、なかなか惜しい思いに駆られるのは男性の性である。
男性的結婚を後悔する瞬間なので女性は理解しにくいかもしれない。
まとめ
今回は、7つの瞬間で男性が結婚を後悔する理由を紹介してきた。
テーマの割に重い内容とはならなかったのは結婚が幸せなものだからだろう。
「大した問題ではないのでは?」と思った読者も多かったかもしれない。
今回書いたことは、後悔する瞬間と言うより、結婚の副作用と表現した方が良かっただろうか。結婚が良いところばかりではないのは周知の通りである。
良い人と出会って、良い人と結婚すれば、後は二人の努力で幸せになる道は拓かれるはず。
お互いの努力を続けるべきだから、そのヒントになることが提供できていれば本望だ。