好きな女性と仲良くなると、色々な会話の中で話が深くなり、相談されることも出てくるだろう。男なら好きな女性に頼られているようで嬉しいことだし、ここはしっかり対応したいところだ。
また、彼女からの相談された場合でも、付き合い始めは答え方に迷うものである。女性から相談されることに慣れていない時は、どうしてあげたら良いか自信が持てないもの。
そこで今回は、「好きな女性や彼女から相談された時の正しい答え方」を説明するので、参考にしてみてほしい。
「女性の相談は、ただ聞いてあげれば良い」はウソ
女性は、相談を持ちかける時、ただ聞いてほしいと思っていると言っているサイトもあるがそれはウソである。
もう少し性格に表現すれば、ウソである場合もあると言うことだ。
詳しく説明しよう。
まず、相談にも問題の大きさが色々ある。
また、話し方でもどれくらい深刻な問題かが変わってくる。
簡単且つ深刻でないものは、「ただ聞けば良い」で正解。
問題なのは、本当に助けを求めている場合も存在していることである。
男性は、相談をされると物事を合理的に考え過ぎてしまい、アドバイスに走りがちである。さらにそこからダメ出しのような形になってしまったり、くどくどと説教臭くなる人も多い。自分の考えを押し付ける男性が多いのも問題だ。
そんな男性の答え方は女性の求めているものではないので、「ただ聞けば良い」と指南する人が現れる。しかも実際にそれが正しいこともあるのであまり否定されることが少ない。
しかし、それは「相談の乗り方」として本質ではないだろう。
なぜなら、相談者が聞いてほしいだけで相談をしているのか、良いアドバイスを貰いたいと思って相談しているのかを嗅ぎ分ける方が大事であり、そのニーズに合った答え方が本来求められるはずだからである。
好きな女性が本当に困っていることをあなたに相談したのなら、答えを用意して解決に導ければその悩みは消えることになるし、そこまでは無理でもそのきっかけ程度は提供できるかもしれない。
やはり正しい答え方が求められると思うのである。
女性の相談がグチなら
自分の悩みや不満を聞いてほしいという女性は多いので、相談と言いつつ、実際はグチのような話しになる場合がある。その時は、ただ聞いてあげて、癒せるような言葉をかけてあげよう。
参考になる考え方を下の記事で書いている。
⇒女性を癒したい時はどんな言葉をかける?女性が癒される言葉とその使い方
全般的に相談の締めくくりは、応援してあげることであり、認めてあげることだから参考にしてみよう。
相談は、最後まで質問しながら聞いてあげよう
彼氏の立場で彼女から相談をされた時は、適当に聞き流すことも増えるだろうが、それでは彼女の不満はたまっていく。
話をちゃんと聞いてほしいと思う女性は多いので、せめて大事な話はちゃんと聞いてあげよう。「相談はただ聞けば良い」との話しには、「ちゃんと聞いてあげろ」と言う意味も含まれる。
「うん、うん」と聞く態度に女性は真剣さを感じないので、満足してほしいなら彼女に話がしやすくなるよう質問を挟むと良い。その質問から話が繋がっていくので、彼女も話しながら頭の整理もできるから、だいぶスッキリして満足感も高くなるはずだ。
適切なアドバイスがあるならそれを話してあげよう
女性から受ける相談の内容によっては、明らかに「こうした方が良い」と思うものもあるだろう。その場合はちゃんとアドバイスをしてあげる方が彼女も喜ぶ。特に付き合っている彼氏の立場ではそういったことの繰り返しが彼女からの尊敬になるので、付き合っている価値のない男性にならないようにしよう。
先程触れているように、注意点があるので以下を確認しくと失敗しない。
- 調子に乗って説教しない
- 女性をバカにしない
- くどくど長話をしない
- 押しつけない
- 否定は最小限
- アドバイスの聞き方で引き際も配慮
- 相手の意見も聞く
- 答えを求めない
- 自分のアドバイスに従わなくても気にしない
- ちゃんと考えてからアドバイスする
- 彼女の性格を考慮する
- 最後は励ます
12個挙げておいたので、参考にしてみよう。
自分が本気で悩んでいたらどうしてほしいのかを考えれば、上記のスタンスに異論はないのではないだろうか。好きな女性が本気で悩んでいることなので、敢えて重くしないように話をしたり工夫は思いやりで行いと良い。よく相手の気持ちを考えて相談に乗ってあげよう。
男性として良い相談相手になるためには
先程挙げた12個のポイントを押さえれば良い相談相手になれるはずだが、もう少し説明を加えよう。
良い相談相手の特徴を書くので、先程のポイントを復習する意味で見てみてほしい。
- ちゃんと話を最後まで聞いてくれる
- 自分の人間性を否定しない
- 適切なアドバイスをくれる
- 労りの言葉をくれる
- 本気で考えてくれる
- 自分のことをわかってくれている
- 自分のことを思って話をしてくれる
- 経験から話をしてくれる
- 絶対に他言しない
- 元気にしてくれる
気を付ける12個のポイントと合わせて、良い相談相手の特徴10個も守って相談に乗ってあげよう。これが完璧にできれば彼女からの評価は間違いなく高くなる。
私が相談を受けた時に特に大事にしていること
男性が好きな女性から相談を受けた時は、男性的な感性でつい合理的な解決策を提示したくなるものだ。好きだからこそ話にも力が入って、彼女を苦しみから解放してあげたくなる。
愛情からくる行動なので、一概にそれは非難されるべきではないが、彼女のニーズにそれがどこまで合っているのかはわからない。アドバイスを求めている時を完全に把握することも難しいだろう。
そこで私が大事にしているのは、気付きを促すために自分の話をするということ。
相談をする時というのは、話しをしたい・吐き出したいニーズの他に、良いアドバイスがほしい、解決するための方法を探している、自分の中で整理が付かない、といった理由も考えられる。
その中で大事だと思うことは、話している内に自分の中で整理が付いたり、人の意見を聞いてどう思ったかで自分の中の気付きがある点だと思っている。相談している最中に、自分の中で答えとまでは言わないまでも、方向性が見える時があると思っているのである。
相談は、まとまりのない話であることが多い。自分の中で整理がついていないためにそれが起こり易いのである。また、人の意見を聞いている内にまとまっていくことも往々にしてある。相談の中で、「本当はこう思っていたんだ」と気付きに繋がることがあるのだ。
過去記事(好きな女性への声掛けから相談相手になり恋愛を前に進める方法)でこのようなことを書いたことがある。
相談された時にアドバイスをした後のフォローについて書いている部分だ。
「俺の話を聞いた後でどう思ったかが大事だと思うよ。色々な考えに触れると自分の考えがどうなのかはっきりすることがあるからね。自分がどうしたいのかが一番大切だと思うよ。」
この話をすると、自分の考えに従うことは無いというメッセージを伝えられるし、その後に自分の言った解決策を取らなかったとしても気まずくならない。
もし自分の話に賛同するなら、より具体的な話に入るきっかけにもなるから重宝している。
確かに最初の方に触れている「相談はただ聞けばよい」との話は的を射ている部分がある。
そこには保険を掛けるべきであり、その他の気を付けないといけないポイントも侵さないようにしようとすると、大事になってくるのは、相談してきた彼女に逃げ道を用意してあげること。
その中で、問題の解決も図れる相談相手になってあげればよい。
私としては、そのバランスが最も良いのが、しっかりとしたアドバイスが必要かどうかを見定め、必要なら話をし、最終的に答えは彼女が何の気も遣うことなく、自分で出せる環境を用意してあげることだと思っている。
相談をしてもらえる関係は尊いものだから、あなたなりに良い相談相手になる方法を模索する上で、今回の記事が役に立てばうれしい。