同棲を始めるカップルは「お金」のことも気になると思う。初めての同棲だと色々なルールのことに疑問と不安があるはずだ。
仲良しカップルなら一緒に住む内に決めていけば良いことも多いが、問題なく二人で暮らすためには知っておいた方が良いこともある。
そこで今回は「同棲カップルのお金事情」について私の経験談をもとにまとめてみたい。
ちなみに私が同棲していたのは大学生の時だが、生活費の内訳や同棲カップルの付き合い方にも触れていくので、興味がある人は詳しく読んでみよう。
同棲カップルの光熱費と家賃
住んでいたのは、横浜。
間取りは少し広めの1Kだった。
各項目の支出は概算で下の通りだ。
水道代 4000円
電気代 5000円
ガス代 5000円(夏)9000円(冬)
ネット 4000円
食費 20000円(自炊分のみ、酒込み)
交際費 まちまち
といったところ。月によって変動率はそこそこあるから1年の平均値を算出している。
ガス代が高めだが、二人とも出かける前はシャワーを浴びる習慣があったためと、お湯を張って湯船に浸かることが多かったから。
彼女が言うには、光熱費全般が一人暮らしの頃と比べると1.5倍くらいになったとのこと。2倍になったわけじゃないところはポイントかもしれない。
同棲カップルの費用の負担割合と、お金の分担制度
大学生で収入はお互いのバイト代と彼女の親からの仕送りだったが、家賃以外は全部、私7・彼女3の割合できっちり決済することにしていた。
私のバイトが割の良かったバイトだったのでそれで問題ない。二人とも納得した上で割りとしっかり配分は決めた。
いちいちお金をやり取りしていると面倒だから、使ったお金は全てレシートや明細を取っておいてイニシャルを裏に書き、割り勘専用の袋を作って二人共そこにためる。月2回くらいのスパンで決済し、決めていた割合で二人のバランスを整えるようにお金を払うシステムになった。
これは、お金のことで揉めないようにするためで、要はケンカまでいかなくても面倒な会話がお金のことであったということだ。同棲するなら後からでもいいので、お金のことははっきりさせておいた方がいいとアドバイスする。
同棲しているのに何となく負担し合う形では、不満が溜まる最も大きい原因になる。やっぱりお金は気を付けるべき事項だ。これについては後からまた記述を加える。
同棲カップルの家事の負担割合
私の場合、家事は基本的に彼女が担当だった。働きぶりが本当に感謝で、嫁みたいな存在として活躍してくれた。あんなに出来た女性はそうそういない。周りの友達からも神扱いされていた。
大学生で時間もあったし、彼女の方も尽くしたい性格だったので、特に不満を聞くことがなかった。これも揉める原因ではランキングが高い項目だと思うので、手伝えない状況でない限り、本来は男性も担当するべきだろう。
実際、ほかの同棲カップルは彼氏がごはんを作ることがあったり、トイレ掃除やお風呂掃除を担当していたりと工夫をしていた。私の場合はかなり特殊な例だった。
ただ、料理は私が好きだったし、ちょっとした遊び感覚もあったので、二人で一緒に作ることは少なくなかった。少しだけ珍しい料理を二人で作ったりすると、楽しかったのはよく覚えている。
こんな風に、仲良く二人で家事をやるのもおすすめである。
同棲カップルのデート事情(デートにかかるお金、含む)
間違いなく同棲することで減るのが「デートらしいデート」である。遠出することがあまりなくなって、外食する機会がデート扱いになった。
ラブラブな状態だと「どこにいくか」よりも「二人で一緒にいるだけ」で幸せなので、むしろプライベート空間の広がる同棲部屋は都合が良い場所でもあった。想像するより仲良く家デートを楽しんでいた感じだろうか。
と言っても、どこにもいかないってことは無くて、外食のほかに買い物もデートに近い感覚があった。いわゆるデートとしてイメージするようなものは、月2~3回程度になってしまったのは彼女がさみしがる結果に。私ももう少し彼女の気持ちを考えてあげるべきだったなと振り返る。
たまのデートにかかる費用は、一旦すべて私持ちにして、上記システムでバランスを取る方法で決済していた。外で彼女にお金を払わせるのは好きではなかったので、私たちカップルの場合は私が会計を担当する形だった。
デート代にかかる費用は、二人の合計で1万円くらい。遠出デートの数が減ったので、デートする時は少し豪華なデートをするようになった。
※旅行に関してはこちら。
カップルが同棲する上で大切なのは「お金に関するルール作り」をしておくこと
お金の問題は、先程も言ったように不満になるとタチの悪い問題だ。同棲状態になったのなら早めにルールを決めた方がお互いに取って良いと実感した。
私は、最初に居候のようになったことから同棲がスタートしているので、お金のことが非常にあいまいだった。
しかし、それが段々と彼女の不満になったことから話し合いをし、お世話になっていた時期の返済の意味も込めて7:3を採用した経緯がある。
簡単にでも同棲のルールを順次決めていくことでお互いの不満が減ったのは事実だから、カチッと決めるまで行かなくても、不満や不安がたまるまえにきちっとしておくことはきちっとしておくのをすすめたい。
同棲生活のお金の問題は信用が命
私の場合は学生の時期に彼女と同棲したから、時期によってお金の事情が大きく変わるため、お金はもめやすい状況にあった。サラリーマンなら簡単にお金が読めるけれど、大学生は支出と収入のバランスが時期によって崩壊する。
テスト期間でバイトに入れなかったり、イベントにお金を使ってしまったり。
当然私達にも金欠状態の時期が訪れるのだが、そういった時期は雰囲気が悪くなりやすい。しかも、お金のことに適当な受け答えをしたらなおさら不信感がたまる悪循環も併発するからタチが悪い。
経験から言えば、同棲生活は信用を重んじた方が良い。
特にお金の問題はきっちりするべき。
そうでないと、同棲がうまくいかなくなるし、別れる原因にすら発展する。
仲の良いカップルと言えども「生活」となると、やっぱり気を使い続けることはできなくなるし、ナアナアになると溜まった不満はそう時間をかけずに爆発する。特に切実な悩みになるお金の問題は、信用が命だろう。ここがきっちりできないとやはり一緒には住めない。
これから同棲生活を始めるのに当たって気を付けて欲しいところだ。
同棲生活を考えた時、お金の問題を気にするケースは多いと思うのだが、意外と出費全般はきつくならない。その理由は、デート代の減少だ。家で過ごす時間が増えるからデート代が減って、どうにかなるイメージだ。
そうならないと思うカップルもあるかもしれないが、どんなカップルもその傾向があることは、友人の同棲カップルをみても明らかだった。
その点も考慮して同棲生活のお金事情は考えるべきだと思う。
まとめ
今回は「同棲カップルのお金事情」についてまとめた。
一緒に住むのは思っている以上に楽しさも大きかったが、お金の問題はノリでは乗り切れなかった面がある。私は別れるまでもめるとことがなかったのが幸いだが、友達カップルは何度もお金のことでケンカしていたから、きちんとしないと別れの原因になるのは間違いない。
せっかく一緒の時間が増える同棲生活を楽しく過ごせるように、ルールもきちんとしておこう。
こちらでも同棲について書いているので合わせて読んでみてほしい。
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