カップルがデートする時は「手をつなぐ」のが一般的かもしれないが、実は「腕を組む」のが好きな人も多い。
そんな視点で街ゆくカップルを見渡すと、意外に腕組みデートをしているカップルもいて、手つなぎデートと腕組みデートの比較は、面白いテーマになりそうだ。
特に「いつもは手を繋いでデートしているけど、たまには腕を組んでデートしたい」なんて人には、この記事をぜひゆっくり読んでみてほしい。「手をつなぐデートより腕を組無デートがしたい」という人にもおすすめである。
はじめて付き合う人や、恋愛経験がない人は「デートでは手をつなぐのが正解なの?」と不安もあると思うので、この記事で比較の観点から答えを探ってみる。
今回は、手つなぎデートと腕組みデートを比較し、両方の魅力についても解説してみよう。
それぞれどんな魅力があって、どんな風に使い分けたらいいのか、参考になればと思う。
支持率から見る「正解」とは?
手つなぎデートと腕組みデートの選択で「正解」を考えた場合、統計は参考になるはずだ。
マイナビの行ったアンケートによれば、手つなぎデートと腕組みデートの選択割合は以下のようになった。
手をつなぐ……411人(41%)
どちらでもいい……340人(35%)
どちらもしない……151人(15%)
腕を組む……98人(9%)
恋人と手をつなぐ? それとも腕を組む? | マイナビニュース
これを参考にすれば、手つなぎデートが圧倒的な支持率を誇っており、「正解」という意味では「手つなぎデート」がカップルの王道と言える。
街で見かけるカップルも手を繋いで歩いているカップルが多い。
しかし、「どちらでもいい」が2位の支持を集めており、1位との差は6ポイントで大きな差ができていない。
ここも考慮すると、臨機応変に使い分けているカップルも多いと言える。
実際、手つなぎデート一択だと言えるのは付き合う直前や付き合い始めかなというイメージ。密着感の増す「腕組みデート」は、この頃に選択し辛い部分があって、ある程度関係が進んだ後に選択肢になってくる場合が多いと思われる。
体と体が近いという理由以外に、女性が能動的に腕をからませる必要があるためだ。
では、次にそれぞれの魅力をまとめよう。
手つなぎデートの魅力
手つなぎデートは支持率が高かったがどんな理由が魅力となっているのだろうか。当たり前に手を繋いでデートしている人も、手つなぎデートをしたことが無い人も、改めて魅力を確認してみよう。
双方向的な想いが繋がっている感を演出する
手つなぎデートの魅力は、なんと言ってもカップルで「想いが双方向にあることを確認できる」こと。
手と手を繋ぐ時は、自分から繋ぐか相手から繋いでくるかにかかわらず、お互いの「手をつなぎたい」という気持ちがないと成立しないことから、精神的な「繋がっている感」は感じやすい。
腕組みデートは女性から男性へ腕を組む形となるので、一方的な感じがする場合もあって、お互いの気持ちが確認できる手つなぎデートは王道だ。
手のひらから伝わるもの
腕組みデートも肌と肌が触れ合うものだが、手つなぎデートだとそれ以上に伝わるものがあると感じる人は多く、魅力の一つだ。
ハンドパワーと言ってしまうと急にオカルトチックだけど、手のひらには色々なパワーがあるとされているのはよく聞くことだと思うし、理屈よりも感覚的なところで納得できる人も多いだろう。
ぎゅっと握られる瞬間が好きだったり、相手の綺麗な手が好きだったり、手のひらが持っている力は手つなぎデートの魅力を高めている。
腕組みデートの魅力
では、腕組みデートにはどんな魅力があるだろう。手つなぎデートとの比較で魅力と言えることを挙げてみよう。
密着感がイチャイチャ感を強める
手つなぎデートに比べると腕組みデートは密着感が高く、イチャイチャ感を強める。
彼氏に甘えたい女性はくっついているところが多くなるので手つなぎデートよりも幸福感を感じるだろうし、男性としては女性からの愛を感じやすいのも魅力だ。
触れ合う面積の違いや体と体の距離の面で手つなぎデートよりもラブラブカップル感を感じるのは腕組みデートではないだろうか。
手汗の心配なし
手に汗をかきやすい人は恋人とのデートで結構悩んだりするもの。
カップルでは手を繋いで歩くのが当たり前だと考える人は多いから、どんな理由であれ手を繋がないのは寂しく感じさせてしまうことも多い中で、手汗を原因に恋人を不快にさせてしまうなら選べないというジレンマに。
そんな時は腕組みデートを提案してみよう。
度合いにも寄るけど、手汗がきつい人との手つなぎデートは気持ちの有無を問わず不快感を覚えてしまう場合が多いのが現実。
それなら別の方法で繋がればよいので、腕組みデートは選択肢になる。
手つなぎデートと腕組デート、個人的な意見を言うと…
ここでちょっと個人的な意見を述べておこう。
実は私、手をつなぐデートよりも腕を組むデートの方が好きだったりする。
もちろん一択と言う意味ではないが、腕組みデートは彼女から求められている感を感じるし、手を繋ぐという行為がなんだか照れくさい。
手つなぎデートは男性から女性にアクションを起こすことが多いと思うけど、何度も手を繋ぎなおすのも時折り面倒に感じることがあって腕を組む方が楽。
女性の小さい手はかわいいのだが、捕まえに行こうとするとその小ささは災いすることもあって、手つなぎデートの魅力はわかっていても腕組みデートをすることが多かったりする。
こんな個人的な意見もありつつ、結論に移ろう。
手つなぎデートと腕組みデートのどっちを選択する?
まず、付き合う前のいい感じの時や付き合い始めたばかりなら「手つなぎデート」をしてみよう。
それだって人によっては難しく感じるかもしれない。
特に付き合う前はどこまで積極的にアプローチするのかが問題になるから、良いタイミングがあったら考えてみるでもいいだろう。
何度目かのデートでちょっと雰囲気を変えたいとかのニーズに対し、手を繋ぐことが良いアクセントになる場合がある。
手つなぎデートの方がカップルの王道になるのは間違いないところなので、手を繋ぐのも勇気がいるうちは手つなぎデートをしよう。
カップルとして何度かデートをしたら、腕組みデートも混ぜてみよう。
より密着感のある繋がり方だし、手つなぎデートにはない魅力がある。
男性は腕を組んでくる女性に対して「甘えられている」「頼られている」と感じることも多いから、いつも彼に手を繋がれている彼女はお返しという形で腕組みデートをしてみてもいいと思う。
基本的に好きな人からは体に触れられることが嬉しかったり、心地良かったりするものだ。
そこに大きな男女差はない。
付き合っている彼女・彼氏には積極的にスキンシップを取ろう。
まとめ
今回は、手つなぎデートと腕組みデートを比較して、どっちの選択が正解かを考えてみた。
いつも言ってるように、カップルの形は個人的なもので良いから「正解」という言葉は似つかわしくないのだが、付き合い始めなどはこだわる場合も多いと想定したので、敢えてタイトルに混ぜた。
王道は「手つなぎデート」であるのはイメージ通りだったと思うが、アンケートでは「どちらでもいい」という人の割合も高く、その時々に応じて使い分けているカップルも多い。
一日のデートの中でもカタチが変わっている場合もあるだろう。
最初はアレコレ考えていたことも、付き合いが長く深くなることで、あまり気にしなくなる問題でもあろうかと思う。
手つなぎデートと腕組みデート、二つとも楽しめるカップルになろう。
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